賃貸不動産経営管理士合格応援ブログ

賃貸不動産経営管理士試験、宅地建物取引士資格試験、FP3級・2級合格を目指す受験生を応援します。

賃貸不動産経営管理士試験合格に向けた独学勉強方法について

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※2019年9月4日更新
賃貸不動産経営管理士試験の独学勉強法について書きました。11月の試験までまだ間があると思って勉強を始めてない方もいらっしゃると思います。そんな方たちの参考になれば幸いです。

注:「そもそも資格取得の勉強の仕方がよくわからない」という方で、仕事上どうしても賃貸不動産経営管理士資格が必要という方はオンライン講座を活用したほうが良いかもしれません。記事末の「オンライン講座の紹介」をご参照ください。

賃貸不動産経営管理士・独学合格に必要な勉強時間

11月の賃貸不動産経営管理士試験に向けて、とっくに本格的な勉強を始めている方もいれば、9月頃からやっと勉強する方、10月の宅建を終えてから勉強始める方もいらっしゃることと思います。

宅建に向けてきちんと勉強した方なら、賃貸不動産経営管理士試験は独学1ヶ月程度の勉強で十分合格できると思います。なぜなら、賃貸不動産経営管理士試験40問中10問をも占める賃貸借契約(特に借地借家法の借家分野)と関連法規の勉強時間がほとんどいらないからです(管理人は2016年度宅建試験に合格していたので2017年度賃貸不動産経営管理士試験の勉強は10月から始めました)

今年度の賃貸不動産経営管理士試験の難易度レベルが平成29・30年度と同じ程度なら、宅建受験生が賃貸住宅管理業者登録制度・倫理憲章、ガイドライン、建物の知識の学習にかける時間は30〜50時間もあれば十分でしょう。

一方、宅建はもちろん、不動産関係の資格を一切勉強したことがない方は、正直言って50時間の勉強では厳しいかもしれません。

賃貸不動産経営管理士合格に必要な勉強時間はそれぞれぞれの方の知識のバックグラウンドによって違ってきます。とはいえ、今の出題レベルなら100時間程度(1日2時間で50日、1日1時間で100日ほど)で十分ではないかと思います。※ただし、勉強時間は後述する賃貸借契約関連の学習の進み具合で大きく違ってきます。

「今の出題レベル」と言った通り、賃貸不動産経営管理士試験は不動産系資格試験としては難易度が低いです。独学での合格は決して難しくありません。

この記事では不動産関係の資格試験の勉強をしたことがない、すなわち不動産関連知識をほとんど持たない方が賃貸不動産経営管理士試験合格を目指す際の独学勉強法をブログ管理人の経験から記しました。

資格試験勉強法については、すでに効率的な資格勉強法とは?【賃貸不動産経営管理士試験】を書きましたが、今回は賃貸不動産経営管理士試験にターゲットを絞りました。

この記事が賃貸不動産経営管理士試験合格の一助になれば幸いです。

賃貸不動産経営管理士独学勉強法

今の自分のレベルを知るため、テキスト・問題集を一切開かず過去問に挑戦する

資格試験を受ける上で何より大切なのは、今の自分の実力を知ることです。

そのためには素の状態で自分が受ける試験の過去問を、実際の試験の制限時間で解いてみるのが最も効果的です。

なぜなら、参考書を一周した程度で過去問に取り組んでも問題がぜんぜん解けないことが往々にしてあるからです。

管理人が宅建に挑戦したときがそうでした。

不動産も民法もなにもかも下地がないまま急遽受験することになった宅建。マンガと参考書を一周して過去問を解いてみたら・・・ほとんど歯が立ちませんでした。

「とりあえず参考書を一周」しても、どんなレベルの問題に立ち向かわなければいけないのかを把握しておかないと、参考書に取り組む時間がまるっきり無駄になりかねません。そんな時間はほんとにもったいないです。

賃貸不動産経営管理士試験を受ける方で、今から勉強を始めるなら、まずは過去問、特に平成29年度試験の過去問を90分通して解くことを強くおすすめします。と言うのは、平成29年度試験では予告無しに個数問題・組み合わせ問題が初導入され、さらには問題文を読むだけでこれは明らかにおかしいとわかる設問がほとんど消えたからです(H27・28年度にはけっこう出題されていました)

過去問の入手は賃貸不動産経営管理士試験:平成27年度〜平成30年度過去問の入手先 に書きました。A4サイズで印刷し、本番さながらの状態で過去問を解いてみましょう。

過去問の解答・簡単な解説(特に公式テキストの掲載ページ)については、【過去問】平成29年度賃貸不動産経営管理士試験問1〜問40 から各問へリンクしてあります。

問1はこちら(賃貸不動産経営管理士試験過去問解説 平成29年度 問1(賃貸不動産等統計) )です。

過去問を解いたら必ず解答をじっくり読み、知っていることと知らない事、これから優先的に学習すべきことを区別する

過去問を解いてみた感想はいかがでしょう?

これなら簡単と思った方もいれば、これは腰を据えて勉強しないとまずいと思った方までさまざまだと思います。

特に後者の方は、解き終わった問題の解答・解説をじっくり丁寧に読みましょう。ここで必要な作業は、既知の知識がどこまであるのか、知らない事がどれくらい試験に出てきたのかを把握することです。

例えば、もしあなたがすでに賃貸借に精通しているなら平成29年過去問の問12〜問21は楽に答えられたでしょう。建物の設備に詳しいなら問28〜問31・問39・問40は特にどうということはなかったでしょう。

ということは、それらについて重点的に勉強する必要性は低いのです。

逆に、賃貸借契約関連の問題がさっぱりわからなかったなら、これから腰を据えて勉強しないと合格は厳しいかもしれません。賃貸借契約は賃貸不動産経営管理士試験で1/4を占める最重要分野だからです。

【過去問】平成29年度賃貸不動産経営管理士試験問1〜問40 には、各問の重要度(『賃貸不動産経営管理士 過去&予想問題集レビュー』より引用)も記載しています。重要度の高い問題は必須項目です。

資格試験全般に共通することですが、出題範囲全体をまんべんなく学習するよりも、その試験で重要な分野、多く出題される分野に学習時間をより割いたほうが効果的なのです。

もちろん、点を取りやすい分野にコストをかけるのもアリです。宅建なら点を取りやすい上に問題数も多い宅建業法を重点的に勉強するには必須です。ただ、賃貸不動産経営管理士試験に出題される賃貸借契約はまださほど難しくはありません。なので、賃貸不動産経営管理士試験における各分野の重要度は、①賃貸借契約>②賃貸住宅管理業者登録制度等>③ガイドライン>④建物の知識>⑤関連法規・倫理憲章等となるでしょうか(異論はあると思います)

これらの知識をどれだけ持っているかは受験生一人ひとり違います。自分のレベルに合わせて優先度を明確にした上で参考書・問題集に取り組んだ方が効率的です。

管理人が行った具体的な施策のひとつは、『賃貸不動産経営管理士試験対策テキスト』(注:当時のテキスト名です)のAランク分野・Bランク分野を最優先で取り組んだことです(2019年版ならS・Aランク)

管理人には宅建で勉強して下地があったとはいえ、1年のブランクがありました。初めて過去問を解いたらなんと20点しかとれず、正直言って焦りました。なにしろ「基幹事務って何のこと?」という有様でしたから。

そこで、最初に『賃貸不動産経営管理士試験対策テキスト』Aランク・Bランク分野を中心に周回し、該当する箇所について『賃貸不動産経営管理士試験対策問題集』(注・当時のテキスト名です)を繰り返し解きました(Cランク分野には時間をかけなかったため、設備関連の問題はいくつか落としましたが、Aランク・Bランク分野がきっちりできていたので致命傷にはなりませんでした)

『賃貸不動産経営管理士試験対策テキスト』の2019年版は『賃貸不動産経営管理士 基本テキスト』に名称が変わりました。重要度ランクはS・A・B・Cになっています。Sランク・Aランクは徹底しておさえておきましょう。

『賃貸不動産経営管理士 基本テキスト』とリンクしているのは『賃貸不動産経営管理士過去問題集』です(2019年版からこの名称に。基本的にはこの2冊と公式テキストがあれば賃貸不動産経営管理士試験には十分対応できます。

なお、過去問は少なくとも2周し、間違った箇所を潰します。2周で足りなかったら3周・4周し、すべての選択肢について根拠をもった正誤判定(一問一答)ができるようにしておきましょう。常に一問一答を意識しておくことは、平成29年度試験から導入された個数問題・組み合わせ問題への対処に役立ちます。

予想問題集の得点に一喜一憂しない

平成30年以降に発売されたテキスト・問題集には付録に予想問題がついているものがあります。

これらの問題ももちろん取り組んでおくにこしたことはありません。

ただし、賃貸不動産経営管理士試験はまだ日が浅いために予想問題の的中精度はなんともいえません。

予想問題を解いてみて、その出来がいまいちだったとしても得点自体に一喜一憂してはいけません。むしろ出来ない・わからない箇所が本試験前に見つかったことは良いことなのです。

予想問題はあくまで知識の穴埋め・弱点の見極めと補強に活用しましょう。

まとめ

以上をまとめます。

  1. テキスト・問題集を一切開かず、過去問に挑戦し、自分の知識レベルを把握する
  2. 過去問を解いたら必ず解答・解説をじっくり読み、知っていることと知らない事、これから優先的に学習すべきことを区別する
  3. 全体をまんべんなく勉強するのではなく、重要項目から優先的に押さえていく
  4. 予想問題の得点で一喜一憂しない。予想問題は知識の穴埋め・弱点の見極めと補強に活用する

 

 

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2019年版おすすめテキスト・問題集です。コンパクトなテキストもいくつかありますが、管理人は説明が丁寧なテキスト・問題集を推薦しています。

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おすすめの理由はこちらの記事をご参照ください。

『賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2019年版)』

『賃貸不動産経営管理士過去問題集(2019年度版)』

『賃貸不動産経営管理士直前予想問題集(2019年度版)』重要数字攻略ドリルは特におすすめです。予想問題は弱点のあぶり出しと補強に使うのが良いと思います。

『イラスト図解でわかる!賃貸不動産経営管理士合格ドリル(2019年度版)』

『賃貸不動産管理の知識と実務 改訂4版:賃貸不動産経営管理士公式テキスト』

公式テキストはなくても良いという意見もあります。絶対に必要とは言い切れませんが、これまでの試験問題のほとんどが公式テキストから出題されています。公式テキストに目を通しておいたほうがよいのは確かです。

オンライン講座の紹介

◆紙のテキストよりPC・タブレット・スマホでの学習のほうが向いている受験生や、そもそも独学が苦手な方はオンライン講座の活用を検討しても良いと思います。

賃貸不動産経営管理士試験は受験料が高い上、令和2年度試験から50問120分になります。オンライン講座はテキストでの独学より高くつきますが、今年の試験で一発合格しておきたいです。

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ただ、確認したところ無料で視聴できる賃貸不動産経営管理士講座はありませんでした。宅建は22講座が無料で視聴できますので、登録(無料、フリーメールアドレスでもOK)してからそれを見て判断するしかありません。

なお、スタディングおよびスタケンに比べると価格がかなり・・・→賃貸管理士講座 | 資格スクエア

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賃貸不動産経営管理士試験はまだまだとても合格しやすい不動産系資格です。とはいえ、2020年度からは国家資格化を見据えて50問120分の試験となり、難化は必至です。

ぜひとも今年度試験で合格を勝ち取りましょう!

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