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賃貸不動産経営管理士試験過去問解説 平成29年度 問28(共同住宅の避難施設等)

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賃貸不動産経営管理士試験過去問:平成29年度問28(共同住宅の避難施設等)について、該当する公式テキストのページを記載するとともに要点を簡潔に解説します。

賃貸不動産経営管理士試験の過去問には『賃貸不動産管理の知識と実務 改訂3版:賃貸不動産経営管理士公式テキスト』そのままの文章が頻出しています。このため、賃貸不動産経営管理士試験の対策は公式テキストを中心に勉強する、というのが一つの方法です。

とはいえ、1,000ページもの分厚いテキストのどこに出題文がのっているのかを探すのも一手間かかってしまいます。このエントリーを賃貸不動産経営管理士試験合格に向けて参考にしてください。

賃貸不動産経営管理士試験過去問解答解説 平成29年度問28

平成29年度

【問28】 共同住宅の避難施設等に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。

1 住戸の床面積の合計が100m²を超える階では、両側に居室のある場合には、1.2m以上の廊下の幅が必要とされる。

2 その階における居室の床面積の合計が100m²を超える(耐火構造・準耐火構造の場合は200m²)場合は、直通階段を2つ以上設けなければならないのが原則である。

3 直上階の居室の床面積の合計が200m²を超える階では、120cm以上の階段の幅が必要とされる。

4 屋外階段では、90cm以上の階段の幅が必要とされる。

 

賃貸不動産経営管理士公式テキスト掲載ページ

平成29年問28に該当する部分は主に公式テキスト第7編建物・設備の知識(第1章II建築基準法)に書かれています。

◆選択肢1について公式テキストp.759には、「共同住宅では、住戸の床面積の合計が100m²を超える階について、片側廊下の場合で1.2m以上、両側に居室のある場合は1.6m以上の廊下の幅が必要ととされる(令第119条)とあります(建築基準法施行令第119条)。

したがって、選択肢1は不適切です。

◆選択肢2について公式テキストp.759には、「直上階の居室の床面積の合計が 200m²を超える階では、120cm以上の階段の幅が必要とされる。共同住宅では、その階における居室の床面積の合計が 100m²を超える(耐火構造・準耐火構造の場合は 200m²)場合は、その階から避難するための直通階段を2つ以上設けなければならないとあります

したがって、選択肢2は適切です。

◆選択肢3について公式テキストp.759には、「階段の幅は、直上階の居室の床面積の合計が200m²を超える階のものについては120cm以上とあります(それ以外のものは75cm以上とされ、屋外階段については90cm以上)

したがって、選択肢3は適切です。

◆選択肢4について公式テキストp.759には、「屋外階段については90cm以上とあります。

したがって、選択肢4は適切です。

以上、不適切な選択肢は1、正解番号は1です。正答率は39%。重要度★★。
正答率はKenビジネススクール2017賃貸不動産経営管理士解答速報、重要度は『賃貸不動産経営管理士過去&予想問題集』より

建築基準法については、例えば用途地域や各規制など宅建でも苦労させられるように、細かい問題がいくらでも出題できます。捨てるには惜しいですが、あまり深く勉強するのも考えものかもしれません。

賃貸不動産経営管理士平成29年度過去問解説

賃貸住宅管理業者登録制度、賃貸不動産経営管理士、管理業務の受託、借主の募集

問1:賃貸不動産等統計 
問2:賃貸不動産経営管理士の業務 
問3:登録制度 
問4:登録制度 
問5:管理受託契約
問6:登録制度 
問7:基幹事務 
問8:サブリース方式による賃貸管理 
問9:サブリース方式による賃貸管理 
問10:借主の募集
問11:借主の募集・入居者決定

賃貸借契約

問12:定期建物賃貸借 
問13:賃貸借契約・解約申入れ 
問14:敷金の承継 
問15:賃貸借契約の保証
問16:賃貸借契約の承継・共有 
問17:賃貸建物の修繕 
問18:賃貸借契約の解除 
問19:契約書の記載 
問20:賃貸借契約の更新
問21:賃料改定

 

管理実務、建物・設備の知識、賃貸業への支援業務等

問22:内容証明郵便と公正証書の意義 
問23:未収賃料の経理上の処理 
問24:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン 
問25:住環境の整備
問26:ガイドライン 
問27:ガイドライン 
問28:共同住宅の避難施設等 
問29:建物の耐震診断 
問30:給水設備・給湯設備
問31:消防用設備 
問32:賃貸用建物の企画提案 
問33:PMとAM 
問34:保険 
問35:租税公課
問36:不動産賃貸経営の法人化

4問免除問題

問37:賃貸管理の意義 
問38:倫理憲章 
問39:屋根・外壁等 
問40:換気設備

注:法改正・新法施行などによって成立しなくなった問題があります。必ず最新の教材で学習してください。
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