【2024年1月1日更新】
令和5(2023)年度宅建試験に合格した皆様おめでとうございます!
合格なさった皆様のうち、2年以上の実務経験がない方が宅地建物取引士資格登録する場合には登録実務講習の受講が必要です。
この記事では宅建登録実務講習の2024年1月初回講習日程についてお知らせします。
宅地建物取引士登録申請で登録実務講習が必要な場合とは
令和5(2023)年度宅地建物取引士資格試験の合格者には大きな封筒が郵送されます(不合格の場合は何も送られてきません・・・)。
封筒には合格証書及び宅地建物取引士資格登録申請等の事務の手引きなど、登録申請に必要な書類が同封されています。
◆宅地建物取引士資格登録ができるのは、以下の全てを満たす場合です。
- 宅地建物取引士資格試験に合格
- 宅地建物取引業の実務経験が登録申請時から過去10年以内に2年以上ある
- 宅地建物取引業法第18条第1項各号に掲げる欠格要件に該当しない
◆しかしながら、宅建合格者には実務経験がない方もいます。
実務経験がまったくない(および2年に満たない)方が宅地建物取引士登録を申請する場合、登録実務講習が必要になります(登録実務講習を修了してから10年以内なら登録申請可、なお、登録できる実務経験はもうひとつありますが割愛)。
これから不動産業に就職するあるいは就職が内定している合格者は「とにかく早く登録を済ませ、3月中に宅建士証を交付しておきたい」と思っているかもしれません。
そういう方は、2024年1月の早いうちに登録実務講習を受講することをおすすめします。登録の決定に30日ほどかかるからです。
◆もし3月中に宅建士証が必要じゃない場合でも、合格後1年以内に宅建士証の交付を希望するなら登録実務講習を早めに済ませておいたほうが良いです。
試験合格後1年経過してからの宅建士証交付申請には法定講習を受講しなければならないからです。
法定講習には12,000円かかります。余分な出費を避けたいならさっさと登録実務講習・登録・宅建士証交付を済ませるほうが得策です。
2024年度登録実務講習実施機関一覧(1月講習の申込締切日を付記)
登録実務講習は2024年1月から受講できます。※2023年12月に講習を実施する機関もあります!
以下、国土交通省HP記載の登録実務講習実施機関について、各機関への登録実務講習ページもしくは機関のページにリンクしてあります。WEBで確認できたところは2024年1月最初の講習日を付記しておきました。
講習日・締切日・料金は各機関・受講会場によってそれぞれです。必ずご自分で確認してください。当ブログでは一切の責任を負いませんことをご了承ください。
特に受講料金は「料金の目安」欄になにも書いていない機関でもインターネット割引・早期割引・喫煙の有無・地域別など各機関さまざまなオプションを用意しているところがあります。くれぐれもご注意ください。
料金は早期割引料金を記載している場合があります。
修了証を即日交付する機関と後日送付の機関があります。
連続した2日で講習を終える機関と1週あける機関があります。
申し込みの際は必ず各機関WEBサイトにてご確認ください。
<注>
・2024年1月講習日をWebから確認できた機関のみ1月講習日を記載しています。
・「1月最初の講習日」の日付が1日分しかないところは「1日で登録実務講習を終えるコース」となります。ただし朝から晩まで拘束されます。
・※は12月講習を実施している機関です。例えば「総合資格」は2023年12月23日・24日コースを開講しています。
実施機関 | 1月最初の講習日 |
---|---|
LEC | 2024.1.4、1.5 |
2024.1.13、1.14 | |
TAC | 1月中旬 |
総合資格 | 2024.1.9、1.10※ |
日本ビジネス法 研究所 |
2024.1.6、1.7 |
TAKKYO | 2024.1.6、1.7※ |
職能研修会 | 2024.1.6※ |
Social Bridge | 2024.1.4、1.5 |
Kenビジネス スクール |
2024.1.6、1.7※ |
プライシングジャパン | 2024.1.13、1.14※ |
クオリティオフィス | 2024.1.6、1.7※ |
大原出版株式会社 (資格の大原) |
2024.1.13、1.14 |
九州不動産専門学院 | 2024.1.5、1.6※ |
株式会社おおうら (自習室うめだ) |
2024.1.6、1.7※ |
国土交通省の登録実務講習実施機関一覧に記載されている機関のURLリンクから2023年11月10日時点で宅建登録実務講習スクーリング日程ページを確認できたもののみ収録。宅建実務講習日程ページに直リンクしているとは限りませんので、講習を申し込む際は必ずご自身で各機関の日程をご確認ください。※TACの第1日程は「1月中旬 TAC各校にて実施」とのみ記載されていました。
おすすめ講習は東京LEC水野先生クラスと名古屋やはた先生クラス
◆管理人は家から一番近い会場で登録実務講習を済ませました。
受けた感想は・・・私自身大学で講義を担当しており、できるだけ学生を眠らせないよう工夫しているのですが、そういう工夫が得意ではない講師に当たってしまいました。たいへん眠たかったです。
もしもう一度講習を受けるとすれば、時間とお金がかかっても「LEC水野先生」もしくは「LECやはた先生」の講習を選びます。
◆水野先生の講習担当日程はLECの「スクーリング日程一覧」ページに「【水野講師】」と記載されています。
毎年大人気ですぐ締め切りになりますので早めに申し込んだほうが良いでしょう。
※11月21日22:47 追記 水野先生の2月クラスが追加されたとのことです!
宅建の登録実務講習ですが
— 水野 健🐱🐨(LEC、水野塾宅建賃管講師) (@takkenken2000) November 21, 2023
2月以降も決定しました🐱
来年の私の担当は下記のみですが、登録実務講習自体は一年中やってます。
1月11(木)12日(金)新宿エルタワー
1月20(土)21日(日)中野
1月25(木)26日(金)新宿エルタワー
2月5(月)2月6日(火) 新宿エルタワー
2月10日(土)2月11日(日) 中野…
◆やはた先生はLEC名古屋本校1月平日クラスをご担当です。2月は火曜日・水曜日クラス、3月は平日クラスのご担当とのことです(やはた先生に直接おたずねしました)。
僕は宅建合格後、名古屋のLECさんで登録実務講習受講しました。
— 中村まなぶ@愛知県あま市の行政書士 (@MABU89973643) November 21, 2023
担当頂いたのが、やはた先生@yapatan で実務講習が分かりやすいのは勿論、講習の間に話される先生の知識の深さ、飽きさせない話術で本当に充実した2日間でした。めちゃくちゃお薦めです。名古屋に来れる方は是非受講して欲しいです😬
登録実務講習を終えたらステップアップを!
◆当サイトをお読みになった方の動向をうかがうと宅建試験に合格した方の中には司法書士試験、行政書士試験、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士試験などにシフトする方が少なくありません。宅建合格を皮切りにステップアップするためです。
◆これらの資格試験の中で受験生が最も多いのは行政書士試験です。
行政書士試験に合格するまでの勉強時間は約800〜1,000時間(講座利用時で600時間)と言われています。1日でも早く勉強を始めると良いでしょう。
合格率の高い行政書士通信講座はアガルート(56.17%)とフォーサイト(54.1%)です。
※いずれも自社HPの数字、ただし厚労省の教育訓練給付講座サイトによるとフォーサイト行政書士バリューセット3の令和2年度合格率は58%。(動画時間数などの情報や試験日・申込日程についての詳細はこちら)。
・フォーサイト:フォーサイト行政書士通信講座(2024年試験対策)
・アガルート:アガルート行政書士試験講座2024年合格目標
アガルートは早期キャンペーンにて期間限定20%オフとなっています。
◆当記事をお読みになるのは令和5年度宅建試験を合格した方と思いますが、もし、まだ宅建に合格していないのであれば宅建試験日は年何回?令和6年度宅建試験日と申込日程について をご参照ください。