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宅建とは?試験日・申込・合格発表・登録実務講習の日程について

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宅建とは、一般財団法人不動産適正取引推進機構によって実施される宅地建物取引士資格試験のことです。
この記事では宅建の試験日・申込・合格発表・登録実務講習の日程および当ブログ管理人自身の宅建受験の経験による合格へのアドバイスについてお知らせします。

宅建合格者に送られてくる封筒

宅建合格者に送られてくる封筒

宅建試験日・申込日程等概要

◆宅建試験日・申込日程・概要は次の通りです。 

宅建試験日・申し込み日程・概要

試験日

毎年10月第3日曜日 
受験申込
受付期間
・インターネット:7月1日9:30〜7月中旬(昨年度は19日21:59まで)
・郵送:7月1日〜7月末日(30日・31日が土日の場合は29日金まで)
合格発表 試験日から土日祝日を除く26日後
試験案内
配布期間
毎年7月1日〜7月末日(30日・31日が土日の場合は29日金まで)
受験
手数料
8,200円(受験手数料は消費税及び地方消費税非課税)※
受験申込 郵送およびインターネット※※
出題数・
形式・
出題事項

・50問(マークシート方式)
・4肢択一(個数・組み合わせ問題あり)
・宅建業法、民法、都市計画法等、税など(宅地建物取引業法施行規則第8条)

試験時間 13:00〜15:00の120分間(途中退出不可)
免除問題 あり(登録講習の受講により5問免除)
受験資格 なし(ただし登録要件あり)
登録要件 宅地建物取引業法第18条参照
試験実施団体 一般財団法人不動産適正取引推進機構※※※
試験会場 全国47都道府県

一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 宅建試験のスケジュールより)

インターネット官報令和4年度宅建試験の公告(官報公告は毎年6月初旬)→https://kanpou.npb.go.jp/20220603/20220603g00119/20220603g001190051f.html


※令和2年度・令和3年度試験は新型コロナウイルス感染症流行のため10月試験と2月試験が実施されましたが、令和4年度試験は10月試験のみ実施されました(令和4年度宅建試験受付【速報値】が公表されました )。感染症等不測の事態によっては今後も12月試験の可能性が考えられます。

ここから先は2023年度宅建試験を受ける方へのメッセージです。

管理人自身の受験経験による合格へのアドバイス

宅建試験は1年に1回しか受けられない資格試験です。

宅建試験の合格率はわずか15〜17%。合格点は毎年変わり、合格点に1点でも足りなければ落とされてしまいます。

宅建試験は毎年約20万人が受験します。

でも合格できるのはそのうち約3万5,000人だけ。厳しい試験です。決して甘く見てはいけません。

◆では2023年度宅建試験に合格するにはどうすれば良いでしょうか?

「この教材を使えば誰でも受かる!」などという都合の良いものはありません。

でも合格可能性を高めることは誰にでもできます。

◆一般に、試験合格と「勉強時間・勉強の質」には次の関係があります。

試験合格=勉強時間×勉強の質

宅建試験の具体的目標は本試験で50点中最低でも38点を取ることです。

38点取ればまず合格圏内に入れます。

そのためにすべきことは次の2点に尽きます。

  1. 1日でも早く宅建の勉強を始めること
  2. 勉強の質を上げるため、効率良く学習できて合格実績が高い教材を使うこと


◆法律初学者にとって必要と言われている宅建の勉強時間の目安はおおむね300〜400時間です。ここでは300時間を例に取りあげます。

◆300時間を2ヶ月でクリアするには毎日5時間勉強しなければなりません。

とはいえ、働きながら、学校に通いながら、そして家事と両立させながら毎日5時間の勉強を2ヶ月続けるのはものすごく大変です。

それでも、今から学習を始める方の中で合格する方はかならずいるでしょう。

その一方、不合格になる方のほうが多いと思われます。宅建試験はそんなに甘くないからです。

今からの学習で合格する方の中には、法律の知識がすでにある方(例えば1週間の勉強で管理業務主任者試験に受かった方がいますが、その方は宅建講師であり現役司法書士なので、初学者とはそもそものレベルが段違い)だったり、すでに多くの資格試験の合格歴をもっていたりします。「宅建は1ヶ月や2ヶ月で合格できる」などという成功体験を鵜呑みにしないほうがいいと思います(管理人は2ヶ月の勉強で2点足りず落ちました・・・近年では最も難しかった平成27年度試験だったのですが言い訳にはなりません)

来年度試験での合格を目指し、1日も早く、良い教材で学習を始めることを強くおすすめします。

◆合格率が高い宅建教材はフォーサイト宅建講座ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座が2強です。

厚労省が公表している教育訓練給付制度対象宅建講座の合格実績(最新データが揃っている令和2年度)を用い通学・通信講座のうち宅建試験300名以上かつ合格率50%以上のもの、すなわち合格実績が高いと言える講座の合格率データをピックアップしたところ、該当したのフォーサイト宅建講座ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座だけでした。※合格実績は教育訓練給付制度[検索システム]からどなたでも調べられます。

 

◆合格率データです。

  1. フォーサイト:合格率81.6%(通信・宅地建物取引士バリューセット3、令和3年度受験者474名中387名合格)
  2. フォーサイト:合格率62.5%(通信・宅地建物取引士バリューセット2、令和2年度受験者1,385名中865名合格)
  3. ユーキャン:合格率52.4%(通信・合格指導講座、令和3年度受験者1,772名中928名合格)


「教育訓練給付制度」は誰でも利用できるわけではありません。にもかかわらず「講座受講生300名以上かつ宅建試験合格率50%以上だった事実」は確かな利用実績です。

<フォーサイト>

フォーサイト宅地建物取引士 スピード合格講座 2023年試験対策は3種類あります。

※2022年10月1日より、バリューセット3も教育訓練給付制度対象講座となりました!

価格が高い順から紹介します(クレジットカードでの分割支払いも可)。なおフォーサイト宅建講座は資料請求すると¥3,000割引になります。

  1. バリューセット3(2023年試験対策)2023年試験対策(基礎+過去問+直前対策+eラーニングManaBun+科目別答練+過去問一問一答演習【eラーニング内】+無料メール質問20回)通常セット+DVDオプション→税込¥78,800
    ※DVDが付属しない通常セット→税込¥69,800
  2. バリューセット2(2023年試験対策)2023年試験対策(基礎+過去問+直前対策講座+eラーニングManaBun+無料メール質問15回)→税込¥64,800
  3. バリューセット1(2023年試験対策) 2023年試験対策(基礎+過去問講座+eラーニングManaBun+無料メール質問10回)→税込¥59,800

2021年度はバリューセット2とバリューセット3(DVDなし)の価格差が¥25,000もありましたが、バリューセット3は昨年度度より実に¥20,000もの大幅値下げされました。

2023年度版も同じ価格設定ですので、バリューセット2とバリューセット3(DVDなし)の価格差はわずか¥5,000。バリューセット3(DVDなし)が購入しやすくなっています。


バリューセット3は全額返金保証制度対象です(所定の手続き・条件があります)。3つのバリューセットはどれも教育訓練給付制度対象講座です!

<ユーキャン>

ユーキャンの宅地建物取引士講座は一括払いで税込¥63,000、分割払いで税込¥3,980×16です。→ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座

ユーキャンも教育訓練給付制度を利用できます。自分が教育訓練給付制度の対象になっているかどうかは、ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座 の「費用について」のページで簡易診断してみると良いでしょう。

◆フォーサイト・ユーキャン宅建講座の詳細も含め、来年度試験についてはこちらの記事をご参照ください。
>>>宅建試験日(2023年)・申し込みスケジュール・概要・自身の受験経験による合格へのアドバイスについて - 賃貸不動産経営管理士合格応援ブログ


◆さて、すでに今年の宅建試験に申し込みを済ませたけれど、まだ学習を始めていない方、初めて間もない方は、今からどんな学習をすれば良いでしょうか?

管理人個人の経験では、今からの学習での合格可能性は非常に低いと言わざるを得ません。管理人自身が2ヶ月間の学習で不合格になったからです。

とはいえ、当時の管理人は宅建試験についての情報がほぼゼロのまま、書店で平積みされたテキストから適当に選んだものを漫然と使って勉強しただけにすぎません。

今から学習する方へのアドバイス(来年度受験する方にも共通)は次の2点です。

  1. 合格者正答率60%以上の問題を確実に取る
  2. 4肢択一のひとつひとつの肢について「根拠を明確にしながら正誤判定できる」ようにする

初学者の方はご存じないかもしれませんが、宅建試験は合格者正答率60%以上の問題を確実に取れれば合格できる試験です。合格者正答率60%というのは、問題集でいえばAランク・Bランク問題に相当します。

今から学習するというのであれば、Aランク・Bランク問題を中心に収録している、もしくは合格者正答率を記載している問題集を用い、その問題集と連携しているテキストを使って、テキストでのインプット→問題集でのアウトプットを繰り返し、問題集の正答率を100%にもっていくことが第一となります。

もちろん、問題を解く際は4肢択一のひとつひとつの肢について「根拠を明確にしながら正誤判定できる」ように仕上げてましょう。

そして、本試験と同じ50問形式の問題を100分で解く練習を繰り返すことです。テキスト・問題集はこちらの記事にまとめてあります。参考になれば幸いです。
>>>宅建テキスト・参考書2022:独学向けおすすめ厳選購入レビュー 


◆ある程度学習が進んでいる方は、9月初旬、遅くとも中旬までには権利関係・宅建業法・法令上の制限・税その他の4分野について苦手項目を洗い出しておきましょう。その際は、これら4科目についてそれぞれ50問を解くフォーサイトの演習教材が役立つかもしれません。
>>>フォーサイト宅建・科目別答練講座2022年試験対策

宅建試験の概要(出題数、出題内訳、配点、出題内訳、合格基準点)とスケジュールについて

宅建試験の概要

宅建試験は全部で50問出題されます。マークシート方式です。1問につき配点は1点、50点満点です(登録講習者は5問免除されるため45点満点)。

  • 出題形式は基本的に4肢択一です。
  • 「正しいものはどれか」、「誤っているものはどれか」を4肢から選択し、マークシートに当てはまる解答番号を記入します。
  • なかには「正しいもの/誤っているものはいくつあるか」を4肢から選択する個数問題や「正しいもの/誤っているものの組み合わせはどれか」を4肢から選択する組み合わせ問題も出題されます。
  • 一般的に、個数問題・組み合わせ問題(特に個数問題)は全ての肢について正誤判定をしないと正しい解答を導けないため、4肢択一問題より難度が上がります。日頃から全ての肢について根拠を持って正誤判定する癖を付けましょう。
  • 個数問題、組み合わせ問題の出題数は年度によって異なります。
  • 「AはBであるが、CはDである」のような出題文の前半と後半で異なる知識の正誤を問う問題も出題されます。

宅建試験は50問の内訳は次の通りです(宅地建物取引業法施行規則第8条)。

  1. 権利関係:14問
  2. 法令上の制限:8問
  3. 宅建業法:20問
  4. 税・その他:8問

宅建試験50問のうち20問を占める宅建業法は試験の中でもとりわけ得点源になっています。満点を狙うつもりで勉強しましょう。

◆宅地建物取引業に従事している方(従業者証明書(宅建業法48条第1項)を持っている方)は登録講習を受講できます。登録講習修了者は50問中5問を免除されます。

免除されるのは次の2科目中の5問です。

  • 宅地及び建物の需給に関する法令並びに実務に関する科目
  • 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関する科目
  • 具体的には問46〜問50です。

登録講習を修了していない一般受験者と登録講習修了者の合格率を比べると、登録講習者の合格率のほうが毎年数ポイント高いです。

:登録講習修了者データの都合上、「インターネット申込みを行うためには、登録講習機関への受講申込みを、受験する年の3月頃までに行うことが必要」一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 登録講習についてより引用)です。

※都道府県知事への登録については宅地建物取引業法第18条を参照してください(試験にも出題されます)。

◆宅建試験には、例えば6割とれれば合格といった決まりはありません。合格基準点はその年の試験毎に定められています。平成20年以降は50点中33〜38点が合格基準点でした。 

宅建試験合格発表

◆2022年11月22日(火):宅建試験合格発表。

  • 令和4年度宅建試験の合格発表は2022年11月22日(火)9:30から不動産適性取引推進機構HPで行われました。(※令和3年度までは11月最終週もしくは12月初週に合格発表が行われていましたが、令和4年度から合格発表までの日数が短縮されました)
  • 合格者には合格証書および資格登録手続き等の書類が送付されます。

    宅建試験合格証書画像

    宅建試験合格証書画像

    宅建士登録の手続き案内画像

    宅建士登録の手続き案内画像

宅建士登録に必要な書類を揃えるのはさほど時間はかかりません。ただし「登記されていないことの証明書」の交付は法務局での手続きが必要となります。こちらの記事を参考にしてください。>>>宅建試験合格後の登録申請手続き:登記されていないことの証明書の交付(東京法務局)について - 賃貸不動産経営管理士合格応援ブログ

宅建登録実務講習

◆宅建試験の翌年1月初旬から:登録実務講習の受講

  • 実務経験がない方で宅建士証を交付する場合は登録実務講習の受講が必要です。登録実務講習の受講終了後、資格登録の申請をしてから宅建士証の交付となります。
  • 登録実務講習は、早い機関だと宅建試験日からインターネット受付が始まります。解答速報・合格ライン予想などで合格を確信した受験生が申し込むと思われます。
  • 登録実務講習は宅建合格の翌年1月初旬から始まります。
  • 登録実務講習実施機関は指定されています。国土交通省HPの登録実務講習実施機関一覧です→建設産業・不動産業:登録実務講習実施機関一覧 - 国土交通省

    次の画像は資格登録申請の「宅地建物取引士資格登録申請等の事務の手引」です。

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請前)

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請前)

    資格登録申請が終わると表紙に「受付票」が貼付されます。

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請前)

    宅建士資格登録申請等事務の手引画像(申請後)

宅建試験のスケジュール

  • 良い教材を選んで1日でも早く勉強を始めましょう!
  • 6月初旬:宅建試験の官報公告
  • 7月1日9:30〜7月中旬:インターネット宅建試験申し込み
  • 7月1日〜7月末日:郵送宅建申し込み
  • 8月末日:試験会場通知発送
  • 9月末日:受験票発送
  • 10月第3日曜日:宅建試験日
  • 11月下旬:宅建試験合格発表
  • 翌年1月初旬から:宅建士証が必要な方は登録実務講習を受講し、受講終了後に資格登録申請をします。登録の決定には30日程度かかります。3月中に宅建士証交付が必要な方は1月初旬の登録実務講習の受講をおすすめします。


◆2023年度宅建試験の試験日・スケジュール等の予定についてはこちらの記事をご参照ください。
>>>宅建試験日(2023年)・申し込みスケジュール・概要について

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