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賃貸不動産経営管理士試験過去問 平成30年度問40(賃貸住宅のコンセプト)

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賃貸不動産経営管理士試験過去問:平成30年度問40(賃貸住宅のコンセプト)について、該当する公式テキストのページを記載するとともに要点を簡潔に解説します。

賃貸不動産経営管理士試験には『賃貸不動産管理の知識と実務 改訂3版:賃貸不動産経営管理士公式テキスト』そのままの文章が頻出しています。このため、賃貸不動産経営管理士試験対策の一つは公式テキストを中心に勉強すること、と言えます。

とはいえ、1,000ページもの分厚いテキストのどこに出題文がのっているのかを探すのは一手間かかってしまいます。このエントリーを賃貸不動産経営管理士試験合格に向けて参考にしてください。

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賃貸不動産経営管理士試験過去問解答解説 平成30年度問40

平成30年度

【問40】 賃貸住宅のコンセプトに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 サービス付き高齢者向け住宅とは、賃貸住宅又は有料老人ホームにおいて、状況把握・生活相談サービス等を提供するものである。

2 賃貸住宅における入居者像の「とりあえず賃貸派」は、家を持つことにはこだわらず、賃貸住宅で十分と考えているのが特徴である。

3 ペット可能な賃貸住宅においては、主にペット同士のトラブルを念頭に、共用部分で他のペットとの接触が最小限に抑えられている程度なら許可を与えることを基本ルールとしている。

4 シェアハウスとは、宿泊用に提供された個人宅の一部やマンションの空室等に宿泊するものである。

賃貸不動産経営管理士公式テキスト掲載ページ

平成30年度賃貸不動産経営管理士試験問40に該当する部分は主に公式テキスト第8編賃貸業への支援業務(第2章)に書かれています。

◆選択肢1について公式テキストp.916には、「サービス付き高齢者向け住宅は、賃貸住宅または老人福祉法第29条第1項に定めのある有料老人ホームにあたる(高齢者住まい法第5条)が、建築基準法上は介護や食事提供サービスの供与があると施設として取り扱われるとあります。

しかしながら、公式テキストには問題文の「状況把握・生活相談サービス等を提供するもの」との部分は見当たりません。

厚生労働省の資料によると、サービス付き高齢者向け住宅の定義は「状況把握サービス、生活相談サービス等の福祉サービスを提供する住宅」とあります。

したがって選択肢1は適切ですが、この肢を正解とするには公式テキストの内容では不十分です。

とはいえ、他の選択肢は公式テキストの記載から不適切と判断できるので、肢1を正解とすることは難しくないでしょう。

◆選択肢2について公式テキストp.913には、「とりあえず賃貸派 将来は持家を購入したいので、現在は倹約とあります

したがって、選択肢2は不適切です。

◆選択肢3について公式テキストp.915には、「「ペット可」の場合のペットの範囲は「1匹までで手で抱きかかえられる程度のペット」というのが普通である。その基本的な考え方は、室内での飼育を中心にして、共用部分で他の住民との接触が最小限に抑えられる程度なら許可を与えられるといったものとあります。

したがって、選択肢3は不適切です。

◆選択肢4について公式テキストp.916には、「シェアハウスは、建物賃貸借の目的物である建物を、複数の者が、キッチン、浴室等の施設を共用し、それ以外の居住部分を専用し使用する形態をいうとあります。

選択肢4は民泊の説明文になっています。

したがって、選択肢4は不適切です。

以上、適切な選択肢は1、正解番号は1です。

◆平成29年度・平成28年度過去問はこちらです。

◆賃貸不動産経営管理士試験の合格率は4問免除講習受講生のほうが高いです。データはこちらです。

宅建士とのダブルライセンスを目指しましょう

賃貸不動産経営管理士と合性が良く、最もダブルライセンスに向いている資格は宅地建物取引士です。

なぜなら、実務経験なしで賃貸不動産経営管理士に登録する場合、宅地建物取引士資格試験に合格・登録し宅建士証を交付しなければならないからです。

むしろ、宅建は賃貸不動産経営管理士とのダブルライセンスを取得しておくべき資格と言ったほうが良いでしょう。

2019年の宅建士試験は2019年10月20日に実施されます(賃貸不動産経営管理士試験の4週間前)。試験の難易度は賃貸不動産経営管理士のほうが宅建より低いため、前もって勉強していれば賃貸不動産経営管理士試験対策はそれほど時間をとられないかもしれません。宅建で学習する借地借家法(の借家部分)、宅建業法、法令制限の建築基準法、税金、相続などの分野の知識はそのまま賃貸不動産経営管理士試験に生かせます。

もちろん、賃貸不動産経営管理士試験に合格してから翌年度以降に宅建を受ける選択もあります。どっちつかずになりかねない方は、どちらか一つだけの受験に焦点を定めたほうが賢明です。ご一考ください。 

賃貸不動産経営管理士試験と同様、宅建も合格点・合格ラインは年によって違います。このため、資格スクール・宅建講師による講座がたくさん開講され、各社・各講師が毎年合格ライン予想を公表しています。当ブログでは宅建本試験終了後に解答速報と合格ライン予想を時系列で追っていきます。自己採点にお役立てください。

なお、FP(ファイナンシャル・プランニング技能士)も賃貸不動産経営管理士と合性が良い資格です。試験範囲6分野の中に不動産と相続があるからです。FP3級は合格率60%ほどと難易度が低く独学・短期間の勉強でも受かりやすい資格試験です。

FPは2級までとっておきたい資格です。FP2級の合格率は20%程度になりますが独学で合格できます。

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公式テキストは平成29年に出版された改訂3版が今年度・平成30年度試験にも使われます。購入の際は必ず正誤表を参照しましょう。

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