『出る順宅建士ウォーク問過去問題集①権利関係、②宅建業法、③法令上2024の制限・税・その他』2024年版の購入レビューです。
宅建試験合格を目指し、がんばりましょう!
今すぐ無料で使える宅建教材
◆今すぐにでも宅建学習を始められる教材としておすすめできるのがAudible版『パーフェクト宅建士聞くだけ 』です。
『パーフェクト宅建士聞くだけ 』はAmazonのAudible(オーディブル)というオーディオブックサービス。再生するとテキスト本文を読み上げてくれます。
読み上げ、というとスマホ・タブレットでの読み上げ機能をイメージするかもしれませんが、『パーフェクト宅建士聞くだけ』はプロがナレーションを担当しているので、合成音声とは比べものにならないほど聞きやすいです。
再生時間は12時間29分。
1.2倍速でもしっかり聞き取れますので10時間24分に短縮できます。朝・昼・晩各30分ずつ7日間聞けば終えられます!
◆宅建では民法・宅建業法・建築基準法などから出題されます。これらの法律に初めて触れる方は法律用語になじみがないため、いきなりテキストを読んでも挫折しかねません。
用語になじみのないままテキストで学習するより、一度でも用語を耳にしてからテキストを開いたほうがスムーズに学習に入れます!
注:Audible版の定価は『2023年版パーフェクト宅建士聞くだけ(全3巻)』は定価¥12,500。購入せず、Audibleに入会して聞く方がお得です。
◆AmazonのAudibleに初めて登録する方は『パーフェクト宅建士聞くだけ 』のみならず、Audible会員プラン聴き放題対象コンテンツを30日間無料で利用できます。
『パーフェクト宅建士聞くだけ (2023年版・全3巻)』をクリックすると、Audibleに登録したことが無い方は「無料体験を試す」というオレンジのボタンが表示されます。
(画像はAudibleのHPより)
※すでにaudibleを利用したことがある方は「無料体験を試す」ボタンが表示されません。
※※Amazonは30日間返品可です!誤って「¥12,500」をチェックして購入した場合は返品してください!!
管理人の知る限り、実質無料かつこれほど手軽に宅建試験全範囲を1周できる製品版教材はこれだけです。耳からのインプットは記憶の定着にとても役立ちます!
『パーフェクト宅建士聞くだけ』を足がかりにして、スムーズに宅建学習に入りましょう!
注:『パーフェクト宅建士聞くだけ』だけで宅建試験に挑むことはできません。必ず宅建テキスト・問題集と併用してください。
※『パーフェクト宅建士聞くだけ』を入手したら、かならずこの記事に戻ってぜひ続きをお読み下さい!
LEC『2024年版 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集』基本データ
書名 | 2024年版 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 |
---|---|
価格 | ②宅建業法¥1,980(税込) ③法令上の制限・税・その他 ¥1,980(税込) |
Kindke版価格 | |
分冊の有無 | |
ページ数 | ②宅建業法364頁 ③法令上の制限・税・その他 410頁 |
発行所 | |
発行日 | ②宅建業法2023年12月25日 ③法令上の制限・税・その他 2024年1月5日 |
色 | |
付録 | |
ネットサービス | |
編集者 | |
◆LECの『出る順宅建士 ウォーク問』(以下、ウォーク問)は第1巻が権利関係、第2巻が宅建業法、第3巻が法令上の制限・税・その他となっています。
3冊ともB6サイズです。
見開きの右ページに問題、その裏ページ(見開きの左ページ)に解答・解説が記載されています。一方のページを隠しながら問題を解く必要はありません。
ただし解答・解説ページにカラーでマークすると出題ページから見えかねません。書き込みはほどほどにしておきましょう。
◆活字の色は黒のみです。フォントの大きさには特に問題はありません。
◆本書のサイズはB6。他の問題集に比べてサイズが小さいため携行しやすいです。
Kindle版・楽天Kobo版も発売されてます。スマホ・タブレットでいつでも問題を解けるようにしておいても良いでしょう。
『2024年版 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集』購入レビュー
◆『ウォーク問』の最大メリット特は、収録問題集の多さのみならず、LECが長年蓄積している各問の正解率データ(合格者正解率と不合格者正解率)を各問に記載していることです。
宅建試験は合格者正解率60%以上の問題をきちんと得点できれば合格できます。合格者正解率60%以上の問題をしっかり解いておきましょう。
◆『ウォーク問』は、収録問題の重要度ランクを次の4段階に分けています。これは第1〜3巻で共通しています。説明しておきます。
- 特Aランク:最も重要な問題
- Aランク:かなり重要な問題
- Bランク:まあまあ重要な問題
- Cランク:参考程度の問題
とはいえ、本書のレベル区分と正解率データが常に一致しているわけではありません。例えばAランク問題でも合格者正解率19.4%のもの(①権利関係p.225)があったりします。
合格者正解率が低かったとしても、Bランク以上に区分されている問題は宅建試験合格にとって大切な問題です。
Bランク以上の問題は本試験までに何周も回し、全ての肢についての正解率を100%に仕上げておきましょう。
そこまでいったらCランク問題を解きましょう。ただし、Cランク問題での深入りは禁物です。
◆各巻の収録問題数です。
①権利関係:169問
②宅建業法:180問
③法令上の制限・税・その他201問
収録問題数は昨年度版と変わりありません。
◆重要度ランク毎の問題数は2023年版データとなりますが、メジャーリニューアルがない限り傾向は概ね変わりません。
①権利関係
- 特Aランク→19問
- Aランク→70問
- Bランク→61問
- Cランク→19問
権利関係169問のうち、とくに重要な問題は特A・A・Bランクの150問となります。
とりわけ意思表示、制限行為能力者、時効、代理、相続は権利関係でも得点しやすい分野。これらの特A・A・Bランク問題はきっちりおさえておきましょう。
②宅建業法
- 特Aランク→110問
- Aランク→62問
- Bランク→8問
- Cランク→0問
宅建業法180問の95.6%が特Aランク・Aランク問題で占められている上、Cランク問題がありません。言うまでもなく、本書に収録されている180問は全てが合否に関わる重要問題です
③法令上の制限・税・その他
- 特Aランク→37問
- Aランク→103問
- Bランク→52問
- Cランク→9問
法令上の制限・税・その他201問のうち、とくに重要な問題は特A・A・Bランクの192問となります。
◆なお、問題を解くときは、かならず「全ての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにしましょう。
この癖をつけておくと個数問題・組み合わせ問題への対応が楽になります。
◆本書の問題文ページの下には3回分のチェック欄があります。3回と言わず、6回、7回、それ以上周回しましょう。
※宅建試験のうち、とりわけ権利関係は図を書いて整理すると解きやすいです。このため、300問クラスの4肢択一形式分野別問題集には解答・解説に図が掲載されているものが多いです。
しかしながら、本書には図はもとより表も掲載されていません。
したがってウォーク問はすでに基礎段階の学習を終えた受験生が宅建過去問に習熟するための問題集と言えます。
このため、宅建初学者がいきなり本書で学習することはおすすめできません。
まずは学習しやすい600ページ程度の宅建テキスト及びそのシリーズの問題集で基礎を固めてから本書を利用すると良いでしょう。
◆本書は『出る順宅建士 合格テキスト1〜3』および毎年5月下旬に発売される『宅建士 とらの巻』ともリンクしています(『宅建士 とらの巻』にウォーク問の該当ページが掲載されています)。
『宅建士 とらの巻』には法改正点が明記されていますので、『宅建士 とらの巻』で法改正点をチェックしつつ、『ウォーク問』で過去問を習熟するという使い方が良いでしょう。
◆どのテキスト・問題集にも誤植はつきものです。訂正情報は必ず定期的にチェックしておきましょう(書籍・誤植訂正情報 - 宅建士|LEC東京リーガルマインド)
■当サイトでおすすめする市販宅建テキストについては宅建テキスト2024【4シリーズ全購入レビュー】をご参照ください!