【2024年1月28日】本日のFP2級試験を受検された皆様、おつかれさまでした!
この記事では日本FP協会実施のFP2級実技試験・資産設計提案業務の配点を予想しています。
日本FP協会実施は実技試験の配点を公表していません。しかしながら、配点には何らかの基準を設けていると思われます。この基準を予測し、実際に検証してみました。
注:あくまでブログ管理人個人の独自予想にすぎないことをご了承ください。
※「きんざい」で受検した方はFP2級実技試験の配点予想:きんざい個人資産・生保顧客相談業務より - 賃貸不動産経営管理士合格応援ブログをご参照ください!
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FP2級実技試験・資産設計提案業務の傾向と特徴
資産設計提案業務の傾向と特徴
日本FP協会実施FP2級実技試験・資産設計提案業務には次のような出題傾向があります。
<資産設計提案業務の問題>
- 大問10題:第1問〜第10問
- 大問1問につき問が数問、合計40問(問1〜問40)
- 各問には○×選択、3〜4の語句選択、3〜4の穴埋め(計算含む)、4肢択一(文章題、計算題、式選択等)、計算題がある
- 40の問に対し、解答欄は70〜80ほど。
- 合計100点満点
- 解答欄の数が試験実施回によって変動する
これらの出題傾向の中で非常に厄介な特徴は、「解答欄の数が試験実施回によってかなり変動すること」です。
この特徴のため、1つの解答欄に対して1点もしくは2点を機械的に割り振ることができず、受験生は自己採点しにくいのです。
解答欄の数が変動するにもかかわらず合計を100点となるのは、問題毎に配点基準を設定して配点に比重をかけているからです。
予測される配点のルール
では資産設計提案業務の配点にどのような配点基準が考えられるでしょうか?
受験生にとっては○×選択やあらかじめ用意した語句からの穴埋めよりも4肢択一や計算問題のほうが答を導くのに工程数がかかります。
解くのに手間がかかる問題とそうじゃない問題の配点が同じというのは納得できかねます。
シンプルに予測すれば、より工程のかかる設問に比重をかけるのが妥当です。
この予測に従えば3つの配点基準が考えられます。
解答数70〜80で100点満点なので、ひとつの解答につき配点は1〜2点と考えられます。※3点もあるかもしれませんが、よりシンプルな基準を採用しました。
その上で3つの配点基準を予測しました。
- 単純な○×選択および計算を伴わない語句選択は1点
- 計算を伴う解答は2点
- 4肢択一は2点
以上の予測に基づき、過去13回分の試験について検証した結果から得られた知見を加えて、配点予想をまとめました(検証結果は2023年9月29日に削除しました)。
日本FP協会実施FP2級実技試験・資産設計提案業務の配点予想まとめ
日本FP協会実施FP2級実技試験・資産設計提案業務の配点予想は以下の通りです。
日本FP協会実施の実技試験・資産設計提案業務の配点予想
- 単純な○×選択および計算を伴わない語句選択は1点
- 計算を伴う解答は2点(もしくは3点)
- 4肢択一は2点(計算を伴う場合は3点もありえる)、ただし設問の難易度が低いものは1点の場合がある
- 設問の難易度が低いものには、①計算が不要なもの、特に式が選択肢に記されているもの、そもそもFP知識を必要としないもの、もしくは②計算は必要だが過程が簡易なもの、などが考えられる
注:あくまで管理人個人の推測によります。すべて未確定事項ですので、合否判定には絶対に用いないでください。
※無断転載は一切禁止です。スクリーンショットを含む転載・引用時はかならず当記事URLを明記してください。
FP2級、合格しましょう!
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>>きんざい実施FP2級実技試験の配点予想【合否通知書画像あり】
FP2級の難易度・合格率についてまとめました。
>>【FP2級合格!】FP2級試験の合格率・難易度は3級と段違い
FP2級に合格した方へ
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さらにその翌年には賃貸不動産経営管理士にも合格しています。
令和6年度賃貸不動産経営管理士試験は2024年11月17日実施予定です。→賃貸不動産経営管理士令和6年度(2024)試験日・申し込み日程・試験概要について
宅建試験の次回申し込みは令和6年7月1日に始まります。試験は2024年10月20日実施予定です。これから学習すれば余裕あるスケジュールで準備できます。
>>>宅建試験日(2024年)・申し込み日程・自身の受験経験による合格へのアドバイスについて