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FP3級は独学で合格できる低難度・高合格率の狙い目国家資格です

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【2018.10.22追記】本日は2018年9月実施分の合格発表日です。合格率はFP3級学科が61.64%、実技は個人資産相談業務 51.46%、保険顧客資産相談業務 34.32%でした。
【2018年10月4日更新】FP3級(ファイナンシャルプランナー3級、正式には3級ファイナンシャル・プランニング技能士)は合格率が極めて高い、狙い目の国家資格です。もちろん独学で合格できます。

このエントリーは、お金の知識の入門資格に最適なFP3級について、合格率からみた難易度と、独学合格の経験による勉強方法を紹介します。

なお、FP資格を仕事に生かすには最低でも2級は欲しいところです。でも2級を受験するには3級合格・AFP認定研修修了・実務経験のいずれかが必要です。これらのうち、もっとも手軽なのがFP3級合格です。

このエントリーがFP3級合格に役立てば幸いです。

FP3級受験用テキスト・問題集

FP3級は合格率の高い、お金の知識入門として狙い目の国家資格

「FP」という用語もずいぶん定着してきたと思います。

FPとはファイナンシャル・プランニングのことです。

ファイナンシャル・プランニングとは、「人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法」のことです日本FP協会HPより)

「資金計画」「経済的側面」とあるように、ファイナンシャル・プランニングにはお金の知識が不可欠です。

ファイナンシャル・プランニングで必要なお金の知識は次の6分野です。

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業継承

こう聞くと小難しく思えるかもしれませんが、ひらたく言えばこうなるでしょうか。

  • 誰もが避けて通れない年金、健康保険、生命保険・損害保険に税金関係
  • お金を増やす上で気になる投資や不動産
  • やがて直面する相続、経営者にとっては悩ましい事業継承

とどのつまり、生活する上で欠かせないお金にまつわる知識に他なりません。

ファイナンシャル・プランニングの知識について一定レベルに達しているかどうかを問うのがFP試験です。

FP試験は易しい順に3級、2級、1級があります。

FP3級はFP入門レベルです。実際、FP3級は合格率60%超(もしくは80%超)と、極めて高い合格率を誇る、国家資格です。

そう、FP3級は低難易度のため独学でも非常に合格しやすい、とっても狙い目の国家資格なのです。

FP3級試験とは

FP3級試験は一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)と日本FP協会が実施しています。

試験には学科試験と実技試験があります。ひとつだけ注意が必要なのは、試験問題です。

  • 学科試験の問題はきんざい・日本FP協会どちらも共通である
  • 実技試験の問題はきんざいが個人資産相談業務と保険顧客資産相談業務の2つがある
  • 日本FP協会の実技試験は資産設計提案業務の1つだけである


どちらの団体で受験しても、学科・実技ともに合格すれば3級FP技能士を名乗れます。

FP3級受験手数料はきんざい・日本FP協会ともに6000円(学科3,000円、実技3,000円、どちらも非課税)+事務手数料(日本FP協会は学科実技で79円、学科のみ・実技のみは各39円:きんざいは学科実技で80円、学科のみ・実技のみは各40円)です。

FP3級の合格点・合格ライン

きんざい・日本FP協会ともにFP3級学科試験は6割とれれば合格します。

  • 学科試験は60問出題され、6割の36点が合格ライン
  • 実技試験は、きんざいだと50点中6割の30点、日本FP協会は100点中6割の60点が合格ライン


ではFP3級の合格率と難易度をみてみましょう。 

FP3級試験の合格率と難易度

この記事では日本FP協会より受験者数が多いきんざいのFP3級試験(2013年5月〜2018年1月)計15回分86万2744人分のデータを分析しました。日本FP協会主催分については直近のデータのみ紹介します。

FP3級学科試験の合格率と難易度

FP3級学科試験の過去15回合格率平均は62.17%、受験者全体の合格率は62.15%(合格者26万8661人/受験者43万2284人)。合格率は約62%と言えます。

各回の合格率には48.19%(2017年1月)〜77.33%(2014年9月)の幅があります。

直近2018年5月試験の学科合格率は次の通りです。

  • きんざい:57.84%
  • 日本FP協会:78.92%


ちなみにきんざいでのFP3級学科試験合格率が50%を切ったのは2017年1月試験のみ。あとはすべて54%以上の合格率となってます。

 

FP3級学科試験合格率
受験月 合格率 合格者数
2018年1月 65.3% 20,055
2017年9月 69.9% 22,830
2017年5月 55.1% 16,390
2017年1月 48.1% 16,800
2016年9月 55.0% 18,148
2016年5月 54.9% 14,411
2016年1月 55.8% 17,013
2015年9月 66.4% 18,898
2015年5月 55.8% 11,767
2015年1月 69.2% 18,642
2014年9月 77.3% 22,252
2014年5月 57.5% 12,940
2014年1月 63.3% 19,151
2013年9月 70.2% 21,675
2013年5月 68.1% 17,659

 

日本FP協会のほうが合格率は高いです(データは割愛)。きんざい・日本FP協会ともに学科試験の問題は一緒なので、学科試験における両者の合格率の差は受験者の属性の違いによるのでしょうね。

きんざい・日本FP協会での合格率の違いはともかく、FP3級学科試験の合格率の高さは、出題形式による難易度の低さからきています。

FP3級学科試験の出題形式

FP3級の学科試験は60問中30問が正誤判定、ようするに○×形式なのです。

いろんな資格試験を受けた方はおわかりの通り、多くの試験では4肢択一(4択)を課すものが多いです。筆者は宅建の次にFP3級を受けたため、正直言って○×形式、しかも内容が平易な、受験生にとってとても易しい出題に啞然としました。

そして、学科試験の残り30問の3肢択一(3択問題)も、これまた易しい出題なのです。

例をあげます。

(53) 建物の区分所有等に関する法律の規定によれば、集会においては、区分所有者および議決権の各(  )以上の多数により、建物を取り壊し、その敷地上に新たに建物を建築する旨の決議をすることができる。
1) 3分の2
2) 4分の3
3) 5分の4
https://www.jafp.or.jp/exam/mohan/files/g3_201809_q.pdfより引用)

【ちなみに正解は3) 5分の4。「四の五の言わず建て替えろ」という語呂合わせで覚えました】 

FP3級学科試験では、例題のような1つの知識についてだけ問う問題が圧倒的に多く出題されます(平成30年9月実施試験では1つについてだけの問題が30問中25問)

つまり3択と言っても「AはBである」のうち「B」についての選択肢が3つある中から正解を選ぶという形式の問題が出題されるのです。

もちろん、正解を知らなければ得点できません。

でも、資格試験の多くが出題する4択問題(「AはBである」「CはDである」「EはFである」「GはHである」のうち適切もしくは不適切なものを選ぶ形式)に比べてはるかに取り組みやすいことがわかります。何しろ、問われる知識が少なくて済むのですから。

FP3級は難易度の低い出題形式であり、その結果、高い合格率をもたらしていることを覚えておきましょう。

 

では次に実技試験の合格率と難易度を見てみます。

FP3級実技:個人資産相談業務の合格率と難易度

FP3級実技:個人資産相談業務試験の過去15回合格率平均は67.23%、受験者全体の合格率は67.62%(合格者16万2536人/受験者24万362人).合格率は約67%と言えます。

各回の合格率には56.36%(2014年5月)〜83.18%(2016年9月)の幅があります。 

FP3級実技試験・
個人資産相談業務合格率
受験月 合格率 合格者数
2018年1月 67.1% 11,092
2017年9月 75.8% 12,239
2017年5月 59.6%   7,553
2017年1月 74.8% 13,020
2016年9月 83.1% 14,663
2016年5月 61.9%   8,022
2016年1月 57.3% 10,013
2015年9月 76.9% 12,138
2015年5月 65.4%   7,783
2015年1月 69.7% 12,069
2014年9月 68.5% 11,260
2014年5月 56.3%   6,822
2014年1月 69.7% 13,708
2013年9月 58.5% 11,325
2013年5月 63.2% 10,829

 

直近2018年1月試験の個人資産相談業務の合格率は65.34%でした。

日本FP協会の実技・資産設計提案業務の2018年5月試験の合格率は90.47%、1月試験では89.07%でした。

FP3級実技試験の難易度もやはり低いです。実技試験のほうが学科試験より若干合格率が高いほどです。むしろ実技のほうが点を取りやすい受験生のほうがが多いと思われます。 

例題はあげませんが、問題はとても平易です。手を動かして電卓を叩き、過去問を数回繰り返してポイントを抑えれば、よほどのことがない限り合格するでしょう。合格しなかった方は準備不足だったか、致命的なケアレスミスをしてしまったと思われます。

実技試験は学科試験より問題数が少ないためミスは命取りになります。注意しましょう。

FP3級実技:保険顧客資産相談業務の合格率と難易度

FP3級実技:保険顧客資産相談業務試験の過去15回合格率平均は55.87%、受験者全体の合格率は56.17%(合格者10万6795人/受験者19万98人)。合格率は約56%と言えます。

各回の合格率には40.6%(2017年5月)〜71.21%(2013年5月)の幅があります。 

FP3級実技試験・保険顧客資産相談業務合格率
受験月 合格率 合格者数
2018年1月 42.9% 5,615
2017年9月 67.0% 9,608
2017年5月 40.6% 4,941
2017年1月 48.9% 6,376
2016年9月 66.9% 9,876
2016年5月 42.5% 5,219
2016年1月 58.5% 7,653
2015年9月 50.2% 5,974
2015年5月 61.8% 6,442
2015年1月 58.9% 7,110
2014年9月 64.5% 8,431
2014年5月 47.7% 5,145
2014年1月 62.8% 8,971
2013年9月 53.0% 6,826
2013年5月 71.2% 8,608

 

しかしながら、直近2018年5月試験の合格率は35.69%。3級にしてはかなり低かったです。

データを見る限り、保険顧客資産相談業務の合格率は総じて個人資産相談業務より低いです。筆者はFP2級を生保顧客資産相談業務で合格したのでFP3級保険顧客資産相談業務の問題が難しいとはぜんぜん感じないのですが・・・

もしかしたら借方・貸方という簿記の基礎知識(ほんとに初歩の初歩です)が必要な問が出題されるため、苦手な方にとっては点をとれないのかもしれません。

会社の都合等でどうしても保険顧客資産相談業務で合格しなければならない等、何か特段の理由がないのであれば、個人資産相談業務もしくは日本FP協会の実技・資産設計提案業務を受験することをおすすめします。

FP3級試験の合格率とは

ここまで見てきたように、FP3級試験は非常に高い合格率を誇ります。

 

繰り返しますが、FP3級は受験生の半数以上が合格する試験なのです。

一方、これがFP2級になると合格率は格段に下がります。

きんざいのFP2級合格率は学科約20%、実技約40%です。FP3級の保険顧客資産相談業務のように、たまに合格率が40%前後になるのではなく、FP2級実技の合格率は概ね40%なのです。

FP3級独学勉強法:得意分野をつくるとFP3級試験の攻略はぐっと楽になる

FP3級試験6分野と多岐にわたるため、受験を尻込みする方がいるかもしれません。でもFP3級は独学で十分合格できます。

基本は過去問・テキスト・問題集です。

◆最初に出題レベルと自分の得手不得手分野を把握するため、試験時間通り2時間のタイムリミットを設定して過去問に取り組んでみましょう。できれば直近3回分解くと良いでしょう。

過去問はこちらから入手できます。同じページに解答へのリンクもあります。

 

解ける問題とまったくわからない問題が混在していると思いますが、おそらく30分程度で終わると思います。それは先述した出題形式のためです(本番でも多くの受験生は30〜40分で解き終え、1時間経ったら続々と退出します)。

過去問3回分が終わるころには問題の傾向がつかめると思います。というのは同じような問題が度々出題されるからです。

◆出題レベルと得手不得手分野がなんとなくわかったら、テキストのどこに何が書いてあるかをだいたいつかむためにテキストを開き、最初から最後まで流し読みします。

テキスト2周目は自分の得意分野から重点的に取り組みます。というのは、FP試験は得意分野をなるべく2つ作り、それらで確実に加点できれば合格できる試験だからです。

FP3級試験学科試験は60問が6分野各10点配点です。36点とれれば合格ですので、得意な2分野で16〜20点稼げれば、残り4分野は5割とれれば良いのです。

筆者の経験上、不動産・相続・投資など6分野中得意分野2つ以上ある方は勉強期間1ヶ月程度(勉強時間30時間ほど)、もし得意分野がないという方でも2ヶ月(60時間ほど)あればFP3級にはじゅうぶん合格できると思います(1週間で合格という話もあるようですが真に受けない方が賢明です)

◆テキストを2〜3周(何周するかは人によります)したら問題集に取り組みます。問題集も2〜3周(これも人によりけり)し、得意分野は満点が取れるくらいに仕上げましょう。苦手分野はそれなりでも良いです(もちろん6分野全部をきっちりこなすにこしたことはありませんが、そこは向き不向きを見極めましょう)

ただし、実技試験については過去問・問題集を繰り返して苦手分野でも満点取れるようにしておきましょう。すでに述べた通り実技試験は問題数が少ないために1つのミスが命取りになりかねないからです。実技試験も同じような問題(例えば所得金額の計算、不動産の建ぺい率・容積率、相続税など)が頻出します。手を動かして電卓を叩き、解き方さえ覚えてしまえばどうということはありません。

筆者のFP3級試験結果です。

FP3級試験結果得点


学科46点のうち、タックスプランニング、不動産、相続・事業継承で63%(29点/46点)を占めています。この3分野で合格したようなものでした。(ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用の得点は伏せさせていただきます・・・)

なお、テキスト・問題集をこなした後に過去問に取り組むときは、同じ分野の問題を連続で解くと効果が上がります。(筆者はこれでFP2級学科に合格できました)。

過去問まとめ学習は試験直前でも効果的ですので試してみてください。

おわりに:自分の経験から

筆者は2016年1月試験でFP3級に合格しました。

FP3級合格証書

(筆者のFP3級合格証書)

FP3級を受けるきっかけは前年10月の宅地建物取引士資格試験に2点足りず落ちたことです。不合格とはいえ、せっかく勉強した不動産の知識を生かせる資格試験がないかと書店で参考書を眺めていたら目に留まったのがFPでした。

それまでFPのことはぜんぜん知りませんでした。受験前、さすがに合格点は調べましたが、合格率も難易度もまったく興味なくて・・・2016年年明けから勉強を始めたので実質3週間程度の勉強期間でした。それでも合格したのは宅建で学んだ不動産と相続の知識があったからこそ。得意分野が2つあれば1ヶ月・30時間程度の勉強でFP3級に合格できると書いたのはこの経験に裏打ちされているからです。

これから受験される方は、ぜひ6分野のうちどれか2つ以上、なければ1つでもいいので得意分野を作って下さい。そうすればFP3級はとても攻略しやすくなります。

なお、FP3級はそれだけを持っていても仕事に役立つほどの資格ではありません。

仕事に直結はしないけれど、FP3級の受験は年金や健康保険に生命・損害保険等や税金関係、そして気になる投資や不動産、やがて訪れる相続など生活する上で欠かせないお金にまつわる知識に触れるのにまたとない良い機会となります。

FP2級取得を目指さない方にとっても有用な知識を得られるのがFP3級です。ぜひチャレンジしてみてください。

一方、FP2級を目指す方にとってFP3級は通過点です。かならずクリアしましょう。

FP3級合格せずに2級を受験するならAFP認定研修を

実務経験がなく、FP3級を受けずにFP2級取得を考えている方もいらっしゃるかと思います。

この場合、日本FP協会認定機関によるAFP認定研修を修了する必要があります。AFP認定研修を修了するとFP2級を受験できます。また、AFPはさらに上のCFPにも必要です。CFP認定者になれば、実務経験がなくてもFP1級を目指せます(CFP認定者はFP1級学科試験を受ける必要がなく、FP1級実技試験に合格すればFP1級取得となります)。

AFP認定研修は各資格スクールで受講できます。FP2級講座とセットのものもあります。受講をお考えの方はネットのおすすめ記事を鵜呑みにせず、各資格スクールの資料を取り寄せて比較検討し、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

アビバのファイナンシャルプランナー講座
ファイナンシャル・プランナー
FP講座【資格の大原】
AFP+2級FP技能士講座 

FP3級用電卓・テキスト・問題集

電卓はFP試験に必須です。筆者は千万単位機能、12桁表示できて表示窓が大きい、√(平方根)計算機能、ソーラーが影になっても表示に影響しない、試験規則に抵触しないという条件でこれを選びました。とくに千万単位機能は相続分野の問題でよく使う億単位・千万単位・百万単位の入力が3回だけで済むのでとても重宝しています。この電卓(HS-1220TUG)のレビューはこちらに書きました。

 

FP3級の実技試験は3種類あります。自分が受ける試験に対応したものを購入しましょう。

 

 

 

 

きんざいのテキストは図やイラストはほとんどありません。良く言えば無駄を省いた構成になっていますが、悪く言えば視覚的に印象に残りにくいかもしれません。『みんなが欲しかった!シリーズ』はきんざいのテキストよりカラフルです。

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