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購入レビュー】賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2022年度版)

【2022年6月24日更新】

『賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2022年度版)』の購入レビューです。賃貸不動産経営管理士試験に独学で挑む初学者受験生のテキスト・過去問題集選びの参考になれば幸いです。

2022年度賃貸不動産経営管理士試験合格を目指し、がんばりましょう!

2022年度版賃貸不動産経営管理士基本テキスト

2022年度版賃貸不動産経営管理士基本テキスト

『賃貸不動産経営管理士過去問題集(2022年度版)』 基本データ

『賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2022年度版)』基本データです。 

テキスト基本データ

書名 賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2022年度版)
価格
¥3,080(税込)
Kindke版の価格
分冊の有無
ページ数
438
発行所
株式会社建築資料研究社
発行日
2022年6月25日
二色刷り
付録
ネットサービス
編著
賃貸不動産経営管理士資格研究会


◆2022年度版の総ページ数は2021年度版の467ページから438ページと若干コンパクトになりました。それでも、本書は公式テキスト以外では最も丁寧で最も詳しく編集されている賃貸不動産経営管理士試験テキストです。

◆本書は巻末に9ページ「も」索引が付いています。『2022年版賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ テキスト&一問一答』および『2022年度版みんなが欲しかった!賃貸不動産経営管理士の教科書』の索引4ページと比べるだけでも、本書が丁寧かつ詳しく編集されていることがわかります。

『賃貸不動産経営管理士基本テキスト 令和3年度版』

『賃貸不動産経営管理士過去問題集(2022年度版)』 購入レビュー

では『賃貸不動産経営管理士基本テキスト(2022年度版)』の購入レビューにうつります。

本書のおすすめポイントは2つあります。

◆第1のおすすめポイントは、各項目・分野について出題ランク別にS・A・B・Cの4つに分類していることです。

テキスト・過去問題集ともに、出題頻度による重要度ランクがないものはおすすめできません。頻出問題は絶対に落としてはいけないからです。

各項目の出題ランクは出題回数別に分けられています。

  • ランクS:過去7年毎回出題
  • ランクA:過去7年で4〜6回出題
  • ランクB:過去7年で1〜3回出題
  • ランクC:出題なし

ランクS・Aの学習が必須なのは言うまでもありませんが、ランクB、ランクCの問題も要注意です。なぜなら、令和3年度試験で初めて出題された問題はランクBに分類せざるを得ないからです。

ランクCについても、例えば令和元年度ランクCだった住宅セーフティネット法からは令和2年度試験で出題されています。

まだ出題されていないためランクCになっている請負賃貸住宅標準管理受託契約書にも必ず目配りしておきましょう。

◆なお、第4章「賃借人入居中の金銭管理業務」の「1 賃料等の会計上の取扱い」は今年の公式テキストから導入されたものです。第4章の出題ランクはSになっていますが、「1 賃料等の会計上の取扱い」については過去の出題がありません。それでもこういった新項目は出題される可能性を考えてきっちり対策すべきです(そもそもここを丸々記載していない市販テキストもあります。くれぐれもご注意ください!!)。

◆いずれにせよ、賃貸不動産経営管理士試験は公式テキストに記載してあればすべて出題の可能性があります。内容を絞りすぎたテキストや過去問だけで学習すると、本試験で見たことも聞いたこともない問題に窮するかもしれません。テキスト選びは細心の注意を払いましょう。

第2のおすすめポイントは、賃貸不動産経営管理士テキストでは分量が多いだけあって説明がしっかりしていることです。

賃貸不動産経営管理士テキスト2022【おすすめ厳選購入レビュー】にも書きましたが、LEC、TACの賃貸不動産経営管理士テキストは内容を絞って学習しやすいよう編集されている反面、説明不足の点が例年見受けられます。

少ない分量のテキストで効率よく学習したいというのは管理人も同じ気持ちではありますが、賃貸不動産経営管理士試験は予告なく個数問題・組み合わせ問題を導入する(平成29年度)などしてくれてます(おかげでえらい目に遭いました)

賃貸不動産経営管理士試験は令和2年度から10問増えて50問になりました。問題数が増えることそれ自体が受験生の処理能力に負荷をかけることになりますので、難易度は必然的に上がります。さらには合格率を約30%にまで下げてきたこと、昨年令和3年度試験では合格点を40点とこれまでの最高に引き上がったことから、受験生は少なくとも40点を取らないと安心できないのが現状です。

今年度は賃貸不動産経営管理士の国家資格化後2年目の試験です。昨年と同様の難易度の試験となるかどうかは誰にもわかりません。もしかしたらさらに難易度を上げるかもしれないのです。丁寧で詳しく解説しているテキストで学習するほうが試験に対応しやすいと言えます。

内容を絞ったテキストより、分量は多少多くても丁寧な説明をしている本書で学習することを強くおすすめします。

◆なお、本書の今年度版には残念なポイントがあります。過去問の該当箇所がテキスト中に記載されていないことです。

2019年度版はテキスト本文中に「H28年問12」とあったりしましたが、それが2020年度版からなくなってしまいました。編集はめんどうかもしれませんが、来年度2023年度版には復活させてほしいものです。

ただし、過去の出題実績については「出題あり!H28・30・R1」等の表示があります。出題頻度の目安にしましょう。

本書の構成は7編40章。1日2章こなせば20日で1周できる計算にはなります。

とはいえ、説明が丁寧なだけあって学習には相応の時間がかかります。特に第3編賃貸借契約は13章もあります。残り日数が少なくなると余裕がなくなります。早め早めに準備を始めるほうが賢明です。

本書と連携しているのは『2022年度版 賃貸不動産経営管理士 過去問題集』です。過去問集は肢ひとつひとつに本書への対応箇所が記載されています。必ず本書と併用しましょう。

◆すでに述べたとおり、管理人は丁寧に解説しているテキストで学習するほうが賃貸不動産経営管理士試験に対応しやすいと考えています。

まずは優先順位の高い項目(S・Aランク)について本書で学習した項目について『2022年度版 賃貸不動産経営管理士 過去問題集』で過去問を解きながら重点的に学習しましょう。S・Aランク項目を一通り終えてからBランク問題を、それから過去問がないCランク項目、「賃料等の会計上の取扱い」などの順に学習し、少なくとも3〜5周はこなしましょう。

  • 出題ランクがきちんと示されている
  • 説明が丁寧でしっかりしている
  • 過去問の該当箇所がテキスト中に記載されなくなった
  • 分量が多いため、学習スケジュールを決めてノルマをきちんとこなす必要がある。

問題集は本書とリンクしている『賃貸不動産経営管理士 過去問題集 2022年度版』をおすすめします。

2022年版おすすめテキスト・問題集についてはこちらの記事をご参照ください。

賃貸不動産経営管理士試験に本気で合格したい方へ

◆賃貸不動産経営管理士は、国家資格化に伴って仕事上必要になる方や就職・転職のために必要とする方が今後大幅に増えると思われます。

しかしながら、賃貸不動産経営管理士試験は「受験生の7割が不合格となる試験」になってしまいました。

本気で賃貸不動産経営管理士試験に合格したいのであれば、もはや「簡単に合格できる資格試験ではなくなった」ことをぜひ自覚してください。早め早めに勉強し始めることを強くおすすめします。

特に、次の3項目に当てはまる方は少しでも合格可能性を上げるため、合格実績の高い=合格率の高い資格スクール・通信講座の活用を積極的に検討するべきです。

なぜなら、良い教材を使って効率的に学習でき、しかも学習の進捗状況を管理しやすい上、わからないところを質問できるからです。

  • これまで資格試験を受験したことがない方やなかなか資格試験に合格できない方
  • 何から勉強したらいいのか考えあぐねている方
  • 本気で今年の合格を目指す方

◆おすすめできるのは次の3つをすべて満たしている講座です。

  1. 講座受講生の合格率をHPに記載している
  2. 講座に質問機能(質問回数無制限が望ましい)がある
  3. フルカラーのオリジナルテキストが料金に入っている

管理人が知る限りでは、これら3点を満たしているのはアガルートアカデミーの賃貸不動産経営管理士講座だけです。

◆オリジナルテキストを作成するには、講座範囲を熟知し、どこが重要なのか、どこが試験で出題されやすいか、法改正点はどこか、と言った試験合格に必要な箇所の選別といった教材研究能力が不可欠です。

アガルートの賃貸不動産経営管理士講座担当は工藤美香講師です。テキストには設備関連の図ひとつにも工藤講師の細かい指示が入っています。

ちなみに令和2年度試験の問49は解答速報の正解肢が各社で2と3に別れました。資格スクール・講師の中には当初2にしていたのを3に変更したり、3を2に変更したりしていた所もありましたが、試験日当日から解答を2とし、その後一切変更しなかったのは工藤講師だけでした。


◆アガルートは合格実績も際立っています。令和3年度賃貸不動産経営管理士試験の講座受講生合格率は92.3%。令和3年度試験の合格率31.5%の2倍強という実績です。

管理人は宅建受験のとき8万円ほどかけて教材を購入して勉強しましたが、プロの手による良く練られた教材を使うと、本当に効率良く学習できることを身を持って思い知りました。

少しでも合格可能性を上げたい方は検討してみて損はありません。

◆アガルート【賃貸不動産経営管理士】2022年合格目標総合カリキュラムには以下の1〜4の講座と5〜7のフォローアップが含まれています。 

  1. 総合講義:オリジナルのフルカラーテキスト付き動画講義
  2. 過去問解析講座
  3. 総まとめ講座
  4. 解説講義付き直前ヤマ当て模試全2回
  5. Facebookグループ内での質問制度(回数無制限かつ工藤講師が直接返信)
  6. 学習開始時のガイドとして視聴するオリエンテーション動画
  7. 受講生からのアンケートをもとに月1回配信されるホームルーム動画

Facebookグループでの質問制度は、講師が直接質問に返信するだけではなく、他の受講生の質問についても閲覧できます。

ネットにいろんな情報が普及したとは言っても賃貸不動産経営管理士試験については宅建ほどではありませんので、自分であれこれ調べるのは大変です(まず条文にあたらなければならない上、調べたことが妥当かどうかもわかりません)まして、公式テキストの改訂箇所を調べるのは受験生には不可能です。

工藤先生におまかせしたほうが得策だと思います。


アガルートの【賃貸不動産経営管理士】2022年合格目標総合カリキュラム税込¥87,780です(総合講義のみなら税込¥43,780)
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総合カリキュラムは¥26,334も割引、購入しやすくなりました!

割引価格でも高いと感じるかもしれませんが、令和4年度試験で合格できなければ次年度も勉強しなければなりません。お金を取り戻すことはできますが、時間を取り戻すことは誰にもできません

◆教材が届いたら、まずはテキストに対応している動画講義全部をできるだけ早く視聴して試験範囲を把握し、それから賃貸不動産経営管理士試験での最重要ポイントのひとつである賃貸借契約と賃貸住宅管理業法を、できるだけすみやかに学習してしまうことをおすすめします。

Facebookグループにもすぐに入り、いつでも質問できるようにしておきましょう。

Facebookグループではグループ内の他の方による質問と、その質問への工藤講師からの返信も閲覧できます。こちらもとても参考になります。

【賃貸不動産経営管理士】2022年合格目標総合カリキュラム

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