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ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書 2022年度版【購入レビュー】

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水野健の宅建士1冊目の教科書2022年度版

水野健の宅建士1冊目の教科書2022年度版

2022年6月17日更新

宅建テキストは各出版社から毎年数多く発売されています。当ブログではそれらの中からいくつか厳選して個別にレビューし、『宅建テキスト2022【独学者向け厳選おすすめ詳細レビュー】 - 賃貸不動産経営管理士合格応援ブログ』にまとめました。

『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書 2022年度版』以外の宅建テキストも見ておきたい方はそちらもご一読ください。Amazonへのリンクから紙面デザインを確認できるものもあります。テキスト選びの参考になさってください。

2022年宅建試験合格を目指し、がんばりましょう。

【誰にもおすすめできる宅建教材案内】

宅建学習の第1段階は「1週間で宅建試験全範囲をざっと把握すること」から始めると良いと思います。試験範囲を知らないまま、見たこともない文言を読み始めても途方にくれてしまいかねないからです。

◆実質無料で宅建学習を始められる教材としておすすめできるのは、『2022年版 パーフェクト宅建士聞くだけ (全3巻)』(全12時間26分)を聞いて宅建試験全範囲を一周することです。

『パーフェクト宅建士聞くだけ (2022年版・全3巻)』AmazonのAudible(オーディブル)というサービスによるオーディオブックです。ちなみに管理人は¥1,500払って聞いてます・・・

『パーフェクト宅建士聞くだけ (2022年版・全3巻)』の販売価格は¥12,500と高価です(購入しなくても良いと思います!誤って購入した場合は開封しないで返品手続きを!)が、AmazonのAudibleサービスに初めて登録する方は30日間無料で利用できます。

全12時間26分ですので、1日108分聞けば1週間で一周できます。もちろん2回目以降は好みの速度で聞いてもかまいません。倍速を活用できるのもオーディオブックのメリットです。


管理人の知る限り、実質無料かつこれほど手軽に宅建試験全範囲を1周できる製品版教材はこれだけです。


◆『パーフェクト宅建士聞くだけ (2022年版・全3巻)』を1週間で1周したあと、30日以内で隙間時間に繰り返し聴きましょう。耳からのインプットは記憶の定着にとても役立ちます。

『パーフェクト宅建士聞くだけ』のナレーションは日建学院の教材でおなじみの佐藤まり江さんが毎年担当しています。とても聴きやすいです。スマホ・タブレットの音声読み上げ機能とは比べものになりません。

※ただし、図表等まではカバーしていませんし、テキストを隅から隅まで説明しているわけではありませんので、これだけで宅建試験に挑むことはできません。

どの宅建テキストを使っている方でも、「無料で使える方にとっては」とても有用な教材です。

◆宅建試験を「受けてみたい」と考えている方もたくさんいらっしゃると思います。私自身、「あの資格を取ってみようかな」と思ってテキストを買って開いたところ、どうにも相性が悪くて・・・せっかく買ったテキスト・問題集が無駄になったことが何回かありました。

そんなことにならないよう、まずは『パーフェクト宅建士聞くだけ』を聞いて、自分が宅建に挑戦できそうかどうか品定めをしてみてください。

聞いてみて「いけそうかな」と思ったら次のステップのテキスト・問題集での基礎固めにうつりましょう。

注:Audibleが不要な方は無料体験期間30日以内に退会してください。退会しないままだと月額¥1,500かかってしまいます。不要なサービスに課金する必要はありません。

『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書 2022年度版』 基本データ

『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書 2022年度版』基本データです。 

テキスト基本データ

書名 ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書
価格
¥1,650(税込)
Kindke版の価格
¥817(税込)※ 
分冊の有無
ページ数
222頁
発行
(株)KADOKAWA 
監修:LEC東京リーガルマインド
発行日
2021年12月10日
フルカラー
付録
ネットサービス
著者
水野健
ISBNコード
978-4-04-605546-0

※2022年6月23日まで50%オフ、¥817です!!


◆『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書 2022年度版』は発行が2021年12月10日。前年度版より15日早くなりました。

著者は資格スクールの雄・LECのエース講師である水野健先生(テレビチャンピオン 第1回温泉王で優勝)。

本書の特徴は、「最後まで短時間で読み切りやすいこと」です。

◆読みやすさの理由は3つあります。

ボリュームがとても少ない
②見開き2ページで1単元、文章は左ページのみ800字弱だけ
文章が秀逸

これら3点について見ていきましょう。

『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書 2022年度版』は、とても読みやすい1冊目の宅建教科書

読みやすさの理由その1:ボリュームの少なさ

本書のボリュームは222ページ。情報量をものすごく絞っています。

宅建テキストをページ数で分類すると概ね次の3種類となります(※ページ数はテキスト部分のみ)

  1. 600ページ以内のもの
  2. 700ページ前後のもの
  3. 1200ページほどのもの

1の中でもとりわけコンパクトにまとまっているのがLEC『きほんの宅建士 合格テキスト』。それでもボリュームは500ページ弱(書き込みしやすいよう、余白をかなりとっているせいでもありますが)

一方、本書は『きほんの宅建士 合格テキスト』の半分以下のページ数しかありません。サブテキストとはいえ、ものすごくコンパクトです。

本書の「はじめに」p.4で情報量を絞った理由についてこう述べられています。

「効率よく短期合格するには、知識を理解するインプット用のテキストをなるべく早く通読して全体像をつかみ、いち早く過去問を解いていくことが重要です。過去問を解きながら知識を補っていくという方法が一番要領のよい勉強方法なのです」

著者のねらいは「なるべく早く流して全体像をつかみ」やすい宅建テキストを提供することにあります。

テキストを早々に一周するにはどういう本を作ればいいでしょうか?

何よりも、ページ数を少なくすることが第一です。本書はそのために情報量を絞っています。

宅建合格に不要な情報の最たるものは条文および条文番号。本書でも宅建業法35条・37条、農地法3条・4条・5条以外の条文番号はもちろん書かれていません。宅建士の罰則も3つだけです。不要な情報を絞りつつも「宅建試験の全体をつかむ情報」はきちんと掲載しています。

読みやすさの理由その2:文章の文字数を極力少なくしている

全体のページ数を増やしても、1ページに小さいフォントをぎっしり使って字を詰め込んだら読みにくいことこの上ありません。

本書は基本的に1単元が見開き2ページ。文章は左の1ページだけに留め、右側1ページに重要ポイントをまとめています。

しかも左ページの文字数は800字弱。文章部分の文字数をできるだけ少なくする努力がうかがえます。

800字弱は一般の方でも3分かからずに読める文字量でしょう。

本書の「はじめに」や目次を除いた単元部分は約200ページなので、見開き2ページにかかる時間を5分としても500分程度で本書を1周できてしまいます。
※右ページの重要ポイントは一読しただけじゃ覚えきれませんので、初回はどんどん読み飛ばしてかまわないでしょう。

読みやすさの理由その3:著者の文章が秀逸

読みやすさの理由はもう1つあります。文章が秀逸です。見開き2ページの左側、800字以内の少ない字数という制約のなかで厳選した情報を伝えるべく、文章を練っていることがうかがえます。

例えばゴルフコース。

開発許可でかならず覚えるのが特定工作物です。いくつかある第二種特定工作物にゴルフコースが入っています。

でもゴルフコースにはクラブハウスくらいしか建物がないのに、なぜ特定工作物に入っているのでしょう?

たいていの宅建テキストはもちろんのこと、3冊合計約1200ページと市販宅建テキスト最大頁数を誇るLEC『出る順宅建士合格テキスト』にもその理由は書かれていません(3巻pp.66-67)。

それに対し、本書p.58にはその理由が明確に記されています。※知りたい方は購入してお読みください。わずか1行ではありますが、その1行が重要なのです。

開発許可が苦手な方は本書のpp.58-61をぜひお読み下さい。たった4ページを繰り返し読むだけで開発許可について体系的に理解できるでしょう。

なんとなく宅建マンガから始めるなら『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書 2022年度版』を選ぼう

◆本書は他の多くの宅建テキストとは一線を画しています。

それは、本書が「宅建士試験の全体像をつかみやすくする」ことに主眼を置いた宅建「テキスト」だからです。

本書の「はじめに」で著者はこう語っています。

「ほかのテキストと異なる点は、通常の取引の流れに従って試験の知識の全体像をつかめるように構成している点です。
 法律という学問と実務は異なることが多いため、実際の仕事の流れになるべく沿って作成してみました。これは、仕事のどの場面で必要な話なのかを理解しながら勉強したほうが、イメージをもちやすいからです。」

目次の章立ても宅建業の「仕事の流れ」になっています。 

  • 第1章 宅建業を始める
  • 第2章 物件を調査する
  • 第3章 媒介契約を締結する
  • 第4章 営業活動
  • 第5章 重要事項説明書
  • 第6章 売買契約
  • 第7章 契約上の重要知識

一般的な宅建テキストに慣れている受験生は面食らうかもしれませんが、これから宅建合格を目指す方、とりわけ宅建業を目指す初学者にとってはむしろ好都合でしょう。

◆多くの宅建テキストをレビューしてきたブログ管理人の目から本書を位置づけるとすれば、『ゼロからスタート!水野健の宅建士1冊目の教科書』は宅建マンガに取って代わる存在と言えます。

宅建マンガは宅建士試験全体で扱う範囲を短時間でざっくりつかむのに役立ちます。マンガ形式という読みやすさによる効果が大きいからです。

しかしながら、宅建マンガの中にはセリフの吹きだしに専門用語を小さい字でこれでもか詰め込んでいるものが見受けられます。

マンガというデザイン上の制約のためなのでやむを得ないことではありますが、読みやすさという点で読者の視覚に負担がかかってしまいます。

宅建テキストが決まっていて、それとリンクしている宅建マンガを選ぶなら、多少読みにくくても副読本として機能するでしょう。

一方、明確な理由がなく、なんとなく宅建マンガから勉強してみようという受験生には宅建勉強の最初の1冊として本書をおすすめします

本書は他の多くの市販宅建テキストを同じくA5サイズですが、ページ数が少ないため携行しやすいです。常に持ち歩ける宅建副読本として基本知識のインプット・確認に役立ちます。

◆ここまで本書のメリットをお伝えしてきましたが、これ1冊ではテキストとしては情報量が絞り込まれすぎです。

本書で宅建士試験の全体をつかんだら、次の宅建テキスト・問題集・過去問題集に移行しましょう。スムーズにステップアップできると思います。逆にテキストの文章でイメージをつかみにくい箇所は本書を参照し直しても良いでしょう。

 

著者の水野先生は、本書についてご自身のブログで「はじめの1冊ではなくフルカラーの図表なので最後のまとめ、覚え込みとして使えるテキストとなってます」とおっしゃっています。

とはいえ、10時間かからず宅建試験全体を把握できる本書はやはり「はじめの1冊」に適しています。また、水野先生の言うとおり「最後のまとめ」にも使えます。

Kindle版をスマホ・タブレットにダウンロードしておいて、いつでもどこでもチェックするのに使っても良いかもしれません。

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