【2026年1月16日】2027年度宅建試験までの残り日数を(記事内に掲載)把握し、計画的に学習を進めましょう!
当記事では2027年宅建試験日・申し込み日程・自身の宅建受験経験による合格へのアドバイスについてお知らせします。
宅建試験は従来50点中35点が目標とされてきましたが、近年は少なくとも38点取らないと安心できなくなりました。
このことは通信講座・資格スクール受験生が増えたことと無関係ではありません。
通信講座・資格スクールでは市販宅建テキスト・問題集よりも試験対策しやすい教材を提供している場合が多いです。このため、市販教材利用の受験生よりも合格率が良く、合格点も高くなる傾向がみられます。
これから宅建試験に挑戦するなら、市販宅建テキストに固執せずに通信講座等での学習も視野に入れておくことをおすすめします。

2027年度宅建試験日・申し込み日程等の概要
◆受験や学業のスケジュール、就職、その他人生の節目等いろいろな事情、もしくは学習時間をゆったり取りたい等の理由から2027年度宅建試験での合格を目指す方がいらっしゃると思います。
当記事はそのような方向けとなります。参考になれば幸いです。
◆2027年度宅建試験日・申し込み日程・概要は例年通りなら次のようになります。
| 試験日 | 2027年10月17日(日) 13:00〜15:00(予定) |
|---|---|
| 受験申込 受付期間 |
・インターネット:2027年 7月1日9:30〜 7月31日21:59(予定) ・郵送:2027年7月1日〜 7月15日(予定) |
| 合格発表 | 2027年11月24日(水) (予定) |
| 試験案内 配布期間 |
2027年7月1日〜 7月15日(予定) |
| 受験 手数料 |
8,200円 受験手数料は消費税及び 地方消費税非課税 |
| 受験申込 |
インターネットおよび |
| 出題形式 | ・50問(マークシート方式) ・4肢択一 ・宅建業法、民法、税、 都市計画法等など 宅地建物取引業法施行規則第8条 |
| 試験時間 | 120分(途中退出不可) |
|
免除問題 |
あり ※登録講習の受講により5問免除 |
| 受験資格 | なし ※登録要件あり |
| 登録要件 | 宅地建物取引業法第18条 |
| 試験 実施団体 |
一般財団法人不動産適正 取引推進機構※ |
| 試験会場 | 全国47都道府県 |
2024年よりインターネット申込みが7月末日まで、郵送申込が7月前半までに変更されました。→https://www.retio.or.jp/exam/pdf/kikanhenkouR6.pdf
※宅建試験の実施団体は不動産適正取引推進機構です。受験を予定している方は必ず同機構HPを確認してください。
→https://www.retio.or.jp/exam/
宅建試験に合格に向けて(自身の経験による合格へのアドバイス)
◆宅建試験は1年に1回しか受けられない資格試験です。
宅建試験は毎年約24万人が受験します。
何人ぐらい合格すると思いますか?
合格できるのは約24万人のうちたった約4万5,000人(※受験者数によって変動あり)。
宅建試験の合格基準点は毎年変わり、その年度の合格基準点に1点でも足りなければ落とされてしまいます。合格率はわずか15〜18.7%。
決して甘く見てはいけません。
◆では宅建試験に合格するにはどうすれば良いでしょうか?
「この教材を使えば誰でも受かる!」などという都合の良いものはありません。
でも合格可能性を高めることは誰にでもできます。
◆一般に、試験合格と「勉強時間・勉強の質」には次の関係があります。
試験合格=勉強時間×勉強の質
宅建試験合格の具体的目標は本試験で50点中最低でも38点を取ることです。
38点取ればまず合格圏内に入れます。
そのためにすべきことは次の2点に尽きます。
- 1日でも早く宅建の勉強を始めること
- 勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を使うこと
1日でも早く宅建の勉強を始める
◆宅建合格に必要な勉強時間はおおむね400時間と言われてます。
2027年度宅建試験(2027年10月17日)まであと639日。
今日から宅建学習を始めれば1日当たり38分の勉強で400時間になります。
1日でも早くから勉強を始めれば1日あたりの勉強時間は短くて済みます。
1日の勉強時間が短い方が日々の学習目標=ゴールは小さくなります。小さいゴールのほうが達成しやすく積み重ねやすいです。
宅建の勉強を早く始めることで日々のゴールを小さくすること、そして「小さなゴール」をこつこつ毎日積み重ねることこそが宅建合格への一番の近道、管理人はそう思います。
1日でも早く宅建の勉強を始めることを強く強くおすすめします!
注:次のセクションは宅建教材についてのアドバイスなのですが、2027年版宅建教材の発売は早いところで2026年8月頃となります。それまでは市販宅建テキストと問題集で基礎を固めておけば良いと思います。
あるいは、2026年宅建試験対策教材を用いて2026年宅建試験を受験し、合格を勝ち取るという選択肢もあります。今からだと1日1時間28分の勉強で400時間となります。時間に余裕があるなら検討してみてもよいかもしれません。
宅建勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を選ぶこと
次は教材についてです。良い教材=合格実績の高い教材を使って勉強の質を上げることはものすごく大切です。
◆宅建の勉強には大きく分けて次の2つの方法があります。
- 市販教材による独学
- 通信講座、資格スクール(予備校)による通学講座
すでにお伝えしたとおり、宅建の合格率は15~17%。
しかしながら、市販教材の独学による宅建受験生の合格率はわずか8%ほどと推測されています(著名宅建講師の講義中に聞きました)。
市販教材での独学は宅建最難関コースなのです。
一方、通信講座・資格スクール等を利用した受験生の合格率は約30〜70%に跳ね上がります。
なぜ通信講座・資格スクール受講生の合格率がそんなに高いのでしょう?
理由は明確です。通信講座・資格スクールを利用した受験生は、市販のものより優れた教材を使っているからです。
◆管理人自身もこのことを痛感しています。
管理人の宅建受験1年目は、書店で平積みになっていた中から何も考えず適当に選んだ市販教材(※ユーキャン、LEC、TACではありません)と500円アプリによる独学で2点足りず不合格(泣)。なるべくお金をかけずに合格しようと甘く目論んだ結果でした。
あんなに悔しい思いをしたのは大学受験以来です。
同じ過ちは繰り返すまいと決め、2年目はDVD教材を早々に購入。市販教材は一切使いませんでした。
5問免除教材の追加購入や直前講習への参加、教材をどこでも視聴できるようポータブルDVD機を購入するなど、費用は10万円ほどかかりましたが、おかげで合格できました。10万円を惜しまなくて良かったと本当に思っています。
※管理人は1回目の宅建試験に独学で不合格になった11月から翌年2回目の宅建試験の間、1月にFP3級合格、5月にFP2級学科にも合格しています。それもこれも10万円を投資してとても効率良く宅建学習ができたおかげです。
◆受験2年目に実感したのは良い講師・スクールの教材は問題分析がとても緻密なことでした。
例として国土利用計画法(国土法)について紹介します。
国土法には事後届出制と事前届出制があります。出題されているのは圧倒的に事後届出制です。事後届出制は平成23年度試験以降、毎回出題されているのに対し、事前届出制が関わったのは3肢だけです(平成23年度問15肢2、平成28年度問15肢2、 令和5年度問22肢4 注:令和5年度問22肢4は合否に関わらない「捨て肢」でした)。
理由は明白です。事前届出制の対象となっている監視区域が非常に少なく(東京都の小笠原村のみ)、注視区域にいたっては平成10年9月法改正施行以来指定された区域がないためです(土地・建設産業:土地取引規制 - 国土交通省)。注:重要土地調査法も事前届出制に含まれますが、主な対象が防衛関係施設等ですので宅建試験では深入り不要です。
宅地建物を取引する上で、現場にほとんどかかわることがない事前届出制より事後届出制のほうが重要なのは当たり前です。事後届出制ばかりが出題されるのは必然です。
こういうことを知らないままだと事前届出制・事後届出制どちらにも等しく労力をかけて学習してしまうんですね。
管理人は宅建受験1年目に注視区域・監視区域について自分でわざわざ調べ、アプリの掲示板に長々と書き込むなんていうことまでしてしまいました。注視区域・監視区域なんて試験にほぼほぼ出ないことを知らなかったからです。そんな無駄なことを無駄とも思わないで「勉強した気」になっていたのです。
宅建受験2年目に使った通信講座の教材には国土法学習の要点・注意点がきちんと書かれていました。目から鱗が落ちました。それを読んで初めて宅建1年目に「独学でいかに的外れな学習をしていたことか」と思い知らされました。
◆プロの手による良い教材を使えば、独学であれこれ調べながら学習するより何倍も効率良く学習できるのです。
宅建合格の可能性を高めたいのであれば、良い教材に対価を惜しまないのが得策です。
お金より大切なのは時間です。お金は取り戻せても過ぎてしまった時間は二度と取り戻せません。
2027年で受からなかったら2028年も宅建の勉強をし続けることになります。
2027年に合格しておけば他の資格取得を目指してさらなるキャリアアップに時間を使えます。
管理人は、市販教材と過去問サイトへの500円課金しかせずに不合格となった受験1年目の失敗を繰り返すことがないよう、そして合格の可能性を確実に高めるために、受験2年目はお金をかける決断しました。
その結果、きっちり宅建に合格できました。
宅建に合格した後は11月に不動産キャリアパーソン、翌年1月に登録実務講習を終え、その後も賃貸不動産経営管理士、FP2級に合格して今に至っています。
もし2年目で宅建に合格していなかったらこうはなっていなかったでしょう。10万円という対価をかけてでも宅建に合格でき、「自分の選択は正しかった、本当に良かった」と思っています。
なお、良い教材を選んでもノルマをこなしただけじゃ合格できないことは言うまでもありません。テキスト・問題集がぼろぼろになるまで、繰り返し繰り返し学習し、最低でも6周はこなしましょう。
◆宅建講座を開講している資格スクール・通信講座はたくさんあります。
資格スクールの最大のメリットは講師との対面授業で直接コミュニケーションできることです。特に、講師に直接質問できることは対面ならではのメリットです。
ただしデメリットもあって、全般的に受講費が高くなること(概ね10万〜20万円台)、通える範囲に教室があるとは限らないこと、スクールの開講時間に受験生がスケジュールを合わせなくてならないことです。
一方、通信講座のメリット・デメリットは資格スクールの裏返しになります。通信講座のメリットは受講費が概ね10万円以下に抑えられること、ネット環境が整っていればどこからでも受講できること、自分のスケジュールに合わせて勉強できること。
デメリットは講師と直接コミュニケーションを取れないこと、質問が制限されることです。安価な講座だと質問サービスがそもそもありません。
◆では資格スクール・通信講座のどちらを選べば良いのでしょうか?
住んでいる場所を問わないこと、より低価格であることから、当サイトでは通信講座をおすすめしています。
ではどの通信講座を選べば良いのでしょうか?
当然ですが、合格率が高く、質問サービスが料金に含まれているものから選ぶのが鉄則です。
合格率が低い講座にお金を出す必要はありません。
また、宅建試験の学習で最もよくないことは、わからないことをわからないままにしておくことです。わからないままのことが本試験で出題されたら得点しようがありません。
次によくないことは、わからないことを自分で調べて時間を無為に費やすことです(すでにお伝えしたように管理人は国土法で試験に出ないことまで調べて勉強した気になっていました・・・)。
調べたことが宅建合格に結びつけばいいのですが、初学者にその見極めはまずできません。
わからないことは講師に質問するのがベストです。質問サービスが付帯しない講座にお金を出す必要はありません。
さらに教材内容でもふるいをかけましょう。
宅建試験は50問のうち20問が宅建業法から出題されます。宅建業法は最大の得点源ですので、ここはなんとか強化したい。そのための講座が付帯する通信講座とそうじゃない講座なら、宅建業法を強化する講座が付帯する通信講座をおすすめします。
ただし、宅建業法を強化する講座が付帯する通信講座は価格が高いです。価格はいつも悩みの種ですので、通信講座の中では比較的安価で安定した合格率および合格者数を毎年保っている通信講座1社(動画講義が充実して一問一答主体で学習)も紹介します。
注:以下は2026年合格目標講座の紹介となります。
2社の合格率です。
アガルートは講座利用者に合否アンケートを実施しており、その結果をHPで公表しています。
ユーキャンは合格率をHPで公表していないため、厚労省の教育訓練給付制度[検索システム]で調べた結果の最新データ(令和5年度)となります。
では合格率の高い順に講座内容をお伝えします。
<アガルート>
◆フォーサイトの次に合格率が高い通信講座はアガルートです(令和6年度合格率66.26%)
◆アガルート演習総合カリキュラム(フル・ライト)のうち、「フル」は令和5年版で大幅リニューアルを敢行。
従来の動画講義・テキスト・過去問・直前答錬・模試に以下の4講座を投入。
・択一解法テクニック講座(問題の解き方の敵ニックと思考プロセスを学ぶ)
・宅建業法逐条ローラーインプット講座(宅建業法を条文に沿って知識を確認)
・過去問答錬(実際の過去問を利用した全5回分の答錬)
・民法判例問題攻略講座(多くの受験生が苦手とする民法判例問題の解き方のコツを習得)
さらに、オンライン4肢択一問題集(「オンライン演習サービスTOKERUKUN」) も令和6年版から加わっています。
これらの新施策、とりわけ宅建業法逐条ローラーインプット講座によって宅建業法での高得点を目指し、難化する宅建試験に対応する講座へと大きく進歩しました。
アガルートの教材を実際に購入しましたので、テキスト・問題集について紹介します(注:2024年版演習総合カリキュラムフルを実際に購入した際の内容となります)。
◆テキストはA5判で権利関係(262頁)、宅建業法(245頁)、法令上の制限(223頁)、税・その他(158頁)の4冊。合計888頁と市販宅建テキストだと分量が多いテキストの部類に入ります。
フルカラーではありますが、色使いはシンプルそのもの。テキスト本文にアンダーラインやマーカーは付されていません。
テキスト本文に余計な装飾がないのは、担当講師が動画講義で重要箇所を説明するからです。動画を見ながら、その都度、講師の指示に従ってテキストを作っていくのがアガルートのスタイルです。
動画講義(2024演習総合講義の実績)は権利関係、宅建業法、法令上の制限、税・その他合計で約45時間です。
◆問題集もA5判です。問題集は捨て肢マークはありませんが、各脚それぞれにテキストの該当ページを掲載。問題集からテキストへの連携は良いです。
アガルートの問題集は平成26年度〜令和4年度の4肢択一問題を収録している1)権利関係(145問)、2)宅建業法(220頁)、3)法令上の制限(88問)、4)税・その他(77問)の4冊。合計530問。
この4冊530問の他、5)令和5年度本試験50問の580問。さらに総まとめ講座一問一答200肢超がフル、ライト共通の問題集となります。
1)から5)の問題集はA・B・Cの3段階にランク付け。
A(優先順位 高)・・・合格するうえで確実に正解したい問題
B(優先順位 中)・・・本試験までに解けるようにしたい問題
C(優先順位 低)・・・出題頻度があまり高くない問題
AB問題を中心に繰り返し繰り返し解きましょう。
※フルではさらに過去問答錬50問×5、直前答錬50問×2が加わります。模試を除くアガルートの問題演習量はフルカリキュラムだと実に4肢択一問題930問。問題演習量はフォーサイトを上回ります。
これらに加え、宅建業法逐条ローラーインプット講座で宅建試験最大の得点源である宅建業法を強化します。
一昨年まではeラーニングの「過去問一問一答演習」が付帯するフォーサイトのバリューセット3のほうに見劣りしていましたが、アガルートにも「オンライン演習サービスTOKERUKUN」が実装されたことによって充実した講座となっています。
その分、価格はフォーサイトより高めです。
- アガルート宅建講座入門総合カリキュラム/フル→税込¥107,800
- アガルート宅建講座入門総合カリキュラム/ライト→税込¥54,780
- アガルート宅建講座中上級カリキュラム/フル→税込¥129,800
- アガルート宅建講座中上級カリキュラム/ライト→税込¥76,780
アガルート宅建講座の質問回数はフルカリキュラムが30回、ライトカリキュラムが10回です。
注:アガルート宅建講座の入門総合カリキュラムは宅建初心者向け、中上級カリキュラムは宅建もしくは法律の学習経験があり本試験で25点以上取れる方となっています。
管理人は入門・演習両方の講座を購入してどちらの講義動画も視聴しましたが、演習の工藤先生の講義進度は入門の小林先生より早いです。初学者は入門総合カリキュラムのほうが良いです。
(アガルート宅建試験講座
より)
初学者向け>>>アガルート宅建講座【2026年合格目標】入門総合カリキュラム(フル・ライト)
既学者向け>>>アガルート宅建講座【2026年合格目標】中上級カリキュラム(フル・ライト)
※アガルート宅建講座は合格特典と各種割引があります。詳細はアガルート宅建試験 | 合格特典とアガルート宅建試験 | 各種割引制度
をご参照ください。
受講料が高いと感じるかもしれませんが、令和8年度試験で合格できなければまた1年間も勉強しなければなりません。時間は誰にも取り戻すことはできません。よくご検討ください。
<ユーキャン>
ユーキャン宅建講座の合格者数は、令和2年度の924名を除くと平成25年度以降毎年1,000名を超えています(令和3年度1776名、令和4年度1494名、令和5年度1011名)。
講座受講生全体の合格率は公表していませんが、厚労省の教育訓練給付制度[検索システム]で調べたところ、給付制度受講生の合格率・合格者数は令和2年度52.4%・928名、令和3年度53%・702名、令和4年度57%・804名、令和5年度53.7%・548名。安定した合格率で多数の合格者を輩出しています。
管理人はユーキャン通信講座教材も実際に購入して中身を確認していますので、その特色をお伝えします。
◆ユーキャンのテキスト=「基礎テキスト」は箇条書きや表の羅列ではなく、文章・説明ともにとても読みやすく編集されています。このため本文そのものを読んで要点をつかみやすくなっています。「読んでわかりやすい」のが最大のメリットです。
以前は白黒で読みにくかったのですが、2021年度版からフルカラーになったので視覚的にも認識しやすくなりました。
ちなみにユーキャンは市販宅建教材も出版していますが、通信講座教材には宅建試験を攻略する上でとても重要で有益な情報がしっかり書かれていたのに対し、市販教材ではそれらがカットされています。通信講座教材と市販教材をきっちり分けて編集し、はっきり差別化しているんですね。
明らかに通信講座教材のほうがクオリティが高いです。
◆もちろん問題分析もしっかりしています。受験する上で最重要情報のひとつが「深入りすべきではないところの指示」です。
この指示がないままに学習するとさして重要でもない項目(国土法の事前届出や宅建士の罰則など)を丸暗記しかねませんが、ユーキャン通信講座教材にはこの点もきちんと書かれていました。
◆eラーニング機能も備わっています。
各チェックポイントが動画講義に対応し、WEB確認テストもあります。動画はひとつ5分程度となっているため、隙間時間でも区切りよい勉強がしやすいよう配慮されています。
苦手な問題はWEBテスト結果から洗い出してくれるので効率良く弱点が補強できます。
勉強の進捗状況の管理は専用の課題管理機能で行います。
なお、ユーキャンは1本約5分程度の動画講義を約900本備えています。総動画講義時間はHPに記載されていないものの、このスペックからするとユーキャンの動画講義時間はアガルートの1.6倍ほど。動画講義はアガルートよりユーキャンのほうが手厚いです。
◆問題集=「実戦テキスト」についても触れておきます。
ユーキャン通信講座問題集の大きな特長は「捨て肢を掲載していないこと」です。
宅建通信講座で一般的な問題集は、実際に出題された過去問を分野別に並べる「4肢択一形式」が主流です。
一方、ユーキャンの問題集は4肢をばらした一問一答形式。しかも重要なものだけに絞り、捨て肢を文字通り捨てています。
そもそも捨て肢を掲載しないことによって、捨て肢に時間をかけずに済み、合否に関わる重要な肢問に集中して取り組めるよう問題集を組み立てているのです。
ここ3年くらいの宅建学習では基礎固めに一問一答問題集を重視する傾向が強まっています。
ユーキャンの問題集は、管理人が確認した限りでは2021年時点ですでに一問一答でした。
毎年500名以上の合格者・50%以上の合格率を提供している一因が、基礎固めに重要な一問一答問題集の採用を先取りしたことと大いに関係しているものと思われます。
一問一答問題は基礎テキスト・実戦テキスト合計で2500問以上を収録。これは市販宅建4肢択一問題集でベストの『出る順宅建士 ウォーク問過去問題集』1〜3巻計550問×4=2200肢を超えています。問題演習量は十分です。
◆ユーキャンには無料の質問サービスが付帯します。
質問回数は「1日3回まで」というのが唯一の制限ですが、総質問回数の制限はありません。
ユーキャンの宅地建物取引士講座は一括払いで税込¥64,000、分割払いで税込¥4,980×13回です。
→ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座![]()
教育訓練給付制度を利用できる方は最大で費用の20%が支給されます。
自分が教育訓練給付制度の対象になっているかどうかは、ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座
の「費用について」のページで簡易診断してみると良いでしょう。
◆ユーキャン通信講座のデメリットについても指摘しておきます。
1つ目は、問題集が一問一答形式のため受験生によっては4肢択一への習熟が足りないかもしれないことです。
ユーキャン短期合格講座の4肢択一対策は「完成テキスト」で行います。「完成テキスト」では実際に4肢択一を解きながらパターン別攻略法を学びます。
パターン別攻略法を学んだら4肢択一問題を本試験形式で時間を計りながら50問2セット解きます。1セットは完成テキストに解説が記載されており、もう1セットは模擬試験となっていて専用マークシートに解答を記入し、ユーキャンに添削課題として提出します。
もし、「これらの教材だけでは4肢択一問題習熟が足りない」と思った方は市販の直前予想模試(1冊¥2,000もしません)を1〜2冊加えると良いでしょう。
2つ目は、追加教材や他資格受験のDMが度々送られてくることです(実際に数通送られてきました)。宅建追加教材は決して安くない金額だったので、「だったら初めから紹介していればいいのに」と思わざるを得ません。
3つ目は、教材発送が遅いことです。申込を済ませてから教材が届くまで5〜10日前後かかりました。改善してほしいものです。
◆いくつかデメリットはあるものの、ユーキャン宅建士講座のセールスポイントはテキスト自体のわかりやすさ、一問一答形式問題集による基礎固めのしやすさ、質問のしやすさ質無制限、そして安定した合格実績の高さです。
ユーキャンのテキスト(「基礎テキスト」)・問題集(「実戦テキスト」)は各3冊(プラス「完成テキスト」の計7冊)。過去問は「重要度の高い肢のみ、過不足なく厳選(ユーキャン宅建講座HPより)」されています。
どちらも基礎テキスト・実践テキストはA5サイズなので持ち歩きしやすいです(完成テキストはA4版)。
◆基礎テキストには動画講義とWEBテストが付いています。動画講義があるのでテキストは不要、という方もいるかとは思いますが、冊子テキスト中心に文章を読んで理解を深めながら学習したい方はユーキャンが良いでしょう。
ユーキャン宅建講座へのリンク>>>ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座 ![]()
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<2社の特長について>
◆価格面での受講のしやすさで選ぶならユーキャンです。
- アガルート演習総合カリキュラム/フル:¥129,800(税込)
- アガルート入門総合カリキュラム/フル:¥107,800(税込)
- ユーキャン:¥64,000(税込)
宅建業法逐条ローラーインプット講座を重視する受験生にはアガルートが良いです。
動画講義時間を重視し、一問一答式問題主体に基礎を徹底して身につけたい受験生にはユーキャンが良いです。
どの講座も安い買い物ではありませんが、市販教材での独学よりも合格の可能性は高くなります。
もちろん、テキスト・問題集を1回やっただけでは合格できません。
通信講座セットが届いたら2026年本試験当日まで何度も何度も、それこそ教材がぼろぼろになるまで繰り返し学習しましょう。
宅建試験の概要とスケジュールについて
宅建試験の概要
◆宅建試験は全部で50問出題されます。マークシート方式です。
- 出題形式は基本的に4肢択一です。
- 「正しいものはどれか」、「誤っているものはどれか」を4肢から選択し、マークシートに当てはまる解答番号を記入します。
- なかには「正しいもの/誤っているものはいくつあるか」を4肢から選択する個数問題や「正しいもの/誤っているものの組み合わせはどれか」を4肢から選択する組み合わせ問題も出題されます。
- 個数問題、組み合わせ問題の出題数は年度によって異なります。
- 「AはBであるが、CはDである」のような出題文の前半と後半で異なる知識の正誤を問う問題も出題されます。
◆宅建試験は50問の内訳は次の通りです。
- 権利関係:14問
- 法令上の制限:8問
- 宅建業法:20問
- 税・その他:8問
宅建試験50問のうち20問を占める宅建業法は試験の中でもとりわけ得点源になっています。満点を狙うつもりで勉強しましょう。
◆宅地建物取引業に従事している方(従業者証明書(宅建業法48条第1項)を持っている方)は登録講習を受講できます。登録講習修了者は50問中5問を免除されます。
免除されるのは次の2科目中の5問です。
- 宅地及び建物の需給に関する法令並びに実務に関する科目
- 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関する科目
- 具体的には問46〜問50です。
登録講習を修了していない一般受験者と登録講習修了者の合格率を比べると、登録講習者の合格率のほうが毎年数ポイント高いです。受けられる方は必ず受けておきましょう。
注:登録講習修了者データの都合上、「インターネット申込みを行うためには、登録講習機関への受講申込みを、受験する年の3月頃までに行うことが必要」(一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 登録講習についてより引用)です。
2027年(令和9年度)宅建試験のスケジュール
◆2027年度宅建試験までのスケジュールです。
- 2026年12月〜:効率良く学習でき、かつ合格実績の高い教材を選んで早め早めに勉強を始めましょう!
- 2027年6月初旬:官報にて宅建試験の公告(予定)
- 2027年7月:宅建試験申し込み(予定)
- 2027年10月初旬:受験票が郵送にて到着(予定)
- 2027年10月18日:2026年宅建試験日(予定)
- 2027年11月25日:宅建試験合格発表(予定)
- 2028年1月初旬から:登録実務講習の受講、受講終了後に資格登録の申請・宅建士証交付
◆宅建合格者には下画像の封筒で合格通知等の書類一式が届きます。一人でも多くの受験生の手元にこの封筒で合格通知が届くことを願っています!


