【2023年9月25日更新】
この記事でお知らせするのは令和5年度(2023)行政書士試験に関する以下の情報です。
- 試験日
- 申し込み日程
- 試験概要(出題数・出題形式、受験資格など)
行政書士試験合格に必要な学習時間は800〜1,000時間。たいへんな試験です。良い教材を選び、早々に学習し始めることを強くおすすめします。

行政書士試験日2023(令和5年度)・申し込み日程について
令和5年度(2023)行政書士試験の試験日は令和5(2023)年11月12日(日)です。申し込み日程・試験概要は次の通りとなります。※試験公示は令和5年7月3日(月)です([1]より)。
試験日 | 2023年11月12日(日) 13:00〜16:00 |
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試験会場 | 47都道府県の指定会場 |
試験の出題範囲 |
・行政書士の業務に関し必要な法令等(憲法、行政法、 |
出題数・出題形式 |
①出題数:全60問 |
受験資格 | なし |
登録要件 | 行政書士法第6条参照 |
試験実施機関 | 一般財団法人行政書士試験研究センター[1] |
受験願書・試験案内の配布 |
2023年7月24日(月)〜2023年8月25日(金) |
受験申込 | 郵送とインターネット |
受験申込受付期間 | 郵送:2023年7月24日(月)〜2023年8月25日(金)消印有効 インターネット:2023年7月24日(月)9:00〜2023年8月22日(火)17:00 |
受験手数料 | 10,400円(受験手数料は消費税及び地方消費税非課税) |
合格発表 | 2024年1月31日(水) |
日程等は[1]より。
◆インターネットによる受験申込 は一般財団法人行政書士試験研究センターの「インターネットによる受験申込みの確認」をクリックし、同センターHPを熟読の上、「同意して申し込む」ボタンにお進みください。→今年度の申込は終了しました。
>>>一般財団法人行政書士試験研究センター
◆当サイトでは2023年11月12日試験当日16:00以降に解答速報をリアルタイムでお伝えします。解答速報の更新状況はX(旧ツイッター)にてその都度ポスト(ツイート)します!→行政書士試験解答速報【令和5年度(2023)】
行政書士試験受験願書について
◆受験願書は各都道府県行政書士会、各地方振興事務所・地方振興局等で配布しています。
◆配布書店については・・・令和5年度は書店配布のアナウンスがありません。取りやめになったようです。
◆お住まい・勤務先の近くで願書を入手しにくい方は郵送での願書請求が良いでしょう。
願書の郵送請求は以下の通りです。
1)〒252-0299 日本郵便株式会社 相模原郵便局留
一般財団法人行政書士試験研究センター試験課 宛てに封書にて
2)住所・氏名記載の返信用封筒(角形2号)に郵便切手140円分を貼付したものを同封して郵送する。
注:返信用封筒に書く自分の名前には「様」をつけてしまってかまいません。下手に「行」等にすると訂正線及び「様」のスタンプを押す手間を増やしてしまいます。
郵送による願書請求の受付は2023年7月3日〜2022年8月18日(18日必着)です(願書送付は7月24日から)。
郵送による願書請求受付期間は郵送での受験申込受付期間より短いです。でくれぐれもご注意ください。→郵送による願書請求期間は終了しました。
注:必ず一般財団法人行政書士試験研究センターHPにてご確認ください。
◆願書を請求すると、住所・氏名を記載した返信用封筒(角形2号)にて行政書士試験研究センターから返信が届きます。
<行政書士試験願書発送用封筒>
<行政書士試験試験案内>
<行政書士試験受験願書>
※願書に必要な写真は縦4cm、横3cmです。
◆行政書士試験の合格可能性を高めるにはどうしたら良いでしょうか?
管理人の考えは次のセクションの通りです。
1日も早く勉強を始めること、合格実績の高い教材を選ぶことが合格への近道
◆行政書士試験は1年に1回しか受けられない資格試験です。年に何回も受けられるわけではありません。
行政書士試験の合格率はわずか10%前後。明確な合格基準点が設定され、問題の難易度に関わらず合格基準点以上をとらなければなりません(合格基準点は補正されることもあります)。
◆では行政書士試験に合格するにはどうすれば良いでしょうか?
「この教材を使えば誰でも受かる!」などという都合の良いものはありません。
でも合格可能性を高めることはできます。
◆一般に、試験合格と「勉強時間・勉強の質」には次の関係があります。
試験合格=勉強時間×勉強の質
行政書士試験の具体的目標はすでにお話した通り、法令で122点、一般知識で24点、さらに試験全体で180点をクリアすることです。
そのためにすべきことは次の2点に尽きます。
- 1日でも早く行政書士試験の勉強を始めること
- 勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を使うこと
1日でも早く行政書士試験の勉強を始める
◆行政書士試験合格に必要な勉強時間は人によってまちまちですが、一般に800〜1000時間程度と言われています。
当然ですが、試験日までの残り時間が少なくなればなるほど勉強がきつくなります。
仕事をしながら、学校に通いながら、育児に奔走しながら勉強時間を捻出するのは簡単ではありません。
◆今年、2023年度行政書士試験まで2ヶ月を切りました。1日あたり10時間の学習でも500時間に達しません。
一方、2024年度行政書士試験までなら残り412日(58週+6日)。それでも1日あたり2時間26分の学習をしないと1,000時間に達しません。
来年の合格を目指すとしても毎日2時間強の学習が必要です!
1日も早く勉強を始めることを強く強くおすすめします!!
※なお、行政書士試験合格に必要な勉強時間は、予備校・講座利用で600時間と言われてます(出典はこちら)。
600時間なら来年度試験まで1日あたり1時間28分の学習で済みます。
次のセクションで教材についてお伝えしますが、効率良く勉強できるにこしたことはありません。
勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を選ぶこと
次は教材についてです。良い教材=合格実績の高い教材を使って勉強の質を上げることはものすごく大切です。
◆行政書士試験の勉強には大きく分けて次の2つの方法があります。
- 市販テキストによる独学
- 通信講座、資格スクール(予備校)による通学講座
すでにお伝えしたとおり、行政書士試験の合格率はわずか10%ほどです。
一方、通信講座・資格スクール等を利用した行政書士試験受験生の合格率はその数倍になります。
◆厚労省教育訓練給付制度検索システム[2]に掲載されている行政書士試験合格率について、教育訓練給付制度を利用した受講生が100名以上かつ合格率14%以上の通信講座をピックアップしたところ、ヒットしたのは次の4件でした(データは最新のものが各社出揃っている令和3年度)。
・フォーサイト バリューセット1 合格率38.0%(142名中54名合格)
・フォーサイト バリューセット2 合格率38.1%(139名中53名合格)
・フォーサイト バリューセット3 合格率38.1%(223名中85名合格)
・ユーキャン 行政書士合格指導講座 合格率15.7%(830名中130名合格)
◆各社HPで発表している合格率もチェックしました。
・フォーサイト 令和4年度合格率54.1%、令和3年度合格率38.0%、令和2年度合格率41.3%(フォーサイトHPより)、令和元年度合格率42.6%(PR TIMES社記事より[3])
・アガルート 令和4年度合格率56.17% ※アガルートの令和4年度合格者296名(受験者数は527名)のうち、一発合格者は205名、令和3年度合格率:42.14%(アガルートHPより)
なお、アガルート入門総合カリキュラムの令和4年度合格者は97名、合格率は48.99%でした。
◆フォーサイトは令和3年度厚労省教育訓練給付制度HPを合算すると合格率38.09%(504名中192名合格)です。
フォーサイトHPによる令和3年度合格率は38.0%でしたので、乖離はほとんどありません。フォーサイトHP記載合格率の信憑性は高いと言えるでしょう。
アガルートの合格率は「アガルートアカデミー有料講座受講生の合否アンケート集計結果から算出しております(合格者数を受験者数で除して算出)」とのことです(アガルート行政書士試験講座HPより)。
フォーサイトと違い、アガルートは厚労省教育訓練給付制度の対象ではないため公的データから合格率を確認する術はありません。
しかしながら、根拠のない数字を出すことはむしろ企業にとってリスクでしかありません。リスクを冒してまで数字を出すとは考えにくいですし、後述するアガルート行政書士講座の動画講義時間からすればその数字もありうると思えます。
いずれにせよ、フォーサイト、アガルートとも合格実績には遜色ありません。
フォーサイト・アガルートともに令和4年度行政書士試験合格率12.13%の4倍以上という高い合格実績となっています。
通信講座・資格スクール受講生の合格率がそんなに高いのはなぜなのでしょう?
理由は明確です。通信講座・資格スクールを利用した受験生は、市販のものより優れた教材を使ったからです。
◆管理人自身もこのことを痛感しています。
宅建の事例で恐縮ですが・・・管理人の宅建受験1年目は市販テキストと500円アプリによる独学で2点足りず不合格(泣)。なるべくお金をかけずに合格しようと目論んだ結果でした(しかも7月になってから急遽受験することになったので勉強量も足りませんでした)。
あんなに悔しい思いをしたのは大学受験以来です。
同じ過ちは繰り返すまいと決め、2年目はDVD・テキスト教材を12月早々に購入。市販テキスト・問題集は一切使いませんでした。
教材の追加購入や講習への参加、教材をどこでも視聴できるようポータブルDVD機を購入するなど、費用は10万円ほどかかりましたが、おかげで合格できました。10万円を惜しまなくて良かったと本当に思っています。
◆受験2年目に実感したのは良い講師・スクールの教材は問題分析がとても緻密なことでした。
このことは宅建に限りません。他の資格試験についても当てはまります。行政書士試験でも合格実績の高い教材を選び、早め早めに勉強を始めるしかありません。
フォーサイトは教育訓練給付制度対象講座です。資料請求すると¥10,000引きとなります。
(フォーサイト行政書士スピード合格講座2024年試験対策ページより)
価格面での受講のしやすさはフォーサイトに軍配があがります。
◆アガルート【2024年合格目標】入門総合講義/入門総合カリキュラム(フル・ライト)は「初めて法律を学習する方」で「週に10時間以上学習時間を確保できる方」向けの講座です。
※2024年2月29日(木)23:59まで早期キャンペーン20%OFFです!
(アガルート【2024年合格目標】入門総合講義/入門総合カリキュラム(フル・ライトHPより)
なお、アガルートでは各種割引制度があります。記事では書き切れないほどいくつも用意されてますので、まずは受講相談すると良いかと思います。また、アガルートは担当講師に直接、何度でも質問できるのが最大のメリットです
参考HPのURL・参考文献・参考資料
[1]一般財団法人行政書士試験研究センターのURL→https://gyosei-shiken.or.jp/
[2]厚労省教育訓練給付制度検索システムのURL→https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/
[3]7年連続で、主要講座で受講生合格率が全国平均合格率を上回る|株式会社フォーサイトのプレスリリース
