2022年6月16日更新
『賃貸不動産経営管理士 過去問題集 2022年度版』の購入レビューです。賃貸不動産経営管理士試験の独学者・初学者に合ったテキスト・過去問題集選びの参考になれば幸いです。
2022年度賃貸不動産経営管理士試験合格を目指し、がんばりましょう。
『賃貸不動産経営管理士 過去問題集 2022年度版』 基本データ
『賃貸不動産経営管理士 過去問題集 2022年度版』基本データです。
書名 | 賃貸不動産経営管理士 過去問題集 2022年度版 |
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Kindke版 | |
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◆総ページ数が大幅にアップ。2021年版の409ページから531ページに増量。過去7年分の出題から必読問題を精選収録しています。
◆過去7年分の問題がすべて収録されていないのは、「賃貸住宅の管理業務の適正化に関する法律(賃貸住宅管理業法)」が施行されたためです。これまで出題されていた「賃貸住宅管理業者登録制度」からの出題が不成立となったため、収録する意味がなくなりました(ただし、他社の問題集では改題・掲載しているものがあるので、各社によって編集方針はまちまちです)。
『賃貸不動産経営管理士 過去問題集 2022年度版』 購入レビュー
では『賃貸不動産経営管理士 過去問題集 2022年度版』の購入レビューにうつります。
◆2022年度版には平成27年度〜令和3年度賃貸不動産経営管理士試験過去問のうち精選した218問および賃貸住宅管理業法のオリジナル問題を32問の合計250問を収録しています。
◆見開きの左ページに問題、右ページに解答・解説を掲載しています。右ページ解説部分の下には各肢にいたるまで『2022年度版賃貸不動産経営管理士 基本テキスト』の該当箇所が載っています。
解説は要点もしっかりまとまっていますので必ず参照しましょう。
◆昨年度版と同じく、問題は出題分野毎に収録されており、オリジナル問題を除く過去問には出題頻度(S〜Cランク)がきちんと示されています。
ランクの分け方は以下となっています(「本書の利用法」p.5からそのまま引用)。
S:過去7回以上出題
A:過去4〜6回出題
B:過去2〜3回出題
C:過去1回出題
出題頻度による重要度ランクがないテキスト・問題集はおすすめできません。なぜなら、高得点率を要求される賃貸不動産経営管理士試験において、頻出問題は絶対に落としてはいけないからです。S・Aランクの過去問は何度も繰り返しましょう。
◆法改正等で更新が必要な問題には「改」マークが施されています。ただし、登録制度から出題された問題など、すでに成立しなくなった過去問は収録されていません。
◆2020年度版の本書のボリュームは347ページ、2021年度版は409ページ、そして本書は531ページと増量されています。過去問が積み上がるので当然ですが、その分対策にはより時間がかかってしまいます。早めに学習を始めた方が良いでしょう。
◆本書で残念なのは目次(索引)が貧弱なこと。例えば「平成30年度問40(p.476)を解きたい」と思っても素早くたどり着くことができません。宅建の過去問題集の中には各年度全問について何ページに記載されているかを巻頭に載せているものがあります。来年度版での改善を強く望みます。
テキストは本書の姉妹本である『賃貸不動産経営管理士 基本テキスト 2021年度版』をおすすめします。説明が丁寧だからです。
2022年版おすすめテキスト・問題集についてはこちらの記事をご参照ください。
賃貸不動産経営管理士おすすめテキスト2022厳選購入レビュー
賃貸不動産経営管理士試験に本気で合格したい方へ
◆賃貸不動産経営管理士は、国家資格化に伴って仕事上必要になる方や就職・転職のために必要とする方が今後大幅に増えると思われます。
しかしながら、賃貸不動産経営管理士試験は「受験生の7割が不合格となる試験」になってしまいました。
本気で賃貸不動産経営管理士試験に合格したいのであれば、もはや「簡単に合格できる資格試験ではなくなった」ことをぜひ自覚してください。早め早めに勉強し始めることを強くおすすめします。
◆特に、次の3項目に当てはまる方は少しでも合格可能性を上げるため、合格実績の高い=合格率の高い資格スクール・通信講座の活用を積極的に検討するべきです。
なぜなら、良い教材を使って効率的に学習でき、しかも学習の進捗状況を管理しやすい上、わからないところを質問できるからです。
- これまで資格試験を受験したことがない方やなかなか資格試験に合格できない方
- 何から勉強したらいいのか考えあぐねている方
- 本気で今年の合格を目指す方
◆おすすめできるのは次の3つをすべて満たしている講座です。
- 講座受講生の合格率をHPに記載している
- 講座に質問機能(質問回数無制限が望ましい)がある
- フルカラーのオリジナルテキストが料金に入っている
管理人が知る限りでは、これら3点を満たしているのはアガルートアカデミーの賃貸不動産経営管理士講座だけです。
◆オリジナルテキストを作成するには、講座範囲を熟知し、どこが重要なのか、どこが試験で出題されやすいか、法改正点はどこか、と言った試験合格に必要な箇所の選別といった教材研究能力が不可欠です。
アガルートの賃貸不動産経営管理士講座担当は工藤美香講師です。テキストには設備関連の図ひとつにも工藤講師の細かい指示が入っています。
テキストはこうして作るよ
— 工藤美香(アガルート) (@mikakudo_ag) March 14, 2020
入れ込んである図は、制作の方が私のこうしたい!ってメモ程度からここまでにしてくれます✨
水の位置もう少し高くねとかすごい細かい注文をしても完璧にしてくれる
私1人で出来る事は限られてるから、
仕事でも、やって貰って当たり前じゃない事は忘れずにいたい pic.twitter.com/DaCc4Zsian
ちなみに令和2年度試験の問49は解答速報の正解肢が各社で2と3に別れました。資格スクール・講師の中には当初2にしていたのを3に変更したり、3を2に変更したりしていた所もありましたが、試験日当日から解答を2とし、その後一切変更しなかったのは工藤講師だけでした。
◆アガルートは合格実績も際立っています。令和3年度賃貸不動産経営管理士試験の講座受講生合格率は92.3%。令和3年度試験の合格率31.5%の2倍強という実績です。
管理人は宅建受験のとき8万円ほどかけて教材を購入して勉強しましたが、プロの手による良く練られた教材を使うと、本当に効率良く学習できることを身を持って思い知りました。
少しでも合格可能性を上げたい方は検討してみて損はありません。
◆アガルート【賃貸不動産経営管理士】2022年合格目標総合カリキュラムには以下の1〜4の講座と5〜7のフォローアップが含まれています。
- 総合講義:オリジナルのフルカラーテキスト付き動画講義
- 過去問解析講座
- 総まとめ講座
- 解説講義付き直前ヤマ当て模試全2回
- Facebookグループ内での質問制度(回数無制限かつ工藤講師が直接返信)
- 学習開始時のガイドとして視聴するオリエンテーション動画
- 受講生からのアンケートをもとに月1回配信されるホームルーム動画
Facebookグループでの質問制度は、講師が直接質問に返信するだけではなく、他の受講生の質問についても閲覧できます。
ネットにいろんな情報が普及したとは言っても賃貸不動産経営管理士試験については宅建ほどではありませんので、自分であれこれ調べるのは大変です(まず条文にあたらなければならない上、調べたことが妥当かどうかもわかりません)。まして、公式テキストの改訂箇所を調べるのは受験生には不可能です。
工藤先生におまかせしたほうが得策だと思います。
アガルートの【賃貸不動産経営管理士】2022年合格目標総合カリキュラムは税込¥87,780です(総合講義のみなら税込¥43,780)
→期間限定30%オフとなっています!!
・総合カリキュラムは税込¥87,780→税込¥61,446
・総合講義は税込¥43,780→¥30,646
総合カリキュラムは¥26,334も割引、購入しやすくなりました!
割引価格でも高いと感じるかもしれませんが、令和4年度試験で合格できなければ次年度も勉強しなければなりません。お金を取り戻すことはできますが、時間を取り戻すことは誰にもできません。
◆教材が届いたら、まずはテキストに対応している動画講義全部をできるだけ早く視聴して試験範囲を把握し、それから賃貸不動産経営管理士試験での最重要ポイントのひとつである賃貸借契約と賃貸住宅管理業法を、できるだけすみやかに学習してしまうことをおすすめします。
Facebookグループにもすぐに入り、いつでも質問できるようにしておきましょう。
Facebookグループではグループ内の他の方による質問と、その質問への工藤講師からの返信も閲覧できます。こちらもとても参考になります。