【2023年6月9日更新】
一昨日の令和5年6月2日(金)、官報にて令和5年度宅地建物取引士資格試験に関する公告が掲載されました。
この記事では2023年宅建試験日・申し込み日程および宅建試験の概要についてお知らせします。
宅建試験は従来35点が目標とされてきましたが、近年は少なくとも38点取らないと安心できなくなりました。
このことは通信講座・資格スクール受験生が増えたことと無関係ではありません。
通信講座・資格スクール受験生の多くが高得点を取れば取るほど合格基準点は上がります。このため市販テキスト独学での合格は年々厳しくなっています。
宅建試験の合格可能性を上げるため、合格実績の高い教材を選び、1日も早く宅建学習を始めましょう!
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◆宅建では民法・宅建業法・建築基準法・税などから出題されます。
これらに初めて触れる方は用語になじみがないため、いきなりテキストを読んでも挫折しかねません。
用語になじみのないままテキスト学習を始めるより、一度でも用語を耳にしてからテキストを開いたほうがスムーズに学習に入れます!
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2023年度宅建試験日・申し込み日程等の概要
◆2023年度宅建試験日・申し込み日程・概要は以下の通りです。
試験日 | 2023年10月15日(日)13:00〜15:00 |
---|---|
受験申込 受付期間 |
・インターネット:2023年7月3日(月)9:30〜7月19日(水)21:59 ・郵送:2023年7月3日(水)〜7月31日(月) |
合格発表 | 2023年11月21日(火) |
試験案内 配布期間 |
2023年7月3日(水)〜7月31日(月) |
受験手数料 | 8,200円(受験手数料は消費税及び地方消費税非課税) |
受験申込 | インターネットおよび郵送(予定) |
出題数・ 形式・ 出題事項 |
・50問(マークシート方式) |
試験時間 | 120分(途中退出不可) |
免除問題 | あり(登録講習の受講により5問免除) |
受験資格 | なし(ただし登録要件あり) |
登録要件 | 宅地建物取引業法第18条参照 |
試験実施団体 | 一般財団法人不動産適正取引推進機構※ |
試験会場 | 全国47都道府県 |
(不動産適正取引推進機構が2023年4月3日に公表した「令和5年度宅地建物取引士資格試験について(予定)」および2023年6月2日官報公告より)
※宅建試験の実施団体は不動産適正取引推進機構です。受験を予定している方は必ず同機構HPを確認してください。
→https://www.retio.or.jp/exam/
◆2023年度宅建試験は2023年10月15日に実施されます。
本試験日まで残り5ヶ月を切っています。
宅建試験で出題される民法の権利関係の内容は法律初学者が理解するのにどうしても時間がかかります。法令上の制限に登場する用語に慣れるにも時間がかかります。
早め早めに学習のスタートを切ることが合格への第一歩です。
ここから先は、2023年度宅建試験に本気で合格したい方へのメッセージです。
2023年宅建試験に合格に向けて(管理人自身の受験経験による合格へのアドバイス)
◆宅建試験は1年に1回しか受けられない資格試験です。
宅建試験は毎年約20万人が受験します。
何人ぐらい合格すると思いますか?
合格できるのは約20万人のうちたった約3万5,000人。
宅建試験の合格率はわずか15〜17%。
合格基準点は毎年変わり、その年度の合格基準点に1点でも足りなければ落とされてしまいます。
決して甘く見てはいけません。
◆では2023年度宅建試験に合格するにはどうすれば良いでしょうか?
「この教材を使えば誰でも受かる!」などという都合の良いものはありません。
でも合格可能性を高めることは誰にでもできます。
◆一般に、試験合格と「勉強時間・勉強の質」には次の関係があります。
試験合格=勉強時間×勉強の質
宅建試験の具体的目標は本試験で50点中最低でも38点を取ることです。
38点取ればまず合格圏内に入れます(※2022年度試験の合格点予想からすれば38点取れればよほどのことがない限り大丈夫でしょう)。
そのためにすべきことは次の2点に尽きます。
- 1日でも早く宅建の勉強を始めること
- 勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を使うこと
1日でも早く宅建の勉強を始める
◆宅建合格に必要な勉強時間はおおむね300時間と言われてます。
ただし、もともと持っている知識量や資格試験の経験によって合格に必要な勉強時間は違ってきます。
300時間もかからない人もいれば500時間でも足りない人もいます。
管理人自身の経験では、無駄を省いた教材を使えば効率良く勉強できるため、時間の短縮は十分可能です。
また、早め早めに勉強を始めれば1日あたりの勉強時間は短くて済みます。
◆今日は2023年6月9日。
2023年度宅建試験(2023年10月15日)まであと128日(18週+2日)です!
今日から勉強を始めれば2時間21分×128日で300時間になります。
1日でも早く宅建の勉強を始めるほど1日の勉強時間は短くてすみます。
1日の勉強時間が短い方が日々の学習目標=ゴールは小さくなります。小さいゴールのほうが達成しやすく積み重ねやすいです。
宅建の勉強を早く始めることで日々のゴールを小さくすること、そして「小さなゴール」を積み重ねることこそが宅建合格への一番の近道、管理人はそう思います。
1日でも早く宅建の勉強を始めることを強くおすすめします!
宅建勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を選ぶこと
次は教材についてです。良い教材=合格実績の高い教材を使って勉強の質を上げることはものすごく大切です。
◆宅建の勉強には大きく分けて次の2つの方法があります。
- 市販テキストによる独学
- 通信講座、資格スクール(予備校)による通学講座
すでにお伝えしたとおり、宅建の合格率は15~17%。
しかしながら、市販教材の独学による宅建受験生の合格率はわずか8%ほどと推測されています(著名宅建講師の講義中に聞きました)。
市販テキスト・問題集での独学は宅建最難関コースなのです。
一方、通信講座・資格スクール等を利用した受験生の合格率は約30〜60%、中には70%以上のものさえあります。
なぜ通信講座・資格スクール受講生の合格率がそんなに高いのでしょう?
理由は明確です。通信講座・資格スクールを利用した受験生は、市販のものより優れた教材を使っているからです。※フォーサイトのように学習時間管理サポート機能が付帯するものもあります。
◆管理人自身もこのことを痛感しています。
管理人の宅建受験1年目は、書店で平積みになっていた中から何も考えず適当に選んだ市販テキストと500円アプリによる独学で2点足りず不合格(泣)。なるべくお金をかけずに合格しようと甘く目論んだ結果でした。
あんなに悔しい思いをしたのは大学受験以来です。
同じ過ちは繰り返すまいと決め、2年目はDVD・テキスト教材を早々に購入。市販テキスト・問題集は一切使いませんでした。
教材の追加購入や講習への参加、教材をどこでも視聴できるようポータブルDVD機を購入するなど、費用は10万円ほどかかりましたが、おかげで合格できました。10万円を惜しまなくて良かったと本当に思っています。
※管理人は1回目の宅建試験に独学で不合格になった直後にDVD・テキスト教材を購入。2回目の宅建試験の合間の1月にFP3級合格、5月にFP2級学科にも合格しています。10万円を投資しましたが、とても効率良く宅建学習ができました。
◆受験2年目に実感したのは良い講師・スクールの教材は問題分析がとても緻密なことでした。
例として国土利用計画法(国土法)について紹介します。
国土法には事後届出制と事前届出制があります。出題されているのは圧倒的に事後届出制です。事後届出制は平成23年度試験以降、毎回出題されているのに対し、事前届出制が関わったのはたった2回だけです(平成23年度問15肢2,平成28年度問15肢2)。
理由は明白です。事前届出制の対象となっている監視区域が非常に少なく(東京都の小笠原村のみ)、注視区域にいたっては平成10年9月法改正施行以来指定された区域がないためです(土地・建設産業:土地取引規制 - 国土交通省)。
宅地建物を取引する上で、現場にほとんどかかわることがない事前届出制より事後届出制のほうが重要なのは当たり前です。事後届出制ばかりが出題されるのは必然です。
こういうことを知らないままだと事前届出制・事後届出制どちらにも等しく労力をかけて学習してしまうんですね。
管理人は宅建受験1年目に注視区域・監視区域についてわざわざ調べ、アプリの掲示板に長々と書き込むなんていうことまでしてしまいました。注視区域・監視区域なんて試験にほぼほぼ出ないことを知らなかったからです。そんな無駄なことを無駄とも思わないで「勉強した気」になっていたのです。
宅建受験2年目に使った通信講座の教材には国土法学習の要点・注意点がきちんと書かれていました。目から鱗が落ちました。それを読んで初めて宅建1年目に「独学でいかに的外れな学習をしていたことか」と思い知らされました。
◆プロの手による良い教材を使えば、独学であれこれ調べながら学習するより何倍も効率良く学習できるのです。
宅建合格の可能性を高めたいのであれば対価を惜しまないのが得策です。
お金より大切なのは時間です。お金は取り戻せても過ぎてしまった時間は二度と取り戻せません。
2023年で受からなかったら2024年も宅建の勉強をし続けることになります。
2023年で受かっておけば違う資格に挑戦するなどキャリアアップに時間を使えます。
管理人は、市販テキストと過去問サイトへの500円課金しかせずに不合格となった受験1年目の失敗を繰り返すことがないよう、そして合格の可能性を確実に高めるために、受験2年目はお金をかける決断しました。
その結果、きっちり宅建に合格できました。
宅建に合格した後は11月に不動産キャリアパーソン、翌年1月に登録実務講習を終え、その後も賃貸不動産経営管理士、FP2級に合格して今に至っています。
もし2年目で宅建に合格していなかったらこうはなっていなかったでしょう。10万円という対価をかけてでも宅建に合格でき、「自分の選択は正しかった、本当に良かった」と思っています。
なお、どの教材を選んでもノルマをこなしただけじゃ合格できないことは言うまでもありません。
◆宅建講座を開講している資格スクール・通信講座はたくさんあります。
資格スクールの最大のメリットは講師との対面授業で直接コミュニケーションできることです。特に、講師に直接質問できることは対面ならではのメリットです。
ただしデメリットもあって、全般的に受講費が高くなること(概ね10万〜20万円台)、通える範囲に教室があるとは限らないこと、スクールの開講時間に受験生がスケジュールを合わせなくてならないことです。
一方、通信講座のメリット・デメリットは資格スクールの裏返しになります。通信講座のメリットは受講費が概ね10万円以下に抑えられること、ネット環境が整っていればどこからでも受講できること、自分のスケジュールに合わせて勉強できること。
デメリットは講師と直接コミュニケーションを取れないこと、質問が制限されることです。安価な講座だと質問サービスがそもそもありません。
◆では資格スクール・通信講座のどちらを選べば良いのでしょうか?
住んでいる場所を問わないこと、より低価格であることから、当サイトでは通信講座をおすすめしています。
ではどの通信講座を選べば良いのでしょうか?
当然ですが、まずは合格実績が高いものから選ぶのが鉄則です。
合格実績が高い通信講座のうち、質問サービスがはじめから料金に含まれている通信講座が良いです。
宅建試験の学習で最もよくないことは、わからないことをわからないままにしておくことです。わからないままのことが本試験で出題されたら得点しようがありません。
次によくないことは、自分でわからないことを調べて時間を無為に費やすことです(すでにお伝えしたように管理人は国土法で試験に出ないことまで調べて勉強した気になっていました・・・)。
調べたことが宅建合格に結びつけばいいのですが、初学者にその見極めはまずできません。
わからないことはプロの宅建講師に質問するのがベストです。通信講座はかならず質問サービスが付帯するものを選びましょう。
当記事では、公的データによる合格率が高く、質問サービスが付帯する2つの講座を紹介します。
◆公的データによる合格率が高い通信講座は、厚労省が公表している教育訓練給付制度検索システムを用い、宅建通信講座のうち宅建試験合格者300名以上かつ合格率50%以上のものに絞ってピックアップしました。
合格実績は教育訓練給付制度[検索システム]からどなたでも調べられます。
「教育訓練給付制度」は誰でも利用できるわけではありません。にもかかわらず「300名以上の受講生が宅建試験を受験した事実」は確かな利用実績になると思います。
◆合格率データです。
- フォーサイト:合格率82.2%(通信・宅地建物取引士バリューセット2、令和3年度受験者437名中359名合格)
- フォーサイト:合格率81.6%(通信・宅地建物取引士バリューセット3、令和3年度受験者474名中387名合格)
- ユーキャン:合格率59.9%(通信・宅地建物取引士 短期合格講座、令和3年度受験者554名中332名合格)
- ユーキャン:合格率52.4%(通信・宅地建物取引士合格指導講座、令和3年度受験者1,772名中928名合格)
合格実績はフォーサイト宅建講座とユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座がベスト4でした。(注:教育訓練給付制度検索システムには令和4年度データはまだ記載されていません)
なお、フォーサイト・宅地建物取引士バリューセット1は受験者数51名でしたが合格率は82.4% (42名合格)でした。
ユーキャンの2023年度宅地建物取引士合格指導講座は2023年3月24日で終売となっており、現在は「2023年度宅建士 短期合格講座」が発売中です。
ユーキャンの短期合格講座の令和2年度試験合格率は51.4%・合格者数71名だったのが、令和3年度試験では合格率59.9%・合格者数332名に跳ね上がっています!
◆とはいえ、データだけで判断するのも早計ですので、両社のテキスト・問題集を実際に購入して中身を確認してみました(どちらも自腹です・・・)。
それぞれ特色あることがわかりました。
あくまで管理人の主観ですが、問題集で選ぶならフォーサイト、テキストで選ぶならユーキャンです。
フォーサイトの問題集は重要度表記・捨て肢表記(後で説明します)・テキストとの連携がしっかりしています。問題集を重視する受験生はフォーサイトが良いでしょう。
※フォーサイトの無料質問回数は講座によって受講期間内10〜20回と制限がありますが、質問回数の平均は3回とのことですのであまり気にしなくても良いかもしれません。
ユーキャンはテキスト本体の文章が良く練られていてとても読みやすく理解しやすいです。テキストの「文章」を読んで理解したい受験生はユーキャンのほうが良いでしょう。
※ユーキャンの質問回数の制限は1日3回までとなっていますが、フォーサイトのような受講期間内制限はありませんので実質無制限です。
<フォーサイト>
◆フォーサイト宅建講座HPによると、昨年度の講座受講生の宅建試験合格率は75%(872名合格)。
教育訓練給付制度検索システムの2021年度バリューセット3受講生合格率よりも若干落ちますが、それでも非常に高い合格率を保っていることがわかります。
◆フォーサイトの教材を実際に購入しましたので、テキスト・問題集について紹介します。
まずテキストです。
フォーサイト宅建講座テキストはフルカラーのB5版。
色使いと種類が抑えられおり、フォントも小さすぎないので読みやすくデザインされています。余白もたくさんとられているので書き込みしながら学習しやすいです。
テキストは1冊まるごとではなく、宅建業法、法令上の制限、その他の法令、権利関係の4分冊形式です。4分冊合計で623ページです。
テキストの内容は、要点が絞り込まれていて反復学習しやすいよう編集されています。市販宅建テキストでいえば600ページクラスのコンパクトにまとめられているものに相当します。
テキストはデジタルに対応していてPC・スマホ・タブレットでも視聴可です。冊子版テキストを使ってじっくり書き込みながら勉強に取り組み、スマホからいつでもどこでもデジタル版テキストを読んで隙間時間にインプットしましょう。
◆フォーサイトのデジタル教材はeラーニングシステム「ManaBun」です。
ManaBunには、講義動画(18.53時間)、確認テスト、単語カードなどの学習機能(※バリューパック3にはさらに一問一答アプリも付帯)のみならず、学習スケジュール機能もあります。市販テキストでの独学と違い、学習計画・進捗状況の管理もしやすいです。
これらをフル活用して学習すると良いと思います。
また、eラーニングの動画講義ではバーチャル講師システム を導入しています。動画講義は講師との相性が悪いと学習意欲が下がってしまう欠点があります。フォーサイトの動画講義は窪田講師とバーチャル講師(男性と女性)の3種類。自分に合った見た目と音声の講師を選択してモチベーションを上げることができます。
バーチャル講師システムは他のどの宅建通信講座にもない、フォーサイト独自機能です。
さらに、フォーサイトでは定期的に「eライブスタディ 」という生講義のライブ配信を行っています。録画された講義動画ではない生講義の配信はコストがかかるので通信講座では非常に珍しいです。2020年度講座から始まったものですが、こういう企業努力は好感がもてます。
◆フォーサイト宅建講座テキストはこちらからサンプルを確認できます。まずはテキストを確認してみてください。
>>>フォーサイト宅建士 スピード合格講座のテキスト
■フォーサイト宅建講座問題集は二色刷りのB5版。宅建業法1A、宅建業法1B、法令上の制限、その他の法令、権利関係の5冊です。
フォーサイトの問題集は良くできています。
特に良いのは、「捨て肢(すてあし)」がきちんと明記されていることです。
捨て肢についてはフォーサイトHPの問題集のページでは述べられていないのでここで補足しておきます。
◆次の「なお、〜学習不要です。」の画像は2022年度版問題集「宅建業法1A」p.3から引用しました(当ブログ管理人が購入したものからの画像ですので一切の転載・引用を禁止します)。
ちなみに「捨」マークの色は問題集毎に異なります(マーカーの色も問題集毎に異なります)。
◆捨て肢を理解することは宅建試験の攻略においてとても大切です。
なぜなら、宅建試験にはやたら難しい選択肢が紛れ込んでいることがあるからです。
こういうやたら難しい選択肢・やたら難しい肢問はテキストのどこを調べても解説がのっていません。ふつうの受験生では解答のしようがないんですね。当然、正答率は非常に低いです。
でも、このような正答率が低い肢問を解けるようにがんばる必要はありません!と言うのは、正答率が低い肢問を間違ってしまっても合否に関わらないことがほとんだだからです(注:大切なのは誰もが解ける問題をきっちり正答することです!!)。
このような肢問は「捨て肢(すてあし)」と呼ばれています。
捨て肢は市販テキストにも記載がないケースが多々あります。市販テキストで調べようとしても調べきれない場合もあるのです。そんな捨て肢に時間を使うのは無駄以外のなにものでもありません。捨て肢は深入り厳禁なのです。
深入り厳禁にもかかわらず、宅建初学者は捨て肢も含め全ての肢問の解説が載っているテキストを欲しがるんですね。
宅建初学者がよくやってしまう落とし穴の一つに「わからない問題・選択肢をわからないままにしておけない」ことがあります。わからない肢問に出くわすと、わかるまで調べないと気が済まないのです(管理人の受験1年目がそうでした)。しまいにはより詳しい市販テキストを欲しがり、テキストを買い直したりします。
調べることは決して悪いことではありませんが、捨て肢で時間を浪費するのはもったいないです。
この点、フォーサイトの問題集では捨て肢がきちんと記載されているので貴重な勉強時間を捨て肢で無駄にする心配がありません。
捨て肢マークがあることはものすごく大きなメリットと言えます。
注:フォーサイト問題集の中には4つの肢全てが捨て肢のものも掲載されています。捨て肢だからといって「捨てる」のではなく、深入りせずに解説を繰り返し読んで覚えてしまいましょう。
◆フォーサイトの問題集には良い点があと2つあります。
ひとつは問題の難易度が明示されていることです。
フォーサイトの問題集の難易度はA〜Dの4段階になっています。
- A:やさしい問題でとりこぼしのできない問題
- B:ややむずかしいがとらなければならない問題
- C:かなりむずかしいが 50%ぐらいの確率で解ける問題
- D:超難問で誰も解けないので演習不要の問題
☆宅建試験は受験者正答率60%以上の問題を確実に取れればできます。
受験者正答率50%以上の問題とは、問題集の難易度でいえばAランク・Bランク問題(AB問題)です。AB問題の習熟は宅建合格で必須なのです(実は宅建試験合格の上で最重要情報のひとつなのですが、知らない受験生も多いです。Aランク・Bランク問題は基礎知識で正解肢にたどりつけます。「基礎知識を習得し(インプット)、基礎知識で正解できるようになること(アウトプット)」はほんとうに大切なのです)。
難易度を知らないまま問題を解き続けても、中には徒労に終わるものも含まれています(注:捨て肢だらけの「捨て問」もありますが、不動産登記法の場合は深入り不要ですが一通りはおさえておきましょう)。全ての問題に等しく労力をかける必要はないのです。だからこそ問題集の難易度表記は絶対条件なのです。
もうひとつは、解答・解説にテキストの該当ページが掲載されていることです。問題集でわからないことがあったらテキストですぐ調べられるよう連携しています。
管理人は市販宅建教材のレビュー記事を書いてますが、捨て肢・4段階の難易度表記・テキストとのリンクの三拍子がそろっている問題集は市販のものでは見たことがありません。
フォーサイト宅建講座問題集はこちらからサンプルを確認できます。問題集も確認してみてください。
>>>フォーサイト宅建講座の問題集
◆過去問対策は、フォーサイト教材に含まれる「演習ノート」を指示に従って活用するとぐっと力が付きます!
フォーサイトHPに問題集のサンプル が掲載されています。そこには
「フォーサイト演習ノートをご活用ください。1 つの選択肢ごとにそれぞれ理由を書きながら解いてください。(中略)特に誤りだと思った選択肢については、ただ漠然と誤りだと判断するのではなく、「どの部分が誤りで、そこをどのように訂正すると正しい内容になるのか」を書き出すようにしましょう。」
と書かれています。これはその通りなんです。
宅建に合格するため何より必要な勉強は「ひとつひとつの肢問に対して根拠を明確にしながら解けるようになる」ことです(これも最重要情報のひとつですが、徹底できない受験生・やろうとしない受験生・そもそもこのことを知らない受験生も多いです)。
根拠を持ってひとつひとつの肢問を解けるようになれば、個数問題や組み合わせ問題でひるむことはなくなります。演習ノートをぜひ活用してください。
◆フォーサイトは標準学習期間を3ヶ月〜6ヶ月としています。
ただし、フォーサイトの合格体験記(1277名分)によると、
- 勉強期間4ヶ月間(6月中旬からの学習開始に相当)での合格は98名
- 勉強期間3ヶ月間(7月中旬からの学習開始に相当)での合格は36名
- 勉強期間2ヶ月間(8月中旬からの学習開始に相当)での合格は4名
でした。
効率良く学習できる教材であっても、勉強期間が3ヶ月間を切ると合格しにくくなります。
遅くとも6月中旬までには勉強し始めることを強くおすすめします。
◎フォーサイト宅地建物取引士 スピード合格講座 2023年試験対策は3種類あります。
価格が高い順から紹介します(クレジットカードでの分割支払いも可)。
- バリューセット3(2023年試験対策)2023年試験対策(基礎+過去問+直前対策+eラーニングManaBun+科目別答練+過去問一問一答演習【eラーニング内】+無料メール質問20回)通常セット+DVDオプション→税込¥78,800
※DVDが付属しない通常セット→税込¥69,800 - バリューセット2(2023年試験対策)2023年試験対策(基礎+過去問+直前対策講座+eラーニングManaBun+無料メール質問15回)→税込¥64,800
- バリューセット1(2023年試験対策)
2023年試験対策(基礎+過去問講座+eラーニングManaBun+無料メール質問10回)→税込¥59,800
2021年度はバリューセット2とバリューセット3(DVDなし)の価格差が¥25,000もありましたが、昨年からバリューセット3は実に¥20,000もの大幅値下げを敢行。
2023年度版も同じ価格設定ですので、バリューセット2とバリューセット3(DVDなし)の価格差はわずか¥5,000。バリューセット3(DVDなし)が購入しやすくなっています。
フォーサイト宅建講座は資料請求するとバリューセット1〜3すべて各¥10,000オフとなります!→フォーサイト宅建講座バリューセット資料請求
◆バリューセット3には3つのメリットがあります。
1:バリューセット3のeラーニング「ManaBun」には「過去問一問一答演習」機能が備わっています。無料アプリと違い、広告が表示されないこと、スタートすると制限時間40秒を自動で計測することなど集中しやすくデザインされています。
2:バリューセット3には別売り料金税込¥21,800(送料別)の科目別答練講座が付属します。これは宅建業法、法令上の制限、その他の法令、権利関係の4科目それぞれ50問を2時間で解く講座で、2023年8月末〜9月にかけての直前期対策となるものです。
3:バリューセット3だけが全額返金保証制度の対象となっています。ただし、所定の手続きを全て満たさないと全額返金保証制度を受けられませんので注意が必要です。※所定の手続きには①全ての確認テストで100点を取得すること(何度でもチャレンジ可)、②専用試験(学力テスト)で上位36%に入ること、③本試験前の必要書類の提出・本試験後の必要書類の提出及び教材の返送などが含まれます。それぞれ定められた期間もありますのでくれぐれもご注意ください。
※令和5年度版バリューセット3も教育訓練給付制度対象講座となりました!フォーサイト宅建講座から下にスクロールして「受講サポート」の「教育訓練給付金について」を参照してください。
◆バリューセット2には直前対策講座(試験直前の9月に郵送されます)の一問一答形式問題集が付属します。試験直前期の最終チェック・弱点炙り出しに役立ちます。バリューセット2の合格率は72.2%(1657名中1196名合格)、教育訓練給付制度対象講座です。
※バリューセット2に「過去問一問一答演習」機能は付属しません。
◆バリューセット1はフォーサイト宅建講座のベーシックセット(基礎講座+過去問講座)です。ベーシックセットとはいえ、バリューセット1の合格率はフォーサイトHPの教育訓練給付金明示書によると65.7%(289名中190名合格)、教育訓練給付制度対象講座です。
◆宅建学習で必須なのが勉強の進捗状況管理です(宅建初学者がとても苦手なことのひとつですね)。
フォーサイトではeラーニング「ManaBun」の学習スケジュール機能があるので勉強の進捗状況も管理しやすいです。付属機能を最大限に活かしましょう。
注:訂正情報もManaBunに表示されます。ManaBunにログインしたら「サポート」の「訂正情報」をかならず確認してください。法改正点は要注意です!
◆ここまで、フォーサイト宅建講座の不満を述べてませんでした。
不満のひとつは、テキストに条文番号が記されていることです。
フォーサイトのテキストでは「○○法○○条」という表記こそ使っていないものの、「重要事項の説明(35)」「契約締結時期の制限(36)」という具合に条文番号情報を記載しています。こういった情報があると調べたくなるのが受験生、とくに初学者です。
宅建は民法・宅建業法などの法律条文が出題基盤になっています。でも、宅建試験では条文そのものを覚える必要はありませんし、条文番号を覚える必要もほとんどありません。宅建試験で覚えるべき条文番号は宅建業法34条2・35条・37条、農地法3条・4条・5条くらいです。
合格に不要な情報はインプットしないほうが吉です。フォーサイトのテキストで学習する際は条文番号には深入りしないよう注意しましょう(もちろん余力があれば条文にあたるのは良い勉強になります。そのときはテキスト記載の条文番号が役立ちます)。
もうひとつの不満は権利関係の一部(例えば抵当権、不動産登記法、区分所有法といった権利関係でも難しい項目)は深入りしないほうが良いという方針です。
近年は宅建試験が難化しています。
権利関係はとりわけ点を取りにくいため深入り厳禁なのはその通りです。例えば令和2年度問13建物区分所有法の合格者正答率は54%、問14不動産登記法にいたっては39.9%でしたので、どちらも合否を分ける問題ではありませんでした。
したがって、権利関係の中でも難しい項目に深入りしないという方針は理解できます。
ただし、令和4年度試験での合格者正解率は問13建物区分所有法82.5%、問14不動産登記法70.8%、問4抵当権も69.8%と高く、すべて合否を分けた問題でした。
フォーサイトで深入りしないとされる権利関係の項目についても、基礎知識で解ける問題はきっちり得点できるよう、テキスト・問題集、一問一答アプリをしっかり使って基礎を確実に押さえるよう、いつも意識して受講するようにしてください。
◆また、わからないことは積極的に質問しましょう。
安価な宅建通信講座には備わっていない質問サービスがフォーサイト講座では料金に含まれています(セットによって無料質問回数が違いますので必ずチェックしてください)。
無料質問回数に制限があるため、後述するユーキャン、アガルートに比べると質問サービスは見劣りしします。
ただ、フォーサイトによれば平均質問回数は3回とのことです。3回と言わず、回数分の質問はきっちり使い切りましょう。
◆フォーサイトは申込み当日の15時までに決済が済めば当日発送となります。お住まいの地域にもよりますが、管理人は2023年度バリューセット3の申込み・決済を10月24日15時までに済ませたところ、10月25日にテキスト一式が到着しました(お住まいの地域によって到着日数に違いがあります)。
教材は側面に赤字で「Foresight フォーサイト」と書かれたダンボールで発送されます(ゆうパックでした)。サイズは39cm×28cm×11cmです。
フォーサイトからは教材配送確認メールが来ます。ゆうパック追跡番号も記載されていますので、受取日時を変更できます。
ManaBunログインアカウント発行はメールで届きます。メールが届いたらすぐにログインしましょう。※申込代金の領収書はeラーニングの「個人設定」>「各種書類発行」からプリントアウトできます。
フォーサイト宅地建物取引士 スピード合格講座 2023年試験対策
<ユーキャン>
◆ユーキャンのテキストは何より「わかりやすい」のが最大の特徴です。文章・説明がとても読みやすく編集されているので内容を理解しやすいです(2021年度版からフルカラーになりました)。
ちなみにユーキャンは市販宅建テキストも出版しています。管理人は「ユーキャン通信講座の宅建テキスト」と「ユーキャンの市販宅建テキスト(『ユーキャンの宅建士 きほんの教科書』)」を比較してみました。
すると、通信講座テキストには宅建試験を攻略する上でとても重要で有益な情報がしっかり書かれていたのに対し、市販テキストにはそれらがカットされていることがわかりました。通信講座のテキストと市販テキストをきっちり分けて編集し、はっきり差別化しているんですね。
◆もちろん問題分析もしっかりしています。受験する上で最重要情報のひとつが「深入りすべきではないところの指示」です。
この指示がないままに学習するとさして重要でもない項目(国土法の事前届出や宅建士の罰則など)を丸暗記しかねませんが、ユーキャンのテキストではこの点もきちんと書かれていました(市販テキスト『ユーキャンの宅建士速習レッスン』はこの配慮が欠けているのでおすすめできません)。
◆ユーキャンもeラーニング機能を備えています。テキストのチェックポイントが動画講義に対応し、WEB確認テストもあります。
動画はひとつ5分程度となっているため、隙間時間でも区切りよい勉強がしやすいよう配慮されています。
苦手な問題はWEBテスト結果から洗い出してくれるので効率良く弱点が補強できます。
勉強の進捗状況の管理は専用の課題管理機能で行えます。eラーニング機能としては過不足ないと言えるでしょう。
◆ユーキャン問題集の大きな特長は捨て肢を掲載していないことです。フォーサイトは問題の出題を本番と同じ4肢択一で提示しています。それに対し、ユーキャンは4肢をばらして一問一答にし、しかも捨て肢を文字通り捨てています。
初めから捨て肢を掲載しないことによって、捨て肢を学習しないで済むように問題集を組み立てているのです。
フォーサイトを4肢択一型問題集とすれば、ユーキャンは一問一答型問題集と言えます。
ユーキャン、フォーサイトのどちらにも特長があります。本試験で捨て肢が出ても動揺しにくいのはフォーサイトです。問題集で捨て肢について目にする機会があるからです。一方、捨て肢を捨てて重要な肢に絞り込んであるユーキャンはフォーサイト以上に効率良く学習できます。ただし、取り組む問題数はどうしても少なくなります。
◆質問回数についてはユーキャンのほうがフォーサイトより圧倒的に優れています。
ユーキャンは質問回数を1日3回までとしていますが、あくまで1日での制限にすぎません。一方、フォーサイトは講座によって受講期間内の無料メール回数が全部で10〜20回となっています。
わからないことについて、より気軽に質問しやすいのはユーキャンです。
もちろん教育訓練給付制度対象です。最大で費用の20%が支給されます。
>>>ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座
自分が教育訓練給付制度の対象になっているかどうかは、ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座の「費用について」のページで簡易診断してみると良いでしょう。
なお、ユーキャンの宅建士短期合格講座の受付は、例年7月末に終了となります。早めに申し込んでください。
◆繰り返しますが、ユーキャン宅建士講座の最大のセールスポイントはテキスト自体のわかりやすさです。
ユーキャンのテキスト(「基礎テキスト」)・問題集(「実戦テキスト」)は各3冊。過去問は「重要度の高い肢のみ、過不足なく厳選」されています(ユーキャン宅建講座HPより)。
どちらもA5サイズなのでフォーサイトのテキスト・問題集(B5判)より小さいです。
冊子テキスト中心に文章を読んで学習したい方、テキスト・問題集を持ち歩いて書き込みながら勉強したい方、そして「より気軽に質問したい」方はユーキャンのほうが良いでしょう。
ユーキャン宅建最短合格講座へのリンク>>>ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座
<通信講座のまとめ>
◆当記事では合格実績からフォーサイトとユーキャンについて紹介しました。
しかしながら、いずれの講座でも全ての受講生が満足する教材とは限りません(というよりも全ての受講生が満足する・合格する教材自体、存在しません)。
また、どの教材であれ合格できない受験生が出てしまうのはやむを得ません。なにしろ30万円超の講座を利用しても合格できない場合だってあるのが宅建試験なのですから。
◆どの講座を選択しても受講後に不満点が出てくるかもしれませんが、動画講義・テキストでしっかりインプットかつ問題集を最低6周して、肢問ひとつひとつを「根拠を明確にしながら正誤判定できる」、さらには「正しい肢ならどこを変えれば誤っている肢になるか」「誤っている肢ならどこを変えれば正しい肢になるか」まで明確に答えられるようにしてほしいと思います。
宅建試験の概要とスケジュールについて
宅建試験の概要
◆宅建試験は全部で50問出題されます。マークシート方式です。
- 出題形式は基本的に4肢択一です。
- 「正しいものはどれか」、「誤っているものはどれか」を4肢から選択し、マークシートに当てはまる解答番号を記入します。
- なかには「正しいもの/誤っているものはいくつあるか」を4肢から選択する個数問題や「正しいもの/誤っているものの組み合わせはどれか」を4肢から選択する組み合わせ問題も出題されます。
- 個数問題、組み合わせ問題の出題数は年度によって異なります。
- 「AはBであるが、CはDである」のような出題文の前半と後半で異なる知識の正誤を問う問題も出題されます。
◆宅建試験は50問の内訳は次の通りです。
- 権利関係:14問
- 法令上の制限:8問
- 宅建業法:20問
- 税・その他:8問
宅建試験50問のうち20問を占める宅建業法は試験の中でもとりわけ得点源になっています。20点満点を狙うつもりで勉強しましょう。
◆宅地建物取引業に従事している方(従業者証明書(宅建業法48条第1項)を持っている方)は登録講習を受講できます。登録講習修了者は50問中5問を免除されます。
免除されるのは次の2科目中の5問です。
- 宅地及び建物の需給に関する法令並びに実務に関する科目
- 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関する科目
- 具体的には問46〜問50です。
登録講習を修了していない一般受験者と登録講習修了者の合格率を比べると、登録講習者のほうが合格率は高いです。受けられる方は必ず受けておきましょう。
注:登録講習修了者データの都合上、「インターネット申込みを行うためには、登録講習機関への受講申込みを、受験する年の3月頃までに行うことが必要」(一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 登録講習についてより引用)です。早めに受講をすませましょう。
2023年(令和5年度)宅建試験のスケジュール
- 2023年4月〜2023年5月末:2023年度宅建試験に向けて、効率良く学習でき、かつ合格実績の高い教材を選んで、1日も早く勉強を始めましょう!
- 2023年6月初旬:官報にて宅建試験の公告(予定)
- 2023年7月3日:宅建試験申し込み受付開始
- 2023年8月25日:試験会場通知発送
- 2023年9月27日:受験票発送
- 2023年10月15日:2023年度宅建試験日
- 2023年11月21日:宅建試験合格発表
- 2024年1月初旬から:登録実務講習の受講、受講終了後に資格登録の申請・宅建士証交付
