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【詳細レビュー】みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2019年度版

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2019年宅地建物取引士資格試験合格を目指し、がんばりましょう。

市販テキストで宅建を勉強する独学・初学者にとって、宅建テキスト選びは何より大切です。

宅建テキスト選びのお手伝いのため、現役宅建士のブログ管理人が実際にTAC『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』を購入、詳細にレビューしました。宅建テキスト選びの参考になれば幸いです。

レビューポイントは主に次の二つです。

  1. 読みやすいフォント・色・紙面構成になっているか
  2. 合格に不要な情報が掲載されていないかどうか

フォント・色・紙面構成はテキストの読みやすさ=視覚への負荷の度合いに直結します。

合格まで長い時間を共にするテキストは、目が疲れないもの、頭に入りやすいものを選ぶべきです。

もう一つは、本試験では問われない・出題されない、すなわち合格に不要な知識まで掲載していないかどうかです。

 

宅建に合格し、現役宅建士となってからあらためて各出版社の宅建テキストを見直すと、宅建本試験にはまず出題されない知識を何年も掲載しているテキストの存在に気付きました。

そういう知識も含めて勉強したい方にとってはそのテキストで何も問題ありません。

しかしながら、本試験に出題される可能性が低い、というかほぼない事項までインプットするのは受験生にとって有意義と言えるでしょうか?管理人はそうは思いません。

時間は有限な資源です。仕事や学業や家事の合間を縫って勉強する受験生には、本試験に不要な知識までインプットする時間はないのです。

以上、①読みやすいフォント・色・構成になっているか、②合格に不要な情報が掲載されていないかどうか、をレビューのポイントとしました。

ではTAC『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』のレビューに移りましょう。

みんなが欲しかった!宅建士の教科書表紙画像

みんなが欲しかった!宅建士の教科書表紙画像

『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』 基本データ

 TAC発行の『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』基本データです。 

テキスト基本データ

書名 2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書
価格
¥3,240(税込)
Kindke版の価格
分冊の有無
有 3分冊
ページ数
宅建業法156頁、権利関係199頁、法令上の制限・税・その他190頁、
参考編19頁
発行所
TAC出版
発行日
2018年11月15日(第2版)
フルカラー
付録
赤シート、宅建士の問題集試し解き
ネットサービス
著者名
滝澤ななみ
著者の宅建合格点予想実績


◆全部で約560頁のボリュームですが、3分冊に分けられます。携行性は問題ありません。分冊それぞれの巻末に索引が付いてます。

◆Kindle版はありません。

◆発行はTAC出版。フルカラーです。

重要項目は赤字で書かれており、参考書によくある赤シートに対応しています。赤シートも付録についています。

◆巻頭企画が二つあります。

一つは「目で見る用途地域」。各用途地域がカラー画像とともに紹介されています。

もう一つは「目で見る補助的地域地区」。こちらも補助的地域地区(特別用途地区とか高度利用地区とかですね)がカラー画像とともに紹介されています。

用途地域・補助的地域地区はどちらも重要項目ですが、テキストの文章だけではなかなかイメージしにくいのが難点です国土交通省のHPなどを参照するのが良いです)

『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』の巻頭企画は用途地域・補助的地域地区をイメージするのに役立ちます。ひとつ残念なのは田園住居地域の画像がなかったことですが、田園住居地域についてはこちらの記事をご参照くだされば、と思います。

『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』 詳細分析

それではLEC『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』の詳細レビューです。

「板書」が見づらい

テキストは、①主説明文、②「板書」と呼んでいるイラスト付き要点解説、③応用知識や補足資料等を記した「ひとこと」、④1〜2題の例題から構成されています。

気になるのは板書が見づらいことです。  

フルカラーを活かしたとてもカラフルな板書ではありますが・・・

  • 主説明文と違うフォントを使っている
  • かなり小さなフォントを使っている
  • 色使いが多すぎると感じる

これら3つが相まったため、ブログ管理人には板書が非常に見づらいです。

小さいフォントの部分は、老眼が進行している方は老眼鏡やハズキルーペを使ったほうがよいかもしれません(管理人はハズキルーペを使わざるを得ません)

本書のコンセプトは"「読む」というより「見て」わかる本"です(はしがきより)。

このコンセプトにしたがって、視覚的にわかりやすくしようとの配慮から本書を構成していることは理解できます。

しかしながら、色とフォントの大小を多用しすぎる「こだわりのカラー図解」はむしろインプットを妨げかねません。見る(読む)のによけいな労力がかかってしまうんですね。

もちろん、これは人によって好みが別れるところです。若い方にはカラフルさ・フォントの小ささは苦にならないかもしれません。書店で手に取って検討してください。

本試験にはまず出ない箇所をカット、無駄を省いた内容

板書が見づらいという欠点はありますが、全体に目を通して思ったことは、本試験にはまず出ない箇所は割合きっちりカットされていて好感がもてる、ということです。

宅建初学者にできないことの一つが、「これまでの宅建本試験にほとんど出題されない項目を見極めること」です

信頼できる資格スクール・講師はこのことをきちんと教えてくれます。プロを利用する大きなメリットは無駄の少ない学習にあります。

具体的なチェックポイントについては伏せさせていただきますが、『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』では無駄な点がわりとカットされています。

例えば「民法○○条」は一切使われていません。(宅建業法「34条の2書面」「35条書面」と「37条書面」や農地法の3条・4条・5条はちゃんとあります)

民法○○条とか借地借家法第9条・第33条だのと書かれている宅建テキストもありますが、宅建本試験を解く上でそんなことを覚える必要はまったくありません。

管理人が宅建受験初年度に選んだテキストには、本試験に出ない箇所についても丁寧に記述してありました・・・

テキストに書いてあるならそれは勉強しておかないといけない、と思うのが受験生です。しかしながら、宅建本試験でまず使うことのない知識を読んでいる暇などありません。

不要な知識をインプットしないことはとても重要なのです。

『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』ではその心配はさほどありません。

本書とLEC『2019年版 きほんの宅建士 合格テキスト』を比べると、本書のほうが記述されている内容は若干多いです。『2019年版 きほんの宅建士 合格テキスト』でカットされていたIT重説や400万円以下の低廉な空き屋等の売買・交換の媒介報酬についても書かれています。

※ただし、もうちょっとボリュームがあっても良いかと思いますので、当ブログの法改正関連記事で補っていただければと思います。 

インターネットアフターサービスあり

宅建テキストは、一度購入したらそれでOKというわけではありません。

宅建は毎年4月時点の法改正が試験範囲に入ります。出版時期によってはそこをカバーしていないテキストがあるのはある程度やむを得ません。

この点をフォローするのがインターネットアフターサービスです。

『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』には法改正のフォローサービスがあります。

※はしがきに小さく記載されているので見落とさないようご注意ください。

管理人も最初は見落としていました。なお、付属の登録ハガキを出すと冊子が送付されるとのことです(TAC情報会員登録ハガキと書かれており、これを出すと各種セミナー・講座案内も送付されてくるようです)。

ほかにも正誤表とテキストに掲載されている例題のダウンロードサービスがネットで利用できます。例題ダウンロードサービスは購入者特典です。スマホ用となっていますがPCでも閲覧できます(確認済み)。

『2019年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書』を購入したら、かならずチェックしましょう。

長所・短所

  • 赤シートで学習したい方には安心
  • 無駄を省いた内容
  • インターネットアフターサービスあり
  • フォントのサイズと色が多用されており、人によっては見づらく感じる

管理人にはちょっと見づらく、視覚に負荷がかかりやすい宅建テキストと言わざるをえませんが、好みのレベルかもしれません。

気になる方はテキストを実際に見てからご判断ください。

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