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【宅建2024】宅建初心者・初学者が陥りやすい3つの落とし穴とは?

2024年6月12日更新

  • 当ブログ管理人は宅建を初めて受けた年に不合格になってしまいました。
  • なぜ不合格になったのでしょう?それは失敗をいくつかしてしまったからです。
  • 失敗を分析したところ、宅建独学・初学者には陥りやすい3つの落とし穴があることに気付きました。

ブログ管理人は、宅地建物取引主任者が宅地建物取引士になった初年度、平成27年度に初めて宅建を受けました。

実は平成27年度試験は過去15年間で最も難しい年でした。よりによってそんな年に、宅建試験について何も知らないまま受けることになったのですが・・・残念ながら合格点に2点足りず、涙をのみました。

今にして思えばいろんな失敗が重なった宅建初受験でした。

この記事では2024年度合格を目指す宅建初心者・初学者を対象に、管理人の失敗経験をふまえた初めて宅建を受けるときに陥りやすい3つの落とし穴について解説します。

独学の方は特にご注意ください。

管理人の苦い経験

◆管理人は2015年10月、宅建が宅地建物取引主任者から宅地建物取引士となった初年度に宅建を初受験しました。

不動産関連資格になんの縁も無い生活を送っていたのですが、ひょんなことから急に受験することになったのです。しかも7月になってからです。

それまで宅建のことはぜんぜん知りませんでした。受験スケジュールも試験範囲も、そして問題の難易度も。何もかもです。

◆インターネット受験申込最終日(7月15日)にWEBで申込を済ませ、書店で適当に選んだ宅建まんがと宅建テキストを買ってきました。

受験することだけは決めたものの勉強する気がぜんぜん起きなかったので、7月後半は宅建まんがをだらだら読むだけでした。

8月になってテキストに目を通し始め、月末までかかってやっと一通り読み終えました。

「テキスト一周したんだから過去問解いてみるか。けっこう解けるはずだし」と軽い気持ちでチャレンジしたら・・・20点もとれませんでした

「こんなんじゃ何をどうやっても合格できない!」と、そのときになって宅建の難しさを初めて自覚したのです。


◆9月からはテキストを精読する、過去問を繰り返し解く、アプリ課金など、目の色を変えて勉強しました(アプリ課金は500円だけでしたが、本人としてはほんとにかなり頑張ったつもりでした)

それでも結果は合格点31点に2点足りず・・・とても悔しかったです。

冷静に判断すればとれるはずだった問題(H27年度 問23肢4、問35肢4)はいまだに忘れていません(冷静だったら間違えるはずもなかった問題なのです)

宅建独学・初学者が陥りやすい3つの落とし穴とは?

◆管理人の敗因は勉強期間・勉強時間の少なさは当然ですが、何よりも次の3点が大きかったです。

  • あまり考えないままテキストを選んだ
  • 宅建試験問題の難易度を把握しないまま勉強を始めた
  • インターネットの活用が足りなかった


これらは、初めて宅建を受験する独学者が陥りやすい3つの落とし穴だと強く思います。

落とし穴その1:考えないまま宅建教材を選んだ

「宅建を受ける!」、そう決めたらテキスト・問題集を買いますよね?

あなたが買った、もしくは買おうとしているテキストは何を根拠に選びましたか?

ネット記事でおすすめされていたからでしょうか?それとも書店で平積みされていたからでしょうか?

管理人はたまたま高く平積みされていた宅建まんがとテキストを、何も考えず買って帰ってしまいました(どれかはあえて伏せておきます)。

◆現役宅建士となりブログを運営している今は、出版各社が発売しているテキスト・問題集や宅建通信講座を日々分析しています。

すると、中には本試験にはまず出題されない知識が詰め込まれていたり、宅建合格に欠かせない章の内容が今一つ充実していないなど、宅建教材としてはおすすめできないものが混ざっていたことがわかりました

例えば、宅建初学者が初めに選んだ方が良い問題集は基本問題(Aランク・Bランク)主体で300問程度を収録したものです。1日10問程度しか解く時間がない忙しい受験生でも30日で完走できるからです。

テキストは、当然ですがその問題集とセットになっていて、問題集の各問にテキストの該当ページを記載しているものが良いです。いちいちテキストの該当ページを探さなくて済むので効率良く学習できるできるからです。

この「基本問題300問収録問題集+対応テキスト」の組み合わせは、本試験3ヶ月くらい前から学習せざるを得なかった方にも有効です。なぜなら、宅建試験は合格者正解率60%以上の基本問題を確実に得点できれば38点で合格できるという事実があるからです。

それなのに、自分が使って合格したテキストを毎年毎年No.1に上げておすすめしている記事もあれば、Amazon売れ筋No.1テキストだからという理由でおすすめしている記事もあります。

しかしながら、「宅建合格者がこれを使って受かったと報告しているテキスト」や「Amazon売れ筋No.1のテキスト」が必ずしも良いものとは限らないのです。

さらに言えば、「宅建テキストおすすめ記事」の中には、その年のテキスト・問題集を購入して目を通すことなく記事を書いていると思われるものが多々あることに気が付きました。

※Amazonの商品ページに書いてあることをそのまま転載しているひどいものすらあります。


◆宅建初学者がテキストを選ぶとき、宅建独学合格者による成功者バイアスがかかった体験談(例えば独学3ヶ月・100時間で合格)などで用いられていたテキスト・問題集を買いがちです。

それでも受かる方は受かるのですが、宅建の合格率はなにしろ15〜17%。5問免除講習受講者を除いた一般受験者の合格率は13〜15%、さらに言えば市販テキストで勉強した受験生の合格率はわずか6〜8%程度と推定されています。

不合格の憂き目に遭う受験者のほうが圧倒的に多いのです。

もし、あなたが2023年度宅建に合格したいのなら、決して成功者バイアスのかかった体験談を鵜呑みにして何も考えないままテキストを選んではいけません。

テキストについて根拠を示しながら長所・短所を紹介しているレビュー記事を読んだり、実際に手にとったりして、納得できるテキストを選ぶべきです。

少なくとも、最新年度版のテキスト・問題集を購入して撮影したと思われる画像がない記事や、過去年度版テキスト・問題集の画像をそのまま掲載している記事は内容を使い回している可能性がかなり高いです。くれぐれもご注意ください。

◆また、このことも知らなかったのですが、資格スクール(予備校)・通信講座の宅建講座の合格率は30〜60%にも跳ね上がります。

厚労省サイトを調べたところ、通信講座の中には1,000名以上が利用し、なおかつ合格率が毎年50%を超えている非常に優秀なものがあることもわかりました。フォーサイトの宅建バリューセットとユーキャンの宅建講座がそうです。

◆宅建試験は1年に1回しか実施されません。しかも約20万人のうち約16万5千人もの受験生が不合格になってしまいます。

管理人は宅建2年目に資格スクールのDVD教材を購入して合格できました。8万円ほどかかりましたが、とても良い教材でした。

本気で宅建に合格したいなら、市販テキストで安くすまそうと思わず、成果に見合う対価を払ってもぜんぜん良いと思います。

◆フォーサイトとユーキャンはどちらも教育訓練給付制度対象講座の合格率が安定してい50%を超えています。アガルートはFacebookグループを利用した回数無制限で担当講師が直接対応するという質問サービスが初学者向きです。

落とし穴その2:宅建試験問題の範囲と難易度を把握しないまま勉強を始めてしまう

◆宅建の学習を始めるとき、とりあえず宅建漫画に目を通したらテキストを読み、それから問題集・過去問に進む、という方がきっといると思います。管理人がそうでした。

でも、それはやめましょう。

なぜなら、そのやり方ではアウトプットに必要なインプットのレベルが把握できないまま宅建学習を始めていることになってしまうからです。

問題のレベルを知らないまま宅建漫画・テキストに目を通す時間は、はっきり言って無駄です。

宅建を受験すると決めたたら、まずは試験範囲と難易度を把握するため過去問1年分をA4用紙に印刷してください。

過去問は不動産適正取引推進機構の宅建試験の問題お呼び正解番号表のページから入手できます。


50問を120分で、必ず時計で時間を計りながら解いてください。

聞いたことのある法律から出題されているかもしれませんが、大多数の方はまったく知らない分野からの出題ばかりでしょう。宅建試験は50点満点ですが、半分どころか、もしかしたら15点くらいしかとれないかもしれません。下手したら10点もとれないかもしれません。

10点、15点、あるいは20点くらいしかとれないということは、今の知識レベルでは宅建に太刀打ちできないことを意味します。

宅建漫画に目を通し、考えることなくテキストの字面を目で追っている、なんていうレベルのインプットでは、宅建本試験で38点以上とれるアウトプットなんて到底できません。

宅建試験の範囲と難易度をふまえ、宅建試験における今の自分のレベルがどれくらいなのか、このことを自覚することから宅建学習が始まります

 

◆ところで、不動産適正取引推進機構HPの宅建過去問をそのままずっと使っている方はいませんか?

機構HP記載の宅建過去問をベースに受験勉強をしてはいけません。法改正を反映していないからです。

初めて宅建過去問50問120分で解くのにはかまいませんが、学習に用いる際は法改正を反映した教材を使いましょう。

宅建過去問PDFは無料で入手できます→宅建過去問13年分無料PDFダウンロードおよび法改正改訂済み過去問

ただし法改正対応が必須なことにはくれぐれも注意してください。

落とし穴その3:インターネットの活用が足りない

◆過去問を解き、テキストを読み、問題集をこなし、また過去問をとく。このループが宅建合格への王道であることは間違いありません。

でも今の宅建はそれだけでは合格できなくなっています。

なぜでしょうか?

宅建本試験に出題されるのは、テキスト・問題集・過去問にのっていることだけではありません。

宅建本試験には様々な法律に基づいた問題が出題されます。

法律は毎年改正されています。20問も出題される宅地建物取引業法や建築基準法、都市計画法も改正があります。

しかしながら、法改正の知識を収集しないまま本試験を受験する宅建初学者は決して少なくないのです。

◆平成30年度宅建試験には法改正にまつわる問題が例年より多く出題されました。

宅建みやざき塾・宮嵜先生はこう述べていらっしゃいます。

今年(注:平成30年度試験)の試験に関しては、法改正内容がとても多く、(中略)『インターネットを活用し、情報収集できる』方に有利な問題構成となっていました。

一方、「法改正情報をうまく収集できなかった一般受験生」がボロボロになっているというデータもあり、(以下略)(宅建みやざき塾・宮嵜先生のブログより)


令和5年度宅建試験の宅建業法では「電磁的方法」がやたらと出題されました。

法改正の知識もそうだし、宅建に必ず出題される統計問題もそうです。テキストの正誤表や法改正の補足情報もインターネットで入手しなければなりません。

宅建通信講座の情報もネットから入手できるものが増えています。

ネットから講座を申し込むのはもちろん、動画講義の一部をオンラインで視聴できるものもあります。そもそも宅建試験の申し込みもネットからのほうが楽で早い上、試験会場を選択できるメリットがあります(注:令和5年度試験についてもネット申し込みで試験会場を指定できるかどうかはまだわかりませんが、過年度試験では指定できていました)

本試験当日には解答速報をネットから入手できますし、自分の解答を入力してネットで自己採点できるところもあります。

インターネットを上手に活用することは合格に直結するのです。

まとめ

◆初めて宅建を受験する独学者の方は次の3点に注意し、宅建学習で陥りやすい落とし穴にはまらないようご注意ください。

  • あまり考えないままテキスト・通信講座教材等を選ばないこと
  • 宅建試験問題の難易度を把握しないまま勉強を始めないこと
  • インターネットを上手に活用すること

 

これら3つに共通することは何でしょうか?

それは「情報」です。宅建に限ったことではありませんが、資格試験を受験するにあたってその試験に関する情報を早めに入手することはとても大切なのです。


教材についても早めに情報を入手し、効率良く学習できる合格実績の高い教材を選択して今日・明日からでも勉強を始めることを強くおすすめします。クレジットカード決済を済ませればその日から動画講義を視聴できる講座もあります(例えばアガルート)。

2024年度宅建試験日、申込日程、フォーサイト等合格実績の高い宅建教材については宅建試験日は年何回?令和6年度宅建試験日と申込日程についてをご参照ください。

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