賃貸不動産経営管理士合格応援ブログ

資格試験受験生を応援!

宅建試験日(2025年)と申し込み日程・概要・自身の受験経験による合格へのアドバイスについて

AD

【令和7年1月23日】

2025年度宅建試験は例年通りなら10月19日(日)13時〜15時に実施されます(官報公告は6月6日)。当記事では2025年宅建試験日・申し込み日程・自信の宅建受験経験による合格へのアドバイスについてお知らせします。


宅建試験は30万人が申し込み、26万人が受験し、20万人ほどが不合格になります。

受験生全員が同じ問題を解くのですから、より準備した受験生が合格に近づけます。

早くから学習を始めるほど、より準備する時間を得やすいです。

宅建試験合格者はわずか4万人。その中に入れるよう、1日も早く宅建学習を始めることを強くおすすめします!!

宅建試験日2025

宅建試験日2025

宅建初学者に最初におすすめするのがAudible版『パーフェクト宅建士聞くだけ 』です。

PC画面のスクリーンショット

PC画面のスクリーンショット


『パーフェクト宅建士聞くだけ 』はAmazonのAudible(オーディブル)というオーディオブックサービスのコンテンツ

Audibleに初めて登録する方は『パーフェクト宅建士聞くだけ 』を30日間無料で利用できます。


◆Audibleを再生するとプロのキャスター・俳優のナレーションによる読み上げが始まります。

読み上げ、というとスマホ・タブレットでの読み上げ機能をイメージするかもしれませんが、『パーフェクト宅建士聞くだけ』のナレーションは合成音声とは比べものになりません。とても聞きやすいです。

◆宅建試験は民法・宅建業法・建築基準法・税などから出題されます。

とりわけ権利関係では「善意」「悪意」、「心裡留保」、「錯誤」、「復代理」といった法律用語がふつうに飛び交います。これらの法律用語に初めて触れる方はいきなりテキストを読んでも挫折しかねません。


用語になじみのないままテキスト学習を始めるのではなく、一度聴いておくとスムーズにテキスト学習に入りやすくなります。

まずは受験生の多くが苦手とする権利関係から始めましょう!!

2025年度宅建試験日・申し込み日程等の概要

◆2025年度宅建試験日・申し込み日程・概要は例年通りなら次のようになります。 

2025年度宅建試験日・申し込み日程・概要
試験日 2025年10月19日(日)13:00〜15:00(予定)
受験申込
受付期間
・インターネット:2025年7月1日(火)9:30〜
 7月31日(木)21:59(予定)
・郵送:2025年7月1日〜7月15日(火)(予定)
合格発表 2025年11月26日(水)(予定)
試験案内
配布期間
2025年7月1日〜7月15日(予定)
受験手数料 8,200円(受験手数料は消費税及び
地方消費税非課税)
受験申込 インターネットおよび郵送(予定)
出題数・
形式・
出題事項

・50問(マークシート方式)
・4肢択一(個数・組み合わせ問題あり)
・宅建業法、民法、都市計画法等、税など
 (宅地建物取引業法施行規則第8条)

試験時間 120分(途中退出不可)
免除問題 あり(登録講習の受講により5問免除)
受験資格 なし(ただし登録要件あり)
登録要件 宅地建物取引業法第18条参照
試験実施団体 一般財団法人不動産適正取引推進機構
試験会場 全国47都道府県


※郵送申込の注意点が3つあります。

1)画像の通り、郵送申込は7月前半までに変更されています。https://www.retio.or.jp/exam/pdf/kikanhenkouR6.pdf

宅建試験資格案内(郵送申込用)

宅建試験資格案内(郵送申込用)

 

2)宅建試験は都道府県単位で実施されます。このため、住民登録している都道府県に受験を申し込むことが原則となっています。

郵送で宅建試験を申し込む場合、かならず「受験申込時に住民登録している都道府県」の申込書を入手して申込しましょう。※学生・単身赴任等の事情がある場合は現に居住している都道府県での受験も可能です。

3)郵送申込だと試験会場を選ぶことができません(実施側が試験会場を指定)。一方、インターネット申込だと希望する試験会場を選択できます。

※宅建試験の実施団体は不動産適正取引推進機構です。受験を予定している方は必ず同機構HPを確認してください。
https://www.retio.or.jp/exam/

◆2025年度宅建試験は、例年通りなら令和7年6月6日(金)に官報公告されます。

2025年度宅建試験は2025年10月19日実施予定です。

本試験まで9ヶ月を切っています。

宅建試験の出題内容は多岐に渡り、なかでも民法の権利関係の内容は法律初学者が理解するのにどうしても時間がかかります。

宅建テキスト権利関係

宅建テキスト権利関係

早め早めに学習のスタートを切ることが合格への第一歩です。

ここから先は、2025年度宅建試験に本気で合格したい方へのメッセージです。

2025年宅建試験に合格に向けて(自身の経験による合格へのアドバイス)

宅建試験は1年に1回しか受けられない資格試験です。

宅建試験は毎年約20万人が受験します。

何人ぐらい合格すると思いますか?

合格できるのは約20万人のうちたった約3万5,000人(※受験者数によって変動あり)。

宅建試験の合格基準点は毎年変わり、その年度の合格基準点に1点でも足りなければ落とされてしまいます。合格率はわずか15〜18.6%。

決して甘く見てはいけません。

◆では2025年度宅建試験に合格するにはどうすれば良いでしょうか?

「この教材を使えば誰でも受かる!」などという都合の良いものはありません。

でも合格可能性を高めることは誰にでもできます。

◆一般に、試験合格と「勉強時間・勉強の質」には次の関係があります。

試験合格=勉強時間×勉強の質

宅建試験合格の具体的目標は本試験で50点中最低でも38点を取ることです。

38点取ればまず合格圏内に入れます。

そのためにすべきことは次の2点に尽きます。

  1. 1日でも早く宅建の勉強を始めること
  2. 勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を使うこと

1日でも早く宅建の勉強を始める

◆宅建合格に必要な勉強時間はおおむね400時間と言われてます。


1日1時間6分の勉強を1年間続けると400時間に達します。

つまり、宅建試験合格のひとつの目安となるの勉強時間は、宅建試験の1年前から毎日1時間6分の勉強を続ける、ということとなります。

一方、宅建試験の200日前から勉強を始めるとなると、毎日2時間の勉強時間が必要となります。

◆今日は2025年1月23日。

2025年度宅建試験(2025年10月19日)まであと269日(38週+3日)です。

 

今日からなら1日1時間30分の勉強時間で400時間に到達します。

1日でも早くから勉強を始めれば1日あたりの勉強時間は短くて済みます

1日の勉強時間が短い方が日々の学習目標=ゴールは小さくなります。小さいゴールのほうが達成しやすく積み重ねやすいです。

宅建の勉強を早く始めることで日々のゴールを小さくすること、そして「小さなゴール」をこつこつ毎日積み重ねることこそが宅建合格への一番の近道、管理人はそう思います。

1日でも早く宅建の勉強を始めることを強くおすすめします!

宅建勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を選ぶこと

次は教材についてです。良い教材=合格実績の高い教材を使って勉強の質を上げることはものすごく大切です。

◆宅建の勉強には大きく分けて次の2つの方法があります。

  • 市販教材による独学
  • 通信講座、資格スクール(予備校)による通学講座

すでにお伝えしたとおり、宅建の合格率は15~17%。

しかしながら、市販教材の独学による宅建受験生の合格率はわずか8%ほどと推測されています(著名宅建講師の講義中に聞きました)。

市販教材での独学は宅建最難関コースなのです。


一方、通信講座・資格スクール等を利用した受験生の合格率は約30〜70%に跳ね上がります。

なぜ通信講座・資格スクール受講生の合格率がそんなに高いのでしょう?

理由は明確です。通信講座・資格スクールを利用した受験生は、市販のものより優れた教材を使っているからです。

管理人自身もこのことを痛感しています。

管理人の宅建受験1年目は、書店で平積みになっていた中から何も考えず適当に選んだ市販教材(※ユーキャン、LEC、TACではありません)と500円アプリによる独学で2点足りず不合格(泣)。なるべくお金をかけずに合格しようと甘く目論んだ結果でした

あんなに悔しい思いをしたのは大学受験以来です。

同じ過ちは繰り返すまいと決め、2年目はDVD教材を早々に購入。市販教材は一切使いませんでした。

5問免除教材の追加購入や直前講習への参加、教材をどこでも視聴できるようポータブルDVD機を購入するなど、費用は10万円ほどかかりましたが、おかげで合格できました。10万円を惜しまなくて良かったと本当に思っています。

※管理人は1回目の宅建試験に独学で不合格になった11月から翌年2回目の宅建試験の間、1月にFP3級合格、5月にFP2級学科にも合格しています。それもこれも10万円を投資してとても効率良く宅建学習ができたおかげです。

◆受験2年目に実感したのは良い講師・スクールの教材は問題分析がとても緻密なことでした。

例として国土利用計画法(国土法)について紹介します。

国土法には事後届出制と事前届出制があります。出題されているのは圧倒的に事後届出制です。事後届出制は平成23年度試験以降、毎回出題されているのに対し、事前届出制が関わったのは3肢だけです(平成23年度問15肢2、平成28年度問15肢2、 令和5年度問22肢4 注:令和5年度問22肢4は合否に関わらない「捨て肢」でした)。

理由は明白です。事前届出制の対象となっている監視区域が非常に少なく(東京都の小笠原村のみ)、注視区域にいたっては平成10年9月法改正施行以来指定された区域がないためです(土地・建設産業:土地取引規制 - 国土交通省)。注:重要土地調査法も事前届出制に含まれますが、主な対象が防衛関係施設等ですので宅建試験では深入り不要です。

宅地建物を取引する上で、現場にほとんどかかわることがない事前届出制より事後届出制のほうが重要なのは当たり前です。事後届出制ばかりが出題されるのは必然です。

こういうことを知らないままだと事前届出制・事後届出制どちらにも等しく労力をかけて学習してしまうんですね。

管理人は宅建受験1年目に注視区域・監視区域について自分でわざわざ調べ、アプリの掲示板に長々と書き込むなんていうことまでしてしまいました。注視区域・監視区域なんて試験にほぼほぼ出ないことを知らなかったからです。そんな無駄なことを無駄とも思わないで「勉強した気」になっていたのです。

宅建受験2年目に使った通信講座の教材には国土法学習の要点・注意点がきちんと書かれていました。目から鱗が落ちました。それを読んで初めて宅建1年目に「独学でいかに的外れな学習をしていたことか」と思い知らされました。

◆プロの手による良い教材を使えば、独学であれこれ調べながら学習するより何倍も効率良く学習できるのです。

宅建合格の可能性を高めたいのであれば、良い教材に対価を惜しまないのが得策です。

お金より大切なのは時間です。お金は取り戻せても過ぎてしまった時間は二度と取り戻せません。

2025年で受からなかったら2026年も宅建の勉強をし続けることになります。

2025年に合格しておけば他の資格取得を目指してさらなるキャリアアップに時間を使えます。

管理人は、市販教材と過去問サイトへの500円課金しかせずに不合格となった受験1年目の失敗を繰り返すことがないよう、そして合格の可能性を確実に高めるために、受験2年目はお金をかける決断しました。

その結果、きっちり宅建に合格できました。

宅建に合格した後は11月に不動産キャリアパーソン、翌年1月に登録実務講習を終え、その後も賃貸不動産経営管理士、FP2級に合格して今に至っています。

もし2年目で宅建に合格していなかったらこうはなっていなかったでしょう。10万円という対価をかけてでも宅建に合格でき、「自分の選択は正しかった、本当に良かった」と思っています。

なお、良い教材を選んでもノルマをこなしただけじゃ合格できないことは言うまでもありません。テキスト・問題集がぼろぼろになるまで、繰り返し繰り返し学習し、最低でも6周はこなしましょう。

◆宅建講座を開講している資格スクール・通信講座はたくさんあります。

資格スクールの最大のメリットは講師との対面授業で直接コミュニケーションできることです。特に、講師に直接質問できることは対面ならではのメリットです。

ただしデメリットもあって、全般的に受講費が高くなること(概ね10万〜20万円台)、通える範囲に教室があるとは限らないこと、スクールの開講時間に受験生がスケジュールを合わせなくてならないことです。

一方、通信講座のメリット・デメリットは資格スクールの裏返しになります。通信講座のメリットは受講費が概ね10万円以下に抑えられること、ネット環境が整っていればどこからでも受講できること、自分のスケジュールに合わせて勉強できること。

デメリットは講師と直接コミュニケーションを取れないこと、質問が制限されることです。安価な講座だと質問サービスがそもそもありません。

◆では資格スクール・通信講座のどちらを選べば良いのでしょうか?

住んでいる場所を問わないこと、より低価格であることから、当サイトでは通信講座をおすすめしています。

ではどの通信講座を選べば良いのでしょうか?

当然ですが、まずは合格率が高く、合格者数が多く、質問サービスが料金に含まれているものから選ぶのが鉄則です。

合格率が高く、合格者数が多いことは合格実績が高いことに他なりません。

また、宅建試験の学習で最もよくないことは、わからないことをわからないままにしておくことです。わからないままのことが本試験で出題されたら得点しようがありません。

次によくないことは、わからないことを自分で調べて時間を無為に費やすことです(すでにお伝えしたように管理人は国土法で試験に出ないことまで調べて勉強した気になっていました・・・)。

調べたことが宅建合格に結びつけばいいのですが、初学者にその見極めはまずできません。

わからないことはプロの宅建講師に質問するのがベストです。通信講座は質問サービスが付帯するものを選びましょう

当記事では合格率が高く、質問サービスが付帯する2つの講座(アガルート、フォーサイト)を紹介します。

 

2社3講座の合格率です。

合格率の高い宅建通信講座

 

フォーサイトとアガルートはどちらも講座利用者に合否アンケートを実施しており、その結果をHPで公表しています。

 では動画講義時間が充実しているアガルートから講座内容をお伝えします。

<アガルート>

◆フォーサイトの次に合格率が高い通信講座はアガルートです(合格率は令和5年度宅建試験合格実績、アガルート宅建講座HPより)

  • アガルート演習総合カリキュラム:合格率74.2%
  • アガルート入門総合カリキュラム:合格率60.3%

アガルート宅建講座(演習+入門)の2023年度合格率は64.8%。


アガルート演習総合カリキュラム(フル・ライト)のうち、「フル」は昨年版から大幅リニューアルを敢行

従来の動画講義・テキスト・過去問・直前答錬・模試に以下の4講座を投入。
・択一解法テクニック講座(問題の解き方の敵ニックと思考プロセスを学ぶ)
・宅建業法逐条ローラーインプット講座(宅建業法を条文に沿って知識を確認)
・過去問答錬(実際の過去問を利用した全5回分の答錬)
・民法判例問題攻略講座(多くの受験生が苦手とする民法判例問題の解き方のコツを習得)

さらに、オンライン4肢択一問題集(「オンライン演習サービスTOKERUKUN」) も昨年版から加わっています。

オンライン一問一答問題集はフォーサイトではバリューセット3のみ付帯するサービスですが、アガルートでは演習総合カリキュラムのみならず入門総合カリキュラムでも利用できます。

これらの新施策によ、難化する宅建試験に対応する講座へと大きく進歩しました。

アガルートの教材を実際に購入しましたので、テキスト・問題集について紹介します(注:2024年版演習総合カリキュラムフルを実際に購入した際の内容となります)。

◆テキストはA5判で権利関係(262頁)、宅建業法(245頁)、法令上の制限(223頁)、税・その他(158頁)の4冊。合計888頁と市販宅建テキストだと分量が多いテキストの部類に入ります。

フルカラーではありますが、色使いはシンプルそのもの。テキスト本文にアンダーラインやマーカーは付されていません。

テキスト本文に余計な装飾がないのは、担当講師が動画講義で重要箇所を説明するからです。動画を見ながら、その都度、講師の指示に従ってテキストを作っていくのがアガルートのスタイルです。

動画講義(2024演習総合講義の実績)は権利関係、宅建業法、法令上の制限、税・その他合計で約45時間アガルートの動画講義時間はフォーサイトの約5倍と手厚くなっています。

◆問題集もA5判です。ただし、問題集はテキストと連携していません。捨て肢マークもありませんので、問題集そのものについてはフォーサイトのほうが受験生に親切です。

アガルートの問題集は平成26年度〜令和4年度の4肢択一問題を収録している1)権利関係(145問)、2)宅建業法(220頁)、3)法令上の制限(88問)、4)税・その他(77問)の4冊。合計530問。

この4冊530問の他、5)令和5年度本試験50問の580問。さらに総まとめ講座一問一答200肢超がフル、ライト共通の問題集となります。

1)から5)の問題集はA・B・Cの3段階にランク付け。

A(優先順位 高)・・・合格するうえで確実に正解したい問題
B(優先順位 中)・・・本試験までに解けるようにしたい問題
C(優先順位 低)・・・出題頻度があまり高くない問題

AB問題を中心に繰り返し繰り返し解きましょう。

※フルではさらに過去問答錬50問×5、直前答錬50問×2が加わります。模試を除くアガルートの問題演習量はフルカリキュラムだと実に4肢択一問題930問問題演習量はフォーサイトを上回ります。

これらに加え、宅建業法逐条ローラーインプット講座で宅建試験最大の得点源である宅建業法を強化します。

一昨年まではeラーニングの「過去問一問一答演習」が付帯するフォーサイトのバリューセット3のほうに見劣りしていましたが、アガルートにも「オンライン演習サービスTOKERUKUN」が実装されたことによって充実した講座となっています。

その分、価格はフォーサイトより高めです。

  • アガルート宅建講座入門総合カリキュラム/フル→税込¥107,800
  • アガルート宅建講座入門総合カリキュラム/ライト→税込¥54,780
  • アガルート宅建講座演習総合カリキュラム/フル→税込¥129,800
  • アガルート宅建講座演習総合カリキュラム/ライト→税込¥76,780


アガルート宅建講座の質問回数はフルカリキュラムが30回、ライトカリキュラムが10回です。フルカリキュラム質問回数30回はフォーサイトバリューセット3より10回多いです。

注:アガルート宅建講座の入門総合カリキュラムは宅建初心者向け、演習総合カリキュラムは宅建もしくは法律の学習経験があり本試験で25点以上取れる方となっています。

管理人は入門・演習両方の講座を購入してどちらの講義動画も視聴しましたが、演習の工藤先生の講義進度は入門の小林先生より早いです。初学者は入門総合カリキュラムのほうが良いです

アガルート宅建試験講座より)


初学者向け>>>アガルート宅建講座【2025年合格目標】入門総合カリキュラム(フル・ライト)

既学者向け>>>アガルート宅建講座【2025年合格目標】演習総合カリキュラム(フル・ライト)


※アガルート宅建講座は合格特典と各種割引があります。詳細はアガルート宅建試験 | 合格特典アガルート宅建試験 | 各種割引制度をご参照ください。


注:決して安い買い物ではありません!

まずは資料請求してアガルート宅建講座の内容を確認することをおすすめします。アガルートでは資料請求でオンライン演習サービスも体験できます。>>>アガルート宅建講座資料請求で講座を無料体験

 

<フォーサイト>

フォーサイト宅建講座の2022年度合格率は75%、合格者数は872名。例年70%以上の高い合格率と700名以上の合格者数を保っています。

フォーサイトの教材を実際に購入しましたので、テキスト・問題集について紹介します(注:2024年版教材を実際に購入した際の内容となります)。

◆フォーサイト宅建講座テキストはフルカラーのB5判。

市販宅建テキストはA5サイズがほとんど。そのため小さいフォントを詰め込まれて書き込みしにくいものが少なくありません。中にはフォントの色・大きさ・種類をやたら多用しているため読みにくいものすらあります。

一方、フォーサイトの宅建テキストはフルカラーでありながらフォントの色使い・種類ともに抑えられていて読みやすくデザインされています。B5サイズなので余白もたくさんとられており、書き込みしながらの学習がしやすいです。

テキストの内容は、要点が絞り込まれていて反復学習しやすいよう編集されています。

テキストは1冊まるごとではなく、宅建業法、法令上の制限、その他の法令、権利関係の4冊。合計で623ページと、市販宅建テキストでいえば600ページクラスのコンパクトにまとめられているものに相当します。

テキストの概要はフォーサイト宅建講座フルカラーテキストにて確認できます。

 

テキストは冊子版のみならずデジタル版も提供されます。PC・スマホ・タブレットで視聴できます。

通勤通学や昼休みなどの隙間時間はデジタルテキストで、冊子版テキストでは書き込みながらじっくり勉強に取り組めます。

問題集について紹介します。フォーサイト宅建講座問題集は二色刷りのB5版。宅建業法1A、宅建業法1B、法令上の制限、その他の法令、権利関係の5冊です。

フォーサイトの問題集は良くできています。

特に良いのは、「捨て肢(すてあし)」がきちんと明記されていることです。

捨て肢についてはフォーサイトHPの問題集のページでは述べられていないのでここで補足しておきます。

◆次の「なお、〜学習不要です。」の画像は2024年度版問題集「宅建業法1A」p.3から引用しました(当ブログ管理人が購入したものからの画像ですので一切の転載・引用を禁止します)。

フォーサイト宅建講座問題集捨て肢アイコン

フォーサイト宅建講座問題集捨て肢アイコン

この「捨て肢」マークの色は問題集毎に異なります(マーカーの色も問題集毎に異なります)。

捨て肢を理解することは宅建試験の攻略においてとても大切です。

なぜなら、宅建試験にはやたら難しい選択肢=肢問が紛れ込んでいることがあるからです

こういうやたら難しい選択肢・やたら難しい肢問はテキストのどこを調べても解説がのっていません。ふつうの受験生では解答のしようがないんですね。当然、正答率は非常に低いです。

このような「難易度が高い」肢問を「学習不要」と言い切れるのは、多くの受験生が間違う問題なんか正答できなくても合否には影響しないからです。(注:大切なのは誰もが解ける問題をきっちり正答することです!!)

このような肢問は「捨て肢(すてあし)」と呼ばれています。

捨て肢は市販テキストにも記載がないケースが多々あります。市販テキストで調べようとしても調べきれない場合もあるのです。そんな捨て肢に時間を使うのは無駄以外のなにものでもありません。捨て肢は深入り厳禁なのです。

深入り厳禁にもかかわらず、宅建初学者は捨て肢も含め全ての肢問の解説が載っているテキストを欲しがるんですね。

宅建初学者がよくやってしまう落とし穴の一つに「わからない問題・選択肢をわからないままにしておけない」ことがあります。わからない肢問に出くわすと、わかるまで調べないと気が済まないのです(管理人の受験1年目がそうでした)。しまいにはより詳しい市販テキストを欲しがり、テキストを買い直したりします。

調べることは決して悪いことではありませんが、捨て肢で時間を浪費するのはもったいないです。

この点、フォーサイトの問題集では捨て肢がきちんと記載されているので貴重な勉強時間を捨て肢で無駄にする心配がありません。

捨て肢マークがあることはものすごく大きなメリットと言えます。

注:フォーサイト問題集の中には4つの肢全てが捨て肢のものも掲載されています。捨て肢だからといって「捨てる」のではなく、深入りせずに解説を繰り返し読んで覚えてしまいましょう。

フォーサイトの問題集には良い点があと2つあります。

ひとつは問題の難易度が明示されていることです。

フォーサイトの問題集の難易度はA〜Dの4段階になっています。

  • A:やさしい問題でとりこぼしのできない問題
  • B:ややむずかしいがとらなければならない問題
  • C:かなりむずかしいが 50%ぐらいの確率で解ける問題
  • D:超難問で誰も解けないので演習不要の問題


難易度を知らないまま問題を解き続けても、中には徒労に終わるものも含まれています(注:捨て肢だらけの「捨て問」もありますが、不動産登記法の場合は深入り不要ですが一通りはおさえておきましょう)。全ての問題に等しく労力をかける必要はないのです。だからこそ問題集の難易度表記は絶対条件なのです。

もうひとつは、解答・解説にテキストの該当ページが掲載されていることです。問題集でわからないことがあったらテキストですぐ調べられるよう連携しています。

問題集(過去問講座)は権利関係(157問)、宅建業法2冊(240問)、法令上の制限(96問)、その他の法令(96問)の5冊。合計589問を収録。

科目別答錬は権利関係、宅建業法、法令上の制限、その他の法令それぞれ50問の計200問、さらに最新本試験問題50問。

4肢択一問題は、模試を除いて839問となります。

また、択一対策編として一問一答問題集もあります。これは554肢を収録。

演習量としては十分すぎるほどです。

◆もう一つ、フォーサイト宅建講座を利用する大きなメリットは「演習ノート」にあります。

過去問対策はフォーサイト「演習ノート」を指示に従って活用するとぐっと力が付きます!

フォーサイト宅建講座問題集ページには

問題演習の際には、フォーサイトオリジナル演習ノートを使用します。宅地建物取引士試験用にフォーサイトが開発したオリジナルノートです。1つの選択肢ごとにそれぞれ理由を書きながら解くことで、時間がかかりますが確実に実力がアップします。
特に誤りだと思った選択肢については、ただ漠然と誤りだと判断するのではなく「どの部分が誤りで、そこをどのように訂正すると正しい内容になるのか」を書き出すようにしましょう。
これによって、後から見直した際に間違えた箇所をきっちりと覚えることができます。

とあります。これはその通りなんです。

宅建に合格するため何より必要な勉強は「ひとつひとつの肢問に対して根拠を明確にしながら解けるようになる」ことです(これも最重要情報のひとつですが、徹底できない受験生・やろうとしない受験生・そもそもこのことを知らない受験生も多いです)

根拠を持ってひとつひとつの肢問を解けるようになれば、個数問題や組み合わせ問題でひるむことはなくなります。演習ノートをぜひ活用してください。

※2023年の7月頃から、フォーサイトの演習ノートと同じ方法のノートを「理由づけノート」と呼んでいるのを目にしました。これはフォーサイトではとっくにおなじみの学習方法です。

演習ノートを使っての学習は、慣れないうちは時間がかかります。だからこそ1日も早くから勉強を始めることを強くおすすめします。

◆ここ3年間くらいの市販宅建問題集界隈では一問一答問題集による基礎固めの重要性が指摘されています。

フォーサイト宅建講座には冊子版一問一答問題集がないものの、バリューセット3には一問一答アプリが付帯します。

フォーサイトの一問一答アプリは時間制限機能付き。宅建試験は50問200肢を120分で解かねばなりません。1肢にかけられる時間はわずかに36秒。正確な知識とともにスピードも要求されます。日頃からフォーサイトの一問一答アプリで時間制限内に解く習慣を習得していれば、本試験でも大いに役立つでしょう。もちろん広告もありませんので、ネットで拾える無料アプリよりも集中して学習できます。

◆フォーサイトのデジタル教材はeラーニングシステム「ManaBun」です。

ManaBunには、講義動画(9時間超)、確認テスト、単語カードなどの学習機能(※上述の通りバリューパック3にはさらに一問一答アプリも付帯)のみならず、学習スケジュール機能もあります。市販テキストでの独学と違い、学習計画・進捗状況の管理もしやすいです。

注:訂正情報もManaBunに表示されます。ManaBunにログインしたら「サポート」の「訂正情報」をかならず確認してください。

また、eラーニングの動画講義ではバーチャル講師システム を導入しています。

動画講義は講師との相性が悪いと学習意欲が下がってしまうのが欠点。フォーサイトの動画講義は窪田講師とバーチャル講師(男性と女性)の3種類なので、自分に合った見た目と音声の講師を選択してモチベーションを上げることができます。

このバーチャル講師システムは他のどの宅建通信講座にもない、フォーサイト独自機能です。

さらに、フォーサイトでは定期的に「eライブスタディ 」という生講義のライブ配信を行っています。録画された講義動画ではない生講義の配信はコストがかかるので通信講座では非常に珍しいです。2020年度講座から始まったものですが、こういう企業努力は好感がもてます。

フォーサイト宅地建物取引士 スピード合格講座 2025年試験対策は3種類あります。いずれも一般教育訓練給付金対象講座です。

価格が高い順から紹介します(クレジットカードでの分割支払いも可)。

  1. バリューセット3(基礎講座+過去問講座+直前対策講座+eラーニングManaBun+科目別答練講座+過去問一問一答演習【eラーニング内】+無料メール質問20回)通常セット+DVDオプション→税込¥78,800
    ※DVDが付属しない通常セット→税込¥69,800
  2. バリューセット2(基礎講座+過去問講座+直前対策講座+eラーニングManaBun+無料メール質問15回)→税込¥64,800
  3. バリューセット1(基礎講座+過去問講座講座+eラーニングManaBun+無料メール質問10回)→税込¥59,800

2021年度はバリューセット2とバリューセット3(DVDなし)の価格差が¥25,000もありましたが、2022年からバリューセット3は実に¥20,000もの大幅値下げを敢行。

2025年度版も同じ価格設定ですので、バリューセット2とバリューセット3(DVDなし)の価格差はわずか¥5,000。バリューセット3(DVDなし)が購入しやすくなっています。

◆バリューセット3には3つのメリットがあります。

1:「過去問一問一答演習」機能が備わっています。

無料アプリと違い、広告が表示されないこと、スタートすると制限時間40秒を自動で計測することなど集中しやすくデザインされています。

2:別売り料金税込¥21,800(送料別)の科目別答練講座が付属します。

これは宅建業法、法令上の制限、その他の法令、権利関係の4科目それぞれ50問を2時間で解く講座で、2023年8月末〜9月にかけての直前期対策となるものです。

3:全額返金保証制度の対象となっています。

※全額返金保証制度は所定の手続きを全て満たさないと受けられませんので注意が必要です。必ず全額返金保障制度のご案内 をご確認ください。

※フォーサイト宅建講座は資料請求すると通常セット価格から¥10,000割引となります!

まずは資料請求して講座内容を確認することをおすすめします。>>>フォーサイト宅建通信講座資料請求


◆ここまでフォーサイト宅建講座の不満を述べてませんでした。

テキスト、問題集、eラーニングなど隙のない教材を提供しているフォーサイト宅建講座ではありますが・・・

フォーサイトでは権利関係の一部(例えば抵当権、不動産登記法、区分所有法といった権利関係でも難しい項目)は深入りしないほうが良いという方針なのですが、これにはいつも不満を感じています。

近年は宅建試験が難化しています。

権利関係はとりわけ点を取りにくいです。例えば令和2年度問13建物区分所有法の合格者正答率は54%、問14不動産登記法にいたっては39.9%でしたので、どちらも合否を分ける問題ではありませんでした。

したがって、権利関係の中でも難しい項目に深入りしないという方針には同意します。

ただし、令和5年度試験での合格者正解率は問13建物区分所有法89.0%、問14不動産登記法79.5%。どちらも合否を分けた問題でした。

フォーサイトで深入りしないとされる権利関係の項目についても、基礎知識で解ける問題はきっちり得点できるよう、テキスト・問題集、バリューセット3の一問一答アプリをしっかり使って基礎を確実に押さえるよう、常に意識して受講するようにしてください。

◆もうひとつの不満は動画講義への注力が今ひとつな点です。

アガルートと比較すると動画講義時間は約5分の1。動画講義を重視する受験生はアガルートのほうが良いかもしれません。

◆なお、わからないことは積極的に質問しましょう。

安価な宅建通信講座には備わっていない質問サービスがフォーサイト講座では料金に含まれています(セットによって無料質問回数が違いますので必ずチェックしてください)

無料質問回数に制限があるため、次に紹介するユーキャンに比べると質問サービスは見劣りしします。

ただ、フォーサイトによれば平均質問回数は3回とのことです。3回と言わず、回数分の質問はきっちり使い切りましょう。


フォーサイトは申込み当日の15時までに決済が済めば当日発送となります。

お住まいの地域にもよりますが、管理人が2024年度バリューセット3の申込み・決済を15時までに済ませたところ、翌日にテキスト一式が到着しました(お住まいの地域によって到着日数に違いがあります)

教材は側面に赤字で「Foresight フォーサイト」と書かれたダンボールで発送されます(ゆうパックでした)。サイズは39cm×28cm×11cmです。

フォーサイト宅建講座梱包ダンボール

フォーサイト宅建講座梱包ダンボール

フォーサイトからは教材配送確認メールが来ます。ゆうパック追跡番号も記載されていますので、受取日時を変更できます。

ManaBunログインアカウント発行はメールで届きます。メールが届いたらすぐにログインしましょう※申込代金の領収書はeラーニングの「個人設定」>「各種書類発行」からプリントアウトできます。

フォーサイト宅地建物取引士 スピード合格講座 2025年試験対策

 

<2社の特長について>

◆価格面での受講のしやすさで選ぶならフォーサイトです。

  • アガルート演習総合カリキュラム/フル:¥129,800(税込)
  • アガルート入門総合カリキュラム/フル:¥107,800(税込)
  • フォーサイトバリューセット3(DVDなし):¥69,800(税込)

◆講座内容から選ぶとすれば動画講義が充実し、宅建業法逐条ローラーインプット講座があるアガルートです。

◆テキストと問題集の連携を重視するならフォーサイトです。フォーサイトには演習ノートもあります。バリューセット3には一問一答アプリも付帯します。

 

どの講座も安い買い物ではありませんが、市販教材での独学よりも合格の可能性は高くなります。


もちろん、テキスト・問題集を1回やっただけでは合格できません。

通信講座セットが届いたら2025年本試験当日まで何度も何度も、それこそ教材がぼろぼろになるまで繰り返し学習しましょう。

 

合格率の高い宅建通信講座

 

なお、市販テキスト独学を選ぶなら当サイトの記事 宅建独学テキスト2025ランキング(初学者・既学者別おすすめ) を参考にしてみてください。

宅建試験の概要について

宅建試験の解答方式はマークシート

◆宅建試験の解答はマークシート方式です。

  • 出題形式は4肢択一です。
  • 「正しいものはどれか」、「誤っているものはどれか」を4肢から選択し、マークシートに当てはまる解答番号を記入します。
  • なかには「正しいもの/誤っているものはいくつあるか」を4肢から選択する個数問題や「正しいもの/誤っているものの組み合わせはどれか」を4肢から選択する組み合わせ問題も出題されます。
  • 個数問題、組み合わせ問題の出題数は年度によって異なります。
  • 「AはBであるが、CはDである」のような出題文の前半と後半で異なる知識の正誤を問う問題も出題されます。

◆マークシートは次のような形式となります。画像は日建学院から引用しました。

宅建試験解答用紙

宅建試験解答用紙

マークシートPDFは次の3社からダウンロードできます。

 

宅建試験の出題内容

宅建試験は全部で50問出題されます。受験年度の合格基準点以上を得点できれば合格となります。

合格基準点はその年度によって異なります。

良く言われる宅建試験合格の目安は35点ですが、近年は受験生のレベルが上がったため合格基準点が36点以上の年度も頻発しています。当サイトでは一貫して宅建試験合格の目標を38点としています。

宅建試験全50問の内訳は次の通りです。

  1. 権利関係:14問
  2. 法令上の制限:8問
  3. 税・価格:3問
  4. 宅建業法:20問
  5. 免除科目:5問

これら5分野のマークシート解答場所は次の画像の通りとなります。

宅建試験5分野マークシート解答場所

宅建試験5分野マークシート解答場所

 

解答欄の右半分は宅建業法と免除科目で占められます。

このうち、宅建業法は宅建試験50問のうち20問を占める最重要得点源です。実際、正答率60%以上の問題が例年8割以上も出題されます(年によっては19問も出題されたことさえありました!)。

※正答率60%以上の問題は、受験生の3分の2以上が正答できたことを意味します。きちんと学習していれば正答できる問題=標準問を指します。)

免除科目も重要得点源です。5問全部が正答率80%以上の年もあるほどです。※正答率80%以上の問題は、受験生の5分の4以上が正答できたことを意味します。きちんと学習していれば簡単な問題=易問を指します。)

これら2分野で点を落としてしまうと・・・・宅建試験合格はほぼ不可能です。

年によって難易度が違うため「絶対○○問必要!」ということは言いにくいですが、宅建試験に合格するためには26〜問50の25問で満点に近い点数を狙うのが最善手となります。しっかり勉強しましょう。

◆宅地建物取引業に従事している方(従業者証明書(宅建業法48条第1項)を持っている方)は登録講習を受講できます。登録講習修了者は50問中5問を免除されます。

免除されるのは次の2科目中の5問です。

  • 宅地及び建物の需給に関する法令並びに実務に関する科目
  • 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関する科目
  • 具体的には問46〜問50です。

登録講習を修了していない一般受験者と登録講習修了者の合格率を比べると、登録講習者の合格率のほうが毎年数ポイント高いです。受けられる方は必ず受けておきましょう。

:登録講習修了者データの都合上、「インターネット申込みを行うためには、登録講習機関への受講申込みを、受験する年の3月頃までに行うことが必要」(一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 登録講習についてより引用)です。

2025年10月19日宅建試験日までのスケジュール

ここでは当ブログ管理人自身の経験も含めた令和7年度宅建試験のスケジュールを紹介します。

2024年12月〜

◆宅建試験合格に必要な勉強時間は400時間と言われています。

もちろん人によって必要な勉強時間は違います。200時間で十分な人もいれば500時間でも足りない人がいます。

何時間必要なのかは、結局のところ勉強を始めてみないとわかりません。

だからこそ初めて宅建を受験する方(初学者)はとにもかくにも1日でも早く勉強を始めないと、「宅建って簡単な資格試験って聞いてたのに、こんなはずじゃなかった」とあとから後悔することになります。

「もっと早くから勉強しておけば・・・(管理人が受験1年目で不合格になったときの実感です)」と思わないよう、合格率実績の高い教材を使って早め早めに勉強を始めることを強くおすすめします

お伝えしたとおり、管理人は書店平積みの宅建テキストから適当に選んだものを使った結果、不合格でした。教材は合格実績の高いものを、対価を惜しむこと無く選ぶことを学びました。

宅建試験で問われるのは法律の知識です。とりわけ権利関係(民法・区分所有法・借地借家法)は初学者にはとっつきにくく、多くの受験生が苦手なまま本試験を迎えます。

できるだけ早く権利関係の学習を始め、2月末までに一通り終えておくと大きなアドバンテージとなります!

 

2024年6月〜8月

◆2023年6月6日:官報公告(予定)

◆2023年7月1日〜7月15日(予定):郵送受験申込期間

  • 7月1日から「宅地建物取引士資格試験受験案内申込書」の配布が始まります。
  • 配布場所は不動産適正取引推進機構HPに掲載されます。大きな書店でも配布されます。
  • 画像は令和6年度宅建試験案内の封筒です。封筒の色は毎年変わります。

    宅建試験受験申込書(東京都)

    宅建試験受験申込書(東京都)
  • 郵送申込には顔写真(縦4.5cm、横3.5cm)が必要です。
  • 申込書は都道府県によって異なります。必ず「受験申込時に住んでいる都道府県」の申込書を入手しましょう。

    宅建試験案内(東京都用)

    宅建試験案内(東京都用)
  • 郵送申込みは受付最終日消印有効です。令和4年度は7月30日が土曜日のため、郵送受付締め切りが7月31日ではなく7月29日になりました。令和5年度は7月31日が月曜なので、7月31日までの受付と思われます。
  • 郵送申込:一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 郵送申込み

2025年7月1日〜7月31日:インターネット受験申込期間(予定)

  • 宅建試験のインターネット受験申込はスマホ(iPhone、アンドロイド)からもできます(パソコンは相変わらずWindows OSのみ、IEのサポート終了に伴いEdgeおよびChromeからの申込みとなります)。
  • インターネット申込には顔写真ファイルが必要です(.jpgのみ、令和7年4月1日以降に撮影したもの、正面向きの上半身で無背景など制約があります)。
  • 7月1日になったらインターネット申し込みのページにて必ず確認してから申し込みましょう:一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | インターネット申込み

2025年9月末

◆2025年10月初旬:受験票(圧着式はがき)発送

  • 昨年度の受験票発送日は10月2日でしたので、この頃に受験票が発送されると思われます。
  • 受験票は試験当日に必ず試験会場へ持参します。注:受験票の色は年によって変わります。画像は管理人が受験した平成28年度の受験票です。

    宅建試験受験票画像

    宅建試験受験票画像

    宅建試験受験票画像(試験地・受験番号等記載)

    宅建試験受験票画像(試験地・受験番号等記載)
  • 受験票が届いたらスマホで写真を撮っておきましょう。万一紛失したり、試験当日に忘れたときに役立ちます。
  • 受験票は試験が終わっても合格発表まで必ず保管します。

2025年10月18日(土):試験日前日

◆2025年10月18日(土):試験日前日までに済ませておくこと

  • 試験会場へのアクセス、交通機関の時刻・経路をあらかじめ調べておきます。ちなみにWEBブラウザのGoogle検索窓(Google)に「○○から○○(例:吉祥寺から日本経済大学)」と入力すると経路と所要時間について、車・電車・タクシー・徒歩等の検索結果が表示されます。表示された地図の直下の「すぐに出発」をクリックすると日付・出発時刻or到着時刻を指定できます。1ヶ月前から検索可です。
  • 試験会場には受験生控え室がありません。カフェやファストフード店など軽食をとれて座って勉強できる場所も調べておきましょう。
  • 試験会場へ持って行く物を準備しておきます。
  • 受験票、筆記用具、腕時計は必須(置き時計、スマートウォッチは不可)です。管理人は資格試験用にソーラー電波式腕時計をひとつ購入しました。※ふだん使っていないソーラー式腕時計は事前に充電しておきましょう。
  • 試験で使用できるのはBかHBの黒鉛筆もしくはシャープペンシルのみです。
  • 黒いからいいだろうと勝手に判断して黒のボールペンを使ってはいけません。マークシートの読み取り機は鉛筆に含まれる炭素に反応するからです。試験の指示を守りましょう。
  • 管理人はマークしやすい2.0mm芯のシャープペンシルを愛用しています(芯は「三菱鉛筆ユニホルダー B 6本入を使用」)。注:フォーサイト宅建講座には付録でマークシート用シャープペン(横幅が2mmm)がついてきます
  • 鉛筆、シャープペン、消しゴムはそれぞれ最低2つ以上用意します。替え芯ケースを机上に置かなくてすむよう、シャープペンはあらかじめ新しい芯を入れておき、鉛筆は削っておきましょう。
  • 新型コロナウイルス感染症が終息しているとは限りません。換気対策として、可能な限り試験室の窓・ドアを開ける場合があります。防寒用にカーディガンやフリースなどを1枚多めに持っていき、膝にかけるなどして調節できるにしましょう。
  • 「土足厳禁・スリッパ持参」会場の場合はスリッパ等上履きを持参します。
  • 新型コロナウイルス感染症は未だに終息していません。マスクを着用できるよう、必ず持参しましょう
  • 試験当日に使う教材はあらかじめ絞り込んでおくことを強くおすすめしますあれもこれも持って行きたくなる気持ちはよくわかりますが、むしろ散漫になってしまいます。統計・税・建築基準法など数字の暗記項目が良いかと思います。なお、お守り代わりに苦楽を共にしたテキスト・問題集を持って行くのはありだと思います。大きな声では言えませんが、管理人は統計・5問免除のDVD教材+ポータブルDVD機を持って行き、イヤホンで視聴して雑音をシャットアウトしてました。
  • 宅建試験では耳栓使用は可です。こちらの記事(宅建本試験会場における耳栓使用について)に書きましたが、実は昨年度から宅建試験案内にも明記されています。

2025年10月19日(日):試験日当日・試験会場(本試験直前)・本試験中の注意点

◆2025年10月19日(日):試験日当日の朝

  • 交通機関に不測の事態があっても対応できるよう早めに出発しましょう。
  • 持ち物を再チェックし、絶対に忘れ物をしないよう注意しましょう。
  • 試験会場へ車で行き、周囲に駐車することは厳禁です。
  • 車による送迎も厳禁です。

◆2025年10月19日(日):試験会場:本試験直前(11:30〜13:00)

  • 試験会場近辺で業者がパンフレット等を配布していることがあります。なんとなく受け取ったしまったときは、余計な情報に惑わされないよう開けずに放っておきましょう。
  • 試験室への入室は11:30〜12:30です(※試験室は飲食禁止)。12:30までに自席に着席します。
  • 試験室の自分の席に座ったら受験票、筆記用具、腕時計を準備します。
  • 周囲の受験生がものすごく気になりますが、12:40まで最終チェックに集中しましょう。
  • トイレも12:40までに済ませておきます(試験中に行きたくなったときは挙手して試験官に伝えましょう!)。
  • 12:40から試験の注意事項の説明が始まります。これ以降は試験室から退出できなくなります。指示に従ってテキスト等、試験中に使えないものを鞄にしまいます。
  • 携帯電話・タブレット・スマートフォン・スマートウォッチ等の無線通信機器類は、あらかじめアラームを解除した上で電源を切り、配布される封筒に封入します。
  • 解答用紙への受験番号・氏名等の記入も指示に従います。間違えないよう、3回チェックしましょう。
  • 解答用紙と試験問題が配付され、受験番号・氏名等の記入を終えたら試験開始まで残り数分です。一番緊張する時間です(管理人は胃が痛くなりました)。でも、できることはまだあります。解答用紙のマークシート記入位置を確かめ、筆記用具を使いやすいところに置き、腕時計を見やすい場所にセットし、暗記項目を心の中でつぶやくなどして集中を切らさないようにしましょう。

◆2025年10月19日(日):試験会場:本試験中(13:00〜15:00)

  • 宅建試験の試験問題のサイズはA4です(画像は平成28年度の試験問題)。

    宅建試験問題(画像は平成28年度)

    宅建試験問題(画像は平成28年度)
  • 時間が来たらすぐに問題に取りかかりましょう。試験問題の乱丁・落丁は調べなくても良いです。
  • 宅建業法や5問免除問題など、あらかじめ順序を決めておいた分野から解き始めましょう※とはいえ、管理人は偉そうなことは言えません。宅建業法から解き始めたのですが、思いのほか時間がかかって権利関係で時間が足りなくなり、とても焦りました。もし時間が足りなくなったら、ぱっと見て時間がかかりそうな問題は後回しにして、解けそうな問題から解いていっても良いでしょう。
  • 試験中、他の受験生の動向が気にならないと言ったら嘘になります。管理人が受験したときは斜め前の受験生が自信ありげにうなずきながら次々解答していったので、とても気が散りました。攻略法は周囲を見ないようにすることしかありません。できる限り自分の問題用紙と解答用紙に集中し、全力を尽くしましょう。
  • 宅建業法等を解いてから権利関係に挑む前は、頭を切り換えるため10秒だけ目をつぶって深呼吸しましょう。
  • 早く解き終わっても試験時間中の退出は禁止です。
  • 解答とマークにずれがないか、解答漏れがないか、自己採点用の記録を問題用紙に残しているかなどを確認し、2時間をめいっぱい有効に使いましょう。
  • 注1:もし遅刻してしまったら、試験室に向かう前に試験会場の「相談係」に申し出ます。なお13:30を過ぎた遅刻者は試験室に入室できません。
  • 注2:登録講習者の試験時間は13:10〜15:00となります。

◆2025年10月19日(日):試験日当日の15:00〜

  • 試験終了となります。自分が出したゴミは各自で持ち帰り、自宅で処分します。
  • 自己採点しましょう。
  • 当ブログでは建合格点合格ライン予想2025・解答速報(令和7年度試験) にて宅建試験当日15時以降、解答速報と合格点・合格ライン予想をリアルタイムにていち早くお知らせします。試験当日はぜひご参照ください。

宅建試験合格発表および合格後の手続き

◆2025年11月26日(水):宅建試験合格発表(予定)

  • 合格発表は令和7年11月26日(水)9:30から不動産適性取引推進機構HPで行われます(予定)。
  • 合格者には合格証書および資格登録手続き等の書類が送付されます。

    宅建試験合格証書画像

    宅建試験合格証書画像

    宅建士登録の手続き案内画像

    宅建士登録の手続き案内画像

宅建士登録に必要な書類を揃えるのはさほど時間はかかりません。ただし「登記されていないことの証明書」の交付は法務局での手続きが必要となります。こちらの記事を参考にしてください。>>>宅建試験合格後の登録申請手続き:登記されていないことの証明書の交付(東京法務局)について

◆2025年12月末から:登録実務講習の受講

  • 登録実務講習は2025年12月末から始まります。宅建士証交付が必要な方は登録実務講習の受講、受講終了後に資格登録の申請をした後に宅建士証の交付となります。
  • 国土交通省HPの登録実務講習実施期間一覧です→建設産業・不動産業:登録実務講習実施機関一覧 - 国土交通省
  • 「宅地建物取引士登録申請等の事務の手引」、資格登録申請

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請前)

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請前)

    資格登録申請(受付票が貼付されます)

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請前)

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請後)

◆宅建合格者には下画像の封筒で合格通知等の書類一式が届きます。一人でも多くの受験生の手元にこの封筒で合格通知が届くことを願っています!

宅建合格者に送られてくる封筒

宅建合格者に送られてくる封筒

プライバシーポリシー/運営者情報/©2018-2024 賃貸不動産経営管理士試験合格応援ブログ https://www.chintaikanrishi.com