当ブログ管理人が購入した『2023年度版 みんなが欲しかった!宅建士の一問一答問題集』の表紙画像です。画像の転載・引用は一切禁止です。
宅建テキスト・問題集は各出版社から毎年数多く発売されています。当ブログでは実際に購入して個別にレビューし、『おすすめ宅建テキスト2023;購入レビュー36選【独学・初学者向け】』にまとめました。Amazonへのリンクから紙面デザインを確認できるものもあります。テキスト・問題集選びの参考になさってください。
2023年宅建試験合格を目指し、がんばりましょう!
『2023年度版 みんなが欲しかった!宅建士の一問一答問題集』 基本データ
書名 | 2023年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の一問一答問題集 |
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ページ数 | ④税・価格の評定49頁 ⑤参考編23頁 |
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◆宅建問題集は、一問一答問題集であってもテキストとリンクしているものを選ぶのが鉄則です。
本書、『2023年度版 みんなが欲しかった!宅建士の一問一答問題集』は、解答・解説各ページに『2023年度版 みんなが欲しかった!宅建士の教科書』とリンクしています。
メインテキストを『2023年度版 みんなが欲しかった!宅建士の教科書』にする方は本書を用いて学習すると良いでしょう(注:当サイトではメインテキストを『2023年度版 みんなが欲しかった!宅建士の教科書』にすることはおすすめしていません)。
『2023年度版 みんなが欲しかった!宅建士の一問一答問題集』購入レビュー
◆本書は全部で493ページ。B6版ではあるものの、厚さは約2cm。それほどコンパクトではありません。
◆収録問題は851問です。
宅建試験は4肢択一形式の問題が50問、すなわち肢問が200問出題されます。
したがって、本書が収録している一問一答形式問題851問は宅建試験4.255回分の問題数に相当します。
◆851問の内訳です。
- 宅建業法→303問
- 権利関係→297問
- 法令上の制限→126問
- 税・その他→93問
- 参考編→32問
それぞれの編で色分けされています。
◆本書は、見開きの左ページに「問題」が、右ページに「解答・解説」が記載されています。
◆問題番号の右に3回分のチェック欄があります。3回といわず、6回、7回と周回しましょう。
◆問題は「基本」レベルと「応用」レベルがあり、「応用」レベルはグレーで表記されています。ただしレベル分けの説明は一切ありません。
◆解答・解説ページには『2023年度版 みんなが欲しかった!宅建士の教科書』の該当箇所(例:「6 手付金の保全措置」)が記載されています。
◆本書は問題の出典が一切記載されていません。
問題についての説明は、「はしがき」に「合格に必要な最低限の内容を中心とした問題で構成されている」、「本書の特長と使い方」に「問題は「宅建士の教科書」に記載の基本的な知識を中心に出題されている」とあるのみです。このため、過去問をそのまま掲載しているのか、改題なのか、オリジナル問題なのかわかりません。
「過去問をベースとして出題されていることがわかる一問一答形式問題集」で学習したい方はそちらを選んだ方がよいです。
◆宅建問題集には本書のような一問一答形式と4肢択一択一があります。4肢択一形式だと正解番号を覚えてしまう危険性があるため、一問一答形式を薦める考えの方がいます。
基礎知識の獲得は一問一答のほうがしやすいのは確かです。とはいえ、4肢択一形式の問題であっても、それぞれの肢を一問一答と見なして取り組めば同じことです。
一方、本試験問題を解く訓練は4肢択一に軍配が上がります。
◆一問一答問題集と4肢択一問題集のどちらにも特長があります。
鉄則としてこれだけは言えることは、「問題を解くときは、かならず「すべての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにすること」に他なりません。
一問一答問題集であっても、必ず根拠を明らかにしながら正誤判定できるよう、心がけましょう。
根拠を明確にできないまま漫然と正解不正解を「当てる」のではなく、わからない問題は解答・解説で理解してから再度問題に戻り、根拠を明確にできるまで繰り返し解く癖を付けてください。それが合格への近道です。がんばりましょう!