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賃貸不動産経営管理士試験過去問 平成28年度問27(アウトソーシング)

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賃貸不動産経営管理士試験過去問:平成28年度問27(アウトソーシング)について、公式テキスト第3版で該当するページを記載するとともに要点を簡潔に解説します。

なお、公式テキスト第3版は平成28年度賃貸不動産経営管理士試験の翌年に出版されたため、必ずしも平成28年度試験に対応しているわけではありません。この点をご了承くださりますよう、お願いいたします。 

賃貸不動産経営管理士試験過去問解答解説 平成28年度問27

平成28年度

【問27】アウトソーシングに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 協力業者に業務をアウトソーシングすることにより、人的資源を補い、自らの専門性や付加価値を高めることができる。

2 設備等のハード面のクレーム対応に比べ、騒音問題等のソフト面のクレーム対応の方がアウトソーシングしにくい。 

3 複数の物件について同一の協力業者にアウトソーシングしている場合には、新規物件について契約する際に、細部まで検討してからする必要はない。

4 ロボットによる自動清掃等の技術革新を用いたアウトソーシングを活用することにより、管理業務を従来の労働集約型産業から知的集約型産業に転換することが期待されている。

 

賃貸不動産経営管理士公式テキスト掲載ページ

平成28年問27に該当する部分は主に公式テキスト第6編管理実務(第1章Vアウトソーシング)に書かれています。

◆選択肢1について公式テキストp.637には、「最近注目されているのが、アウトソーシングによる効率的な企業経営である。すなわち、協力業者をうまく活用することで、人的資源を補い、自社の専門性や付加価値を高め、それを顧客満足につなげる方法であるとあります。

したがって、選択肢1は適切です。

◆選択肢2について公式テキストp.637-638に「実際に多いクレーム内容」がハード面とソフト面について整理されており、ハード面はアウトソーシングしやすく、ソフト面はアウトソーシングしにくいとされています。とくに、p.638には「ソフト面では、隣の住人がうるさい、ペットの泣き声がうるさい等である。そうした入居者同士の問題への対応は非常に難しいとあります。

したがって、選択肢2は適切です。

◆選択肢3について公式テキストp.639には「効果的にアウトソーシングするには、協力業者の選定も大切であるが、どのようなスタイルで活用するかを事前に社内でよく検討しておくことである。また、協力業者と委託契約する前に細部まで詰めておくことが大切である」とあります。

したがって、選択肢3は不適切です。

◆選択肢4について公式テキストp.640には、「今後は、ロボットによる自動清掃や防犯対策など、ハイテク技術を駆使した機材の開発により、管理業務のあり方も一新される可能性がある。これらの技術革新を用いたアウトソーシングによる管理手法は、時代の変化とともに、従来の労働集約型産業から脱却し、知識集約型産業へ転換させるものとして注目されているとあります。

したがって、選択肢4は適切です。

以上、不適切な選択肢は3、正解番号は3です。重要度★★。
重要度は『賃貸不動産経営管理士過去&予想問題集』より

 

知らないことでも、各設問を読めば問3は首を傾げざるを得ません。こういった「読めば正誤判定できる」問題は平成27年・28年度にはけっこう出題されていたのですが、平成29年度は激減しました。しっかり準備しておくにこしたことはありません。

賃貸不動産経営管理士平成28年度過去問

倫理憲章、個人情報保護法、賃貸住宅管理業者登録制度、賃貸不動産経営管理士、管理業務の受託、借主の募集

問1:賃貸不動産管理の意義 
問2:倫理憲章 
問3:個人情報保護法 
問4:登録規程9条 
問5:重要事項説明
問6:賃貸住宅管理業者の遵守事項 
問7:登録制度の登録 
問8:登録制度の遵守事項 
問9:管理受託契約 
問10:管理受託契約
問11:借主の募集
問12:借主の募集

賃貸借契約

問13:建物賃貸借の特約の有効性 
問14:定期建物賃貸借契約 
問15:賃貸不動産の所有権移転と賃貸借契約上の地位の移転
問16:賃貸借契約の保証 
問17:賃貸借契約と使用貸借契約との異同 
問18:書面による法律行為 
問19:借主の義務と責任 
問20:賃貸不動産の修繕
問21:敷金
問22:未収賃料の回収 
問23:賃貸借契約の解除

 

管理実務、建物・設備の知識、賃貸業への支援業務等

問24:ガイドライン 
問25:借主の居住ルールと苦情処理
問26:鍵の管理 
問27:アウトソーシング 
問28:ガイドライン 
問29:建ぺい率 
問30:建物の維持管理
問31:消防用設備等 
問32:昇降機設備・機械式駐車場設備 
問33:賃貸不動産の企画提案の事業収支 
問34:不動産証券化とプロパティマネジメント 
問35:空き家と不動産管理
問36:不動産の税金

4問免除問題

問37:空き家と不動産 
問38:建築構造 
問39:換気設備 
問40:保険

注:法改正・新法施行などによって成立しなくなった問題があります。必ず最新の教材で学習してください。
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