賃貸不動産経営管理士合格応援ブログ

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詳細レビュー】賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2020年度版)

『賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2020年度版)』の詳細レビューです。賃貸不動産経営管理士試験に独学で挑む初学者受験生のテキスト・過去問題集選びの参考になれば幸いです。

2020年度賃貸不動産経営管理士試験合格を目指し、がんばりましょう。

2020年度版賃貸不動産経営管理士基本テキスト表紙画像(無断転載厳禁)

2020年度版賃貸不動産経営管理士基本テキスト表紙画像(無断転載厳禁)

『賃貸不動産経営管理士過去問題集(2020年度版)』 基本データ

『賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2020年度版)』基本データです。 

テキスト基本データ

書名 賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2020年度版)
価格
¥3,800(税込)
Kindke版の価格
分冊の有無
ページ数
477頁
発行所
株式会社建築資料研究社
発行日
2020年6月5日
二色刷り
付録
ネットサービス
編著
賃貸不動産経営管理士資格研究会


◆本書は令和元年から『賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2019年度版)』となりました。

◆総ページ数は昨年度の509ページから477ページと若干コンパクトになりました。それでも、本書は公式テキスト以外では最も丁寧で最も詳しく編集されている賃貸不動産経営管理士試験用のテキストです。

◆本書は巻末に7ページ「も」索引が付いています。『2020年度版みんなが欲しかった!賃貸不動産経営管理士の教科書』の索引3ページと比べるだけでも、本書が丁寧かつ詳しく編集されていることがわかります。

『賃貸不動産経営管理士基本テキスト 令和2年度版』

『賃貸不動産経営管理士過去問題集(2020年度版)』 詳細レビュー

では『賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2019年度版)』の詳細レビューにうつります。

本書のおすすめポイントは3つあります。

◆第1のおすすめポイントは、各項目・分野について出題ランク別にS・A・B・Cの4つに分類していることです。

テキスト・過去問題集ともに、出題頻度による重要度ランクがないものはおすすめできません。なぜなら得点率72%以上を要求される賃貸不動産経営管理士試験において、頻出問題は絶対に落としてはいけないからです。

各項目の出題ランクは出題回数別に分けられています。

  • ランクS:過去5年毎回出題
  • ランクA:過去3〜4回出題
  • ランクB:過去1〜2回出題
  • ランクC:出題なし

ランクS・Aの学習が必須なのは言うまでもありませんが、これまで出題のないCランクも要注意です。

特に住宅セーフティネット法、家賃債務保証業者登録制度、住宅宿泊事業法(民泊新法)は出題可能性が高いです。法改正で追加された項目だからです。

これら法改正で追加された事項は過去問には記載されていません。当然ですが過去問だけ学習していたのでは対応不可です。

また、出題頻度が低い項目の中にこれまで出題されていない項目を混ぜたテキストだと、こういうった法改正による追加項目を見落としてしまいかねません。

これまでに出題された項目とそうでない項目をきちんと区別しているテキストで学習しましょう。

いずれにせよ、賃貸不動産経営管理士試験は公式テキストに記載してあればすべて出題の可能性があります。内容を絞りすぎたテキストや過去問だけで学習すると、本試験で見たことも聞いたこともない問題に窮するかもしれません。テキスト選びは細心の注意を払いましょう。

第2のおすすめポイントは、賃貸不動産経営管理士テキストでは分量が多いだけあって説明がしっかりしていることです。

【賃貸不動産経営管理士試験2020】おすすめテキスト・問題集にも書きましたが、ユーキャン、LEC、TACの賃貸不動産経営管理士テキストは内容を絞って学習しやすいよう編集されている反面、説明不足の点が見受けられます。

誰の目から見ても一目瞭然なのが家賃債務保証業者の行う事務が基幹事務に該当するかどうかについての説明です。

本書ではこの部分の説明に3ページを割いて丁寧に図解しています(pp.11-13)。本試験で家賃債務保証業者の集金と基幹事務との関連について細かい点が問われた場合、他のテキストで対応できないかもしれません(平成29年問7肢3と同レベルのざっくりした出題なら対応できるかもしれませんが)。

少ない分量のテキストで効率よく学習したいというのは管理人も同じ気持ちではありますが、賃貸不動産経営管理士試験は予告なく個数問題・組み合わせ問題を導入する(平成29年度)などしてくれてます(おかげでえらい目に遭いました)

ご存じの通り、賃貸不動産経営管理士試験は今年度から10問増えて50問になります。問題数が増えることそれ自体が受験生の処理能力に負荷をかけることになりますので、難易度は必然的に上がります。

どの問題が増えるのかはわかりません。また、さらに細かい知識を問う問題を増やしたり、あるいは過去に出題されたことがない項目(本書のCランク)を出題したりするなど、さらなる追い打ちをかけるかどうかはまったく予想できません。いずれにしても、丁寧で詳しく解説しているテキストで学習するほうが試験に対応しやすいと言えます。

内容を絞ったテキストより、分量は多少多くても丁寧な説明をしている本書で学習することをおすすめします。


第3のおすすめポイントは、民法改正点が「!民法改正」と明記されていることです。

2020年度試験では改正民法から出題される可能性が高いです。賃貸不動産経営管理士試験だと敷金あたりが狙われやすいかもしれません(あくまで管理人個人の意見です)。

どこが改正されるかについて公式テキストに記載されている以上、改正民法についての対処も必須です。どこが民法改正点なのか記載していないテキストでの学習はおすすめできません。

◆今年度版には残念なポイントがひとつあります。過去問の該当箇所がテキスト中に記載されなくなったことです。

昨年度版はテキスト本文中に「H28年問12」とあったりしましたが、それがなくなってしまいました。編集はめんどうかもしれませんが、来年度版には復活させてほしいものです。

ただし、過去の出題実績については「出題あり!H28・30・R1」等の表示があります。出題頻度の目安にしましょう。

本書の構成は15編72章。1日3章こなせば24日で1周できる計算にはなります。とはいえ、説明が丁寧なだけあって学習には相応の時間がかかります。早め早めに準備を始めるほうが賢明です。

本書には練習問題は収録されていません。必ず過去問題集と併用してください。

◆セットになっている『2020年度版 賃貸不動産経営管理士 過去問題集』には過去問全選択肢について本書の編・章番号が記載されているため学習しやすいです。と言うより、本書での学習に必須です。

◆すでに述べたとおり、管理人は丁寧に解説しているテキストで学習するほうが賃貸不動産経営管理士試験に対応しやすいと考えています。

まずは優先順位の高い項目(S・Aランク)について本書で学習した項目について『2020年度版 賃貸不動産経営管理士 過去問題集』で過去問を解きながら重点的に学習しましょう。S・Aランク項目を一通り終えてからBランク問題を、それから過去問がないCランク項目の順に学習し、少なくとも3〜5周はこなしましょう。

◆本書の正誤表のURLが出版社サイトで公表されています。購入したら必ずチェックしましょう。
https://www.kskpub.com/files/8696_20200707.pdf

 

長所・短所

  • 出題ランクがきちんと示されている
  • 説明が丁寧でしっかりしている
  • 過去問の該当箇所がテキスト中に記載されなくなった分量が多いため、学習スケジュールを決めてノルマをきちんとこなす必要がある。

問題集は本書とリンクしている『賃貸不動産経営管理士 過去問題集 令和2年度版』をおすすめします。

 

賃貸不動産経営管理士試験のおすすめテキスト・問題集・直前予想問題集(2020年版)

2020年版おすすめテキスト・問題集です。購入したら正誤表を必ずご確認ください。

おすすめの理由はこちらの記事をご参照ください。

 

『賃貸不動産経営管理士基本テキスト 令和2年度版』

 

『賃貸不動産経営管理士 過去問題集 令和2年度版』

 

『賃貸不動産管理の知識と実務 改訂4版:賃貸不動産経営管理士公式テキスト』


◆紙のテキストよりPC・タブレット・スマホでの学習のほうが向いている方や学習の進捗状況を自分で管理するのが苦手な方、そして賃貸不動産経営管理士試験の勉強をどこから手を付けたらよいのか考えあぐねている方にはオンライン講座が良いかもしれません。

スタディングの賃貸不動産経営管理士講座 には短期合格セミナー、基本講座(ビデオ・音声による18講座約8時間30分)、WEBテキスト、問題集、セレクト過去問集が利用できるコース(¥11,800、税別)と、さらに実践力アップ講座(ビデオ・音声約2時間)、実践力アップ問題集も利用できるコース(¥13,800、税別)があります。

管理人は他の試験対策でスタディングの講座を購入し、合格しました。

◆ただ、スタディングには質問機能がありません。質問できるほう講座のほうが良いという方はスタケンの賃貸不動産経営管理士WEB講座→PCでもスマホでも。WEB受講型宅建講座『スタケン』が良いかもしれません。オリジナル模試3回分も付いています。

スタケン賃貸不動産経営管理士講座は2020年4月開講予定。受講料は¥13,800(税別)です。

◆賃貸不動産経営管理士試験対策として市販の公式テキスト、試験対策テキスト、試験対策問題集、一問一答集、直前模試などを揃えると軽く1万円を超えますので、これら二つのオンライン講座の価格はそれほど高いわけではありません。

独学にしてもオンライン講座にしても、賃貸不動産経営管理士試験対策を早めに始めることを強くおすすめします。

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