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宅建試験日(2024年)・申し込み日程・自身の受験経験による合格へのアドバイスについて

【2024年4月10日更新】令和6年度宅建試験まであと193日!合格目指してがんばりましょう!毎日こつこつ着実に!!

この記事では2024年宅建試験日・申し込み日程、宅建試験の概要および管理人自身の受験経験による合格へのアドバイスについてお知らせします。

宅建試験は従来35点が目標とされてきましたが、近年は少なくとも38点取らないと安心できなくなりました

このことは通信講座・資格スクール受験生が増えたことと無関係ではありません

通信講座・資格スクール受験生の多くが高得点を取れば取るほど合格基準点は上がります。

一方、その影響をもろに食らうのが市販テキスト独学での受験生・・・

市販テキスト独学での合格は年々厳しくなっています

宅建試験の合格可能性を上げるため、合格実績の高い教材を選び、1日も早く宅建学習を始めましょう!

宅建試験日2024

宅建試験日2024

注:初めて宅建を学習する方がいきなりテキスト・問題集で学習し始めることはおすすめしません。

宅建学習も英語学習と共通点があります。英語学習は単語を覚えることが基礎の基礎ですよね?

宅建も同じです。宅建は法律用語を覚えることが基礎中の基礎です。


善意、悪意、過失、制限行為能力者、区分所有者、相殺、錯誤、被相続人などは基礎の基礎です。

取消と無効の違いを説明できますか?これも基礎の基礎。

まずは宅建用語に慣れることから学習をスタートし、はじめの10日間をかけて宅建試験全体の解像度を上げておく(用語に慣れる、どの法律からどんなことが出題されるのか、どの法律から何問出題されるのか、などなど)ことを何よりもおすすめします。

教材は『パーフェクト宅建士 聞くだけ』がベストです。

なんと言っても30日間無料で利用できるからです。13時間未満で宅建試験範囲をひととおりカバーできます。

 

※昨年版ですので「宅地造成等規制法」は聞かなくてもかまいません。「宅地造成等規制法」は「盛土規制法」に改正されるからです。「盛土規制法」は2024年版の教材で学習しましょう。

2024年度宅建試験日・申し込み日程等の概要

◆2024年度宅建試験日・申し込み日程・概要は例年通りなら上記のようになります。 

2024年度宅建試験日・申し込み日程・概要
試験日 2024年10月20日(日)13:00〜15:00(予定)
受験申込
受付期間
・インターネット:2024年7月1日(月)9:30〜7月31日(水)21:59(予定)
・郵送:2024年7月1日〜7月16日(火)(予定)
合格発表 2024年11月26日(火)(予定)
試験案内
配布期間
2024年7月1日〜7月31日(予定)
受験手数料 8,200円(受験手数料は消費税及び地方消費税非課税)
受験申込 インターネットおよび郵送(予定)
出題数・
形式・
出題事項

・50問(マークシート方式)
・4肢択一(個数・組み合わせ問題あり)
・宅建業法、民法、都市計画法等、税など(宅地建物取引業法施行規則第8条)

試験時間 120分(途中退出不可)
免除問題 あり(登録講習の受講により5問免除)
受験資格 なし(ただし登録要件あり)
登録要件 宅地建物取引業法第18条参照
試験実施団体 一般財団法人不動産適正取引推進機構
試験会場 全国47都道府県

(これまではインターネット申込期間が 7月前半のみ、郵送が7月末日までだったのが、インターネット申込みが7月末日まで、郵送申込が7月前半までに変更される予定です!→https://www.retio.or.jp/exam/pdf/kikanhenkouR6.pdf


※昨年までは8月末に試験会場通知が送付されていたのですが、今年からなくなります。

※宅建試験の実施団体は不動産適正取引推進機構です。受験予定の方は必ず同機構HPを確認してください。
https://www.retio.or.jp/exam/

◆2024年度宅建試験は、例年通りなら2024年10月20日に実施されます。

本試験日まで6ヶ月 ちょっと。

しかしながら・・・「まだ6ヶ月もある」とは言い難いです。

なぜなら、宅建試験で出題される民法の権利関係の内容は法律初学者が理解するのにどうしても時間がかかるからです

今すぐ学習のスタートを切ることが合格への近道です。

ここから先は、2024年度宅建試験に本気で合格したい方へのメッセージです。

2024年宅建試験に合格に向けて(管理人自身の受験経験による合格へのアドバイス)

宅建試験は1年に1回しか受けられない資格試験です。

宅建試験は毎年約30万人弱が受験します。

令和5年度試験の申込者は約28万人でした。

28万人のうち何人ぐらい合格すると思いますか?

合格できるのは・・・最大でもたったの約4万1,000人だけなんです。


宅建試験の合格率はわずか15.2〜17.9%(※平成20年度以降、ただし令和2年12月試験を除く)

合格基準点は毎年変わり、基準点に1点でも足りなければ不合格になってしまいます。

1点足りずに泣く方が毎年数万人います。

決して甘く見てはいけません。

◆では2024年度宅建試験に合格するにはどうすれば良いでしょうか?

「この教材を使えば誰でも受かる!」などという都合の良いものはありません。

でも合格可能性を高めることは誰にでもできます。

◆一般に、試験合格と「勉強時間・勉強の質」には次の関係があります。

試験合格=勉強時間×勉強の質

宅建試験の具体的目標は本試験で50点中最低でも38点を取ることです。

宅建試験は38点取ればまず合格圏内に入れます。これまでの最高合格点は令和2年度10月試験の38点。ただし、この年は120年ぶりの民法大改正と新型コロナウイルスの影響で初めて2回試験が実施されたという、まれに見るイレギュラーが重なったことから例年通りの難易度調整ができなかったと思われます。

例年通りの難易度調整であれば合格点が38点になることはまずないでしょう。

とはいえ、当記事冒頭で述べた通り、近年は通信講座・資格スクールを利用する受験生が高得点をマークする傾向が強まっています。従来言われてきた35点では安心できないため、当サイトでは38点を最低目標としています。

◆では、宅建試験で38点を取るためにはどうすれば良いのでしょうか?

すべきことは次の2点に尽きます。

  1. 1日でも早く宅建の勉強を始めること
  2. 勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を使うこと

1日でも早く宅建の勉強を始める

宅建合格に必要な勉強時間はおおむね300時間と言われてきました。

ただし、近年の難化傾向から400時間は必要という意見が強まっています

◆今日は2024年4月10日。

2024年度宅建試験(2024年10月20日)まであと193日(27週+4日)です!

 

今日から勉強を始めれば1日あたり2時間5分の勉強で400時間になります。

宅建の勉強を始めるのが遅くなるほど1日の勉強時間を長くせざるを得ません。

1日の勉強時間が短い方が日々の学習目標=ゴールは小さくなります。小さいゴールのほうが達成しやすく積み重ねやすいです。

宅建の勉強を1日でも早く始めればそれだけ日々のゴールを小さくできます。「小さなゴール」を積み重ねることこそが宅建合格への一番の近道、管理人はそう思います。

1日でも早く宅建の勉強を始めることを強くおすすめします!

宅建勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を選ぶこと

次は教材についてです。良い教材=合格実績の高い教材を使って勉強の質を上げることはものすごく大切です。

◆宅建の勉強には大きく分けて次の2つの方法があります。

  • 市販テキストによる独学
  • 通信講座、資格スクール(予備校)による通学講座


すでにお伝えしたとおり、宅建の合格率は15~17%。

平成20年度以降だと15.1〜17.9%です。

しかしながら、これは全受験生の合格率であって、問45〜50が免除される「5問免除者」を除いた一般受験生の合格率は13.9〜16.9%。過去17回で17%を超えたことは一度もありません。

さらに言えば、市販教材の独学による宅建受験生の合格率はわずか8%ほどと推測されています(著名宅建講師の講義中に聞きました)。

市販テキスト・問題集での独学は宅建最難関コースなのです。


一方、通信講座・資格スクール等を利用した受験生の合格率は毎年約30%超。中には60%以上のものさえあります。

なぜ通信講座・資格スクール受講生の合格率がそんなに高いのでしょう?

理由は明確です。通信講座・資格スクールを利用した受験生は、市販のものより優れた教材を使っているからです。

管理人自身もこのことを痛感しています。

管理人の宅建受験1年目は、書店で平積みになっていた中から何も考えず適当に選んだ市販テキストと500円アプリによる独学で2点足りず不合格(泣)。なるべくお金をかけずに合格しようと甘く目論んだ結果でした※当時は市販テキストについての知識もなく、まったくおすすめできないものをそうと知らずに買ってしまいました。

あんなに悔しい思いをしたのは大学受験以来です。

同じ過ちは繰り返すまいと決め、2年目はDVD・テキスト教材を早々に購入。市販テキスト・問題集は一切使いませんでした。

教材の追加購入や講習への参加、教材をどこでも視聴できるようポータブルDVD機を購入するなど、費用は10万円ほどかかりましたが、おかげで合格できました。10万円を惜しまなくて良かったと本当に思っています。

※管理人は1回目の宅建試験に独学で不合格になった直後にDVD・テキスト教材を購入。2回目の宅建試験の合間の1月にFP3級合格、5月にFP2級学科にも合格しています。10万円を投資しましたが、とても効率良く宅建学習ができました。

◆受験2年目に実感したのは良い講師・スクールの教材は問題分析がとても緻密なことでした。

例として国土利用計画法(国土法)について紹介します。

国土法には事後届出制と事前届出制があります。出題されているのは圧倒的に事後届出制です。事後届出制は平成23年度試験以降、毎回出題されているのに対し、事前届出制が関わったのはたった2回だけです(平成23年度問15肢2,平成28年度問15肢2)。

理由は明白です。事前届出制の対象となっている監視区域が非常に少なく(東京都の小笠原村のみ)、注視区域にいたっては平成10年9月法改正施行以来指定された区域がないためです(土地・建設産業:土地取引規制 - 国土交通省)。

宅地建物を取引する上で、現場にほとんどかかわることがない事前届出制より事後届出制のほうが重要なのは当たり前です。事後届出制ばかりが出題されるのは必然です。

こういうことを知らないままだと事前届出制・事後届出制どちらにも等しく労力をかけて学習してしまうんですね。

管理人は宅建受験1年目に注視区域・監視区域についてわざわざ調べ、アプリの掲示板に長々と書き込むなんていうことまでしてしまいました。注視区域・監視区域なんて試験にほぼほぼ出ないことを知らなかったからです。そんな無駄なことを無駄とも思わないで「勉強した気」になっていたのです。

宅建受験2年目に使った通信講座の教材には国土法学習の要点・注意点がきちんと書かれていました。目から鱗が落ちました。それを読んで初めて宅建1年目に「独学でいかに的外れな学習をしていたことか」と思い知らされました。

◆プロの手による良い教材を使えば、独学であれこれ調べながら学習するより何倍も効率良く学習できるのです。

宅建合格の可能性を高めたいのであれば対価を惜しまないのが得策です。

お金より大切なのは時間です。お金は取り戻せても過ぎてしまった時間は二度と取り戻せません。

2024年で受からなかったら2025年も宅建の勉強をし続けることになります。

2024年で受かっておけば違う資格を取ったり(FP、賃貸不動産経営管理士)、さらに上位資格(行政書士、司法書士)に挑戦するなどキャリアアップに時間を使えます。

管理人は、市販テキストと過去問サイトへの500円課金しかせずに不合格となった受験1年目の失敗を繰り返すことがないよう、そして合格の可能性を確実に高めるために、受験2年目はお金をかける決断しました。

その結果、きっちり宅建に合格できました。

宅建に合格した後は11月に不動産キャリアパーソン、翌年1月に登録実務講習を終え、その後も賃貸不動産経営管理士、FP2級に合格して今に至っています。

もし2年目で宅建に合格していなかったらこうはなっていなかったでしょう。10万円という対価をかけてでも宅建に合格でき、「自分の決断は正しかった、本当に良かった」と思っています。

なお、どの教材を選んでもノルマをこなしただけじゃ合格できないことは言うまでもありません。

◆宅建講座を開講している資格スクール・通信講座はたくさんあります。

資格スクールの最大のメリットは講師との対面授業で直接コミュニケーションできることです。特に、講師に直接質問できることは対面ならではのメリットです。

ただしデメリットもあって、全般的に受講費が高くなること(概ね10万〜20万円台)、通える範囲に教室があるとは限らないこと、スクールの開講時間に受験生がスケジュールを合わせなくてならないことです。

一方、通信講座のメリット・デメリットは資格スクールの裏返しになります。

通信講座のメリットは受講費が概ね10万円台前半以内に抑えられること、ネット環境が整っていればどこからでも受講できること、自分のスケジュールに合わせて勉強できること。

デメリットは講師と直接コミュニケーションを取れないこと、質問が制限されることです。安価な講座だと質問サービスがそもそもありません。

◆では資格スクール・通信講座のどちらを選べば良いのでしょうか?

住んでいる場所を問わないこと、より低価格であることから、当サイトでは通信講座をおすすめしています。

ではどの通信講座を選べば良いのでしょうか?

当然ですが、まずは合格実績が高い通信講座、そして質問サービスがはじめから料金に含まれている通信講座から選ぶのが鉄則です。

宅建試験の学習で最もよくないことは、わからないことをわからないままにしておくことです。わからないままのことが本試験で出題されたら正答しようがありません。

次によくないことは、自分でわからないことを調べて時間を無為に費やすことです(すでにお伝えしたように管理人は国土法で試験に出ないことまで調べて勉強した気になっていました・・・)。

調べたことが宅建合格に結びつけばいいのですが、初学者にその見極めはまずできません。

わからないことはプロの宅建講師に質問するのがベストです。通信講座はかならず質問サービスが付帯するものを選びましょう。

当記事では、合格率が高く、質問サービスが付帯する講座のみを紹介します。

◆まず令和5年度の合格実績ですが、こちらは通信講座HPで開示されている合格率データとなります。

合格率をHPで開示し、なおかつ合格率60%以上なのはアガルート(60.3%:入門総合カリキュラム、74.2%:演習総合カリキュラム)フォーサイト(76.1%)です。

◆次に厚労省が公表している教育訓練給付制度検索システムでの合格率についてです(最新データは令和3年度)

厚労省が公表している教育訓練給付制度検索システムを利用し、宅建通信・eラーニング講座のうち宅建試験合格者300名以上かつ合格率60%以上のものに絞って合格率データをピックアップしました

合格率60%は宅建試験の合格率15%の4倍です。

合格実績は教育訓練給付制度[検索システム]からどなたでも調べられます。

「教育訓練給付制度」は誰でも利用できるわけではありません。にもかかわらず「300名以上の受講生が宅建試験を受験した事実」は確かな利用実績になると思います。注:教育訓練給付制度検索システムには令和4年度データはまだ記載されていません。

合格率データです。

  1. フォーサイト宅地建物取引士バリューセット2:合格率82.2%(令和3年度受験者437名中359名合格)
  2. フォーサイト宅地建物取引士バリューセット3:合格率81.6%(令和3年度受験者474名中387名合格)

令和3年度合格実績はフォーサイト宅建講座のバリューセット2とバリューセット3がトップ2です。


◆アガルートとフォーサイト両者の講座を実際に購入していますので(自腹での購入です・・・)、それぞれの特色をお伝えします。

<アガルート>

◆アガルート宅建講座は2つあり、そのうち演習総合カリキュラムの2023年度合格率が74.2%(2022年度合格率は71.20%)でした

アガルート演習総合カリキュラムは2024年版から大幅リニューアルを敢行

昨年までの動画講義・テキスト・過去問・直前答錬・模試に
・択一解法テクニック講座(問題の解き方のテクニックと思考プロセスを学ぶ)
宅建業法逐条ローラーインプット講座(宅建業法条文に沿って知識を確認)
・過去問答錬(実際の過去問を利用した全5回分の答錬)
・民法判例問題攻略講座(多くの受験生が苦手とする民法判例問題の解き方のコツを習得)
を加えた「演習総合カリキュラム/フル」を新たに開講。

※2024年4月3日追記 これらに加えて「オンライン演習サービスTOKERUKUN」(オンラインでの4肢択一形式問題集)もスタート!

難化する宅建試験に対応する講座へと大きく進歩しました。

とくに注目するのが「宅建業法逐条ローラーインプット講座です。

逐条ローラーインプット講座自体はアガルートの他資格講座ではすでにおなじみなのですが、やっと宅建講座に導入されました。

宅建試験では50問中20問を宅建業法が占めます。宅建業法で最低でも18点、できれば20点取れれば合格にぐっと近づけます。宅建試験でもっとも重要な分野が宅建業法なのです。

今年の教材からはテキスト・過去問でインプットした宅建業法の知識を宅建業法逐条ローラーインプット講座でさらなる定着を図ります。

演習総合講義の担当は工藤美香講師です。


◆教材が増えたため、当然ですが学習に要する時間も増えます。価格も税込¥107,800と、従来のライトより¥31,020上がったため受験生の負担が大きくなりました。これは短所と言えます。

※アガルートでは30,000円以上の講座購入における分割払い12回までの分割手数料がゼロ円となります

◆ちなみに管理人は「演習総合カリキュラム/フル」を購入しました。2024年4月3日時点で視聴できる動画は、1)演習総合講義【24権利関係】、2)演習総合講義【24宅建業法】、3)学習サポート【24演習総合カリキュラム】、4)択一解法テクニック講座【24講義】です。まずは「どうしても時間がかかる」権利関係からしっかり学習するのが王道です。

注:アガルート宅建講座の質問回数は「演習総合カリキュラム/フル」が30回となっており、次に紹介するフォーサイトバリューセット3の無料質問回数20回の1.5倍です。

フォーサイト受講生の年間平均質問回数は約3回とのことですが、質問回数でフォーサイトに不安を感じる方はアガルートが良いでしょう。※アガルート「演習総合カリキュラム/ライト」の質問回数は10回なのでご注意ください。

注:アガルート演習総合カリキュラムは宅建本試験で25点以上取れたけれど残念ながら合格に至らなかった受験生を対象としています。

宅建初学者でアガルート講座を希望する方は「入門総合カリキュラム/フル」もしくは「入門総合カリキュラム/ライト」を選択することとなります(演習カリキュラムは宅建基礎知識がすでにある程度入っていることを前提としているため、動画講義の進度が速く、初学者がついていくのは難しいです)

「ライト」に相当する入門総合カリキュラムの2023年度合格率は60.3%(2022年度は55.6%)でした。

「入門総合カリキュラム/フル」にも「宅建業法逐条ローラーインプット講座」が含まれます。

詳細は<アガルート>宅建試験|【2024年合格目標】入門総合カリキュラム(フル・ライト)をご参照ください。

<フォーサイト>
◆フォーサイト宅建講座HPによると、2023年度の講座受講生の宅建試験合格率は76.1%、合格者721名(2022年度は75%、872名合格)

例年70%以上の高い合格率を保っています。

◆フォーサイトの教材を実際に購入しましたので、テキスト・問題集について紹介します(注:2024年版教材を実際に購入しております)。

まずテキストです。

フォーサイト宅建講座テキストはフルカラーのB5版。

色使いと種類が抑えられおり、フォントも小さすぎないので読みやすくデザインされています。余白もたくさんとられているので書き込みしながら学習しやすいです。

テキストは1冊まるごとではなく、宅建業法、法令上の制限、その他の法令、権利関係の4分冊形式です。4分冊合計で623ページです。

テキストの内容は、要点が絞り込まれていて反復学習しやすいよう編集されています。市販宅建テキストでいえば600ページクラスのコンパクトにまとめられているものに相当します。

テキストはデジタルに対応していてPC・スマホ・タブレットでも視聴可です。冊子版テキストを使ってじっくり書き込みながら勉強に取り組み、スマホからいつでもどこでもデジタル版テキストを読んで隙間時間にインプットしましょう。

◆フォーサイトのデジタル教材はeラーニングシステム「ManaBun」です。

ManaBunには、講義動画、確認テスト、単語カードなどの学習機能(※バリューパック3にはさらに一問一答アプリも付帯)のみならず、学習スケジュール機能もあります。市販テキストでの独学と違い、学習計画・進捗状況の管理もしやすいです。

これらをフル活用して学習すると良いと思います。

また、eラーニングの動画講義ではバーチャル講師システム を導入しています。動画講義は講師との相性が悪いと学習意欲が下がってしまう欠点があります。フォーサイトの動画講義は窪田講師とバーチャル講師(男性と女性)の3種類。自分に合った見た目と音声の講師を選択してモチベーションを上げることができます。

バーチャル講師システムは他のどの宅建通信講座にもない、フォーサイト独自機能です。

さらに、フォーサイトでは定期的に「eライブスタディ 」という生講義のライブ配信を行っています。録画された講義動画ではない生講義の配信はコストがかかるので通信講座では非常に珍しいです。2020年度講座から始まったものですが、こういう企業努力は好感がもてます。

◆フォーサイト宅建講座テキストはこちらからサンプルを確認できます。まずはテキストを確認してみてください。
>>>フォーサイト宅建士 スピード合格講座のテキスト

フォーサイト宅建講座問題集は二色刷りのB5版。宅建業法1A、宅建業法1B、法令上の制限、その他の法令、権利関係の5冊です。

フォーサイトの問題集は良くできています。

特に良いのは、「捨て肢(すてあし)」がきちんと明記されていることです。

捨て肢についてはフォーサイトHPの問題集のページでは述べられていないのでここで補足しておきます。

◆次の「なお、〜学習不要です。」の画像は2022年度版問題集「宅建業法1A」p.3から引用しました(当ブログ管理人が購入したものからの画像ですので一切の転載・引用を禁止します)。

フォーサイト宅建講座問題集「捨て肢マーク」

フォーサイト宅建講座問題集「捨て肢マーク」

ちなみに「捨」マークの色は問題集毎に異なります(マーカーの色も問題集毎に異なります)。

捨て肢を理解することは宅建試験の攻略においてとても大切です。

なぜなら、宅建試験にはやたら難しい選択肢が紛れ込んでいることがあるからです

こういうやたら難しい選択肢・やたら難しい肢問はテキストのどこを調べても解説がのっていません。ふつうの受験生では解答のしようがないんですね。当然、正答率は非常に低いです。

でも、このような正答率が低い肢問を解けるようにがんばる必要はありません!と言うのは、正答率が低い肢問を間違ってしまっても合否に関わらないことがほとんだだからです(注:大切なのは誰もが解ける問題をきっちり正答することです!!)

このような肢問は「捨て肢(すてあし)」と呼ばれています。

捨て肢は市販テキストにも記載がないケースが多々あります。市販テキストで調べようとしても調べきれない場合もあるのです。そんな捨て肢に時間を使うのは無駄以外のなにものでもありません。捨て肢は深入り厳禁なのです。

深入り厳禁にもかかわらず、宅建初学者は捨て肢も含め全ての肢問の解説が載っているテキストを欲しがるんですね。

宅建初学者がよくやってしまう落とし穴の一つに「わからない問題・選択肢をわからないままにしておけない」ことがあります。わからない肢問に出くわすと、わかるまで調べないと気が済まないのです(管理人の受験1年目がそうでした)。しまいにはより詳しい市販テキストを欲しがり、テキストを買い直したりします。

調べることは決して悪いことではありませんが、捨て肢で時間を浪費するのはもったいないです。

この点、フォーサイトの問題集では捨て肢がきちんと記載されているので貴重な勉強時間を捨て肢で無駄にする心配がありません。

捨て肢マークがあることはものすごく大きなメリットと言えます。

注:フォーサイト問題集の中には4つの肢全てが捨て肢のものも掲載されています。捨て肢だからといって「捨てる」のではなく、深入りせずに解説を繰り返し読んで覚えてしまいましょう。

フォーサイトの問題集には良い点があと2つあります。

ひとつは問題の難易度が明示されていることです。

フォーサイトの問題集の難易度はA〜Dの4段階になっています。

  • A:やさしい問題でとりこぼしのできない問題
  • B:ややむずかしいがとらなければならない問題
  • C:かなりむずかしいが 50%ぐらいの確率で解ける問題
  • D:超難問で誰も解けないので演習不要の問題

宅建試験は受験者正答率60%以上の問題を確実に取れればできます。

受験者正答率60%以上の問題とは、問題集の難易度でいえばAランク・Bランク問題(AB問題)です。AB問題の習熟は宅建合格で必須なのです(実は宅建試験合格の上で最重要情報のひとつなのですが、知らない受験生も多いです。Aランク・Bランク問題は基礎知識で正解肢にたどりつけます。「基礎知識を習得し(インプット)、基礎知識で正解できるようになること(アウトプット)」はほんとうに大切なのです

難易度を知らないまま問題を解き続けても、中には徒労に終わるものも含まれています(注:捨て肢だらけの「捨て問」もありますが、不動産登記法の場合は深入り不要ですが一通りはおさえておきましょう)。全ての問題に等しく労力をかける必要はないのです。だからこそ問題集の難易度表記は絶対条件なのです。

もうひとつは、解答・解説にテキストの該当ページが掲載されていることです。問題集でわからないことがあったらテキストですぐ調べられるよう連携しています。

※アガルート問題集にも難易度表記はもちろんありますが、テキストの該当ページの記載はありません(実際に購入して確認)。テキストと問題集の連携を重視する方はフォーサイトのほうが良いでしょう。

フォーサイト宅建講座問題集はこちらからサンプルを確認できます。問題集も確認してみてください。
>>>フォーサイト宅建講座の問題集

過去問対策は、フォーサイト教材に含まれる「演習ノート」を指示に従って活用するとぐっと力が付きます!

フォーサイトHPに問題集のサンプル が掲載されています。そこには

「フォーサイト演習ノートをご活用ください。1 つの選択肢ごとにそれぞれ理由を書きながら解いてください。(中略)特に誤りだと思った選択肢については、ただ漠然と誤りだと判断するのではなく、「どの部分が誤りで、そこをどのように訂正すると正しい内容になるのか」を書き出すようにしましょう。」

と書かれています。これはその通りなんです。

宅建に合格するため何より必要な勉強は「ひとつひとつの肢問に対して根拠を明確にしながら解けるようになる」ことです(これも最重要情報のひとつですが、徹底できない受験生・やろうとしない受験生・そもそもこのことを知らない受験生も多いです)

根拠を持ってひとつひとつの肢問を解けるようになれば、個数問題や組み合わせ問題でひるむことはなくなります。演習ノートをぜひ活用してください。

※去年の7月頃から、フォーサイトの演習ノートと同じ方法のノートを「理由づけノート」と呼んでいるのを目にしました。これはフォーサイトではとっくにおなじみの学習方法です。

演習ノートを使っての学習は、慣れないうちは時間がかかります。だからこそ1日も早くから勉強を始めることを強くおすすめします。

【フォーサイト】宅地建物取引士 スピード合格講座 2024年試験対策 は3種類あります。

価格が高い順から紹介します(クレジットカードでの分割支払いも可)。

  1. バリューセット3(基礎+過去問+直前対策+eラーニングManaBun+科目別答練+過去問一問一答演習【eラーニング内】+無料メール質問20回)通常セット+DVDオプション→税込¥78,800
    ※DVDが付属しない通常セット→税込¥69,800
  2. バリューセット2(基礎+過去問+直前対策講座+eラーニングManaBun+無料メール質問15回)→税込¥64,800
  3. バリューセット1(基礎+過去問講座+eラーニングManaBun+無料メール質問10回)→税込¥59,800

2021年度はバリューセット2とバリューセット3(DVDなし)の価格差が¥25,000もありましたが、2022年からバリューセット3は実に¥20,000もの大幅値下げを敢行。

2024年度版も同じ価格設定ですので、バリューセット2とバリューセット3(DVDなし)の価格差はわずか¥5,000。バリューセット3(DVDなし)が購入しやすくなっています。

※フォーサイト宅建講座は資料請求すると通常セット価格から¥10,000割引となります!
>>>【フォーサイト】宅地建物取引士 スピード合格講座 資料請求

 

◆バリューセット3には3つのメリットがあります。

1:バリューセット3のeラーニング「ManaBun」には「過去問一問一答演習」機能が備わっています。

無料アプリと違い、広告が表示されないこと、スタートすると制限時間40秒を自動で計測することなど集中しやすくデザインされています。

2:バリューセット3には別売り料金税込¥21,800(送料別)の科目別答練講座が付属します。

これは宅建業法、法令上の制限、その他の法令、権利関係の4科目それぞれ50問を2時間で解く講座で、2023年8月末〜9月にかけての直前期対策となるものです。

3:バリューセット3だけが全額返金保証制度の対象となっています。

ただし、所定の手続きを全て満たさないと全額返金保証制度を受けられませんので注意が必要です。※所定の手続きには①全ての確認テストで100点を取得すること(何度でもチャレンジ可)、②学力テストで上位34%に入ること、③本試験前の必要書類の提出・本試験後の必要書類の提出及び教材の返送などが含まれます。それぞれ定められた期間もありますのでくれぐれもご注意ください。

※昨年10月1日より、バリューセット3も教育訓練給付制度対象講座となっています。!

フォーサイト宅建講座から下にスクロールして「受講サポート」の「教育訓練給付金について」を参照してください。


◆宅建学習で必須なのが勉強の進捗状況管理です(宅建初学者がとても苦手なことのひとつですね)

フォーサイトではeラーニング「ManaBun」の学習スケジュール機能があるので勉強の進捗状況も管理しやすいです。付属機能を最大限に活かしましょう。

注:訂正情報もManaBunに表示されます。ManaBunにログインしたら「サポート」の「訂正情報」をかならず確認してください。法改正点は要注意です!

◆ここまで、フォーサイト宅建講座の不満を述べてませんでした。

フォーサイト宅建講座の不満点は権利関係の一部(例えば抵当権、不動産登記法、区分所有法といった権利関係でも難しい項目)は深入りしないほうが良いという方針です。

近年は宅建試験が難化しています。

権利関係はとりわけ点を取りにくいため深入り厳禁なのはその通りです。例えば令和2年度問13建物区分所有法の合格者正答率は54%、問14不動産登記法にいたっては39.9%でしたので、どちらも合否を分ける問題ではありませんでした。

したがって、権利関係の中でも難しい項目に深入りしないという方針は理解できます。

ただし、令和4年度試験での合格者正解率は問13建物区分所有法82.5%、問14不動産登記法70.8%、問4抵当権も69.8%と高く、すべて合否を分けた問題でした。

フォーサイトで深入りしないとされる権利関係の項目についても、基礎知識で解ける問題はきっちり得点できるよう、テキスト・問題集、バリューセット3の一問一答アプリをしっかり使って基礎を確実に押さえるよう、いつも意識して受講するようにしてください。

◆また、わからないことは積極的に質問しましょう。

安価な宅建通信講座には備わっていない質問サービスがフォーサイト講座では料金に含まれています(セットによって無料質問回数が違いますので必ずチェックしてください)

無料質問回数に制限があるため、次に紹介するユーキャンに比べると質問サービスは見劣りしします。

ただ、フォーサイトによれば平均質問回数は3回とのことです。3回と言わず、回数分の質問はきっちり使い切りましょう。


フォーサイトは申込み当日の15時までに決済が済めば当日発送となります。

お住まいの地域にもよりますが、管理人は2023年度バリューセット3の申込み・決済を10月24日15時までに済ませたところ、10月25日にテキスト一式が到着しました(お住まいの地域によって到着日数に違いがあります)

教材は側面に赤字で「Foresight フォーサイト」と書かれたダンボールで発送されます(ゆうパックでした)。サイズは39cm×28cm×11cmです。

フォーサイト宅建講座梱包ダンボール

フォーサイト宅建講座梱包ダンボール

フォーサイトからは教材配送確認メールが来ます。ゆうパック追跡番号も記載されていますので、受取日時を変更できます。

ManaBunログインアカウント発行はメールで届きます。メールが届いたらすぐにログインしましょう※申込代金の領収書はeラーニングの「個人設定」>「各種書類発行」からプリントアウトできます。
フォーサイト宅地建物取引士 スピード合格講座 2024年試験対策

 

<通信講座のまとめ>

◆当記事では合格実績からアガルートとフォーサイトを紹介しました。

宅建業法対策はアガルートのほうが手厚いです(フルのみ)。ただしアガルートのデジタル環境は動画講義・PDF及び音声ファイルダウンロードに留まります。

一方、学習させる仕組みはフォーサイトのほうが断然良いです。デジタル環境(ManaBun、一問一答アプリ、スケジュール管理)に加え、アナログ環境(演習ノート、問題集とテキストの連携)もしっかりしています。

◆アガルート、フォーサイトともにそれぞれ長所と短所があります。全ての受講生が満足する教材とは限りません(というよりも全ての受講生が満足する・合格する教材自体、存在しません)。

また、どの教材であれ合格できない受験生が出てしまうのはやむを得ません。なにしろ30万円超の講座を利用しても合格できない場合だってあるのが宅建試験なのですから。

◆どの講座を選択しても受講後に不満点が出てくるかもしれませんが、動画講義・テキストでしっかりインプットかつ問題集を最低6周して、肢問ひとつひとつを「根拠を明確にしながら正誤判定できる」、さらには「正しい肢ならどこを変えれば誤っている肢になるか」「誤っている肢ならどこを変えれば正しい肢になるか」まで明確に答えられるまで仕上げましょう。

宅建試験の概要とスケジュールについて

宅建試験の概要

宅建試験は全部で50問出題されます。マークシート方式です。

  • 出題形式は4肢択一です。
  • 「正しいものはどれか」、「誤っているものはどれか」を4肢から選択し、マークシートに当てはまる解答番号を記入します。
  • 「正しいもの/誤っているものはいくつあるか」を4肢から選択する個数問題や「正しいもの/誤っているものの組み合わせはどれか」を4肢から選択する組み合わせ問題も出題されます。
  • 個数問題、組み合わせ問題の出題数は年度によって異なります。
  • 「AはBであるが、CはDである」のような出題文の前半と後半で異なる知識の正誤を問う問題も出題されます。

宅建試験は50問の内訳は次の通りです。

  1. 権利関係:14問
  2. 法令上の制限:8問
  3. 宅建業法:20問
  4. 税・その他:8問

宅建試験50問のうち20問を占める宅建業法は試験の中でもとりわけ得点源になっています。満点を狙うつもりで勉強しましょう。
 


◆宅地建物取引業に従事している方(従業者証明書(宅建業法48条第1項)を持っている方)は登録講習を受講できます。登録講習修了者は50問中5問を免除されます。

免除されるのは次の2科目中の5問です。

  • 宅地及び建物の需給に関する法令並びに実務に関する科目
  • 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関する科目
  • 具体的には問46〜問50です。

登録講習を修了していない一般受験者と登録講習修了者の合格率を比べると、登録講習者の合格率のほうが毎年数ポイント高いです。受けられる方は必ず受けておきましょう。

:登録講習修了者データの都合上、「インターネット申込みを行うためには、登録講習機関への受講申込みを、受験する年の3月頃までに行うことが必要」(一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 登録講習についてより引用)です。

2024年(令和6年度)宅建試験のスケジュール

  • 2023年8月末〜2024年5月末:2024年度宅建試験に向けて、効率良く学習でき、かつ合格実績の高い教材を選んで早め早めに勉強を始めましょう!
  • 2024年6月初旬:官報にて宅建試験の公告(予定)
  • 2024年7月:宅建試験申し込み(予定)
  • 2024年8月下旬:試験会場通知が郵送にて到着(予定)今年から廃止となります。
  • 2024年9月下旬:受験票が郵送にて到着(予定)
  • 2024年10月20日:2024年宅建試験日(予定)
  • 2024年11月26日:宅建試験合格発表(予定)
  • 2025年1月初旬から:登録実務講習の受講、受講終了後に資格登録の申請・宅建士証交付

2024年(令和6年度)宅建試験申し込みについて(7月〜9月)

◆2024年7月1日〜7月31日:インターネット受験申込期間

  • 宅建インターネット受験申込はPCスマホ(iPhone、アンドロイド)からできます(パソコンの推薦環境は相変わらずWindows OSのみ。ブラウザはIEのサポート終了に伴いEdgeおよびChromeが推薦されています。)
  • インターネット申込には顔写真データが必要です。顔写真は令和6年4月1日以降に撮影したもの、正面向きの上半身で無背景など基準があります。申込前にかならず確認してください。
  • インターネット申し込み受付は7月1日午前9:30から7月31日午後9時59分(予定)です。:一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | インターネット申込み

◆2023年7月1日〜7月16日:郵送受験申込期間

  • 7月3日から「宅地建物取引士資格試験受験案内申込書」の配布が始まります。
  • 昨年度までは郵送申込期間のほうが長かったのですが、2024年度試験では期間が半分になります。くれぐれもご注意ください。
  • 昨年度の配布場所はこちらです。大きな書店でも配布されます。
  • 画像は昨年度宅建試験案内の封筒です。封筒の色は毎年変わります。7月1日になったら2024年度試験のものに差し替えます。

    宅建試験案内封筒画像(令和5年度・東京都用)

    宅建試験案内封筒画像(令和5年度・東京都用)
  • 郵送申込には顔写真(縦4.5cm、横3.5cm)が必要です。
  • 申込書は都道府県によって異なります。必ず「受験申込時に住んでいる都道府県」の申込書を入手してください!

    宅建試験案内画像(令和5年度・東京都用)

    宅建試験案内画像(令和5年度・東京都用)
  • 郵送申込みは受付最終日消印有効です。令和6年度は7月16日(火)までの受付となります。
  • 郵送申込:一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 郵送申込み

2024年8月末:宅建試験試験会場通知発送

  • 宅建試験試験会場通知は例年8月末までに発送されてきましたが、今年から廃止となります。※画像は管理人が受験したときのものです。当時は「受付票」となっていました。

    宅建試験受付票画像

    宅建試験受付票画像
  • インターネット申込み者はウェブサイト「宅建試験マイページ」に自分の試験会場が表示されるとのことです。
  • 郵送申込者には専用問い合わせダイヤルを用意するとのことです。
  • 試験会場は受験票で知らせるとのことです(一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験の「重要なお知らせ」より)。

◆2024年8月末:宅建試験受付状況【速報値】発表

  • 例年8月末になると宅建試験受付状況【速報値】が公表されてきました。ただし、今年は試験会場通知が廃止されるため、例年通りに公表されるかどうかは不明です。公表され次第、情報を追記します。

◆2024年9月末→10月初頭:受験票(圧着式はがき)発送

  • 受験票発送は例年9月末でしたが、今年から10月初頭となります。
  • 受験票が届いたら必ずスマホで撮影しておきましょう。試験当日に受験票を忘れてもスマホに画像があれば十分対処できます。もし受験票を忘れたら試験会場の係員に受験票画像を見せて対応してもらいましょう。
  • 受験票は試験当日に必ず試験会場へ持参します。注:受験票の色は年によって変わります。画像は管理人が受験した平成28年度の受験票です。

    宅建試験受験票画像

    宅建試験受験票画像

    宅建試験受験票画像(試験地・受験番号等記載)

    宅建試験受験票画像(試験地・受験番号等記載)
  • 受験票は試験が終わっても合格発表まで必ず保管します。
  • 受験票が10月初旬までに届かない場合は自分が申し込んだ都道府県協力機関に問い合わせましょう。

2024年10月19日(土):試験日前日

◆2024年10月19日(土):試験日前日までに済ませておくこと

  • 試験会場へのアクセス、交通機関の時刻・経路をあらかじめ調べておきます。時間に余裕をもって出発しましょう。
  • 試験会場には受験生控え室がありません。カフェやファストフード店など軽食をとれて座って勉強できる場所も調べておきましょう。
  • 試験会場へ持って行く物を準備しておきます。
  • 受験票、筆記用具、腕時計は必須(置き時計、スマートウォッチは不可)です。管理人は資格試験用にソーラー電波式腕時計をひとつ購入しました。※ふだん使っていないソーラー式腕時計は事前に充電しておきましょう。
  • 試験で使用できるのはBかHBの黒鉛筆もしくはシャープペンシルのみです。
  • 管理人はマークしやすい2.0mm芯のシャープペンシルを愛用しています(芯は「三菱鉛筆ユニホルダー B 6本入を使用」)。注:フォーサイト宅建講座には付録でマークシート用シャープペン(横幅が2mmm)がついてきます
  • 鉛筆、シャープペン、消しゴムはそれぞれ最低2つ以上用意します。替え芯ケースを机上に置かなくてすむよう、シャープペンはあらかじめ新しい芯を入れておき、鉛筆は削っておきましょう。
  • 新型コロナウイルス感染症が終息しているとは限りません。換気対策として、可能な限り試験室の窓・ドアを開ける場合があります。防寒用にカーディガンやフリースなどを1枚多めに持っていき、膝にかけるなどして調節できるにしましょう。
  • 「土足厳禁・スリッパ持参」会場の場合はスリッパ等上履きを持参します。
  • どんな体調の受験生がいるかわかりません。マスクを必ず持って行きましょう。
  • 試験当日に使う教材は絞り込んでおきましょうあれもこれも持って行きたくなる気持ちはよくわかりますが、むしろ散漫になってしまいます。統計・税・建築基準法など数字の暗記項目が良いかと思います。なお、お守り代わりに苦楽を共にしたテキスト・問題集を持って行くのはありだと思います。大きな声では言えませんが、管理人は統計・5問免除のDVD教材+ポータブルDVD機を持って行き、イヤホンで視聴して雑音をシャットアウトしてました。
  • 宅建試験では耳栓使用は可です。こちらの記事をご参照ください。>>>宅建本試験会場における耳栓使用について

2024年10月20日(日):試験日当日・試験会場(本試験直前)・本試験中の注意点

◆2024年10月20日(日):試験日当日の朝

  • 交通機関に不測の事態があっても対応できるよう早めに出発しましょう。
  • 持ち物を再チェックし、絶対に忘れ物をしないよう注意しましょう。
  • 試験会場へ車で行き、周囲に駐車することは厳禁です。
  • 車による送迎も厳禁です。

◆2024年10月20日(日):試験会場:本試験直前(11:30〜13:00)

  • 試験会場近辺で業者がパンフレット等を配布していることがあります。なんとなく受け取ったしまったときは、余計な情報に惑わされないよう開封しないでおきましょう。
  • 試験室への入室は11:30〜12:30です(※試験室は飲食禁止)。12:30までに自席に着席します。
  • 試験室の自分の席に座ったら受験票、筆記用具、腕時計を準備します。
  • 周囲の受験生がものすごく気になりますが、12:40まで最終チェックに集中しましょう。
  • トイレも12:40までに済ませておきます(試験中に行きたくなったときは挙手して試験官に伝えましょう!)。
  • 12:40から試験の注意事項の説明が始まります。これ以降は試験室から退出できなくなります。指示に従ってテキスト等、試験中に使えないものを鞄にしまいます。
  • 携帯電話・タブレット・スマートフォン・スマートウォッチ等の無線通信機器類は、あらかじめアラームを解除した上で電源を切り、配布される封筒に封入します。
  • 解答用紙への受験番号・氏名等の記入も指示に従います。間違えないよう、3回チェックしましょう。
  • 解答用紙と試験問題が配付され、受験番号・氏名等の記入を終えたら試験開始まで残り数分です。一番緊張する時間です(管理人は胃が痛くなりました)。でも、できることはまだあります。解答用紙のマークシート記入位置を確かめ、筆記用具を使いやすいところに置き、腕時計を見やすい場所にセットし、暗記項目を心の中でつぶやくなどして集中を切らさないようにしましょう。

◆2024年10月20日(日):試験会場:本試験中(13:00〜15:00)

  • 宅建試験の試験問題のサイズはA4です(画像は平成28年度の試験問題)。

    宅建試験問題(画像は平成28年度)

    宅建試験問題(画像は平成28年度)
  • 時間が来たらすぐに問題に取りかかりましょう。試験問題の乱丁・落丁は調べなくても良いです。
  • 宅建業法や5問免除問題など、あらかじめ順序を決めておいた分野から解き始めましょう※とはいえ、管理人は偉そうなことは言えません。宅建業法から解き始めたのですが、思いのほか時間がかかって権利関係で時間が足りなくなり、とても焦りました。もし時間が足りなくなったら、ぱっと見て時間がかかりそうな問題は後回しにして、解けそうな問題から解いていっても良いでしょう。
  • 試験中、他の受験生の動向が気にならないと言ったら嘘になります。管理人が受験したときは斜め前の受験生が自信ありげにうなずきながら次々解答していったので、とても気が散りました。攻略法は周囲を見ないようにすることしかありません。できる限り自分の問題用紙と解答用紙に集中し、全力を尽くしましょう。
  • 宅建業法等を解いてから権利関係に挑む前は、頭を切り換えるため10秒だけ目をつぶって深呼吸しましょう。
  • 早く解き終わっても試験時間中の退出は禁止です。
  • 解答とマークにずれがないか、解答漏れがないか、自己採点用の記録を問題用紙に残しているかなどを確認し、2時間をめいっぱい有効に使いましょう。
  • 注1:もし遅刻してしまったら、試験室に向かう前に試験会場の「相談係」に申し出ます。なお13:30を過ぎた遅刻者は試験室に入室できません。
  • 注2:登録講習者の試験時間は13:10〜15:00となります。

◆2024年10月20日(日):試験日当日の15:00〜

  • 試験終了となります。自分が出したゴミは感染予防の観点から各自で持ち帰り、自宅で処分します。
  • 自己採点しましょう。
  • 当ブログでは解答速報および合格点予想について宅建本試験日15時以降、リアルタイムでいち早くお知らせします(記事はこちら)。ぜひ当ブログ管理人のX(旧ツイッター)アカウント@kanrishiouen をフォローくださり、試験当日はこまめにご確認ください!

◆2023年10月21日頃:宅建試験受験状況【速報値】公表

  • 例年だと試験日翌日に宅建試験受験状況【速報値】が公表されます。公表され次第、この箇所に情報を追記します。

宅建試験合格発表および合格後の手続き

◆2024年11月26日(火)(予定):宅建試験合格発表、宅建試験受験状況【速報値】公表。

  • 合格発表は令和6年11月26日(火)9:30(予定)から不動産適性取引推進機構HPで行われます。
  • 合格者には合格証書等の書類が送付されます。※以前は「資格登録手続きについて」も送付されていましたが、今は同封されなくなったようです。

    宅建試験合格証書画像

    宅建試験合格証書画像

    宅建士登録の手続き案内画像

    宅建士登録の手続き案内画像

宅建士登録に必要な書類を揃えるのはさほど時間はかかりません。ただし「登記されていないことの証明書」の交付は法務局での手続きが必要となります。

  • 例年だと合格発表当日に試験結果の概要及び宅建試験受験状況【総括表】が公表されます。公表され次第、この箇所に情報を追記します。

◆2025年1月初旬から:登録実務講習の受講

  • 登録実務講習は、早い機関では2024年12月から、たいていは2025年1月初旬から始まります。「実務経験なしで宅建士証交付が必要な方」は登録実務講習の受講、受講終了後に資格登録の申請をした後に宅建士証の交付となります。宅建士証を早々に入手したい方はなるべく早く登録実務講習に申し込みましょう。
  • 国土交通省HPの登録実務講習実施期間一覧です→建設産業・不動産業:登録実務講習実施機関一覧 - 国土交通省
  • 「宅地建物取引士登録申請等の事務の手引」、資格登録申請

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請前)

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請前)

    資格登録申請(受付票が貼付されます)

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請前)

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請後)

宅建過去問・模試について

宅建試験は最新法改正点が問われやすいという顕著な傾向があります。宅建士として最新法改正を把握しておくことは当然だからです。

また、令和2年度10月試験の合格点が史上最高の38点となったように近年は合格点が上昇する難化傾向にあります。

まずは宅建業法で満点を狙うのが鉄則です。もちろん権利関係をおろそかにしてはいけません。14問中7点は欲しいところです。

過去問の入手先については宅建過去問13年分無料PDFダウンロードおよび法改正改訂済み過去問にまとめました。

なお、過去問はかならず法改正に対応したものを使って下さい。

公開されている過去問を模試がわりにそのまま解いただけでは間違った知識が定着しかねません。

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◆宅建合格者には下画像の封筒で合格通知等書類一式が届きます。一人でも多くの受験生の手元にこの封筒で合格通知が届くことを願っています!

宅建合格者に送られてくる封筒

宅建合格者に送られてくる封筒

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