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【購入レビュー】みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 本試験論点別

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宅建問題集は、テキストとリンクしているものを選ぶのが鉄則です。

今回レビューする『2023年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 本試験論点別』は、『2023年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』とリンクしている問題集です。

なお、宅建テキストのレビューは『おすすめ宅建テキスト2023年版購入レビュー【独学向け】』にまとめてあります。ぜひご参照ください。Amazonへのリンクから紙面デザインを確認できるものもあります。テキスト・問題集選びの参考になさってください。

2023年度宅建試験合格を目指し、がんばりましょう!

TAC『2023年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 本試験論点別』基本データ

2023年度版みんなが欲しかった!宅建士の問題集

2023年度版みんなが欲しかった!宅建士の問題集

基本データ

書名

2023年度版 みんなが欲しかった!
宅建士の問題集 本試験論点別

価格
¥2,750(税込)
Kindke版
¥2,534
分冊の有無
有 3分冊
ページ数
宅建業法219頁、権利関係192頁、
法令上の制限・税・その他222頁
発行所
TAC株式会社出版事業部
発行日
2022年10月20日
二色刷
付録
赤シート
ネットサービス
有(訂正情報)
著者名
滝澤ななみ
ISBNコード
978-4-300-10343-2

◆『2023年度版 みんなが欲しかった!宅建士の問題集 本試験論点別』はA5サイズ。宅建業法、権利関係、法令上の制限・税・その他の3分冊です。

◆見開きの左ページに問題、右ページに各肢の解答・解説が記載されています。右ページを隠しながら問題を解きましょう。

◆付録として赤シートがついてます。右ページに赤シートを置くと各肢の正誤を隠しながら学習できます。

◆本書は全体として小さめなフォントを使っているため、管理人には読みにくく感じました。ただし、感じ方は個人差がありますので、購入を検討する際はAmazonや書店で確認してからにしてください。

※下の「Amazonで探す」ボタンからAmazonのページに移行できます。

『2023年度版 みんなが欲しかった!宅建士の問題集 本試験論点別』 レビュー

◆全部で313問を収録しています。テキストとリンクしている問題集としては標準的な問題数です。ただし、これだけでは問題数としては不足しています。あくまで「基礎を習得するための問題集」であることを意識しながら活用しましょう。

◆313問の内訳です(2022年度版と変わってません)。

  1. 宅建業法→109問
  2. 権利関係→95問
  3. 法令上の制限→63問
  4. 税・その他→46問

統計についての問題はありません。

◆本書の問題の難易度はA〜Cの3段階に分けられています。

  • Aランク→「やさしめの問題(かならずマスターして!)」
  • Bランク→「ふつう程度の問題(このレベルまでは頑張ってマスターしよう)」
  • Cランク→「難しい問題(学習が進んでいない人は後回しでも・・・)」

なお、難易度は()内の文言も含め本書のはしがきからそのまま引用しましたが、()内の文言のフォントが非常に小さく、管理人はハズキルーペを使わないと読めませんでした。

また、本書は『2023年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』とリンクしていますが、テキストの該当箇所を示すフォントもこれまた非常に小さいです。

本書では他にも小さなフォントを多用しているため、視認しにくいと感じた箇所がたくさんありました。この点を考慮しながら購入するかどうかご検討ください。

◆難易度別の収録問題数は次の通りです。

  • 宅建業法→Aランク問題60問、Bランク問題47問、Cランク問題2問
  • 権利関係→Aランク問題38問、Bランク問題52問、Cランク問題5問
  • 法令上の制限→Aランク問題33問、Bランク問題26問、Cランク問題4問
  • 税・その他→Aランク問題23問、Bランク問題21問、Cランク問題2問

313問の難易度構成はAランク154問、Bランク146問、Cランク13問でした。

ABランク問題こそ全体の95.8%となっているものの、Aランク問題は49.2%にすぎません。基礎固めには不向きな4肢択一形式問題集と言わざるをえません。

ちなみに『2023年版 宅建士 合格のトリセツ 基本問題集』は300問中Aランク267問、Bランク27問、Cランク6問という構成ですので、初学者が取り組みやすい問題集となっています。基礎固めには『トリセツ』のほうが適しています。

なお、問題を解くときは、かならず「すべての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにしましょう。個数問題・組み合わせ問題への対応にもつながります。

◆本書の問題文ページの下には5回分のチェック欄があります。最低でも5回、できれば6回、7回と周回して基礎を習得し、次の問題集に移行すると良いでしょう。

◆法改正情報や令和4年度宅建本試験問題のダウンロードなどのネットサービスについては本書でご確認ください。

◆収録問題の難易度構成とデザイン(フォントの大きさと種類)については決して初学者向けとは言い難いものがあります。ただ、テキストを『2023年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』(当サイトではおすすめしていません)にした場合の選択肢は本書にせざるを得ません。

本書は、テキストとともに毎年Amazon売上は1位のようです。しかしながら、売れているからと言ってそれが「宅建初学者向き」とは限りません

購入の際はしっかり吟味なさることを強くおすすめします。

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