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賃貸不動産経営管理士試験過去問 平成27年度問35(不動産所得計算上の必要経費)

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賃貸不動産経営管理士試験過去問:平成27年度問35(不動産所得計算上の必要経費)について、公式テキスト第3版で該当するページを記載するとともに要点を簡潔に解説します。

なお、公式テキスト第3版は平成27年度賃貸不動産経営管理士試験終了後に出版されたため、必ずしも平成27年度試験に対応しているわけではありません。この点をご了承くださりますよう、お願いいたします。 

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賃貸不動産経営管理士試験過去問解答解説 平成27年度問35

平成27年度

【問35】 不動産賃貸業を営む個人Aは、平成27年4月30日にエアコン(耐用年数6年)を税込97,200円で取得した。平成27年度の不動産所得計算上の必要経費として正しい金額は次のうちどれか。なお、Aは償却方法について届出をしたことはない。
参考・・・耐用年数6年の償却率は、定額法:0.167、定率法:0.333とする。

1 12,175円(算式:97,200円×0.167×9月/12月)

2 10,822円(算式:97,200円×0.167×8月/12月)

3 24,276円(算式:97,200円×0.333×9月/12月)

4 97,200円

賃貸不動産経営管理士公式テキスト掲載ページ

平成27年問35に該当する部分は公式テキスト第8編賃貸業への支援業務(第4章)に書かれています。

公式テキストp.960には、「減価償却費は、税法上定められた方法で金額を計算し、その耐用年数にわたってそれぞれの年の必要経費とする。ただし、個人所得税では取得価額が10万円未満の少額の減価償却資産については、全額をその業務の用に供した年分の必要経費とする(法人では任意)」とあります。

まず、問題から以下のことが読み取れます。

  • Aは個人(法人ではない)
  • 償却方法について届出をしていない

Aは個人です。「個人の場合には、原則的には定額法により計算する(公式テキストp.960)」とありますが、エアコン取得価額が97,200円と10万円未満のため、97,200円全額が必要経費となります。

したがって、正しい金額は4の97,200円です。

以上、適切な選択肢は4、正解番号は4です。重要度★★。
重要度は『賃貸不動産経営管理士過去&予想問題集』より

注:法改正・新法施行などによって成立しなくなった問題があります。必ず最新の教材で学習してください。
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