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【FP3級一発合格!】独学・短期間でFP3級に合格できる勉強方法

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このエントリーではFP3級(3級ファイナンシャル・プランニング技能士/ファイナンシャルプランナー3級)について、独学・短期間学習で合格した私自身の経験による勉強方法を紹介します。 

FP3級合格証書

(筆者のFP3級合格証書です。※画像の転載・引用は固くお断りいたします。)

FP3級試験:合格率は60%超

筆者は金融財政事情研究会(きんざい)実施2016年1月24日の3級ファイナンシャル・プランニング技能検定(以下、FP3級とします)を受験し、合格しました。

FP3級の合格率概ね60%超です(きんざい)。もう一つの実施団体である日本FP協会ではもっと高いです。

きんざい・日本FP協会での合格率の違いはともかく、FP3級の合格率の高さは国家資格としては異例です。

◆FP試験には学科試験と実技試験があります。

学科試験はマークシート方式。実技試験は解答を選択したり実際に電卓を叩いて計算する問題が出題されます。きんざいと日本FP協会では学科試験は同じ問題ですが実技試験の問題が異なります。筆者はFP3級・2級ともきんざいで合格しましたので、以下はきんざいでのFP試験対策としてお読みください。

話を戻します。

FP3級学科試験の合格率は60%ほどなのに対し、FP2級学科試験の合格率は20%程度と激減します。

この差は問題内容そのものの難易度はもちろんですが、何よりも出題形式の違いがとても大きく影響しています。

というのは、FP3級学科試験は半分が○×、半分が3択形式となっているのです。

FP3級学科試験の出題形式→○×

FP3級の学科試験は60問中30問が正誤判定、つまり○×形式なのです。

いろんな資格試験を受けた方はおわかりの通り、多くの試験では4肢択一(4択)を課しています。筆者は宅建の次にFP3級を受けたため、正直言って○×形式、しかも内容が平易な、受験生にとってとても易しい出題に啞然としました。

FP3級学科試験のうち、半分の30問が正誤判定=○×形式です。それこそ鉛筆を転がしても30点中15点は得点できる確率の出題形式です。

そして、学科試験残り30問の3肢択一(3択問題)も、これまた易しい出題になっています。

例をあげます。

(53) 建物の区分所有等に関する法律の規定によれば、集会においては、区分所有者および議決権の各(  )以上の多数により、建物を取り壊し、その敷地上に新たに建物を建築する旨の決議をすることができる。
1) 3分の2
2) 4分の3
3) 5分の4
https://www.jafp.or.jp/exam/mohan/files/g3_201809_q.pdfより引用)

【ちなみに正解は3) 5分の4。「四の五の言わず建て替えろ」という語呂合わせで覚えました】 

FP3級学科試験の3択問題は結局のところ1つの知識についてだけ問う出題が圧倒的に多いです(平成30年9月実施試験では1つについてだけの問題が30問中25問もありました)

つまり3択と言っても「AはBである」のうち「A」もしくは「B」についての選択肢が3つある中から正解を選ぶという形式の問題が出題されるのです。

もちろん正解を知らなければ得点できません。

でも、資格試験の多くが出題する4択問題、例えば「AはBである」「CはDである」「EはFである」「GはHである」のうち適切もしくは不適切なものを選ぶ形式の場合、正解するためにはA・B・C・D・E・F・G・Hについての知識が必要です。

それに比べ、FP3級の3択問題はAとBについての知識があれば十分なのです。3択と言っても実質2択なので、4肢択一形式の資格試験より圧倒的に点を取りやすいのです。

  • FP3級学科試験は、1点を取るために必要な知識がはるかに少なくて済む出題形式になっている
  • したがって難易度が低い→合格しやすい

FP3級実技試験:出題されるのは平易な問題

FP3級実技試験の問題は、初見では解けない問題ばかりかもしれません(知らないことを問われているのだから当然です)

でも問題そのものは平易です。手を動かして電卓を叩き、過去問を数回繰り返してポイントを抑えれば、よほどのことがない限り短期間で合格点をクリアできるようになります。

ただし、実技試験は学科試験より問題数が少ないためミスは命取りになります。合格しなかった方は準備不足だったか、致命的なケアレスミスをしてしまったと思われます。注意しましょう。

FP3級の試験範囲

FP試験の範囲は6分野

FP3級の試験範囲は次の6分野です。

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業継承

学科試験は6分野各10問ずつ計60問出題、制限時間は120分です。と言っても、多くの受験生は30〜40分で解き終えます。試験開始1時間たったら退出できるので、皆いっせいに試験室から出て行きます。

実技試験は6分野から5分野・大問5題が出題、制限時間は60分です。

きんざい実施の実技試験には個人資産相談業務と保険顧客資産相談業務があります。特にこれと言った理由がなければ、より合格率が高い個人資産相談業務での受験をおすすめします。

FP試験は電卓必須

学科・実技ともに電卓の持ち込みが許可されています。計算問題は電卓を使って計算します。

FP2級まで取得するなら、電卓はそれなりのものを用意したほうが絶対良いです。

筆者はCanonのHS-1220TUGを使っています。

キャノン 電卓 12桁 卓上サイズ 時間計算 千万単位機能 HS-1220TUG グレー

キャノン 電卓 12桁 卓上サイズ 時間計算 千万単位機能 HS-1220TUG グレー

 

億単位の問題を扱うことが多いFP試験では千万単位機能が便利です。

FP3級試験スケジュール

FP試験は毎年1月、5月、9月に行われます。次のFP3級申込は2019年3月12日〜4月2日、試験日は2019年5月26日です。

試験スケジュールはこちらの記事をご参照ください。

 

では具体的な勉強法を紹介します。

FP3級に1回で受かる独学・短期間勉強法 

基本は過去問・テキスト・問題集

勉強方法の王道は過去問→テキスト→問題集→過去問の繰り返しに尽きます。ただし、テキストはちょっとだけカスタマイズしましょう。

まずは過去問を実際に解き、出題形式・出題内容の把握からスタートを切りましょう。 

ステップ1:学科試験の過去問を解く

試験勉強は学科試験の過去問から始めます。理由は、実技試験にも学科同様の問題が出題されるからです。

実際に出題された問題(過去問)を解き、FP3級の出題レベルと自分の既存知識・得手不得手分野を把握しましょう

過去問を入手したら、試験時間通りのタイムリミットを設定して直近3回分の過去問に取り組みます。

過去問はきんざいHPから入手できます。

気になる解答は問題を解き終えてから見てください。まずは過去問をこなすことに集中します。

過去問には解けるものとまったくわからないものが混在しているはずです。わからない問題はとばしてかまいません。とにかく60問終わらせます。

過去問1回分は30分程度で終わると思います。

25点くらい取れたでしょうか?取れてなくてもかまいません。これから勉強すれば必ず得点は上がっていきます。

ステップ2:テキストをカスタマイズする

60問を解き終わったら解答を開きます。

このとき、ただ○×を付けるだけじゃなく、テキストをカスタマイズしましょう。

カスタマイズと言っても、該当箇所にマーカーで線を引いたり、試験回(2018.9など)と問題ができたかどうか○×を付けておくだけのことです。

過去問3回分について記録しておくと、FP3級の頻繁問題=重要問題が一目でわかります。

こんな具合です。

FP3級区分所有権問題の画像

(※画像のテキストはもちろんFP3級用です)

この記事の冒頭で紹介した区分所有権に関する問題についてマークしました。ご覧のように、2018年学科試験1月・5月・9月の3回すべてで出題されており、いずれも区分所有者5分の4に関するものですた。

このようにマークが集中している場所は最重要出題箇所ということがすぐわかります。

「2018.9× 2018.5○ 2018.1○」と書きましたが、これは例として2018年9月試験を解いたら×だった、2018年5月試験を解いたら○だった、2018年1月試験を解いたら○だった、という例です。自分にわかりやすく書き込んでください。

 

過去問1回分について作業が終わったら、次の過去問を60問解き、テキストにマークしましょう。過去問は少なくとも3回分こなしましょう。カスタマイズが施されたテキストは自分だけの「資産」です。 

ステップ3:テキストを読み問題集をこなし過去問を繰り返す

過去問3回分を解き、テキストにマークし終わった頃にはFP3級の出題レベル・頻出問題が大まかに把握できているでしょう。同時に、自分の既存知識レベルと得手不得手分野もだいたいわかったと思います。

ここまできたら、あとはテキストを読み、問題集をこなし、過去問を繰り返すのみです。

マークが多くつけられている重点項目は、不得手な分野でもとりこぼさないようにしましょう。 

ステップ4:実技試験の問題を解く

学科試験対策ができたら実技試験の過去問を解きます。はじめは解けなくてもかまいません。

実技試験は、テキストにマークするまでもなく似た問題が頻出します。例えば所得金額の計算、PER・PBR・ROEや債権利回りの計算、不動産の建ぺい率・容積率、法定相続人が何人いて相続税額がいくらになるか、などです。

FP3級実技試験レベルの問題は、手を動かして電卓を叩き、やり方さえ覚えてしまえばどうということはありません。

実技試験は不得手分野でも満点を取れるようにしておくことが望ましいです。実技試験は問題数が少ないため1つのミスが命取りになりかねないからです。

過去問が終わったらテキスト・問題集の実技問題も解き、もう一度過去問を解きましょう。初めて過去問を解いたときとは見違えるように手が動くはずです。

注意点:必ず最新テキスト・問題集で勉強する

過去問を解く際、一つ注意点があります。それは法改正情報です。

というのは、きんざいHPで公表している過去問には法改正等の修正が施されていないからです。過去の法改正知識をそのまま覚えてはいけません。ネットに氾濫している過去問サイトにも法改正未対応のところが見受けられます。注意しようにもこの見分けは初学者にはまずできません。

FP試験は毎年5月以降にテキスト・問題集の新版が発売されます。その年度の法改正に対応するためです。このためテキスト・問題集はその年の5月・9月、及び翌年1月試験対応版になっているのです。

必ず、受験回に対応した最新テキスト・問題集で勉強しましょう。

安いからといって中古テキスト・問題集での勉強は厳禁です。

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おわりに:自分の経験から

筆者がFP3級を受けたきっかけは、宅地建物取引士資格試験に2点足りず落ちたことです。不合格とはいえ、せっかく勉強した不動産の知識を生かせる資格試験がないかと書店で参考書を眺めていたら目に留まったのがFPでした。

それまでFPのことはぜんぜん知りませんでした。受験前、さすがに合格点は調べましたが、合格率も難易度もまったく興味なく・・・2016年年明けから勉強を始めたので実質3週間程度の勉強期間でした。

筆者のFP3級試験結果です。

FP3級試験結果得点


実は、筆者はステップ1の過去問直近3回分を解いてません。FP3級はそこまでせずとも合格しました。ですが、ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用はあまり得点できませんでした。

学科試験46点のうち、タックスプランニング、不動産、相続・事業継承の得点率が63%(29点/46点)。実質この3分野で合格したようなものでした。(ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用の苦手3分野得点は伏せさせていただきます・・・)

この事実が物語るのは、FP3級は得意分野が2つあるとものすごく攻略しやすくなる、ということです。

FP3級学科試験は60問6分野・各10点配点です。36点とれれば合格なので、得意な2分野で16〜20点稼ぎ、残り4分野は5割とれればOKなのです。ただし、得意分野に頼りすぎるとFP2級受験のときに苦戦するかもしれません。FP2級取得を目指すなら苦手分野を放置しないほうが賢明です。

 

筆者の経験上、不動産・相続など6分野中得意分野2つ以上ある方は勉強期間1ヶ月程度(勉強時間30時間ほど)でじゅうぶん合格できると思います(1週間で合格という話もあるようですが成功者バイアスなので真に受けない方が賢明です)

 

じゃあ、事前に他の資格を勉強しておかないとFP3級に合格できないのかと思われるかもしれませんが、そんなことはぜんぜんありません

 

まったくのゼロからの勉強でもFP3級は十分クリアできます。

ただし、やみくもにテキストを読み始めるのではなく、FP3級のレベルを知るために過去問を解くことからスタートししましょう。

「FP3級ってこんな試験なんだ」ということがわかれば合格率60%超である理由が納得できるはずです。

なお、FP3級はそれだけを持っていても仕事に役立つほどの資格ではありません。

仕事に直結はしないけれど、FP3級の受験は年金や健康保険に生命・損害保険等や税金関係、そして気になる投資や不動産、やがて訪れる相続など生活する上で欠かせないお金にまつわる知識に触れるのにまたとない良い機会となります。

FP2級取得を目指す方にはほぼ必須、目指さない方にとっても生活で役立つ有用な知識を得られるのがFP3級です。ぜひチャレンジしてみてください。

FP3級合格せずに2級を受験するならAFP認定研修を

FP3級を受けずにFP2級取得を考えている方もいらっしゃるかと思います。

実務経験がない場合、日本FP協会認定機関によるAFP認定研修を修了する必要があります。

AFP認定研修を修了するとFP2級を受験できます。AFPはさらに上のCFPにも必要です。CFP認定者になれば、実務経験なしでFP1級を目指せます(CFP認定者はFP1級学科試験を受ける必要がなく、FP1級実技試験に合格すればFP1級取得となります)

AFP認定研修は各資格スクールで受講できます。FP2級講座とセットのものもあります。受講をお考えの方はネットのおすすめ記事を鵜呑みにせず、各資格スクールの資料を取り寄せて比較検討し、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

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