2022年度宅建試験は、例年通りなら令和4年6月3日(金)に官報公告、令和4年10月16日(日)13時〜15時に実施されます。
この記事では2022年宅建試験日・申し込み日程および宅建試験の概要についてお知らせします。
いろいろな事情から2021年度ではなく2022年度宅建合格を目指す方がいらっしゃると思います。当サイトの記事を読んでくださった方の合格のお手伝いができれば何よりです。
2022年度宅建試験日・申し込み日程等の概要
◆2022年度宅建試験日・申し込み日程・概要は例年通りなら上記のようになります。
試験日 | 2022年10月16日(日)13:00〜15:00(予定) |
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受験申込 受付期間 |
・インターネット:2022年7月1日9:30〜7月15日21:59(予定) ・郵送:2022年7月1日〜7月31日(予定:31日が日曜のため変更もあり) |
合格発表 | 2022年11月30日(水)(予定) |
試験案内 配布期間 |
2022年7月1日〜7月31日(予定) |
受験手数料 | 7,000円(受験手数料は消費税及び地方消費税非課税) |
受験申込 | インターネット(Windows OSの一部ブラウザのみ)※および郵送(予定) |
出題数・ 形式・ 出題事項 |
・50問(マークシート方式) |
試験時間 | 120分(途中退出不可) |
免除問題 | あり(登録講習の受講により5問免除) |
受験資格 | なし(ただし登録要件あり) |
登録要件 | 宅地建物取引業法第18条参照 |
試験実施団体 | 一般財団法人不動産適正取引推進機構※※ |
試験会場 | 全国47都道府県 |
(あくまで記事執筆時に入手できる情報によるものです)
※宅建試験のインターネット申込に必要なのは顔写真ファイル(mpg形式のみ)とWindows OSのパソコンです。顔写真ファイルは2022年4月1日以降に撮影したもので、正面向き上半身で無背景のもの、帽子・目を閉じている・色の濃い眼鏡・マスク着用等は不可。Mac、その他のOSのパソコン、スマホ、タブレットからの申込はできません。Windows OSでも使えるバージョンが限られます。ブラウザも限られます。詳細が発表され次第、情報をアップデートします。2022年にはMacからも申し込みできるようになっていてほしいものです。
※※宅建試験の実施団体は不動産適正取引推進機構です。受験を予定している方は2022年6月中旬になったら必ず同機構HPを確認してください。
→https://www.retio.or.jp/exam/
宅建試験の概要とスケジュールについて
宅建試験の概要
◆宅建試験は全部で50問出題されます。マークシート方式です。
- 出題形式は基本的に4肢択一です。
- 「正しいものはどれか」、「誤っているものはどれか」を4肢から選択し、マークシートに当てはまる解答番号を記入します。
- なかには「正しいもの/誤っているものはいくつあるか」を4肢から選択する個数問題や「正しいもの/誤っているものの組み合わせはどれか」を4肢から選択する組み合わせ問題も出題されます。
- 個数問題、組み合わせ問題の出題数は年度によって異なります。
- 「AはBであるが、CはDである」のような出題文の前半と後半で異なる知識の正誤を問う問題も出題されます。
◆宅建試験は50問の内訳は次の通りです。
- 権利関係:14問
- 法令上の制限:8問
- 宅建業法:20問
- 税・その他:8問
宅建試験50問のうち20問を占める宅建業法は試験の中でもとりわけ得点源になっています。満点を狙うつもりで勉強しましょう。
◆宅地建物取引業に従事している方(従業者証明書(宅建業法48条第1項)を持っている方)は登録講習を受講できます。登録講習修了者は50問中5問を免除されます。
免除されるのは次の2科目中の5問です。
- 宅地及び建物の需給に関する法令並びに実務に関する科目
- 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関する科目
- 具体的には問46〜問50です。
登録講習を修了していない一般受験者と登録講習修了者の合格率を比べると、登録講習者の合格率のほうが毎年数ポイント高いです。受けられる方は必ず受けておきましょう。
注:登録講習修了者データの都合上、「インターネット申込みを行うためには、登録講習機関への受講申込みを、受験する年の3月頃までに行うことが必要」(一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 登録講習についてより引用)です。
2022年(令和4年度)宅建試験のスケジュール
- 2021年8月末〜2022年5月末:2022年度宅建試験に向けて、良い教材を選んで早め早めに勉強を始めましょう!
- 2022年6月初旬:官報にて宅建試験の公告(予定)
- 2022年7月:宅建試験申し込み(予定)
- 2022年8月下旬:試験会場通知が郵送にて到着(予定)
- 2022年9月下旬:受験票が郵送にて到着(予定)
- 2022年10月16日:2022年宅建試験日(予定)
- 2022年11月30日:宅建試験合格発表(予定)
- 2023年1月初旬から:登録実務講習の受講、受講終了後に資格登録の申請・宅建士証交付
◆宅建試験は市販テキスト・問題集で3ヶ月勉強すれば誰でも合格できるような甘いものではありません。
1年に1回しか試験が実施されない上、合格率が15%ほどと不合格になる受験生のほうが圧倒的に多い試験を受けるときは合格実績の高い通信講座・資格スクールの教材を利用するほうが良い、というのが管理人の考えです(2021年8月になったら自身の宅建受験経験と合わせて追記します)。
2022年宅建試験対策講座は、早いものだと2021年8月末から開講されます。2021年8月以降、講座情報と合わせて管理人自身の宅建受験および教材分析による合格へのアドバイスもお知らせします。
ちなみに宅建講座の価格は資格スクール(予備校)が概ね10万円〜20万円台、通信講座は概ね10万円未満です。
平成30年度厚労省教育訓練給付制度対象の通信講座で利用者数が多く合格率が高い(つまり実績が高い)のはフォーサイトです。
>>>フォーサイトの宅建講座
◆2022年宅建試験合格を目指す場合、2022年試験対策教材が発売されるまでは宅建試験について考えなくても良いでしょう。なぜなら2021年試験用教材の法改正情報は2022年試験には古くなっているため使えないからです。古い情報を使って勉強することだけは避けてください。※法改正情報をおさえた上で勉強する分には問題ありません。
下手な教材で宅建の勉強をするよりは、2021年のうちに「合格しやすい資格試験」、たとえばFP3級を2021年5月か9月に、ビジネス実務法務検定3級を2021年6月か12月に受けるなどして、資格試験の勉強を習慣付けることを強くおすすめします。
FP3級は不動産分野と相続の知識が宅建の基礎になります。
ビジネス実務法務検定3級は民法の基礎を学ぶのにとても役立ちます。
これらの資格試験に合格して成功体験を積み重ねておくと良いでしょう。
管理人はビジネス実務法務検定3級受験のとき、スタディングの3級講座を使って合格しました。2級講座はけっこう高いのですが、3級講座はテキスト・問題集2冊を揃えるより安くすみます。動画講義もわかりやすかったです。