【このブログのご案内】
賃貸不動産経営管理士合格応援ブログ管理人です。
賃貸不動産経営管理士合格応援ブログは、賃貸不動産経営管理士試験合格を旗印に、賃貸不動産経営管理士試験対策テキスト・問題集、試験にまつわる情報などをお届けしています。
このページは当ブログにて掲載している記事について紹介しています。賃貸不動産経営管理士試験のみならず、宅地建物取引士資格試験、FP3級・2級試験およびその他資格試験合格を目指す方はぜひ目をお通しください。
賃貸不動産経営管理士試験について
賃貸不動産経営管理士試験は難化している
◆賃貸不動産経営管理士は2021年4月に国家資格となりました。
国家資格化の影響か、賃貸不動産経営管理士試験の合格率は急落しています。
平成30年までの合格率は概ね50%以上だったのに対し、令和元年度36.8%、令和2年度29.8%、令和3年度31.5%、令和4年度27.7%と著しく絞られています。
この4年間で合格率がぐっと絞られた上、令和3年度は合格点がなんと50点中40点。昨年度は合格点こそ34点でしたが個数問題・組み合わせ問題が21問も出題されました。
合格率を絞ることによる難易度上昇が令和2年度および令和4年度、合格点を上げる方向での難易度上昇が令和3年度、個数問題・組み合わせ問題の出題数増による難易度上昇が令和4年度に実施されたことになります。
この難化傾向は今後も続くかもしれません。
→合格率からみた賃貸不動産経営管理士試験の難易度【2023年最新版】 Check!
賃貸不動産経営管理士試験の日程・試験会場・申し込み
◆賃貸不動産経営管理士試験は年に1回、11月第3日曜日に実施されます。令和4年度賃貸不動産経営管理士試験は2022年11月20日実施予定です。
→令和5年度(2023)賃貸不動産経営管理士試験日・申し込み日程・試験概要について Check!
◆賃貸不動産経営管理士講習を受講すると5問免除を受けられます。講習は誰でも受講できます。→賃貸不動産経営管理士講習:5問免除で受けられるメリットについて Check!
賃貸不動産経営管理士講習は、県によっては1回しか講習が行われません。講習受講をお考えの方は早めに申し込むことをおすすめします。
◆賃貸不動産経営管理士試験は平成30年度試験は全国11都市36会場で、令和元年度試験は全国17都市63会場で、令和2年度試験は24都市67会場で、そして令和3年度試験は25地域81会場で実施されました。
令和4年度試験では福島、栃木、岐阜、三重、滋賀、奈良、山口、長崎、大分、鹿児島が加わり、35地域で実施されました。令和5年度も同じく35地域で実施されます。
令和5年度試験がどの会場で実施されるのかについてはわかりませんが、令和4年度試験が実施された試験会場については次の記事に記載しておきました。参考になさってください。
→賃貸不動産経営管理士試験令和5年度(2023)各都市の試験会場情報 Check!
◆賃貸不動産経営管理士試験の申込は2023年8月1日から始まります。
→令和5年度(2023)賃貸不動産経営管理士試験申込受付は8月1日から:資料請求申込と受験案内書について
令和2年度からインターネット申込もできるようになりました。
賃貸不動産経営管理士試験の受験票は例年10月下旬から11月上旬にかけて発送されます。
◆当ブログでは2023年11月19日の本試験当日に、試験終了後速やかに解答速報および合格ライン・合格点ボーダー予想情報を収集し、随時更新しています。
→令和5年度(2023)賃貸不動産経営管理士試験合格点・合格ラインボーダー予想および解答速報 Check!
◆令和5年度試験の合格発表は令和5年12月26日です。合格すると合格通知・賃貸不動産経営管理士登録手続き関連書類等が送付されます。
→賃貸不動産経営管理士試験、合格発表は令和5年12月26日(火):合格者への送付物【令和5年度(2023)】 Check!
賃貸不動産経営管理士試験・試験対策について
◆賃貸不動産経営管理士試験は、かつては宅建受験後1ヶ月の勉強で受かると言われていました。管理人もそう考えていた時期がありました。
ですが、賃貸不動産経営管理士試験は今や受験生の7割超が落ちる試験となっています。
過去4年間で難易度がぐっと上がった一方、賃貸不動産経営管理士試験に合格しなければならない方はどんどん増えていきます。賃貸住宅管理業法が施行されたからです。
2023年度賃貸不動産経営管理士試験で合格を勝ち取りたい方は合格実績の高い教材を使って早め早めに勉強を始めることを強くおすすめします。
◆管理人が実際に購入して教材を確認したものでおすすめできる通信講座はアガルートアカデミーの賃貸不動産経営管理士講座です(おすすめする手前、今年も自腹で6万ほど支払いました・・・)。
アガルートアカデミーは、賃貸不動産経営管理士対策通信講座で唯一合格率をHPに記載しています。令和4年度試験の合格率は79.2%でした。
>>>アガルートアカデミー・工藤美香講師による2023年合格目標賃貸不動産経営管理士試験総合カリキュラム
ちなみに、賃貸不動産経営管理士試験対策の主流のひとつが『賃貸不動産管理の知識と実務』を使って勉強することです。『賃貸不動産管理の知識と実務』は、試験実施団体が国家資格前まで「公式テキスト」としていました。国家資格後は「公式テキスト」とは呼ばなくなったものの、賃貸不動産経営管理士講習の指定テキストとなっていますので当ブログでは「公式テキスト」としています。
その公式テキスト『賃貸不動産管理の知識と実務』なのですが、1,000ページほどもあるとても分厚いテキストとなっています。20ページを1時間かけて読み進めても、テキストを一周するだけで50時間近くかかってしまいます。
しかも最新の令和5年度版になって初めて索引がつきましたが・・・どこが頻出項目なのかについては相変わらず記載がありません。まったく受験生向けではない「超不親切仕様」なのでものすごく勉強しにくいです。
それに対し、アガルートの総合カリキュラムはテキスト全編に動画講義が付随。テキストを開きながら動画講義を視聴すれば賃貸不動産経営管理士試験全範囲を約24時間で一周できます。
『賃貸不動産管理の知識と実務』はもちろん、他の市販テキストより格段に効率良く勉強できます。
アガルートアカデミー・工藤美香講師による2023年合格目標賃貸不動産経営管理士試験総合カリキュラムには、
- 総合講義(テキスト+動画講義)
- 過去問解説講座(過去問集+動画講義)
- 総まとめ講座
- 直前ヤマ当て模試
- Facebookグループ内での質問制度(質問回数無制限かつ工藤講師が直接返信)
管理人は宅建試験を1度落ちています。なるべくお金をかけずに合格しようと、市販テキストと500円アプリだけで挑んだ結果です。
2年目は絶対に合格しようとDVD教材を購入しました。10万円ほどかかりましたが合格できました。そのとき学んだのが、プロの教材はよく寝られていて無駄な年強をしなくて済むこと、そしてお金よりも時間のほうが大切ということです。
賃貸不動産経営管理士試験についても考えは同じです。2023年度賃貸不動産経営管理士試験合格の可能性を高めたいのであれば、対価を惜しまないのが得策です。
特に、賃貸不動産経営管理士試験をどう勉強したらいいか悩んでいる方や、資格試験の受験がそもそも初めての方はアガルート通信講座の利用を検討しても良いと思います。
→アガルートアカデミー・工藤美香講師による2023年合格目標賃貸不動産経営管理士試験総合カリキュラム
賃貸不動産経営管理士の勉強法、市販テキスト・問題集
賃貸不動産経営管理士試験対策としてアガルートをおすすめしましたが、市販テキストで挑む方もいらっしゃいます。
市販テキストでの独学で賃貸不動産経営管理士試験を受けると決めたなら、まずは過去問を入手して制限時間を計りながら解きましょう。理由は、自分の知識レベルと、合格に必要なアウトプットレベルを知るためです。アウトプットレベルを知らないままテキストを漫然と読んでも意味あるインプットには結びつきにくいです。時間の無駄です。
賃貸不動産経営管理士試験は、すでに述べた通り公式テキストからの出題率が非常に高いです。このため、公式テキスト中心に勉強するのが一つの勉強法には違いないのですが、公式テキストは1,000ページ近くの分量があります。この点、効率的とは言い難いので、本ブログでは賃貸不動産経営管理士試験過去問の一部について公式テキストのどこから出題されたのかを解説してあります(令和元年度・2年度・3年度・4年度過去問・平成27年度過去問については準備中)。ただし法改正には未対応のため、必ず最新の教材で学習してください。
また、公式テキストのみでの学習だと、どこが重点箇所なのかがわかりにくいです。通信講座の利用について触れましたが、もし通信講座を利用せずに独学で勉強するなら賃貸不動産経営管理士試験対策テキスト・問題集・予想問題集を活用したほうが良いでしょう。
今年も出版各社がテキスト・問題集・予想問題集を次々に発行します。どれを選んだら良いか迷ったら、賃貸不動産経営管理士試験対策テキスト・問題集の紹介記事を参考にしてみてください。出版元からテキスト・問題集の正誤表が発表されることがあります。見つけ次第お知らせします。
なお、借地借家法の定期建物賃貸借のみではありますが、当ブログでも一問一答問題を用意しました。
- 賃貸不動産経営管理士おすすめテキスト・問題集2023 - 賃貸不動産経営管理士合格応援ブログ Check!
- 賃貸不動産経営管理士試験合格に向けた独学勉強方法について Check!
- 平成27年度〜令和3年度賃貸不動産経営管理士試験過去問の入手先 Check!
- 【過去問】平成28年度賃貸不動産経営管理士試験問1〜問40 Check!
- 【過去問】平成29年度賃貸不動産経営管理士試験問1〜問40 Check!
- 賃貸不動産経営管理士試験過去問:平成30年度 カテゴリーの記事一覧
- 賃貸不動産経営管理士試験過去問:平成27年度 カテゴリーの記事一覧
- 賃貸不動産経営管理士試験一問一答(定期建物賃貸借13問)
宅建
賃貸不動産経営管理士は令和2年度までは実務経験がない場合は宅地建物取引士に登録し、宅建士証を交付していることが登録要件になっていました。
しかしながら、令和3年度試験以降は登録要件から宅建士であることがなくなりました。
とはいえ、賃貸不動産経営管理士と試験問題および実務面で親和性が高いのはやはり宅建です(設備分野については除きます)。賃貸不動産経営管理士とダブルライセンスで取りたい資格の筆頭が宅地建物取引士であることには変わりありません。
時間に余裕のある方はダブルライセンス取得にチャレンジしてみてみてはいかがでしょうか?
- 賃貸不動産経営管理士とダブルライセンスで取りたい資格:宅建とFP技能士 Check!
- 宅建は年何回?令和5年度宅建試験日と申込日程についてCheck!
- おすすめ宅建テキスト2023年版購入レビュー【独学向け】Check!
しかしながら、宅建試験は・・・残念ながら合格ラインに届かない受験生が20万人中17万人ほどと圧倒的多数です。
これから宅建試験を受ける皆さんは、少なくとも38点、できれば40点以上を取るつもりで挑むことを強くおすすめします。
◆初学者の方、そしてなかなか宅建に合格できない方は合格実績の高い教材を選び、早め早めにスケジュールを組んで勉強のスタートを切りましょう!計画的に学習する習慣を身につけることは一生の財産になります!
◆受講生のうち500人以上が試験を受験かつ合格率50%以上の宅建通信講座はフォーサイトとユーキャンです。※ユーキャン宅建講座は「宅建士短期合格講座」に切り替わっています。こちらは受講生のうち試験を受ける人数が100人台までが減りますが、合格率は50%以上です。
詳細および宅建試験日・日程等は宅建は年何回?令和5年度宅建試験日と申込日程についてをご参照ください。
◆宅建試験に合格した方の中には司法書士試験、行政書士試験、マンション管理士、管理業務主任者試験などを受験する方が少なくありません(中には司法試験・予備試験にチャレンジする方もいらっしゃいます※)。
◆これらの資格試験の中で受験生が最も多いのは行政書士試験です。
行政書士試験に合格するまでの勉強時間は約800〜1,000時間と言われています。11月下旬もしくは12月から勉強し始めると良いでしょう。
令和5年度行政書士試験についてはこちらの記事をご参照ください。
→行政書士試験日2023(令和5年度)・申し込み日程・試験概要・配点について
◆ちなみに弁護士法第3条は「弁護士は、当事者その他関係人の依頼又は官公署の委嘱によつて、訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件に関する行為その他一般の法律事務を行うことを職務とする。」と定められいて、第3条2項は「弁護士は、当然、弁理士及び税理士の事務を行うことができる。」となっています。
したがって、弁護士資格を取得すると弁理士、税理士の登録もできるのです。
さらには行政書士(行政書士法第2条)、社会保険労務士(社会保険労務士法第3条)、海事補佐人(海難審判法第19条)の登録もできます。
なお、法科大学院を修了せずに司法試験の受験資格を得るには予備試験に合格しなければなりません。
まずは予備試験突破を目指してみては、と言いたいところですがおいそれと手を出せる資格試験ではありません。熟考を重ねてからご決断ください。
アガルートは2026年(令和8年)9月末まで視聴できる【2025年・2026年合格目標】司法試験・予備試験最短合格カリキュラムをリリースしています。
→アガルート・【2025年・2026年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム
FP
試験範囲に不動産分野・相続が入っているファイナンシャル・プランニング技能士(FP)も宅建および賃貸不動産経営管理士とダブルライセンスで取りたい資格です。特にFP3級は高い合格率を誇る狙い目の国家資格です。