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【購入レビュー】ユーキャンの宅建士 きほんの問題集

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管理人が購入した『2023年版 ユーキャンの宅建士 きほんの問題集』の表紙画像です。画像の転載・引用は一切禁止です。

ユーキャンの宅建士 きほんの問題集

ユーキャンの宅建士 きほんの問題集

宅建テキストは各出版社から毎年数多く発売されています。当ブログではそれらの中から厳選して個別にレビューし、おすすめ宅建テキスト2023:購入レビュー37選【独学・初学者向け】にまとめました。

『2023年版 ユーキャンの宅建士 きほんの問題集』以外の宅建テキストも見ておきたい方はそちらもご一読ください。Amazonへのリンクから紙面デザインを確認できるものもあります。テキスト選びの参考になさってください。

2023年宅建試験合格を目指し、がんばりましょう!

『2023年版 ユーキャンの宅建士 きほんの問題集』基本データ

『2023年版 ユーキャンの宅建士 きほんの問題集』基本データです。 

基本データ

書名 『2023年版 ユーキャンの宅建士
きほんの問題集
価格
¥2,860(税込)
Kindke版の価格
分冊の有無
有(3分冊)
ページ数
権利関係213頁、宅建業法191頁、
法令上の制限・税・その他247頁
発行所
株式会社ユーキャン
学び出版
発行日
2022年10月14日
二色刷り
付録
赤シート
ネットサービス
法改正・正誤及び統計資料
編著
ユーキャン宅建士試験研究会
ISBNコード
978-4-426-61447-8

 

◆『2023年版 ユーキャンの宅建士 きほんの問題集』はA5サイズ。

3分冊の4肢択一形式分野別問題集です。

◆見開きの左ページに問題、右ページに各肢の解答・解説が記載されています。

◆二色刷り、赤シート対応です。

◆全体にフォントが小さめな上、欄外の「アプローチ」「ステップアップ」等にはさらに小さなフォントが使われていて見にくいです。

見やすさの感じ方には個人差がありますので、購入を検討する際はAmazonや書店で確認してからにしてください。

※下の「Amazonで探す」ボタンからAmazonのページに移行できます。

『2023年版 ユーキャンの宅建士 きほんの問題集』 レビュー

4肢択一問題を320問収録しています。

テキストとリンクしている問題集としては標準的な問題数です。ただし、これだけでは問題数としては不足しています。

あくまで「基礎を習得するための問題集」であることを意識しながら活用しましょう、と言いたいのですが基礎固め用としては「やや難あり」です。

320問の分野別内訳です。

  1. 権利関係→106問
  2. 宅建業法→94問
  3. 法令上の制限→70問
  4. 税・その他→50問

統計についての問題はありませんが、法改正情報とともに「はじめに」に記載されているURLにて追録されます。かならずチェックしましょう。

◆問題の学習優先度は高・注・低の3段階に分けられています(本書の利用法より)。

問題の学習優先度別の内訳は次の通りです。

  • 権利関係→高:89問、中:17問、低:0問
  • 宅建業法→高:76問、中:17問、低:1問
  • 法令上の制限→高:46問、中:22問、低:2問
  • 税・その他→高:27問、中:21問、低:2問

320問の学習優先度構成は高:238問、中:77問、低:5問でした。

高・中ランク合計で315問と320問中98.4%を占めています。

ちなみに『2023年版 宅建士 合格のトリセツ 基本問題集』は300問中A・Bランク問題が98%(宅建士 合格のトリセツ 厳選分野別過去問題集2023年版購入レビュー より)。

本書は、分野別問題集の中では『トリセツ』並に基礎問題率が高いです。この点については基礎固め用分野別問題集として遜色ないように見えます。

しかしながら、本書は「捨て肢」を含む問題を数多く収録しています。

※宅建試験では正答率がとても低い問題が出題されることがあります。4肢択一の4肢全ての場合もありますし、4肢のなかに紛れていることもあります。こういった肢問は正答できなくても合否に関わらないため「捨ててもかまわない肢問」のため捨て肢(すてあし)と呼ばれています。


本書で収録された捨て肢は78問93肢。学習優先度低の問題が全て捨て肢を含んでいたのはともかく、学習優先度高で45問、学習優先度中で28問が捨て肢を含む問題でした。

当サイトではテキストとリンクしている300問程度の4肢択一分野別問題集は基礎固めに用いることを推奨していますが・・・本書は捨て肢を含む問題が320問中78問と24%を占めています。

注:捨て肢とされているものの中には基本問題としか思えないものも複数含まれていて・・・どうしたものでしょうね。

本試験での捨て肢対策として採用したものと思われますが、基礎知識で解ける基礎問題を確実に得点できるよう訓練する=基礎固め用問題集としては「やや難あり」と判断せざるを得ません。

当サイトからお伝えできるのは、問題を解くときはかならず「すべての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにすること、捨て肢は深入りしないことです。

根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにしておくと個数問題・組み合わせ問題に対処しやすくなります。日頃から心がけてください。

◆本書の見開き左側問題文ページのタイトル内に3回分のチェック欄があります。3回と言わず最低でも5回は周回して基礎を習得し、次の問題集に移行すると良いでしょう。

◆本書は『2023年版 ユーキャンの宅建士 きほんの教科書』とリンクしています。右ページ下に「L12-2」(レッスン12の大見出し2)と『きほんの教科書』の該当箇所が記載されています。問題を解いていてわからないことがあったらすぐにテキストの該当箇所を開く癖をつけましょう。


◆法改正情報・正誤等ネットサービスがあります。必ずご確認ください。


◆本書は基礎固め用問題集としては捨て肢が多く含まれている短所があります。

本書を問題集として選ぶかどうかは『2023年版 ユーキャンの宅建士 きほんの教科書』を使うかどうか次第です。問題集を先に選ぶのではなく、テキストをどれにするかについてまず熟考することを強くおすすめします。

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