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【宅建テキスト詳細レビュー】ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書

【2019年9月6日追記】『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書』がAmazonのkindleunlimited(キンドルアンリミテッド)に追加されていました。

kindleunlimitedは約12万冊が月額980円で読み放題のサービスです。『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書』を書店で購入すると¥1,620かかりますので、1ヶ月だけの登録でも元が取れますし、初めて登録する方は30日間無料で利用できます。

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宅建テキストは、ブログ管理人が購入しただけでも各出版社から16冊発売されています。そのうち、現時点で11冊それぞれについて個別にレビューし、『【宅建試験まで残り4ヶ月】おすすめできる/できない宅建テキスト:詳細レビュー』にまとめました。Amazonへのリンクから紙面デザインを確認できるものもあります。テキスト選びの参考になさってください。

2019年宅地建物取引士資格試験合格を目指し、がんばりましょう。

ゼロからスタート!水野健の宅建士 1冊目の教科書 表紙画像

ゼロからスタート!水野健の宅建士 1冊目の教科書 表紙画像

『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書』 基本データ

『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書』基本データです。 

テキスト基本データ

書名 ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書
価格
¥1,620(税込)
Kindke版の価格
¥1,458(税込) ※キンドルアンリミテッド登録すると無料 
分冊の有無
ページ数
222頁
発行
(株)KADOKAWA 
※監修:LEC東京リーガルマインド
発行日
2019年2月16日
フルカラー
付録
ネットサービス
著者
水野健
宅建合格点予想実績
2018年度 36点・37点(的中)


◆『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書』は初版発行が2019年2月16日。

著者は資格スクールの雄・LECのエース講師である水野健先生(テレビチャンピオン 第1回温泉王で優勝)。

本書の特徴は、「最後まで短時間で読み切りやすいこと」です。

これまで紹介したどの宅建テキストよりも読みやすいです。

◆読みやすさの理由は3つあります。

①宅建テキストとしはボリュームがとても少ない
②見開き2ページで1単元、文章は左ページのみ800字弱だけ
文章が秀逸

これら3点について見ていきましょう。

『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書』は、とても読みやすい1冊目の宅建教科書

読みやすさの理由①ボリュームの少なさ

本書のボリュームは222ページ。情報量をものすごく絞っています。

宅建テキストをページ数で分類すると、①600ページ以内のもの、②700ページ前後のもの、③1200ページほどのもの、の3種類に分かれます(※ページ数はテキスト部分のみ)

①の中でもとりわけコンパクトにまとまっているのがLEC『きほんの宅建士 合格テキスト』。それでもボリュームは500ページ弱(書き込みしやすいよう、余白をかなりとっているせいでもありますが)。一方、本書は『きほんの宅建士 合格テキスト』の半分以下のページ数しかありません。

本書の「はじめに」p.4で情報量を絞った理由についてこう述べられています。

「効率よく短期合格するには、知識を理解するインプットのテキストをなるべく早く流して全体像をつかみ、いち早く過去問を解いていくことが重要です。過去問を解きながら知識を補っていくという方法が一番要領のよい勉強方法なのです」

著者のねらいは「なるべく早く流して全体像をつかみ」やすい宅建テキストを提供することにあります。

テキストを早々に一周するにはどういう本を作ればいいでしょうか?

何よりも、ページ数を少なくすることが第一です。そのために情報量を絞っています。

ブログ管理人は宅建テキストに不要情報が記載されていないかいつもチェックしています。

宅建合格に不要な情報の最たるものは条文および条文番号。本書でも宅建業法35条・37条、農地法3条・4条・5条以外の条文番号はもちろん書かれていません。宅建士の罰則も3つだけです。

読みやすさの理由②文章の文字数を極力少なくしている

全体のページ数を増やしても、1ページに小さいフォントをぎっしり使って字を詰め込んだら読みにくいことこの上ありません。 

本書は基本的に1単元が見開き2ページ。文章は左の1ページだけに留め、右側1ページに重要ポイントをまとめています。

しかも左ページの文字数は800字弱。文章部分の文字数をできるだけ少なくする努力がうかがえます。

800字弱は一般の方でも3分かからずに読める文字量でしょう。

本書の「はじめに」や目次を除いた単元部分は約200ページなので、見開き2ページにかかる時間を5分としても500分程度で本書を1周できてしまいます。
※右ページの重要ポイントは一読しただけじゃ覚えきれませんので、初回はどんどん読み飛ばしてかまわないでしょう。

読みやすさの理由③著者の文章が秀逸

読みやすさの理由はもう1つあります。文章が秀逸です。 

例えばゴルフコース。

開発許可でかならず覚えるのが特定工作物です。いくつかある第二種特定工作物にゴルフコースが入っています。

でもゴルフコースにはクラブハウスくらいしか建物がないのに、なぜ特定工作物に入っているのでしょう?

ちなみにたいての宅建テキストはもちろんのこと、3冊合計約1200ページと市販宅建テキスト最大頁数を誇るLEC『出る順宅建士合格テキスト』にもその理由は書かれていません(3巻p.66)。

一方、本書p.58には「ゴルフコースの建設は乱開発につながるおそれがあるので、建物がなくても、面積を問わず開発行為と見なされているのです」と書かれています。

ごく短い文章にもかかわらず、その理由が明確に記されています。

これで「ゴルフコースは第二種特定工作物」と覚えられましたよね。

ほかにも、p.26に書かれている宅建業法での「役員」についてもとてもわかりやすく書かれています。

見開き2ページの左側、800字以内の少ない字数という制約のなかで厳選した情報を伝えるべく、文章を練っていることがうかがえます。

なんとなく宅建マンガから始めるなら『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書』を選ぼう

◆本書は他の多くの宅建テキストとは一線を画しています。

それは、本書が「宅建士試験の全体像をつかみやすくする」ことに主眼を置いた宅建「テキスト」だからです。

本書の「はじめに」で著者はこう語っています。

「ほかのテキストと異なる点は、通常の取引の流れに従って試験の知識の全体像をつかめるように構成している点です。
 法律という学問と実務は異なることが多いため、仕事の流れになるべく沿って作成してみました。これは、仕事のどの場面で必要な話なのかを理解しながら勉強したほうが、イメージをもちやすいからです。」

目次の章立ても宅建業の「仕事の流れ」になっています。 

  • 第1章 宅建業を始める
  • 第2章 物件を調査する
  • 第3章 媒介契約を締結する
  • 第4章 営業活動
  • 第5章 重要事項説明書
  • 第6章 売買契約
  • 第7章 契約上の重要知識

 

一般的な宅建テキストに慣れている受験生は面食らうかもしれませんが、これから宅建合格を目指す方、とりわけ宅建業を目指す初学者にとってはむしろ好都合でしょう。

◆多くの宅建テキストをレビューしてきたブログ管理人の目から本書を位置づけるとすれば、『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書』は宅建マンガに取って代わる存在と言えます。

宅建マンガは宅建士試験全体で扱う範囲を短時間でざっくりつかむのに役立ちます。マンガ形式という読みやすさによる効果が大きいからです。

しかしながら、宅建マンガの中には小さい字で専門用語を詰め込んでいるものが見受けられます。

マンガというデザイン上の制約のためなのでやむを得ないことではありますが、読みやすさという点で読者の視覚に負担がかかってしまいます。

宅建テキストが決まっていて、それとリンクしている宅建マンガを選ぶなら、多少読みにくくても副読本として機能するでしょう。

例えば『ユーキャンの宅建士 まんが入門』は『ユーキャンの宅建士速習テキスト』とリンクしています(購入して確かめました)。

 

一方、明確な理由がなく、なんとなく宅建マンガから勉強してみようという受験生には宅建勉強の最初の1冊として本書をおすすめします

※ここまで本書のメリットをお伝えしてきましたが、これ1冊ではテキストとしては情報量が絞り込まれすぎです。

本書で宅建士試験の全体をつかんだら、次の宅建テキスト・問題集・過去問題集に移行しましょう。スムーズにステップアップできると思います。

◆本書の目次と「はじめに」はAmazonのなか見!検索で確認できます。

「はじめに」では「宅建士試験に合格する勉強法」が全部読めます。

 

Kindle版のほうが紙版よりちょっと安いです。

書き込みしないならKindle版でいつでもどこでも読むのが良いかもしれません。

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おすすめ宅建テキスト・問題集・過去問題集

宅建テキストは「これで受かった!」というネット記事を鵜呑みにして安易に選ばないほうが賢明です。

試験で問われないことまで書かれているテキストは避けたほうが良い、というのがブログ管理人の考えです。

どの宅建テキストにも長所短所ありますが、宅建独学・初学者向けに1冊だけ選ぶとすれば、LECの『2019年版 きほんの宅建士 合格テキスト』がおすすめです。ただし、記載されていない事項もありますので詳細レビュー(LECの『2019年版 きほんの宅建士 合格テキスト』)を必ずお読みください。

『きほんの宅建士 合格テキスト』で基本をおさえたら宅建みやざき塾のYoutube講義や問題集・過去問で補完しましょう。なお、問題集に収録されている過去問だけでは絶対量が足りません(市販のどの問題集でもそうです)。問題集以外に本試験過去問を最低10年分はきっちりおさえましょう。

 

『きほんの宅建士合格問題集』にもKindle版があります。

 

過去問集でおすすめなのは、各問のみならず選択肢それぞれにまで難易度(復習の目安)が付されている『2019年度版みんなが欲しかった!宅建士の12年過去問題集』です。

 

過去問集をもうひとつ。例えば"時効"だけ、"重要事項説明"だけなど、特定分野の過去問を集中的に学習したいなら『2019年度版スッキリとける宅建士 過去問コンプリート12』がとても便利。苦手分野の克服に役立ちます。こちらも各問の難易度と各選択肢の重要度が記載されています。

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