【2024.8.23】令和6年度宅建試験受付状況【速報値】が公表されました。
令和6年度宅建試験受付状況【速報値】
令和6年度宅建試験受付【速報値】は次の通りです(https://www.retio.or.jp/exam/pdf/uketuke_jokyo.pdfより ※機構公表のURLは常に一定のため、新しいデータが公表されれば内容は変更されます)。
<試験会場の確認について>
不動産適正取引推進機構HPより、試験会場の確認について引用します。
試験会場の確認
令和6年度から、例年8月下旬に行っていたハガキによる試験会場通知を行わないこととし、8月下旬以降、10月初頭の受験票送付より前に試験会場をお知りになりたい方については、
1)インターネット申込みの方には、ウェブサイト「宅建試験マイページ」に自分の試験会場が表示されるようにいたします。
2)郵送申込みの方には、専用のお問合せダイヤルを用意いたします。電話番号は試験案内に記載します。
試験会場は10月初頭に送付する予定の『受験票』でお知らせいたします。
マイページを閲覧して試験会場を確認しておきましょう。
令和6年度宅建試験受付状況【速報値】からわかること
◆令和6年度宅建試験申込者数の概要は次の通りです。
- 申込者総数は30万1,336名(33年ぶりの30万人超)
- 申込者総数は昨年度の28万9,096名より1万2,240名増
- うち、一般申込者は1万2,127名増、5問免除講習修了者は113名増
- 47都道府県中、38都道府県で申込者増
- ネット申込が89.7%と初めて郵送申込を上回る
◆特筆事項としてあげられるのは次の2点。
1)インターネット申込が大幅に増えました。
昨年、令和5年度試験ではネット申込16万6,685件、郵送申込が12万2,411件でした。
一方、今年はネット申込27万285件、郵送申込が3万1,051件でした。
これは、ネット申込が7月いっぱいになったのに対し、郵送申込が7月前半のみとなったことの影響が大きいと思われます。
この結果からすると、郵送申込が廃止されるのもそう遠くないかもしれません。少なくとも試験案内(申込書)配布数・配布場所数が来年から減ってもおかしくありません。
2)申込者数が平成元年・平成2年・平成3年以来33年ぶりに30万人を超えました。
この結果、何が生じるかというと・・・約20万人が不合格になります。
宅建試験では例年20%ほどの申込者が試験を欠席します。
仮に今年も20%の申込者が欠席した場合、
- 受験者数は24万1,608名
- 合格率17.9%の場合、合格者数は4万3,247名
- 合格率15.0%の場合、合格者数は3万6,241名
令和5年度試験は合格率17.2%、合格者数4万25名でした。4万名の壁はありませんので、令和6年度試験合格者数4万3,000名はありうる数値と言えます。
合格者数を多いほうに見積もると不合格者数は19万8,361名。
少ないほうに見積もると不合格者数は20万5,367名。
約20万人が不合格となってしまいます。
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