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【購入レビュー】わかって合格る宅建士 分野別過去問題集2024年度版

宅建問題集は、テキストとリンクしているものを選ぶのが鉄則です

今回レビューする『2024年度版 わかって合格うかる宅建士 分野別過去問題集』は、『2024年度版 わかって合格る宅建士 基本テキスト』とリンクしている問題集です。

わかって合格る宅建士分野別過去問題集2024年度版

わかって合格る宅建士分野別過去問題集2024年度版

※宅建テキスト・問題集・漫画のレビューは『おすすめする/しない宅建テキスト・問題集・漫画2024【全購入レビュー】』にまとめてあります。テキスト・問題集選びの参考になさってください。

2024年度宅建試験合格を目指し、がんばりましょう!

TAC『2024年度版 わかって合格うかる宅建士 分野別過去問題集』基本データ

基本データ

書名

2024年度版 わかって合格うか
宅建士 分野別過去問題集

価格
¥2,750(税込)
Kindke版
-
分冊の有無
有 4分冊
ページ数
権利関係211頁、宅建業法182頁、
法令上の制限148ページ、その他76頁
発行所
TAC株式会社出版事業部
発行日
2023年11月26日
二色刷
付録
赤シート
ネットサービス
有(訂正・法改正情報)
著者名
TAC株式会社宅建士講座


◆『2024年度版 わかって合格る宅建士 分野別過去問題集』はA5サイズ。

2024年度版は表紙が刷新されています。

昨年度版までは黒ベースの表紙になっていたのが、2024年版の分野別問題集は青ベースの表紙になりました。

◆権利関係、宅建業法、法令上の制限、その他関連知識の4分冊です。

見開きの左ページに問題、右ページに各肢の解答・解説が記載されています。

右ページの解答・解説の強調文字を隠すための赤シートが付録についています。

昨年度版の付録は「こたえかくすシート」でしたが、赤シートへの対応に切り替わりました。そのため解答・解説の強調文字が赤シートで隠れる色に変更されています。

ただし、「表紙が刷新されたこと」と「赤シート対応になったこと」以外の大きな変更点はありません。

◆TACから出版されている『みんなが欲しかった!宅建士の問題集 本試験論点別』は小さいフォントを多用しているため読みにくいのですが、本書のフォントはそれより大きめ。そのままなら読みにくさを感じることはないでしょう。

とはいえ感じ方には個人差がありますので、購入を検討する際はAmazonや書店で確認してからにしてください。

『2024年度版 わかって合格うかる宅建士 分野別過去問題集』 レビュー

4肢択一問題を305問を収録しています。

テキストとリンクしている問題集としては標準的な問題数です。ただし、これだけでは問題数としては不足しています。

あくまで「基礎を習得するための問題集」であることを意識しながら活用しましょう。

305問の分野別内訳です。昨年度版とまったく同じです。

  1. 権利関係→105問
  2. 宅建業法→90問
  3. 法令上の制限→73問
  4. その他関連知識→37問

統計についての問題はありません。

◆問題の重要度は★★★〜★の3段階に分けられています。★★★が最重要です。「本書の特長」(ⅳページ)に「まずは最重要の★★★から解くなど、学習の進捗度に応じてチャレンジしましょう」とあります。

問題の重要度別の内訳は次の通りです。

  • 権利関係→★★★80問、★★20問、★5問
  • 宅建業法→★★★62問、★★25問、★3問
  • 法令上の制限→★★★42問、★★31問、★0問
  • その他関連知識→★★★16問、★★19問、★2問

305問の重要度構成は★★★200問、★★95問、Cランク10問でした。

ちなみに『2024年版 宅建士 合格のトリセツ 基本問題集』は300問中Aランク268問、Bランク26問、Cランク6問という構成です(購入レビュー】宅建士 合格のトリセツ 厳選分野別過去問題集 2024年版より)ので、本書よりも『トリセツ』のほうが初学者にとってより取り組みやすい問題集となっています。

◆本書は各選択肢に「頻出」「ひっかけ」「難」のアイコンが付されているものがあります。

それぞれ注意すべきではありますが、問題を解くときはかならず「すべての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにしましょう。個数問題・組み合わせ問題への対応に直結するからです。

◆本書で気になるのは出題年度が他の分野別問題集よりも古いことです(目次には各問題の出題年度・問題番号・改題の有無が記載されているのでご確認ください)。

例えば8種制限(pp.352-381)の出題年度は、ページ順にH13、H9、H9,H13,H14、H17、H15、H22、H14、H9、H14、H11。

改題しているとはいえ、近年の問題を中心に学習したい方には不向きと言わざるを得ません。

ただし、この編集方針は年度別問題集『わかって合格うかる宅建士 過去問12年PLUS』との重複を避けるためなのかもしれません(本当のところはわかりませんが・・・)

そうであるならば「分野別問題集では年度別過去問とは違う問題を解いておきたい」受験生向けと言えます。


◆本書の見開き左側問題文ページのタイトル下には3回分のチェック欄があります。3回と言わず最低でも5回は周回して基礎を習得し、次の問題集に移行すると良いでしょう。

本書は『2024年度版 わかって合格うかる宅建士 基礎テキスト』とリンクしています。解答・解説ページ下に「基本テキスト」の該当箇所が記載されています。問題を解いていてわからないことがあったらすぐにテキストの該当箇所を開く癖をつけましょう。


◆法改正情報・正誤等ネットサービスがあります。必ずご確認ください。


◆本書を問題集として選ぶかどうかは『2024年度版 わかって合格うかる宅建士 基礎テキスト』を使うかどうか次第です。問題集を先に選ぶのではなく、テキストをどれにするかについてまず熟考することを強くおすすめします。

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