【2022年11月17日】※2023年版レビューについては発売までお待ち下さい。
『2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答』の購入レビューです。宅建問題集選びの参考になさってください。
【実質無料宅建教材案内】
◆宅建学習は「1週間で宅建試験全範囲をざっと把握すること」から始めることを強くおすすめします。
理由はシンプル。宅建テキストを買ったとして、宅建の試験範囲を知らないままに見たことも聞いたこともない法律の文言を読み始めても途方にくれてしまいかねないからです。
◆宅建の試験範囲を把握するため、今すぐにでも宅建学習を始められる教材として毎年おすすめしているのは『パーフェクト宅建士聞くだけ 』です。
『パーフェクト宅建士聞くだけ 』を聞いて宅建試験に登場する用語を一通り耳にしておく。これだけで宅建テキストへの移行がとてもスムーズになります。
※2023年度版はまだ発売されていませんが、宅建試験の範囲を把握するには2022年度版で十分です。ただし、法改正点については第3段階学習で用いる『どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型 速習テキスト』(2023年5月発売)でがっちり押さえてください。
◆『パーフェクト宅建士聞くだけ (2022年版・全3巻)』はAmazonのAudible(オーディブル)というサービスによるオーディオブックです。
全12時間26分ですので、1日107分聞けば1週間で一周できます。もちろん2回目以降は好みの速度で聞いてもかまいません。倍速を活用できるのもオーディオブックのメリットです。
◆『パーフェクト宅建士聞くだけ (2022年版・全3巻)』の販売価格は¥12,500と高価です。でもAmazonのAudibleサービスに初めて登録する方は30日間無料で利用ます。
◆Audibleに登録したことが無い方は「Audible会員 無料体験 ¥0円」およびオレンジの購入ボタンに「30日間の無料体験を試す」と表示されます。表示されない方は、2023年版の発売を待って月額¥1,500で1ヶ月のみ利用するとよいでしょう。無理に購入する必要はありません。
『パーフェクト宅建士聞くだけ (2022年版・全3巻)』を1週間で1周したあとも、残りの視聴期間で隙間時間に繰り返し聴きましょう。耳からのインプットは記憶の定着にとても役立ちます。
管理人の知る限り、実質無料かつこれほど手軽に宅建試験全範囲を1周できる製品版教材はこれだけです。
Amazonは30日間返品可です!誤って「1-Clickで購入する」をチェックして購入した場合は返品してください。
◆『パーフェクト宅建士聞くだけ』のナレーションは日建学院の教材でおなじみの佐藤まり江さんが毎年担当しています。とても聴きやすいです。スマホ・タブレットの音声読み上げ機能とは比べものになりません。
ちなみに紙版テキストの『2022年版パーフェクト宅建士基本書』と見比べながら聴いたところ、テキストをそのまま読み上げているわけではありませんでした。むしろ、紙版テキストなしでも要点を理解できるよう丁寧に編集されていました。
※ただし、図表等まではカバーしていませんし、テキストを隅から隅まで説明しているわけではありませんので、これだけで宅建試験に挑むことはできません。
どの宅建テキストを使っている方にとっても役立つ有用な教材です。
『パーフェクト宅建士 一問一答』 基本データ
※『パーフェクト宅建士一問一答』は2022年版からサイズが小さくなり、持ち歩きやすくなっています。2023年版の発売は2023年2月9日頃です。購入レビューは今しばらくお待ち下さい。
以下は『2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答』のレビューとなります。
書名 | 2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答 |
---|---|
価格 | |
Kindke版の価格 | |
分冊の有無 | |
ページ数 | |
発行所 | |
発行日 | |
色 | |
付録 | |
ネットサービス | |
著者 | |
ISBNコード | |
◆管理人は、宅建問題集は、テキストとリンクしているものを選ぶのが鉄則と考えています。
『2021年版パーフェクト宅建士基本書』は、残念ながら『2021年版 パーフェクト宅建士 分野別過去問題集』とリンクしていません。
もし『2021年版パーフェクト宅建士基本書』はテキストに選ぶのであれば、本書『2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答』を問題集とするほうがまだ良いでしょう。
◆ただし、『2021年版 パーフェクト宅建士 一問一答』はテキストとリンクしてはいるものの、例えば「第11章不動産登記」(一問一答p.110)についてのテキスト(基本書)の該当箇所について「基本書 権利関係 第2章2 不動産物権変動」(一問一答p.111)とあるだけで、テキスト(基本書)具体的なページ番号までは記載されていません。
「一問一答」自体は、黒一色刷りながら読みやすくデザインされています。来年度版ではテキストとの連携を強化し、受験生が勉強しやすくなることを期待します。
『パーフェクト宅建士 分野別過去問題集』 レビュー
※2021年版のレビューです。
◆表紙に「○×形式1200問以上」とあるので、実際に何問あるか確認したところ、全部で1267問を収録していました。
◆1267問の内訳です。
- 権利関係→433問
- 宅建業法→399問
- 法令上の制限→263問
- 税・その他→172問
◆問題には、「重要」(よく出題される問題)、「注意」(最近の法改正や引っ掛け問題)、「応用問題」(理解していないと解けない問題)、「難問」(あまり知られていない条文等の問題)、「改題」(法改正があり、現在の法令に合わせて修正した問題)のアイコンが付されています。
さらに、出題年度を示す「出た」のアイコンもあります。ただし、問・肢問番号までは記載されていません。
◆見開きの左ページに問題が、右ページに解答と解説が記載されています。解説の強調箇所は黒の太字です。
◆各項目には右ページの上に「その項目の「重要な事項や「覚えておきたい事項のポイント」」を「着眼点」としてまとめてあります。
◆問題集には本書のような一問一答型と4肢択一型があります。4肢択一型だと正解番号を覚えてしまう危険性があるため、一問一答型を薦める考えの方がいます。
一方、一問一答ばかり解いていると4肢択一が解きにくく感じる受験生もいます。
どちらも一長一短あるのですが、鉄則としてこれだけは言えることは、「問題を解くときは、かならず「すべての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにすること」に他なりません。
根拠を明確にできないまま漫然と正解不正解を「当てる」のではなく、わからない問題は解答・解説で理解してから再度問題を戻る癖を付けると良いと思います。
◆問題文の上に3回分のチェック欄があります。本書を購入した方は、3回と言わず、6回、7回と周回して基礎を習得し、次の問題集(ウォーク問など)に移行すると良いでしょう。
※宅建テキスト・問題集のレビューは宅建テキスト・参考書2023:独学向けおすすめ購入レビュー - 賃貸不動産経営管理士合格応援ブロにまとめてあります。ぜひご参照ください。Amazonへのリンクから紙面デザインを確認できるものもあります。テキスト・問題集選びの参考になれば幸いです。