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【購入レビュー】スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集

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スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集

スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集

『スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』の購入レビューです。

※2023年度版のレビューです。最新版についてはECサイトで確認するか書店で手に取ってみてください。

『スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』 基本データ

『スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』2023年度版の基本データです。 

基本データ

書名 2023年度版
スッキリとける宅建士
論点別12年過去問題集
価格
¥2,860(税込)
Kindke
分冊の有無
有(4分冊)
ページ数
①宅建業法349頁
②法令上の制限125頁
③権利関係255頁
④その他関連知識113頁
発行所
TAC出版
発行日
2023年1月30日
二色刷り
付録
赤シート
ネットサービス
正誤表、Youtubeチャンネルへの
アクセスコード
著者
中村喜久夫
ISBNコード
978-4-300-10352-4


◆『2023年度版 スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』はA5サイズ。4分冊です。

◆見開きの左ページに問題、右ページに各肢の解答・解説が記載されています。

◆二色刷りで赤シートが付いてます。右ページに赤シートをかぶせながら問題を解くと良いでしょう。

◆全体的にフォントが小さい目です。読みやすさの感じ方には個人差がありますので、購入を検討する際はAmazonや書店で確認してからにしてください。

※下の「Amazonで探す」ボタンから最新版へのAmazonのページに移行できます。

『スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集』購入レビュー

4肢択一問題を677問収録しています。

市販の分野別問題集では『過去問宅建塾1〜3』と並んで最多です。収録問題数がとても多いためむしろ周回しにくく、消化不良になりかねません。おすすめはしません。

本書を選ぶのであれば学習スケジュールを事前に立てて、きっちりこなすことを意識しながら活用しましょう。

677問の分野別内訳です(収録順)。

  1. 宅建業法→280問
  2. 法令上の制限→112問
  3. 権利関係→187問
  4. その他関連知識(税・価格・5問免除)→98問

統計についての問題はありません。他社によくある統計最新データのインターネットダウンロードサービスについての記述も見当たりません。

本書を選んだ方は、自力で統計最新データを入手してください。

◆問題の重要度はA〜Pの4段階に分けられています(本書の利用法より)。

  • A=「絶対やろう」!絶対にマスターしておくべき問題
  • B=「できればやっておきたい!」:できればマスターしておくべき問題
  • C=「時間に余裕があったら」:無理してマスターしなくてもよい問題
  • P=「パス」:むしろ見てはいけない(こういう問題にこだわると合格が遠のく)

Pは「捨て問」に相当します。深入り厳禁です。

問題の重要度別の内訳は次の通りです。

  • 宅建業法→A:132問、B:72問、C:76問、P:0問
  • 法令上の制限→A:51問、B:21問、C:34問、P:6問
  • 権利関係→A:61問、B:59問、C:57問、P:10問
  • その他関連知識→A:32問、B:178問、C:202問、P:21問

677問の重要度構成はA:276問、B:178問、C:202問、P:21問でした。

宅建試験合格の秘訣はABランク問題(受験者正解率60%以上の易問・標準問に相当)をいかに取りこぼさないか。Cランク問題は後回しでかまわないのですが・・・本書はCランク問題を多く収録しているのは気になるところです(おすすめしません・・・)

◆本書の解答・解説欄には「4つの肢すべて重要」などの記載があります。

注意すべきではありますが、問題を解くときはかならず「すべての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにしましょう。個数問題・組み合わせ問題への対応に直結します。


◆本書には問題をこなした回数を記録するチェック欄がありません。自分でボックスを書くなり記録して、少なくとも5回は周回して習熟しておきましょう。

◆本書は『2023年度版 スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト』とはリンクしていません。

テキストとリンクしている分野別問題集は他にも発売されています。「677問を解いておきたい」という受験生にとっては選択肢にあがりますが、他の受験生にはおすすめできません。


◆正誤表についてはネットサービスがあるものの、法改正・統計資料についての記載はありません。自力で入手してください。


◆本書を問題集として選ぶかどうかは受験生ひとりひとりの選択におまかせします。

宅建テキスト・問題集を選ぶときは、問題集を先に選ぶのではなくテキストをどれにするかについてまず熟考することを強くおすすめします。

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