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【購入レビュー 】2022年版 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト(LEC)

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【2022年11月7日更新】

宅建テキストは、各出版社から毎年多数発売されています。2019年に16冊を購入して比較検討したところ、宅建独学・初学者に最もおすすめできるのはLEC『2019年版 きほんの宅建士 合格テキスト』でした。

今回レビューする『2022年版 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』は、『2019年版 きほんの宅建士 合格テキスト』の後継である『宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』の2022年版です。

なお、宅建テキストのレビューは『おすすめできる/おすすめできない宅建テキスト2021:詳細レビュー』にまとめてあります。ぜひご参照ください。Amazonへのリンクから紙面デザインを確認できるものもあります。テキスト選びの参考になさってください。

2022年度宅建試験合格を目指し、がんばりましょう!

2022年版宅建士合格のトリセツ基本テキスト

2022年版宅建士合格のトリセツ基本テキスト

『2022年版 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』 基本データ

LEC『2022年版 きほんの宅建士 合格テキスト』基本データです。 

テキスト基本データ

書名 2021年版宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト
価格
¥3,300(税込)
Kindke版の価格
分冊の有無
有 3分冊
ページ数
権利関係211頁、宅建業法138頁、
法令上の制限・税・その他164頁
発行所
株式会社東京リーガルマインド
発行日
2021年10月25日
フルカラー
付録
付箋
ネットサービス
著者名
友次正浩

 

◆本書は3分冊、合計513ページです。分冊それぞれの巻末に索引が付いてます。索引は調べ学習に必須です。索引があるテキストを必ず選びましょう。


残念ながら、今年度版にはKindle版がありません。

ブログ管理人はテキスト書き込み派なのですが、スマホ・タブレット等でいつでもどこでも勉強できるKindle版の手軽さは見逃せません。来年度版では復活してほしいです。

◆発行はLEC。フルカラーです。

重要項目は赤字で書かれています。参考書によくある赤シートをかぶせるとかなり見えにくくはなりますが、赤シートに完全対応してるわけではありません。赤シートも付いてません。

◆付録は3つあります。

  1. 各項目のインデックスシール(「時効」「代理」「監督・罰則」や「農地法」など):インデックスシールを貼ることで勉強したい項目を素早く開くことができます。これは地味に良い付録です。
  2. 付箋:表紙画像にも描かれているペンギンがあしらわれている付箋です。しかしながら、付箋は市販の安いものがたくさんあります。ただでさえ出費がかさむ受験生の立場からすれば付箋なしにして価格を抑えたほうが良いと思います。
  3. 分冊背表紙シール:各分冊を取り外した後、このシールを背表紙に貼っておきましょう。どの分冊かすぐわかりますし、分冊の保護にもなります。

 

『2022年版 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』 詳細レビュー

それではLEC『2022年版 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』の詳細レビューにうつります。

読みやすいテキスト構成

◆テキストは、主に①説明文、②要点解説(イラスト付き)、③攻略メモ、④1〜3題の過去問トレーニングから構成されています。

いずれも読みやすいフォントを採用しています。

フォントの大きさも問題ありません。

管理人は老眼が進行していてハズキルーペがないと小さすぎる字は読めないのですが、本書ではハズキルーペも不要です(唯一、「重要事項の説明書面」pp.80-83はちょっと字が小さくてつらいですけど)

◆各項目には重要度がA・B・C三段階で示されています。とはいえ、Cはごく少ないです。次項とも重複しますが、本書は無駄をかなり省いた構成になっています。基本的にどの項目も重要と思ってまんべんなく学習するのが良いと思います。

◆宅建では権利関係の理解に図が欠かせません。

権利関係の説明で図を用いない宅建テキストはまずないのですが、単にA(本人)、B(代理人)、C(相手方)を人型にしてるだけのものばかり。これだとちょっとわかりにくいときがあるんですね。

本書ではフルカラーを活かして、この点をちょっと工夫してあります。

2019年版へのtwitterですが、この長所は2022年版でも踏襲されています。

画像には載っていないのですが、緑色の△頭でガラの悪そうなサングラスをかけたイラストも登場します。これは詐欺や脅迫をする悪徳業者(悪意)や無権代理人、不法占拠者・背信的悪意者を示しています。他愛ないイラストではあるものの、こういったちょっとした工夫が理解と記憶の定着を助け、得点につながります。 

本試験にはまず出ない箇所をカット、無駄を省いた内容

本書のコンセプトの一つは、「重要度が低く試験であまり問われない箇所は思い切ってカット!合格に必要な内容のみ絞り込みました!」、です(本書の「はじめに」p.11より引用)

その狙いは達成されていると思われます。

宅建初学者にできないことの一つが、「これまでの宅建本試験にほとんど出題されない項目を見極めること」です

信頼できる資格スクールだとこれをきちんと教えてくれます。資格スクールを利用する大きなメリットは無駄の少ない学習にあります。

『2022年版 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』は本試験には不要な情報がきっちりカットされている、と言えます。

初学者の方でも見分けられる「見極めポイント」を3つ上げます。

①本書には「民法○○条」という箇所が見当たりません。良いことです(必須と言える農地法3条・4条・5条と宅建業法「35条」と「37条」はちゃんとあります。ただ、「34条の2」はあったほうが良かったかもしれません)

民法○○条・借地借家法第○○条という条文番号をきっちり書いているテキストもありますが、宅建本試験で正解を導くにはそこまで覚える必要はありません。

②宅建業法での見極めポイントは罰則です。

罰則について記載が並んでいても「完全に深追い厳禁です(本書の宅建業法p.133より引用)」などの注意点がないテキストはおすすめできません。

注意点なしに罰則が羅列されていると罰則全部を覚えなければいけないと思ってしまいます。管理人の宅建受験1年目がそうでした。

でもその必要はありません。あたかも罰則の暗記を強要するかのように書かれているテキストは避けるべきです。

③法令上の制限の見極めポイントは国土利用計画法に「注視」することです。

国土利用計画法の監視区域・注視区域・規制区域については過去10年の宅建本試験でほとんど出題されていません(※監視区域内の事前届出についてのみ出題されています)。したがって、国土法を丁寧に丁寧に解説しているテキストはおすすめできません。

管理人が宅建受験1年目に選んだテキストには、本試験に出ない箇所についても丁寧に記述してありました。

テキストに書いてあるならそれは勉強しておかないといけない、と思うのが受験生心理です。

しかしながら、すでに述べたとおり、宅建本試験で問われないことまで読む暇など受験生にはありません。時間は有限です。

不要な知識をインプットしないことはとても重要なのです。

『2022年版 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』ではその心配はほぼありません。

他の一部のテキストと比べると内容があっさりしてるように見えるためちょっと物足りなく感じるかもしれませんが、さくさく読みこなして何度も周回し、基礎をがっちり固めましょう。 


なお、今年度版でようやく「400万円以下の低廉な空き屋等の売買・交換の媒介報酬」等についての記載されました。当ブログ記事でも扱っておりますので、気になる方はご一読いただければと思います。 

【宅建試験重要項目】低廉な空き家等の売買・交換の媒介報酬(宅建業法改正より)

◆『トリセツ』は出版時期が10月後半なので、早くから勉強できることもメリットです。

ただし、『トリセツ』にもデメリットがあります。

最大のデメリットはどこが法改正点なのかわからないことです。

宅建試験は最新法改正点から出題されやすいという明確な傾向があります。法改正点は宅建士として知っておかなければならないからです。

このデメリットは、例年5月下旬に発売される『どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト』で必ず補ってください。宅建試験は法改正点から出題されやすいからです。

◆どのテキストについても言えることですが、テキストの勉強だけでは宅建は合格できません。たいていのテキストはセットで問題集を出版していますが、問題集の問題だけでも不十分です。

『トリセツ 基本テキスト』とリンクしている『トリセツ 基本問題集』をセットで学習したら、『とらの巻』とリンクしている『出る順宅建士 ウォーク問過去問題集』でさらに数多くの過去問に習熟しましょう。

インターネットアフターサービスあり

◆本書のインターネット付属サービスは以下の通りです。

  1. 著者の友次先生による講義動画
  2. スマホ対応一問一答
  3. 法改正情報
  4. 宅建NEWS(統計情報)
  5. 誤植情報

1と2は表紙カバーにQRコードからのアクセスとなります。

3と4はLECのMyページからとなります(分冊背表紙シールの前のページを参照)。

5はLEC書籍の訂正情報WEBサイトでチェックします。

かならず活用しましょう。

長所・短所

  • 読みやすい大きさ・種類のフォントが使われていて、テキスト・図表とも視覚の負担がかかりにくい
  • 無駄を省いた内容
  • インターネットアフターサービスあり
  • 付箋は不要。それより付箋なしにして価格を下げるべき

宅建合格に向け、まずはこの1冊から始めましょう!

『宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』は全42コース。短いコースは1日で2つこなし、まずは12月いっぱいまでにテキスト・問題集セットで1周完走することを目指しましょう。

おすすめする宅建テキストとは

おすすめするのは「完走しやすい宅建テキスト」

宅建独学・初学者へおすすめできるのは、次の3点を備えたものです。

  1. テキスト部分が600〜650ページ以内と完走しやすく、
  2. 読みやすく編集されていて、
  3. リンクしている問題集があるもの 

3点について説明します。

①宅建試験は合格者の60%が正解できる問題を得点できれば合格できるよう作問されています。

合格者の60%が正解できる問題のほとんどは基本的事項が問われています。

基本的事項をしっかり学習できるテキストを選び、繰り返し学習することが宅建試験合格への近道です。

そのためには、やたらと学習事項が詰め込まれたテキストより要点が絞られているテキストを使うほうが良いのです。

そして、テキストを買ったら絶対に1ヶ月で完走しましょう!

初めて宅建試験を受ける方にとって宅建の勉強は決して楽ではありませんが、1日20ページほどの学習をノルマにすれば600〜650ページのテキストを1ヶ月で完走できます。

読みやすく編集されたテキストを選びましょう。

600〜650ページのテキストでも、やたらと小さい字やいろんな種類・いろんな色のフォントがページ内にこれでもか詰め込まれたものは知らず知らずのうちに目に負担がかかります。完走の妨げになりかねません。

リンクしている問題集がある宅建テキストを選びましょう。

テキストで学習した項目はその日のうちに解きましょう。

はじめのうちは問題が解けなくて当たり前です。わからない問題はテキストの該当ページを見ながら解いて良いのです。

テキストの該当ページを見ながら解くためには、テキストの該当ページが掲載されている、すなわちテキストとリンクしている問題集が必須です。

テキストと問題集はかならずセットで揃えましょう。

おすすめできない宅建テキスト

◆合格に不要な情報までが詰め込まれていたり、フルカラーでもいろんな色・大きさ・種類のフォントを多用していたり、やたらと語呂合わせを多用する宅建テキストはおすすめできません。

初学者の方に絶対におすすめできないのは、宅建合格レベルをはるかに超えた情報まで記載されているテキストを使うことです。

◆宅建独学・初学者はテキストに書いてあることを全て覚えようとします。合格に不要な知識が多分に含まれていることを知らないままに過剰な情報を覚えようと努力し、時間を無駄に消費します。

その結果、テキストを完走できないまま本試験を迎えてしまうことさえあるのです。

◆初学者にはどこが宅建合格に必要でどこが不要なのかを見極めることができません。宅建合格に結びつかないところまで勉強する必要はないのです。

また、ページ数は多くないものの、やたらと語呂合わせを多用するテキストもおすすめできません。

10秒以内で覚えられる短くてインパクトのある語呂合わせは効果的ですが、長い語呂合わせは語呂合わせを覚えることに懸命になってしまうんですね。しかも、覚えてもすぐ忘れてしまいます(管理人がそうでした)。かえって時間の無駄です。

◆1日のうち、宅建の勉強に使える時間は限られています。

貴重な時間を無駄にしないよう、完走しやすいテキスト・問題集を使って6月までに最低3周できるようがんばってください。

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