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【購入レビュー】スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集

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スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集

スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集

宅建問題集は、テキストとリンクしているものを選ぶのが鉄則です。

しかしながら・・・今回レビューする『2023年度版 スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』は、『2023年度版 スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト』とはリンクしていません。

それでも本書は市販宅建テキストでは最多の収録問題数を誇ります。より多くの過去問を解いておきたい受験生にとっては選択肢にあがります。

宅建分野別問題集は各出版社から毎年数多く発売されています。当ブログではそれらの中から厳選して個別にレビューし、おすすめ宅建テキスト2023年版購入レビュー【独学向け】にまとめました。もちろんテキストと問題集がリンクしているものも紹介しています。

『2023年度版 スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』以外の宅建分野別問題集を見ておきたい方はそちらもご一読ください。Amazonへのリンクから紙面デザインを確認できるものもあります。問題集選びの参考になさってください。

2023年宅建試験合格を目指し、がんばりましょう!

今すぐ無料で使える宅建教材

今すぐにでも宅建学習を始められる教材としておすすめできるのがAudible版『パーフェクト宅建士聞くだけ 』です。


◆『パーフェクト宅建士聞くだけ 』はAmazonのAudible(オーディブル)というオーディオブックサービス。再生するとテキスト本文を読み上げてくれます。

読み上げ、というとスマホ・タブレットでの読み上げ機能をイメージするかもしれませんが、『パーフェクト宅建士聞くだけ』はプロがナレーションを担当しているので、合成音声とは比べものにならないほど聞きやすいです。


再生時間は12時間29分。

1.2倍速でもしっかり聞き取れますので10時間24分に短縮できます。朝・昼・晩各30分ずつ7日間聞けば終えられます!

◆宅建では民法・宅建業法・建築基準法などから出題されます。これらの法律に初めて触れる方は法律用語になじみがないため、いきなりテキストを読んでも挫折しかねません。

用語になじみのないままテキストで学習するより、一度でも用語を耳にしてからテキストを開いたほうがスムーズに学習に入れます!

注:Audible版の定価は『2023年版パーフェクト宅建士聞くだけ(全3巻)』は定価¥12,500。購入せず、Audibleに入会して聞く方がお得です。

AmazonのAudibleに初めて登録する方は『パーフェクト宅建士聞くだけ 』のみならず、Audible会員プラン聴き放題対象コンテンツを30日間無料で利用できます。

『パーフェクト宅建士聞くだけ (2023年版・全3巻)』をクリックすると、Audibleに登録したことが無い方は「無料体験を試す」というオレンジのボタンが表示されます。

(画像はAudibleのHPより)

※すでにaudibleを利用したことがある方は「無料体験を試す」ボタンが表示されません。

※※Amazonは30日間返品可です!誤って「¥12,500」をチェックして購入した場合は返品してください!!

管理人の知る限り、実質無料かつこれほど手軽に宅建試験全範囲を1周できる製品版教材はこれだけです。耳からのインプットは記憶の定着にとても役立ちます!

『パーフェクト宅建士聞くだけ』を足がかりにして、スムーズに宅建学習に入りましょう!

注:『パーフェクト宅建士聞くだけ』だけで宅建試験に挑むことはできません。必ず宅建テキスト・問題集と併用してください。

※『パーフェクト宅建士聞くだけ』を入手したら、かならずこの記事に戻ってぜひ続きをお読み下さい!

『2023年度版 スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』 基本データ

『2023年度版 スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』基本データです。 

基本データ

書名 2023年度版 スッキリとける宅建士
論点別12年過去問題集
価格
¥2,860(税込)
Kindke
分冊の有無
有(4分冊)
ページ数
①宅建業法349頁②法令上の制限125頁
③権利関係255頁④その他関連知識113頁
発行所
TAC出版
発行日
2023年1月30日
二色刷り
付録
赤シート
ネットサービス
正誤表、Youtubeチャンネルへのアクセスコード
著者
中村喜久夫
ISBNコード
978-4-300-10352-4


◆『2023年度版 スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』はA5サイズ。4分冊です。

◆見開きの左ページに問題、右ページに各肢の解答・解説が記載されています。

◆二色刷りで赤シートが付いてます。右ページに赤シートをかぶせながら問題を解くと良いでしょう。

◆全体的にフォントが小さい目です。読みやすさの感じ方には個人差がありますので、購入を検討する際はAmazonや書店で確認してからにしてください。

※下の「Amazonで探す」ボタンからAmazonのページに移行できます。

『2023年度版 スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』購入レビュー

4肢択一問題を677問収録しています。

市販の分野別問題集では『過去問宅建塾1〜3』と並んで最多です。問題数としては十二分です。むしろ周回しにくく、消化不良になりかねません。

学習スケジュールを事前に立てて、きっちりこなすことを意識しながら活用しましょう。

677問の分野別内訳です(収録順)。

  1. 宅建業法→280問
  2. 法令上の制限→112問
  3. 権利関係→187問
  4. その他関連知識(税・価格・5問免除)→98問

統計についての問題はありません。他社によくある統計最新データのインターネットダウンロードサービスについての記述も見当たりません。

本書を選んだ方は、自力で統計最新データを入手してください。

◆問題の重要度はA〜Pの4段階に分けられています(本書の利用法より)。

  • A=「絶対やろう」!絶対にマスターしておくべき問題
  • B=「できればやっておきたい!」:できればマスターしておくべき問題
  • C=「時間に余裕があったら」:無理してマスターしなくてもよい問題
  • P=「パス」:むしろ見てはいけない(こういう問題にこだわると合格が遠のく)

 

Pは「捨て問」に相当します。深入り厳禁です。

問題の重要度別の内訳は次の通りです。

  • 宅建業法→A:132問、B:72問、C:76問、P:0問
  • 法令上の制限→A:51問、B:21問、C:34問、P:6問
  • 権利関係→A:61問、B:59問、C:57問、P:10問
  • その他関連知識→A:32問、B:178問、C:202問、P:21問

677問の重要度構成はA:276問、B:178問、C:202問、P:21問でした。

ちなみに『2023年版 宅建士 合格のトリセツ 基本問題集』は300問中Aランク267問、Bランク27問、Cランク6問という構成です(宅建士 合格のトリセツ 厳選分野別過去問題集2023年版購入レビュー より)ので、本書よりも『トリセツ』のほうが初学者にとってより取り組みやすい問題集となっています。

とはいえ、本書は12年分の過去問を網羅することを目的とした分野別過去問題集ですので、ランク毎の問題構成を比較してもあまり意味はありません。

※それより注目すべきはA・Bランク問題の合計は454問。これは677問の67.0%を占めます。

本書収録の677問には令和2・3年度12月実施試験が含まれています。したがって、12年過去問題集ではありますが収録しているのは14回分の過去問です。

677問を14で割ると48.3問。そこに0.67をかけると32.2となります。

つまり、本書収録のA・B問題は1回の試験あたりの32.2点分に相当します。

本書には5問免除問題の統計がありません。統計と確実に得点できると仮定すれば33.2点分。それでもまだ合格ラインの目安となる35〜38点には届きません。

本書の重要度A〜PのうちA(絶対にマスターしておくべき問題)とB(できればマスターしておくべき問題)をマスターしただけでは合格点に届かないのです。

※※Cランク問題のうち、宅建業法は76問です。これをA・Bランク問題に加えると530問。これは677問の78.2%を占めます。

677問を14で割った48.3問に0.782をかけると37.7となります。これで宅建試験合格ラインに乗ってきます。

したがって、本書でマスターしておくべきはA・Bランク問題に加えて宅建業法のCランク問題の計530問となります。最低限でもこれらはマスターしておきましょう

◆本書の解答・解説欄には「4つの肢すべて重要」などの記載があります。

注意すべきではありますが、問題を解くときはかならず「すべての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにしましょう。個数問題・組み合わせ問題への対応に直結します。


◆本書には問題をこなした回数を記録するチェック欄がありません。自分でボックスを書くなり記録して、少なくとも5回は周回して530問だけは絶対に習熟しておきましょう。

◆本書は『2023年度版 スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト』とはリンクしていません。

テキストとリンクしている分野別問題集は他にも発売されています。「677問を解いておきたい」という受験生にとっては選択肢にあがりますが、他の受験生にはおすすめできません。


◆正誤表についてはネットサービスがあるものの、法改正・統計資料についての記載はありません。自力で入手してください。


◆本書を問題集として選ぶかどうかは受験生ひとりひとりの選択におまかせします。

宅建テキスト・問題集を選ぶときは、問題集を先に選ぶのではなくテキストをどれにするかについてまず熟考することを強くおすすめします。

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