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2018年版FP2級試験の合格率、難易度、受かりやすい受験月について

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この記事ではFP2級学科試験および実技試験(個人資産相談業務、生保顧客資産相談業務、中小事業主資産相談業務、損保顧客資産相談業務)それぞれについての合格率・難易度を、過去15回約100万人のデータから徹底分析しました。FP2級試験の難易度はFP3級とは段違いです。それは合格率の違いが如実に物語っています。

なお、筆者は平成30年1月実施試験でFP2級に合格しました(実技:生保生保顧客資産相談業務、学科は平成28年に合格済み)。体験を踏まえた勉強法についても紹介してあります。FP2級受験の参考にしてください。

個人情報に付箋を貼りました。見苦しい点はご容赦ください。

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100万人データから徹底分析したFP2級合格率

平成30年度をむかえました。気持ちを新たにしてFP(ファンナンシャル・プランニング技能士)資格取得を目指す方がたくさんいらっしゃることと思います.。  

そんな受験生にとってものすごく気になるのが合格率。

特にFP試験は一般社団法人金融財政事情研究会(以下、きんざい)と日本FP協会の二つの実施団体があり、それぞれが合格率を公表しているため実態がよくわかりません。 

ちなみにFP2級学科試験の問題はきんざい・日本FP協会ともに同じです。

にもかかわらず、2018年1月試験の合格率はきんざい28.53%(合格者11,304人/受験者39,614人)、日本FP協会45.63%(合格者9,502人/受験者20,826人)。受験者層が違わないとこうはなりません。

推測するに、きんざい受験生には勤務先等で強制的に受験させられる層がかなり含まれているのではないでしょうか?

だとすれば、筆者はそういう方達にこそキャリアアップのため合格をしっかり勝ち取ってほしいと思います。そのためにはデータを知り、対策を立てることが何より大切なのです。

 

ところで、「FP2級 合格率」等のワードで検索するときんざい・日本FP協会両方の試験結果を合算しているものがあります。

ですが、そもそも受験者層の母集団が異なるデータをごちゃまぜにしたところで何の意味もありません。きんざいとFP協会の結果を混ぜればきんざいの結果より合格率が水増しされて当然。そんな合格率は論外です。

この記事では5年間延べ約100万受験生のデータを元に徹底分析したきんざいFP2級試験の合格率と難易度について紹介します。
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FP2級試験とは

FP2級試験の概要・申込

FP2級は学科試験と実技試験が課されます。

FP2級学科試験は6分野について4肢択一60問60点満点、実技試験は5分野について大問5題50点満点の問題が出題されます。

FP2級試験は年に3回、1月、5月、9月に実施されます。
ただし、実技試験の中小事業主資産相談業務は1月と9月、損保顧客資産相談業務は9月のみ実施です。

試験申込方法はインターネットと申込書郵送です。どちらも受験申請受付期間があります。きんざいHPで確認してください。なお、所定の実務経験がない場合、FP3級取得が2級受験の条件となります。

FP3級からスタートする方はぜひこちらをご参照ください。

 

FP2級学科試験の6分野

  • ライフプランニング
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

FP2級実技試験

きんざい実施の実技試験には個人資産相談業務、生保顧客資産相談業務、中小事業主資産相談業務、損保顧客資産相談業務の4種類があり、上記6分野からそれぞれの業務に対応した大問5題が出題されます。

例えば生保顧客資産相談業務は生命保険分野の大問が2題課される一方で不動産分野は出題されません。

自分の得意分野あるいは勉強したい分野によって実技試験を選択するのが良いでしょう。

FP2級の合格点

学科・実技試験ともに60%正答、すなわち学科は60点中36点、実技は50点中30点で合格となります。

学科・記述の両試験に合格して初めて2級ファイナンシャル・プランニング技能士を名乗れます。

あらかじめ合格点が決まっているので、宅地建物取引士資格試験や賃貸不動産経営管理士試験など毎年合格点が異なる試験のように合格点予想で一喜一憂することはありません。 

 

FP2級学科試験の合格率と難易度

データはきんざいHPで公表されている2013年5月〜2018年1月計15回分、総受験者数97万9977人(約100万人)を用いました。

FP2級学科試験の合格率

FP2級学科試験の過去15回合格率データです。

  • 15回の平均は23.5%
  • 受験者全体の合格率は22.85%(合格者12万9075人/受験者56万4859人)
  • 各回の合格率のレンジは15.97%(2014年1月)〜30.22%(2017年9月)

平均データから、FP2級学科合格率は約23%、高いときでもせいぜい30%程度です。

後述する実技試験と併せると、FP2級試験のなかで最も難易度が高いのはこの学科試験なのです。

FP2級学科試験合格率
受験月 合格率 格者数
2018年1月 28.5% 11,304
2017年9月 30.2% 10,747
2017年5月 24.8%   5,392
2017年1月 23.1%   9,453
2016年9月 23.8%   8,345
2016年5月 21.8%   7,496
2016年1月 20.1%   7,737
2015年9月 20.8%   7,496
2015年5月 22.0%   7,538
2015年1月 19.9%   8,016
2014年9月 23.3%   8,169
2014年5月 26.7%   9,498
2014年1月 15.9%   6,983
2013年9月 22.8%   9,131
2013年5月 28.2% 11,770

FP2級学科試験の難易度

FP2級を受験できるのはFP3級に合格しているか一定の実務経験を積んだ人だけです。試験分野にまったく馴染みがない人が受ける試験ではないのにもかかわらず、FP2級学科合格率は23%、高いときでもせいぜい30%です。

FP3級を受けた感覚のままでFP2級を受験すると泣きを見る、決して簡単に受かる試験ではないのです。

◆FP3級学科試験は60問の半分が2択(正誤判断)、残り半分が3択です。筆者はいくつかの資格試験を受けてきましたが、2択が半分を占める試験はFP3級以外知りません。

一方、FP2級はすべて4択の上、問題文も長くなります。より細かい知識をより多く問われるのです。

合格率50%超のFP3級学科試験に比べるとFP2級の難易度の段違いに高いのです。

 

FP2級の難易度はそれほど高くないと書いているサイトも見受けられますが、決して鵜呑みにしてはいけません。80%近くの受験生が不合格になる難易度の試験と心得ましょう。

FP2級学科試験の実施月別合格率

実施月別合格率を見てみましょう(以下、この項での合格率は1月、5月、9月それぞれの平均合格率を指します)。

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受験生にとって望ましい受験月は、第一に合格率が高い月です。

第二に、年による合格率のばらつきが少ない月(問題の当たり外れが少ない)です。望ましいのはどの年でも常に合格率が高い月(外れ問題が少ない)に受験したいのです。

図1を見ると、1月の合格率は平均21.55%と最も低く、合格率のばらつき=標準偏差が最も高い(0.0465)ことがわかります(注:標準偏差はパーセンテージにする前の数値を用いて計算)

つまり、1月は合格率が低い上に問題の当たり外れが5月・9月より大きい傾向が若干みられる、と言えます。最も受験したくないパターンです。

一方、5月の合格率は24.74%(標準偏差0.0282)、9月は24.21%(標準偏差0.0353)と。どちらも1月より3ポイントほど高くなってます。ちなみに学科試験1回の受験生数は平均37,657人、その3%は1129人にのぼります.3ポイントの差はけっこう馬鹿にならないのです。

5月と9月の標準偏差も1月より低くなってます。問題の当たり外れも1月より少ないのです。

表1:FP2級学科試験月別合格率と標準偏差
 受験月   平均合格率   標準偏差 
1月  21.55%   0.0465 
5月  24.74%  0.0282
9月  24.21%  0.0353

 

以上のデータからFP2級学科試験は1月よりも5月・9月に受験するほうが受かりやすいことがわかりました。

ではどちらの月を受験するのが良いでしょうか?

どちらかと言えば9月受験をお薦めします。

理由は、法令等の改正が毎年4月に行われるため参考書・問題集の対応期間がたいてい9月試験〜翌年5月になっているからです。

5月に受験して不合格になると9月以降用の参考書・問題集を買い直さなければいけません。この出費はけっこうキツイです。

以上から、FP2級学科試験は9月試験合格を目指し、新年度対応版の参考書・問題集で学習するほうが合格率でも費用面でもベターと言えます。 

 

FP2級実技試験:個人資産相談業務の合格率と難易度

FP2級実技試験:個人資産相談業務の合格率

FP2級実技・個人資産相談業務の過去15回合格率データです。

  • 15回の平均は35.05%
  • 受験者全体の合格率は34.94%(合格者9万2356人/受験者26万4336人)
  • 各回の合格率のレンジは17.82%(2016年5月)〜60.44%(2016年9月)

平均データから、FP2級実技・個人資産相談業務の合格率は約35%と言えます。

ただし、次の表にある通り、各回の合格率の変動が非常に大きいです。問題の当たり外れが各回によってかなり違うのです。

FP2級実技試験・
個人資産相談業務試験率
受験月 合格率 合格者数
2018年1月 31.7%    6,180
2017年9月 51.2%    8,238
2017年5月 34.1%    5,392
2017年1月 38.9%    7,259
2016年9月 60.4%  10,925
2016年5月 17.8%    2,954
2016年1月 20.4%    3,706
2015年9月 31.1%    4,858
2015年5月 48.4%    7,977
2015年1月 36.5%    7,379
2014年9月 31.6%    5,305
2014年5月 33.6%    5,674
2014年1月 25.9%    5,394
2013年9月 32.5%    5,776
2013年5月 31.2%    5,339

FP2級実技試験:個人資産相談業務の難易度

合格率60〜70%のFP3級に比べれば、FP2級実技・個人資産相談業務試験の難易度はこれまた格段に上になります。

あくまで筆者個人が受験した経験では、3級実技試験は過去問2年分程度を一通り手を動かせば十分合格点をとれます。しかも内容がかなり基礎的なので時間もあまりかかりません。

一方、FP2級はそうはいきません.実技全体に言えることなのですが、2級実技試験には2級学科と同じレベル、あるいはそれ以上に細かい知識も多々出題されます。

その上、段階を追ってきっちり計算しないと合格点がとれない構造の問題がかなりの割合を占めます。問題のとっかかりで間違うとそこから先の設問の答がすべてアウトになるので気が抜けません。

さらに言えば、過去問にはまったく出題されていない問題すら登場することさえあります(例えば2級生保平成30年1月実技のセルフメディケーション税制など).

FP2級実技の難易度は決して高くないと書いているサイトもありますが、それはすでに税・投資・不動産・相続等について知識を持っている方についてのみ当てはまるだけのこと。決してなめてかかってはいけません。

FP2級実技試験:個人資産相談業務の実施月別合格率

 実施月別平均合格率を見てみましょう。

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図2によると、合格率が最も低いのは1月(合格率平均30.60%)。9月の合格率41.4%とは11.34ポイントもの開きがあります。

さらには年によるばらつきが一番低いのも1月なのです。

したがって、1月の個人資産相談業務試験は
①最も合格率が低く、
②年による合格率のばらつきも低いのです。

要するに、1月は5月・9月よりも毎年難易度が高めの問題(ハズレ問題)が出題されるのです。

一方、すでに述べましたが9月の合格率は40%を超えています。標準偏差も5月と9月ではさほど違いがみられません。

表2:FP2級実技:個人資産相談業務試験月別合格率と標準偏差

受験月 平均合格率 準偏
1月  30.6%   0.0754 
5月  33.07%  0.1091
9月  41.4%  0.1360

 

したがってFP2級実技・個人資産相談業務試験は9月受験がベターと言えます。

 

FP2級実技試験:生保顧客資産相談業務の合格率・難易度・実施月別合格率

FP2級実技・生保顧客資産相談業務試験の過去15回合格率データです。

  • 15回の平均は39.90%
  • 受験者全体の合格率は39.78%(合格者4万8844人/受験者12万2781人)
  • 各回の合格率のレンジは24.90%(2014年9月)〜60.3%(2015年5月)

平均データから、FP2級実技・生保顧客資産相談業務の合格率は39%と言えます。

生保も各回の合格率の変動が非常に大きく、問題の当たり外れが各回によってかなり違います。

FP2級実技試験・
生保顧客資産相談業務率
格率 合格者数
2018年1月 50.2%    3,993
2017年9 37.4%    2,824
2017年5月 41.9%    3,311
2017年1月 44.0%    3,445
2016年9月 44.3%    3,262
2016年5月 38.9%    3,129
2016年1 39.4%    2,887
2015年9 26.1%    1,775
2015年5月 60.3%    4,658
2015年1月 50.3%    4,563
2014年9月 24.9%    1,918
2014年5月 41.8%    3,423
2014年1月 33.7%    3,245
2013年9 39.5%    3,850
2013年5月 25.5%    2,561

 

FP3級実技にも生保顧客資産相談業務試験(合格率約56%)がありますが、難易度はもちろんFP2級のほうが高いです。この分野を受験するのは主に生保業界の関係者でしょうから3級の段階からきっちり勉強しておくことが2級合格への近道になります。

2級生保実技には簿記の知識があったほうが良いと言われます。それは借方・貸方が出題範囲に入ってくるからです。

筆者も受験しましたが、簿記と言っても初歩の初歩です。過去問を練習すればすぐに慣れますので、簿記のことは気にしなくても良いと思います。

生保顧客相談業務試験はなぜか1月試験の合格率が高く、標準偏差も低い=合格率のバラツキが少ないです。生保顧客での受験は1月がベターでしょう(筆者も生保1月受験で合格しました)

表3:FP2級実技:生保顧客相談業務試験月別合格率と標準偏差
受験月 平均合格率 標準偏差
1月  43.48%   0.0632 
5月  40.71%  0.1110
9月  34.51%  0.0766

FP2級実技試験:損保顧客資産相談業務の合格率・難易度・実施月別合格率

FP2級実技・損保顧客資産相談業務の試験は9月にしか実施されません。

FP2級実技・損保顧客資産相談業務試験の過去5回合格率データです。

  • 5回の平均は62.83%
  • 受験者全体の合格率は62.75%(合格者1371人/受験者2185人)
  • 各回の合格率のレンジは55.19%(2015年)〜72.35%(2017年)

平均データから、FP2級実技・損保顧客資産相談業務の合格率は62%と言えます。

合格率からすればFP2級実技・損保顧客資産相談業務の難易度はFP2級実技試験の中で最も低いことになります。

FP2級実技試験・損保
顧客資産相談業務合格率
受験月 合格率 合格者数
2017年9月 72.3%    267
2016年9月 60.5%    236
2015年9月 55.1%    223
2014年9月 62.7%    270
2013年9月 63.3%    375

 

ただし、受験者層が損保業界の方ばかりでしょうし、何しろ1年に1回しか受験できません。相応の準備をして試験に臨んだ結果が高い合格率につながっていると思われます。  

繰り返しますが、損保の試験は1年に1回しかありません。何月に受けるのがベターとかそんなの関係ありません。受験年対応版の問題集が発売され次第しっかり勉強しましょう。

FP2級実技試験:中小事業主資産相談業務の合格率・難易度・実施月別合格率

中小事業主資産相談業務の試験が実施されるのは1月と9月です。 

FP2級実技・中小事業主資産相談業務試験の過去15回合格率データです。

  • 10回の平均は38.35%
  • 受験者全体の合格率は38.03%(合格者9819人/受験者2万5816人)
  • 各回の合格率のレンジは23.52%(2015年1月)〜49.95%(2017年9月)

平均データから、FP2級実技・中小事業主資産相談業務の合格率は38%

表を見てわかる通り、合格率が50%を超えた回がありません。合格率10回の平均が38%と生保とほぼ同じであっても、合格率が50%を超えていないことから問題の当たり外れが少なく、とくに当たり問題があまり出題されない可能性が高いです。このため、2級実技試験の中で最も難易度が高いのは、この中小事業主資産相談業務かもしれませんね。

FP2級実技試験・中小事主
資産相談業務合格率
受験月 合格率 合格者数
2018年1月 47.5%    1,259
2017年9月 49.9%    1,096
2017年1月 49.1%    1,433
2016年9月 39.0%       856
2016年1月 32.4%       885
2015年9月 33.3%       836
2015年1月 23.5%       692
2014年9月 39.4%       931
2014年1月 32.6%       959
2013年9月 36.5%       872

 

1月と9月しか受験できませんが、データからは9月受験のほうがベターとなっています。とはいえ,受験月が限られているので自分のスケジュールに合わせて受験するのが良いでしょうね。

表4:FP2級実技:中小事業相談業務試験月別合格率と標準偏差
受験月 平均合格率 標準偏差
1月  37.04%   0.1096 
9月  39.66%  0.0625

 

まとめ:FP2級の合格率は学科20%強、実技40%弱と心得る

きんざい実施のFP2級学科・実技試験合格率をまとめます。

<学科> 23.5%
<実技>
個人資産相談業務:35.05%
生保顧客資産相談業務:39.90%
損保顧客資産相談業務:62.83%
中小事業主資産相談業務:38.35%

 

どの試験についてもFP2級の難易度はFP3級とは段違いです。決してFP3級の感覚のままFP2級試験を受験してはいけません。

特に注意しなければならないのは学科試験です。

合格率からすれば、FP2級試験でもっとも難易度が高いのは学科試験と言えます。まずは合格率20%強の学科試験を突破しなければならないのです。

実技試験の合格率も40%程度です。3級合格者もしくは実務経験者が受けているにもかかわらず半数以上の受験生が不合格になる現実を甘く見てはいけません。FP2級は学科20%強、実技40%弱しか合格しない試験なのです。

必ず得意分野を作ろう

試験突破に向けてのアドバイスしたいことがあります。それは得意分野を作ることです。

得意分野が2つあれば、学科・実技とも20点近くの得点を見込めます。そうできれば学科は残り4分野、実技は残り3分野で配点の半分を取れば合格できます。

 

筆者は宅地建物取引士資格試験を10月に受験したあと、1月に3級FP、5月に2級FP学科に合格しました(実技は後回しになってしまいました)。学科試験では3級・2級とも宅建で勉強した不動産および相続分野が得点源でした。

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実技試験は生命保険について勉強しようと思い立ち、生保生保顧客資産相談業務を受験。

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第5問は相続ですが、ここは宅建で勉強していたので第2問・第3問の生保分野を重点的に勉強できました。第1問のライフプランニング(公的年金・公的保険等)は相変わらず苦手です・・・

筆者のように、FP2級はどの分野でどんなふうに点を取ろうと合格点に達しさえすれば合格できます。全分野をまんべんなく勉強するよりも、得意分野を伸ばしつつ不得手な分野をできるだけつぶすなど、メリハリをつけて勉強したほうが効果的です。

なお、過去問を解くときは、同じ分野の問題を集中的に解き続けるほうが効率的です。というのは、FP試験は同じ傾向の問題が繰り返し出題されることが多いからです。

不動産でもリスク管理でもどれでもいいので、学科1分野の過去問を3年分(9回)連続で解き、すべての結果をノートに書き残してみてください。解き進めていくうちに、「この問題はさっき見たぞ」というのが出てくるはずです。ぜひ試してみてください。

FP試験は学科と実技を同じ月に受けなくても良い:合格しやすい月を選ぼう

合格率をより細かく分析したところ、学科・実技とも1月・5月・9月での合格率の違いが明らかになりました。

合格率の違いから導いたベターな受験月は以下の通りです。
①学科試験:5月と9月(どちらかと言えば9月)
②実技:個人資産相談業務試験:9月
③実技:生保顧客資産相談業務試験:1月
④実技:中小事業主資産相談業務試験:9月

ご承知の通り、FP試験は午前中に学科試験、午後に実技試験があります。できれば1日で学科・実技ともに合格したいものです。

とはいえ、学科は6分野,実技は5分野と試験範囲が広く、どちらかの試験にしか手が回らないこともあるでしょう。

そういうときは、例えば9月に学科試験、1月に生保顧客資産相談業務を受けるという手もあります。実技試験はどれで受かっても2級ファイナンシャル・プランニング技能士になれますし、個人資産・生保・中小事業主・損保それぞれの合格証を手に入れることも可能です。

学科と実技どちらかさえ受かれば「一部合格」となり、有効期間内にもう一方の試験に合格すれば2級ファイナンシャル・プランニング技能士を名乗れます。

なお、「一部合格」の場合はもう一方の試験申込時に免除申請をしないと合格証は発行されません。ご注意ください。

FP2級の実技試験の配点を公表していません。FP2級実技の配点予想についてはこちらをご参照ください。



ファイナンシャル・プランニング技能士は賃貸不動産経営管理士や宅建と合性が良く、ダブルライセンスにもってこいの資格です。でも難易度は決して低くありません。できるだけきっちり勉強してから挑戦するようにしてください。

この記事が一人でも多くの受験生のお役に立てれば幸いです。 

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