『どこでも学ぶ宅建士 チャレンジ!重要一問一答』の購入レビューです。
※2023年度版のレビューです。最新版については発売後にAmazonなどのECサイトで確認するか書店で手に取って見てください。
『どこでも学ぶ宅建士 チャレンジ!重要一問一答』 基本データ
『どこでも学ぶ宅建士 チャレンジ!重要一問一答』2023年度版の基本データです。
書名 | 2023年度版 どこでも学ぶ宅建士 チャレンジ!重要一問一答 |
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ページ数 | ②宅建業法135頁 ④税・価格の評定41頁 ⑤5問免除科目25頁 |
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※2025年度版の発売は2025年3月初旬の予定です。
◆宅建問題集は、一問一答問題集であってもテキストとリンクしているものを選ぶのが鉄則です。
本書、『2023年度版 どこでも学ぶ宅建士 チャレンジ!重要一問一答』は、各論点冒頭ページに『2023年度版 どこでも学ぶ宅建士 基本テキスト』の参照ページが記載されています。
メインテキストを『2023年度版 どこでも学ぶ宅建士 基本テキスト』にする方は本書を用いて学習すると良いでしょう。
『どこでも学ぶ宅建士 チャレンジ!重要一問一答』購入レビュー
※2023年度版購入時の内容となります。
◆収録問題は820問と表紙に書かれていますが、数えたところ833問でした。
宅建試験は4肢択一形式の問題が50問、すなわち肢問が200問出題されます。
本書が収録している一問一答形式問題820問は宅建試験4.165回分の問題数に相当します。
◆833問の内訳です。
- 権利関係→260問
- 宅建業法→265問
- 法令上の制限→179問
- 税・価格の評定→78問
- 5問免除科目→51問
◆本書は見開きの左ページに「問題」が、右ページに「解答・解説」が記載されています。
解答・解説には問題の出典(試験年度・問題番号・肢番号)が記載されています。問題の出典に当たりたいときに至極便利です。
◆一部の問題だけですが、解答・解説に+α(プラスアルファ)=補足的な知識が付されているものがあります。読み飛ばすことなく必ずチェックしておきましょう。
◆問題には各項目毎に出題実績に応じた重要度別にS・A・B・Cが付されています(各項目冒頭ページに記載)。
Sは「特に重要」、Aは「重要」、Bは「できればきちんと押さえたい」、Cは「余裕があったらチャレンジしたい」(「本書の利用方」より)とのことです。
833問(肢)のうちS・Aランクが86.5%、Bランクが11.9%、Cランクが1.6%です。重要度の高い問題が多くを占めている一問一答問題集となっています。初学者向きと言えます。
◆問題文のキーワードには赤のアンダーラインが引かれています。
また、「この問題の着目点」アイコンが付されているものもあります。アイコンは3種類あります。本書でご確認ください。
◆赤シート対応です。問題を解くときは右頁に赤シートをかぶせておきましょう。
◆問題番号の左に3回分のチェック欄があります。3回といわず、6回、7回と周回しましょう。
◆本書は全部で425ページ。B6判なのでコンパクトです。常に携行するのに邪魔にならないサイズです。
◆他社の一問一答集にはテキストとリンクしていないものや問題の出典がまったくわからないものがあります。
本書はテキストとリンクしており、さらに問題の出典も明記しています。しかも問題文と解答・解説にも一手間かけられています。学習しやすく編集されており、テキストと一緒に用いることで効率的に学習できる一問一答集と言えます。
◆宅建問題集には本書のような一問一答形式と4肢択一択一があります。4肢択一形式だと正解番号を覚えてしまう危険性があるため、一問一答形式を薦めることがあります。
基礎知識の獲得は一問一答のほうがしやすいのは確かです。とはいえ、4肢択一形式の問題であっても、それぞれの肢を一問一答と見なして取り組めば同じことです。
一方、本試験問題を解く訓練は4肢択一に軍配が上がります。
◆一問一答問題集と4肢択一問題集のどちらにも特長があります。
鉄則としてこれだけは言えることは、「問題を解くときは、かならず「すべての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにすること」に他なりません。
一問一答問題集であっても、必ず根拠を明らかにしながら正誤判定できるよう、心がけましょう。
根拠を明確にできないまま漫然と正解不正解を「当てる」のではなく、わからない問題は解答・解説で理解してから再度問題に戻り、根拠を明確にできるまで繰り返し解く癖を付けてください。それが合格への近道です。がんばりましょう!
※2025年度版の発売は2025年3月初旬の予定です。