【2021年7月2日公開】
『2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答』の購入レビューです。宅建問題集選びの参考になさってください。
【実質無料宅建教材案内】
初めてAudibleを利用する方は『2021年版 パーフェクト宅建士聞くだけ (全3巻)』を実質無料で利用できます。おすすめです。
AmazonにAudible(オーディブル)というサービスがあります。いわゆるオーディオブック(本の文章を音声で聴く)です。
Amazon電子書籍サービスのKindleでもスマホ・タブレットの音声読み上げ機能はありますが、Kindle版宅建テキストは画像と認識されるため、音声読み上げ機能に対応していません。
耳からのインプットは記憶の定着にとても効果があります。でも、テキストCDやDVDは高価なものが多いです。
『2021年版 パーフェクト宅建士聞くだけ (全3巻)』も、販売価格は¥12,500と高価です。
でも、AmazonのAudibleを利用すれば、初めて登録する方は30日間無料で『2021年版 パーフェクト宅建士聞くだけ (全3巻)』を利用できます。しかもダウンロードしたものはAudibleを退会したあとでもそのまま利用できます。
このため、¥12,500の『2021年版 パーフェクト宅建士聞くだけ (全3巻)』の利用が実質無料となります(30日以内の退会手続きをお忘れ無く)。
そして、『2021年版 パーフェクト宅建士聞くだけ (全3巻)』の最大のメリットは12時間20分で宅建試験全範囲を一通り学習できること。
1日1時間15分聴けば10日で全範囲を1周できます。
実質無料かつ12時間ほどで宅建試験全範囲を1周できる製品版教材は、管理人の知る限りではこれだけです。
管理人はAudibleに登録したことがあるので、月額利用料¥1,500を払って『2021年版 パーフェクト宅建士聞くだけ (全3巻)』を聴いてみました。
『2021年版 パーフェクト宅建士聞くだけ (全3巻)』のナレーションは日建学院の教材でおなじみの佐藤まり江さんが担当しており、とても聴きやすいです。スマホ・タブレットの音声読み上げ機能とは比べものになりません。Amazonのページでサンプルを聴けますので試してみてください。
なお、当記事で紹介する紙版テキストの『2021年版パーフェクト宅建士基本書』と見比べながら聴いたところ、テキストをただ読み上げているのではなく、紙版テキストがなくても要点を理解できるよう丁寧に編集されていました。どの宅建テキストを使っている方でも、無料で使える方にとってはとても有用な教材です。
※誤って「1-Clickで購入する」を選択してCDを購入してしまった場合は返品できます。CDが不要でしたら商品が届いたら開封せずに返品手続きをしてください。CDが必要な方は何度も繰り返し聴いて十分に活用しましょう。
『2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答』 基本データ
『2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答』基本データです。
書名 | 2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答 |
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◆管理人は、宅建問題集は、テキストとリンクしているものを選ぶのが鉄則と考えています。
『2021年版パーフェクト宅建士基本書』は、残念ながら『2021年版 パーフェクト宅建士 分野別過去問題集』とリンクしていません。
もし『2021年版パーフェクト宅建士基本書』はテキストに選ぶのであれば、本書『2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答』を問題集とするほうがまだ良いでしょう。
◆ただし、『2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答』はテキストとリンクしてはいるものの、例えば「第11章不動産登記」(一問一答p.110)についてのテキスト(基本書)の該当箇所について「基本書 権利関係 第2章2 不動産物権変動」(一問一答p.111)とあるだけで、テキスト(基本書)具体的なページ番号までは記載されていません。
「一問一答」自体は、黒一色刷りながら読みやすくデザインされています。来年度版ではテキストとの連携を強化し、受験生が勉強しやすくなることを期待します。
『2021年版 パーフェクト宅建士 分野別過去問題集』 レビュー
◆表紙に「○×形式1200問以上」とあるので、実際に何問あるか確認したところ、全部で1267問を収録していました。
◆1267問の内訳です。
- 権利関係→433問
- 宅建業法→399問
- 法令上の制限→263問
- 税・その他→172問
◆問題には、「重要」(よく出題される問題)、「注意」(最近の法改正や引っ掛け問題)、「応用問題」(理解していないと解けない問題)、「難問」(あまり知られていない条文等の問題)、「改題」(法改正があり、現在の法令に合わせて修正した問題)のアイコンが付されています。
さらに、出題年度を示す「出た」のアイコンもあります。ただし、問・肢問番号までは記載されていません。
◆見開きの左ページに問題が、右ページに解答と解説が記載されています。解説の強調箇所は黒の太字です。
◆各項目には右ページの上に「その項目の「重要な事項や「覚えておきたい事項のポイント」」を「着眼点」としてまとめてあります。
◆問題集には本書のような一問一答型と4肢択一型があります。4肢択一型だと正解番号を覚えてしまう危険性があるため、一問一答型を薦める考えの方がいます。
一方、一問一答ばかり解いていると4肢択一が解きにくく感じる受験生もいます。
どちらも一長一短あるのですが、鉄則としてこれだけは言えることは、「問題を解くときは、かならず「すべての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにすること」に他なりません。
根拠を明確にできないまま漫然と正解不正解を「当てる」のではなく、わからない問題は解答・解説で理解してから再度問題を戻る癖を付けると良いと思います。
◆問題文の上に3回分のチェック欄があります。本書を購入した方は、3回と言わず、6回、7回と周回して基礎を習得し、次の問題集(ウォーク問など)に移行すると良いでしょう。
なお、一問一答問題集は他にもあります。最新のものではLECの名物講師である水野健先生による『水野健の宅建士合格ブリッジ』が良いかもしれません。
※宅建テキスト・問題集のレビューは『おすすめできる/おすすめできない宅建テキスト2021:詳細レビュー』にまとめてあります。ぜひご参照ください。Amazonへのリンクから紙面デザインを確認できるものもあります。テキスト・問題集選びの参考になれば幸いです。